【ジブリ】『風の谷のナウシカ』声優まとめ!ナウシカ、アスべルを演じたふたりは他のジブリ作品にも出演!
宮崎駿監督による長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』の声優陣をまとめました!スタジオジブリ作品では、一人の声優さんが他の作品に出演したりと常連声優が多いですよね。今回は、声優陣について、あらすじと一緒にご紹介します! ナウシカ、アスべルを演じたふたりは他のジブリ作品にも出演しているなどのトリビアも!
こんにちは、Reneです。
今回は、スタジオジブリ創立前に制作された宮崎駿監督の手掛ける『風の谷のナウシカ』の声優をご紹介します!
ナウシカ役を務めた島本須美さんといえば、その後のスタジオジブリ作品にも登場していて、ジブリ作品の常連声優さんだったりするんです。
声優とキャラクター紹介に加えて、あらすじについてもまとめましたので、ぜひチェックしてみてくだいさい!
- ナウシカ(声優:島本須美)
- アスベル(声優:松田洋治)
- ユパ・ミラルダ(声優:納谷悟朗)
- クシャナ(声優:榊原良子)
- クロトワ(声優:家弓家正)
- その他のキャラクター声優
・『風の谷のナウシカ』あらすじ
・『風の谷のナウシカ』の曲
- イメージソング「風の谷のナウシカ」
- 挿入歌「ナウシカ・レクイエム」
『風の谷のナウシカ』の声優
まずは、長編アニメーション『風の谷のナウシカ』でメインキャラクターを務めた声優についてご紹介をします。
他のジブリ作品とのつながりにも注目してみてくださいね。
ナウシカ(声優:島本須美)
物語の主人公ナウシカを演じたのは、声優・女優・ナレーターとして幅広く活動している島本須美さん。
1954年12月8日生まれ、1979年に声優デビューを果たし、現役で活動をしています。
島本さんは『風の谷のナウシカ』の制作が開始された1983年からさかのぼること4年、1979年に高畑勲監督シリーズ『赤毛のアン』のアン役のオーディションで最終審査まで残ります。
最終結果は不合格でしたが、この時にスタッフとして在籍していた宮崎駿氏の目にとまり、宮崎監督の長編アニメデビュー作となる『ルパン三世カリオストロの城』の声優に抜擢。
その後、『風の谷のナウシカ』のオーディションで、主人公を勝ち取ります。
他に出演しているスタジオジブリ作品は、『となりのトトロ』でさつきとめいの母親役。
『もののけ姫』でトキ役を務めており、宮崎駿監督の作品に大きく貢献しています。
アスベル(声優:松田洋治)
ペジテ市の王子・アスベルを演じたのは、声優・俳優として活動している松田洋治さん。
1967年10月19日生まれで、1974年に子役デビューを果たし、以降現役で活躍されています。
アスベル役を演じた当時は16~17歳だった松田さん。
『風の谷のナウシカ』のアスベルを演じたことは、あまり記憶に残ってないと後にインタビューで答えています。
当時、スタジオジブリが設立前であったこともあり、特別な感覚はなかったようですね。
『風の谷のナウシカ』公開から13年後、ジブリの知名度も広く浸透した1997年に『もののけ姫』の主人公・アシタカ役でジブリ作品に戻ってきています。
ユパ・ミラルダ(声優:納谷悟朗)
ナウシカの師匠で腐海の謎を解くため旅をするユパを演じたのは、声優・俳優・ナレーター・演出家として活躍した納谷悟朗さん。
1929年11月17日生まれ、1951年に舞台役者としてデビューし、2013年3月5日に惜しくも他界されました。
『風の谷のナウシカ』以外には、『ルパン三世』の銭形警部、『宇宙戦艦ヤマト』の沖田十三艦長など数々の人気アニメーションキャラクターを演じた経歴を持っています。
クシャナ(声優:榊原良子)
トルメキア帝国の冷血美人な皇女クシャナを演じたのは、声優・女優・ナレーターとして活動している榊原良子さん。
1956年5月31日生まれ、1982年に声優デビューを果たし、現役で活躍されています。
『風の谷のナウシカ』以外には、『機動戦士Zガンダム』のハマーン・カーン役、『機動警察パトレイバー』の南雲しのぶ役などで知られるベテラン声優のひとりです。
クロトワ(声優:家弓家正)
トルメキア帝国の軍人で皇女クシャナの側近として動くクロトワを演じたのは、声優・俳優として活躍した家弓家正さん。
1933年10月31日生まれ、1956年に声優デビューを果たし、2014年9月30日に惜しくも他界されました。
日本のアニメ以外に洋画の吹替でも知られ、フランク・シナトラやクリストファー・リー、デヴィッド・キャラダインなどの吹替を担当しました。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでクリストファー・リー演じるサルマンの吹替は、多くの人が聞いたことがあるかも?
その他のキャラクター声優
ジル(声優:辻村真人)
オオババ(声優:京田尚子)
ミト(声優:永井一郎)
ゴル(声優:宮内幸平)
ギックリ(声優:八奈見乗児)
ニガ(声優:矢田稔)
ラステル(声優:冨永みーな)
ペジテ市長(声優:寺田誠)
ラステルとアスべルの母(声優:坪井章子)
『風の谷のナウシカ』あらすじ
「火の7日間」と呼ばれる人間たちの壮絶な戦争によって、大地は焼け野原となり、かつての地球の姿はなくなってしまいました。
生態系は変化し、酸素を出してきた植物たちは「瘴気(しょうき)」を発生させるようになります。
人間やその他の多くの生き物にとって瘴気は猛毒で、ガスマスクなしでは生きられない世界へと変貌してしまいます。
瘴気で覆われた森「腐海(ふかい)」が生まれ、人々の生活を脅かすのでした。
腐海で人は生きることができず、「蟲(むし)」と呼ばれる巨大生物だけが生息するようになります。
1000年の月日が経ち、多くの国が衰退していく中、酸に塗れた海から吹く風によって腐海に飲み込まれずにいる風の谷では、人々が蟲と互いの境界線を守りながら穏やかな暮らしをしていました。
風の谷の族長ジルの娘・ナウシカは、村の人々からの人望が厚く、また、腐海に住む蟲たちとも心を通わせることができる不思議な能力を持っていました。
ある日、大量の蟲に覆われた輸送船が風の谷のすぐ近くに墜落しました。
それはトルメキア帝国のもので、かつての「火の7日間」で全てを焼け野原にしたと言われる伝説の兵器「巨神兵(きょしんへい)」が運ばれていたのです。
トルメキア帝国の皇女クシャナは、巨神兵の輸送を諦め、風の谷で巨神兵を修復することを決定。
ナウシカは捕虜となり、風の谷の村人はトルメキアの支配下に置かれることになります。
トルメキア帝国の思惑は「巨神兵を使い腐海を破滅させ再び人間の文明社会を取り戻す」というものでした。
蟲と人間の共存を願うナウシカは、トルメキア帝国へ抵抗を始めます……
▼より詳しいあらすじはこちら!
・【ネタバレあり】風の谷のナウシカのあらすじまとめ!テトに関する小ネタや宮崎駿監督が語ったトリビアも!
『風の谷のナウシカ』の曲
最後に、映画『風の谷のナウシカ』の曲に関する情報を2つご紹介します。
イメージソング「風の谷のナウシカ」
長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』のイメージソングとなったのは、俳優の安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」です。
安田成美さんは「風の谷のナウシカ」イメージガールオーディションにて7500人の中からグランプリに選出され、映画のイメージソングとして「風の谷のナウシカ」をリリースします。
この曲は本編で流れることはないものの、歌の歌詞は映画の内容に沿ったものになっています。
当時はオリコンチャートのトップ10入りを果たすほどの人気ぶりでした。
挿入歌「ナウシカ・レクイエム」
『風の谷のナウシカ』といえば、女の子が歌う「ラン・ランララ・ランランラン〜」という曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
この曲は「ナウシカ・レクイエム」という曲で、作曲はジブリ音楽でお馴染み久石譲氏。
歌っているのは当時4歳だった久石譲氏の娘さんです。
当初は男性ソプラノ歌手に歌ってもらおうと考えていた久石譲氏でしたが、現場にいた娘に歌わせてみたところそれが気に入り、宮崎監督も了承したことがきっかけで本編で使われることとなりました。
まとめ
宮崎駿による長編アニメーション「風の谷のナウシカ」の、声優紹介をあらすじ、歌と共にご紹介しました!作り手側を知ることで一層、作品の深みは増しますよね。ぜひ、声優さんや挿入歌などにもチェックしてみてください!
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