【魔女宅】魔女の宅急便のあらすじ&ネタバレまとめ!キキとトンボにまつわるトリビアも!
スタジオジブリのアニメーション映画『魔女の宅急便』のあらすじをネタバレ込みで解説!魔女のキキと黒猫のジジが、魔女のいない世界へと向かいます。トンボと出会い惹かれていくキキは、ある日突然魔法が使えなくなってしまいます!ジブリの名作『魔女の宅急便』について、あらすじだけでなく主要な登場キャラクターもまとめました。あらすじ以外にも、キキとトンボの恋の行方も注目!
こんにちは、黒猫を飼っているナカジです。
今回はスタジオジブリの名作アニメ「魔女の宅急便」のあらすじをご紹介します。
1989年に公開され、30年以上経った現在も愛され続ける名作アニメ映画「魔女の宅急便」。
今なお地上波テレビでも放送される機会も多く、まさに国民的アニメ映画と言っても過言ではないですよね。
主人公キキのマネをしてホウキにまたがったことがある人も多いのではないでしょうか?
この記事では今なおファンが多い「魔女の宅急便」のあらすじをご紹介します。
・魔女の宅急便のあらすじ:キキの旅立ち
・魔女の宅急便のあらすじ:パン屋で宅急便をするキキ
・魔女の宅急便のあらすじ:ウルスラとの出会い
・魔女の宅急便のあらすじ:トンボとのすれ違い
・魔女の宅急便のあらすじ:トンボとの仲直り
・魔女の宅急便のあらすじ:弱まる魔法
・魔女の宅急便のあらすじ:ウルスラの小屋でお泊まり会
・魔女の宅急便のあらすじ:老婦人のケーキ
・魔女の宅急便のあらすじ:トンボ救出劇
・魔女の宅急便のあらすじ:トリビア
魔女の宅急便のあらすじ:登場人物
キキ
主人公のキキは13歳の女の子。
魔法使いの修行中で、大きな赤いリボンと黒いワンピースがおきまりのスタイルです。
トンボからは「魔女子さん」と呼ばれています。
・【ジブリ】映画『魔女の宅急便』に登場する”キキ”を徹底解説!声優は誰?魔法が使えなくなった理由は?
トンボ
コリコで暮らすトンボは、自力で空を飛ぶことに憧れる少年。
魔法で空を飛ぶことができるキキに興味を持っています。
仲間と人力飛行の飛行機を作っており、街に不時着した飛行船にも興味津々です。
・【ジブリ】映画『魔女の宅急便』に登場する”トンボ”を徹底解説!本名や年齢、プロペラ付き自転車について
ジジ
ジジはキキの相棒の黒猫です。
キキは魔法でジジと話すことができます。
ちょっと生意気ですが、いつもキキを励ましてくれる存在です。
・【ジブリ】映画『魔女の宅急便』に登場する”黒猫・ジジ”を徹底解説!声優は誰?話せなくなった理由は?
おソノさん
おソノさんはパン屋の女将さん。
赤ちゃんのおしゃぶりを拾ってくれたキキを気に入り、パン屋の屋根裏を部屋として提供します。
コリコの街で彼女を温かく見守ってくれる大人の一人です。
ウルスラ
ウルスラは森のアトリエで一人絵を描いている、画家志望の女の子。
キキが配達中に落としたぬいぐるみを拾ったことで友達になります。
マイペースですが、魔法が使えなくなって落ち込む彼女を励ましてくれる存在です。
コキリ
コキリはキキのお母さん。
彼女もまた魔法使いで、魔法使いを目指す娘を送り出します。
オキノ
オキノはキキのお父さんです。
魔女や妖精について研究している学者さんです。
魔女の宅急便のあらすじ:キキの旅立ち
主人公のキキは魔女の血を継ぐ一族の出身。
13歳になったキキは一族の教えに従って、1年間の修行をして魔女になるため、黒猫のジジと一緒に他の魔女がいない街を探し始めます。
母親から受け取ったほうきと、父親にもらったラジオをもち、友達に見送られながら旅立ちます。
「ゴーゴー、キキ!ゴーゴー、キキ!」のコールを受け、木にぶつかりながらも出発しました。
お父さんのラジオで「ルージュの伝言」を聴きながら飛んでいくと、占いができる魔女の先輩に出会い、曲を止めさせられます。
そこに突然嵐がやってきて、2人は貨物列車に降り立ち雨宿りをすることに。
干し草で眠ってしまったキキは、牛に足を舐められ目を覚まします。
そのとき窓の外にキキが見たのは、「海」と「コリコの街」でした。
時計塔がある街並みにワクワクしていましたが、街の人の反応は都会らしく冷たいものでした。
街中を飛んでいたキキはバスにぶつかりそうになり、あやうく交通事故を起こしかけ、警察官に声をかけられます。
しかし、ほうきで空を飛ぶ魔女に興味津々のトンボという少年に助けられます。
トンボは「泥棒―!」と警察官の注意をそらしキキを助けますが、しつこく質問攻めにしたためキキに嫌われ置いて行かれます。
魔女の宅急便のあらすじ:パン屋で宅急便をするキキ
キキはお客さんの忘れ物のおしゃぶりを代わりに届けたことでおソノという女性に気に入られ、彼女の営むグーチョキパン店の屋根裏に居候することに。
そして、ホウキで空を飛ぶ能力を活かして宅急便をスタートしました。
最初の配達は、カゴに入ったジジに似た黒ネコのぬいぐるみを誕生日の男の子に届けること。
途中で森にぬいぐるみを落としてしまったキキは、慌ててジジにぬいぐるみのふりをさせカゴを届けます。
魔女の宅急便のあらすじ:ウルスラとの出会い
森でぬいぐるみを探していくなかで、絵描きのウルスラに出会います。
ぬいぐるみを返してもらいましたが、首のところがほつれてしまっていました。
ウルスラが直してくれている間、キキは小屋の掃除を手伝います。
無事にぬいぐるみが戻り、ジジの元へと急ぎました。
男の子の家の犬ジェフに助けられ、ジジの救出に成功したのです。
魔女の宅急便のあらすじ:トンボとのすれ違い
キキが店番をしていると、パーティーの招待状を持ったトンボが現れます。
6時に迎えに来ると言い残し、去っていくトンボ。
急いで配達を終わらせようとしますが、老婦人の家でトラブルが。
電気オーブンの調子が悪く、孫の誕生日にと作ったニシンのかぼちゃの包み焼きが焼けないと言うのです。
キキは薪のオーブンで焼くのを手伝い、雨の中ギリギリで配達をします。
しかし、老婦人の孫である若い女性は贈り物を喜ばず、「私このパイ嫌いなのよね」とそっけない態度をとりました。
店に戻った彼女は、迎えにきていたトンボの後ろ姿を見つけますが、服もビショビショだったため声をかけずにトボトボと部屋に戻りました。
翌日キキは風邪をひき寝込んでしまい、おソノさんにミルクがゆを作ってもらいます。
魔女の宅急便のあらすじ:トンボとの仲直り
回復したキキに、おソノさんが配達を頼みます。
配達先はトンボの家でした。
トンボは自慢のプロペラ付き自転車を見せ、2人はその自転車で不時着した飛行船を見に行くことに。
海沿いを駆け抜ける自転車は勢い余って浮かび上がり、2人は芝生に転げ落ちて大笑い!
飛行船を見ながら話しているうちに距離が縮まったキキとトンボですが、そこにトンボのイケイケの友達が現れます。
複雑な心境のキキは、トンボの飛行船の中を見に行くと言う誘いを断り、仕事があるのと去っていきます。
魔女の宅急便のあらすじ:弱まる魔法
落ち込むキキは部屋に戻りますが、なぜがジジの言葉がわかりません。
突然のスランプに焦ったキキは、ほうきで飛ぶ力を確かめに丘へ行き、何度もなんども飛んでみます。
しかし転げ落ちるばかりで、とうとう飛ぶことができなくなってしまいました。
ほうきも折ってしまい、やむなく宅急便を休業することに。
魔女の宅急便のあらすじ:ウルスラの小屋でお泊まり会
街に来ていたウルスラが、キキの元を訪ねます。
スランプだと言う話を聞いたウルスラは、自分の小屋に泊まりに来るように言います。
小屋でウルスラの描いた大きな絵を見て感動するキキ。
ウルスラも絵が描けなくなることがあると聞いて、ジタバタするしかないと言う言葉に励まされます。
魔女の宅急便のあらすじ:老婦人のケーキ
翌日、老婦人に呼ばれて家を訪れたキキは、自分のために焼かれたケーキを受け取ります。
「これをキキという人に届けてほしいの」といわれ驚きます。
先日のお礼だと言われ、ついでに誕生日を聞いてきてほしいと粋なお願いをされます。
魔女の宅急便のあらすじ:トンボ救出劇
すると老婦人の家のテレビに、飛行船が風に煽られているという中継が飛び込んできました。
飛行船を支えていたロープが切り離される中、そのひとつにトンボがぶら下がっているのです!
キキは急いで街へ向かい、そこらへんにいたおじいさんのデッキブラシを借りて飛ぶことを試みます。
魔法が使えなくなっていたキキは集中!
ふらつきながらもなんとか飛行船に近づきます。
トンボはあと少しのところで握力が限界になり落ちてしまいますが、危機一髪のところでキキが救出します。
2人は喝采を浴び、その様子はテレビ中継で街の人を沸かせるのでした。
その後キキは両親に手紙を送り、この街が好きだということ、少し自分に自信がついたことを伝えて物語は終わります。
魔女の宅急便のあらすじ:トリビア
最後に、「魔女の宅急便」に関するトリビアをご紹介しましょう。
これを知っていると、また違った見え方が楽しめますよ。
①原作ではキキとトンボが結婚する
「魔女の宅急便」はスタジオジブリのオリジナルストーリーではなく、原作があります。
原作となっているのは角野栄子作の児童文学書「魔女の宅急便」です。
実は原作小説の「魔女の宅急便」は全6巻、特別編が2巻の合計8巻が刊行されています。
1985年から2017年まで、なんと32年かけて完結したんですよ。
スタジオジブリが映画化したのは、原作小説のうち第1作の前半部分です。
原作小説ではその後、キキとトンボが結婚して双子の子供が生まれます。
キキとトンボの子供たちも、魔法使いの道に進むかどうかで悩んだりするんですよ。
②舞台のモデルはスウェーデン
魔女の宅急便の舞台となっているのは「コリコ」という街です。
ヨーロッパ風の建築と、海が見える景色がとても素敵ですよね。
宮崎駿監督によると、魔女の宅急便は「二度の大戦を経験しなかった平和なヨーロッパが舞台」なのだそうです。
このコリコは物語に登場する架空の場所で、実在しません。
しかしコリコの街は、実際にヨーロッパにある街をモデルにデザインされています。
スタジオジブリがコリコの参考としたと明言しているのは、次の通りです。
ストックホルム市街/スウェーデン
ゴットランド島ヴィスビー地区/スウェーデン
物語のクライマックスに登場する時計塔のモデルと思われるものはストックホルム市街にあります。
また、トンボとキキが自転車に乗って坂を駆け下りるシーンやパン屋のある街並みはヴィスビーが参考にされていますよ。
③「宅急便」は実は登録商標
作品タイトルの「魔女の宅急便」に使われている「宅急便」は、実は映画の製作前からクロネコヤマトでおなじみヤマト運輸が商標登録していました。
そのため映画化にあたってジブリはヤマト運輸にタイトルの使用許可と、スポンサーになってほしいという相談をしたんだそう。
相談を受けたヤマト運輸は、映画に黒猫のジジが登場することもあり、クロネコヤマトの宣伝にもなると考えてこれを了承したんだそうです!
まとめ
スタジオジブリの名作アニメ「魔女の宅急便」のあらすじについてお届けしました。
何度でも見たくなる名作、あらすじを踏まえ、ぜひいろんなシーンに注目して見てみてくださいね♪
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