【ジブリ】『もののけ姫』声優まとめ!アシタカ、サンを演じたふたりは他のジブリ作品にも出演!
宮崎駿監督による長編アニメーション映画『もののけ姫』の声優陣をまとめました!スタジオジブリ作品では、プロの声優を起用しないなど、キャラクターの声にもこだわりが詰まっているんです。一方で、「ジブリのキャラは棒読み」なんていう感想も少なくありません。もののけ姫の評判はどうだったのでしょうか。この記事では『もののけ姫』の声優陣について、あらすじと一緒にご紹介します!
こんにちは、Reneです。
今回は、アニメーション界の巨匠として世界中から注目される宮崎駿監督が手掛けた『もののけ姫』の声優をご紹介します!
アシタカ役を務めた松田洋治といえば、スタジオジブリの原点と言われる「風の谷のナウシカ」でアスベルを担当していたりと、長年にわたってジブリとタッグを組んでいたりします。
声優とキャラクター紹介に加えて、あらすじについてもまとめましたので、ぜひチェックしてみてくだいさい!
- ◆アシタカ(声優:松田洋治)
- ◆サン/もののけ姫(声優:石田ゆり子)
- ◆エボシ御前(声優:石田裕子)
- ◆トキ(声優:島本須美)
- ◆モロの君(声優:美輪明宏)
・もののけ姫の声優:ジブリの声優キャスティングに関するこだわり
・『もののけ姫』のあらすじ
・もののけ姫の声優:歌にも注目
- イメージソング「もののけ姫」
- 挿入歌「もののけ姫」
もののけ姫の声優:主要キャラクターと演じた俳優
まずは、長編アニメーション『もののけ姫』でメインキャラクターを務めた声優についてご紹介します。
他のジブリ作品への登場履歴にも注目してみてくださいね。
◆アシタカ(声優:松田洋治)
物語の主人公を演じたのは、俳優・声優として幅広く活動している松田洋治さん(1967年10月19日生まれ)。
1974年に子役デビューを果たし、現役で活動をしています。
1983年公開の『風の谷のナウシカ』でアスベルを演じた松田さんは、当時の記憶はあまり残っていないとインタビューで答えています。
それから13年後、彼を主人公アシタカ役に抜擢したのは、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏でした。
理由は「松岡の舞台ポスターを見たから」と簡潔に答えていますが、「風の谷のナウシカ」から13年間、舞台役者として精を出した努力が、人相に現れ起用してもらえたと松田さんは捉えているとのことです。
本編では、人間の中で唯一、自然との共存を試みる立場として森を破壊する人間と怒りを露わにする神々の間で奮闘する力強いアシタカが見られます。
◆サン/もののけ姫(声優:石田ゆり子)
ヒロインを演じたのは、女優・エッセイスト・ナレーター・タレントとしてマルチで活動している石田ゆり子さん(1997年10月3日生まれ)。
1988年に女優デビューを果たし、現役で活動をしています。
人間を憎む怒りに満ちた口調から森の生き物へ語りかける優しい口調まで、幼い少女さながらに演じています。
また、アシタカの許嫁・カヤも演じ、一人二役をこなしています。
過去には、ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」のオキヨ役の声優を務めています。
◆エボシ御前(声優:石田裕子)
サンと敵対するエボシ御前を演じたのは、女優として活動している田中裕子さん(1955年4月29日生まれ)。
1979年に女優としてデビューし、現役で活動しています。
本編では、男社会で虐げられてきた女性たちがのびのびと暮らせる生活を作り出し、人間がより豊かになるための理想を掲げリーダーシップを発揮しています。
誰もがついて行きたくなるような揺るぎない発言に注目です。
『もののけ姫』以外には、『ゲド戦記』のクモを演じた経歴を持っています。
◆トキ(声優:島本須美)
エボシが率いるタタラ場で働く女性・トキを演じたのは、声優・女優・ナレーターとして活動している島本須美さん(1954年12月8日生まれ)。
1979年に声優デビューを果たし、現役で活動をしています。
『風の谷のナウシカ』のオーディションで見事主演のナウシカに抜擢され、『もののけ姫』でトキ、『となりのトトロ』でさつきとめいと母親を演じるなど、宮崎作品に声優として多くの貢献をしています。
◆モロの君(声優:美輪明宏)
サンの育ての親である山犬・モロの君を演じたのは、歌手・演出家・俳優・霊能者として活動している美輪明宏さん(1935年5月15日生まれ)。
1967年に俳優デビューを果たし、現役で活動しています。
『もののけ姫』で務めたモロの君では、東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞しています。
セリフはメインキャラクターと比べると少ないですが、一言一言にずっしりと重みがあり、親として、森の神としての威厳が全面に溢れていました。
『もののけ姫』以外には、『ハウルの動く城』で荒地の魔女の声優を務めています。
もののけ姫の声優:ジブリの声優キャスティングに関するこだわり
初期のジブリ作品では、多くの声優が起用されていましたが、1992年公開の「紅の豚」から徐々に声優の起用がなくなり、代わりに俳優や女優といった演技派の起用が一般的になります。
宮崎監督自身「声優の演技は不自然だから」という言葉を放ち物議を醸していますが、ジブリのキャスティングに”声の存在感”はあまり重視されていないようです。
それ以上に大切なのが”演技力”と”雰囲気”です。
登場するキャラクターと素顔が似ている人物を選んでいるようですね。
『もののけ姫』のあらすじ
遥か昔、深い森に覆われそこには太古の神々が住んでいました。
ある日、平和に暮らしていたアシタカの住む村を、突然タタリ神が襲います。
アシタカは村を救うため、「タタリ神に手を出すな、呪いをもらうぞ」という村人の忠告を無視してタタリ神を倒します。
しかしその際、腕に絡みついタタリ神の触手から呪いの痣が残ってしまいました。
村の婆・ヒイ様は、死んだタタリ神の体に残されたひとつの”ツブテ”にタタリ神の憎しみの元凶であるのかもしれないということ、タタリ神がやってきた西の方で何か災いが起きているのかもしれないと語ります。
アシタカは呪いが全身に広がって死ぬのをただ待つより、呪いを断つ道を見つけようと、村を去り旅に出ることを決めます。
西へ向かう道中、アシタカはジコ坊という男から生と死を操れる”シシ神”の存在を聞かされます。
そして川でケガ人を救出し、彼らを村へ送っていったことから、アシタカはタタラ場にたどり着きます。
そこは森の木々を伐採し人が住むための土地開発を進めており、森を守ろうとする古い神々と人間が争いを繰り広げていました。
その先頭に立っていたのは、山犬に育てられた人間の少女・サン。
人間がより豊かな暮らしをするために開発を進める村のリーダー・エボシと、神聖な森を守りたいサン、そして不死の力を持つと言われるシシ神の首を狙う新たな集団が交わり、波乱の展開を迎えることに...。
もののけ姫の声優:歌にも注目
作品ごとに名曲を生み出すジブリ映画ですが、『もののけ姫』は特に主題歌やオリジナルスコアも高い評価を受けた作品です。
あの名曲を作曲・歌ったのは誰なのかもチェックしておきましょう。
イメージソング「もののけ姫」
歌:米良美一
作詞:宮崎駿
作曲:久石譲
長編アニメーション映画『もののけ姫』のイメージソングとなったのは、米良美一が歌う「もののけ姫」です。
米良美一が出したメジャーデビュー曲「母の唄」に感銘を受けた宮崎監督がオファーし、実現しました。
個性的な声質が、もののけ姫の不思議な世界観にマッチしています。
「もののけ姫」は弓術に長けたアシタカと剣術に長けたサンが思い合っている内容とが歌詞となっています。
「もののけ姫(ヴォーカル)」と「もののけ姫(ヴォーカル エンディング)」と2種類リリースされています。
挿入歌「もののけ姫」
作曲:久石譲
『もののけ姫』のサウンドトラックは、「もののけ姫(ヴォーカル)」「もののけ姫(ヴォーカル エンディング)」を含めて33曲で構成されています。
作曲は、全てジブリファンにはお馴染みの久石譲氏です。
33曲の中でも「アシタカせっ記」「「旅立ち〜西へ〜」「アシタカとサン」は、一般的に知られている曲ではないでしょうか。
聞いているだけで懐かしさと深緑の森が想像できてしまう音楽ばかりです。
まとめ
宮崎駿による長編アニメーション『もののけ姫』の声優をご紹介しました!
ジブリ作品のあのキャラクターと同じ人だったのか!という発見はありましたでしょうか?
意外な役の繋がりを見つけると、より一層作品の深みが増しますよね。
ぜひ、声優さんや挿入歌などにもチェックしてみてください!
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