【完全版】ジブリ映画の名言ランキングTOP20!口に出したくなるあのセリフから人生の教訓まで!

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    スタジオジブリの映画作品から、心に刻みたい名言を20種類をランキング形式でご紹介します。老若男女、それぞれが違った捉え方のできるアニメーション映画を数多く世に送り出してきたスタジオジブリ。それぞれの言葉に込められた意味や考察も一緒に解説してきますので、ぜひいくつか覚えていってくださいね!

    こんにちは、Reneです。

    何年経っても色褪せることのない名作を生み出しているスタジオジブリの作品は、たくさんの名言セリフが誕生しています。

    今回は、セリフを聞いただけでその場面が頭に浮かぶようなものから、人生の教訓になるものまで、様々な名言セリフを独断でランキング形式にしてみました。
    では、早速みていきましょう!

    第20位「手ェ出すならしまいまでやれ!」

    釜爺
    出典:公式サイト
    釜爺

    『千と千尋の神隠し』で、ススワタリが重い石炭を辛そうに運んでいるのを見た千尋が助けようとした時に、釜じいから投げかけられる言葉です。

    たとえ善意であっても、得意でないことであっても、自分が引き受けたことは最後まで責任を持ってやり遂げることが大事だと気付かされます。

    第19位「まっくろくろすけ出ておいで〜、出ないと目玉をほじくるぞ」

    まっくろくろすけ/となりのトトロ
    出典:公式サイト
    まっくろくろすけ/となりのトトロ

    小さい頃に何度も『となりのトトロ』を観てきた人なら、お馴染みのこのセリフ。
    新しい引っ越し先であるおんぼろ屋敷は、お化けが出そうな不気味さがありました。

    わざと明るく大きな声を出して、怖い気持ちを紛らわす子どもらしい一面が垣間見えたシーンです。
    暗闇や静かな場所で恐怖を感じたら、さつきとめいを見習って、大きな声で楽しそうにしてみてはどうでしょう?

    第18位「女は度胸だ、お前たち、援護しな」

    シータ救出に向かうパズーとドーラたち/天空の城ラピュタ
    出典:公式サイト
    シータ救出に向かうパズーとドーラたち/天空の城ラピュタ

    『天空の城ラピュタ』の一番の見どころともいえるシータ救出劇で、ドーラが言い放つこのセリフは、「男は度胸、女は愛嬌」のことわざをもじっています。
    大胆な戦略で敵に挑み、窮地に追いやられても冷静で素早い判断を下す姿は、誰もがついていきたくなりますよね。

    「女性らしさ」の固定概念を良い意味で壊したドーラのセリフは、男女平等社会を目指す現代女性の強い味方です。

    第17位「バルス」

    シータとパズーが「バルス」を唱えるシーン
    出典:公式サイト
    シータとパズーが「バルス」を唱えるシーン

    『天空の城ラピュタ』を観たことがない人でもなぜか知っているこの言葉。

    天空の城ラピュタが地上波放送される際に、クライマックスでパズーとシータが声を揃えて唱える呪文を発する場面に合わせてTwitterで「バルス」と呟く「バルス祭り」が日本では流行り、社会現象となりました。

    この社会現象には、「タニタ」「シャープ」「カルビー」などの名だたる企業の公式アカウントが便乗して日本全体で盛り上がりを見せました。

    次回の地上波放送での注目度がどうなるのか、楽しみなところです。

    第16位「大きくなったら、私の髪もお母さんのようになる?」

    お母さん、さつき、メイ/となりのトトロ
    出典:公式サイト
    お母さん、さつき、メイ/となりのトトロ

    姉であるさつきが母親に向かって言うこのセリフ。
    『となりのトトロ』をよく観ていると、お父さんとさつき、お母さんとメイの前髪が似ていることが分かります。
    遺伝的には、さつきは父親の髪の毛を受け継いでいることになります。

    加えて、メイの髪色が茶色いことから、色素が薄く髪の毛一本一本が細く、サラサラしていることが想像できます。
    お母さんは、入院中にも関わらず長い髪の毛を一つに結いていることから、髪の毛が絡まりにくくサラサラしているのではないでしょうか。

    一方、ショートヘアでありながらも、後ろ髪にボリュームがあり、お父さんの剛毛でモサッとした髪が遺伝しているさつき。
    大好きなお母さんのサラサラした髪の毛に憧れているさつきの可愛らしいセリフです。

    このあとお母さんは、「多分ね、あなたはお母さん似だから」とさつきの髪の毛をとかしながら返事をしています。

    第15位「名を奪われると、帰り道がわからなくなるんだよ。私はどうしても思い出せないんだ」

    ハクと千尋
    出典:公式サイト
    ハクと千尋

    『千と千尋の神隠し』でハクが千尋に対して忠告するシーン。
    湯婆婆は、契約した相手の名前を変えて、本当の名前を忘れさせることで支配していました。

    名前は、生まれた時にそれぞれ授かる自分自身を表す大切な「アイデンティティ」です。
    異なる生い立ちや経験から確立されるアイディンティティを失った人たちは、自分が何者かのか、どこから来たのか、何をしたくてどこを目指しているのか、が分からなくなってしまいます。

    これらが分からなくなってしまっては、夢も目標もなく、目の前にあることをこなすだけの生活になってしまいますよね。
    忙しい日々の中で、会社や社会の秩序に支配されて個性を失っていく大人たちに「自分らしさ」を失わないことの大切さを教えてくれる場面です。

    第14位「好きにさせておけば悪さはしない。森が豊かな印だ」

    ケガ人を助けるアシタカの前に現れたこだま/もののけ姫
    出典:公式サイト
    ケガ人を助けるアシタカの前に現れたこだま/もののけ姫

    『もののけ姫』で、緑あふれる豊かな森に生息する精霊・こだまを見て怯えるタタラの住民にアシタカが投げかけるセリフです。
    人の少ない山や海に行き自然に囲まれると、いかに人間がちっぽけな存在であるのか気づかされます。

    人間があまり立ち入らない領域でも自然は活動していて、流氷や火山の噴火など、遠くから見ていれば美しい景色もいざ目の前にすると恐怖を感じるかもしれませんが、自然も人間同様に生きているだけのこと。

    自然を脅かすことなく、見守っていれば人間の暮らしに危害を加えることはないという話で、たった一言ですが、自然との向き合い方を考えさせられるセリフでした。

    第13位「私が欲しいものは、あなたには絶対にだせない」

    カオナシ
    出典:公式サイト
    カオナシ

    『千と千尋の神隠し』で、千尋の欲しいものをあげようとするカオナシに彼女が答えるシーン。
    このセリフからは、2つの意味を読み取ることができます。

    まず、ストーリーラインから読み解くと、千尋が湯屋で働いているのは、「金」のためではなく「両親」のためだったということ。

    次に、隠喩的な部分を読み解くと、「お金で人の喜びや幸せを得ることはできない」「誰かと仲良くする方法は、プレゼントをすることではない」といった教訓が込められています。

    千尋のおかげで湯屋に入ることのできたカオナシは、どうにかして千尋に喜んでもらおうと金をあげようとしますが、千尋は喜びません。

    友達を作る時や家族を想う時、大切なのは何か物を与えることでなく、相手を理解し、自分を曝け出し、心で繋がることだということを教えてくれているのではないでしょうか。

    第12位「大きな街だから、いろんな人がいるさ。でも私はあんたが気に入ったよ」

    行き場のないキキに部屋を貸してくれるおソノさん/魔女の宅急便
    出典:公式サイト
    行き場のないキキに部屋を貸してくれるおソノさん/魔女の宅急便

    『魔女の宅急便』で、小さな田舎町から大都市にやってきたキキに、オソノがかけた言葉です。
    人間が全ての人から愛されることはほぼ不可能ですが、誰かに嫌われたからといって自分が悪い人間と言うことではないのです。

    大繁盛のパン屋で働くオソノもきっと、いろいろなお客さんと出会ってきたのかもしれません。
    時に理不尽なクレームや横暴な態度をとる人たちにも、グッと怒りたい気持ちを我慢して接客してきたのかもしれません。

    それでも毎日買いに来てくれる人たちのために、笑顔でパンを売るオソノの言葉は、キキの胸に響きます。

    第11位「あなたならできるわ。すごい力を持っているもの!だって昔から言うじゃない。一流は場所を選ばないって」

    ソフィーとカルシファー
    出典:公式サイト
    ソフィーとカルシファー

    『ハウルの動く城』で、やる気を無くして自分の仕事を全うしようとしないカルシファーに、ソフィーがかけたこのセリフは、育児や仕事、教育の場面でも使えそうです。

    環境のせいにせずに、自分のポテンシャルを信じてがんばろうという気持ちになれる魔法のような言葉ですよね。

    第10位「昔は、木と人は仲良しだったんだよ」

    草壁一家が引っ越してきた家/となりのトトロ
    出典:公式サイト
    草壁一家が引っ越してきた家/となりのトトロ

    『となりのトトロ』で、立派な木を前にさつきとめいのお父さんが娘たちに言った言葉です。

    かつての人々は、落ちている小枝を使って火を起こしたり、ゴミを燃やしたりして暮らしていましたが、現代では、製紙業や建築業で人々の暮らしをより”豊か”にするため、大量の木が世界中で伐採されているのが現状。

    何百年の歳月を経て大きく育ち、存在しているだけで人々を災害から守り、癒しの効果を与えてくれる木を大切にしようと思わせてくれるセリフです。

    第9位「静かすぎる。こういう時は動かないほうがいい」

    海賊の女頭領として活躍するドーラ/天空の城ラピュタ
    出典:公式サイト
    海賊の女頭領として活躍するドーラ/天空の城ラピュタ

    『天空の城ラピュタ』で百戦錬磨のドーラが言うセリフです。

    親しくない人との沈黙に居心地の悪さを感じたり、捕食動物が息を潜めて獲物を狙ったりと、静寂はどんな騒音よりも騒がしく、恐怖を煽る力があります。

    静けさに違和感を覚えたら、安易に行動を起こさないことが吉です。

    第8位「アレンが怖がっているのは死ぬことじゃないわ。生きることを怖がっているのよ」

    テルー/テハヌー
    出典:公式サイト
    テルー/テハヌー

    『ゲド戦記』でテルーがアレンに言った言葉。
    「死にたい」という彼の思いの本質を突いたようなセリフです。

    誰もが苦痛や迷いから目を背け、現実逃避をしてやり過ごしたことはあるかもしれませんが、生きることに真正面から向き合わなければ、苦しみはいつまでも続くのであると言うことを説いています。

    第7位「飛行機は美しい夢だとその方は言いました。僕は美しい飛行機を作りたい。」

    カプローニと二郎/風立ちぬ
    出典:公式サイト
    カプローニと二郎/風立ちぬ

    『風立ちぬ』の中に登場する、飛行機の設計士を目指す堀越二郎によるセリフです。
    化学や技術の進歩は、人々の暮らしを豊かにする一方で、間違った人の手に渡れば破滅を招く2面性を持っています。

    堀越二郎は、純粋に飛行機が好きで、飛行機設計を目指しますが、二郎が生きていた時代の日本は、戦争を迎える直前であり、二郎の作る飛行機は、人を殺すための道具でしかありませんでした。

    自分の好きなことが人を傷つけてしまうという事実に葛藤する二郎は、飛行機は美しい物だと話す憧れの存在・カプローニの言葉を胸に刻み、飛行機を作りたいという自分の気持ちに正直に生きようと決心する場面です。

    第6位「落ち込むこともあるけれど、私この街が好きです」

    最初はコリコの街に歓迎されないキキ
    出典:公式サイト
    最初はコリコの街に歓迎されないキキ

    『魔女の宅急便』のラストで、キキが両親に宛てた手紙の言葉です。
    不安と期待を胸にひとりで知らない街へ行き、歓迎されなかったり、笑われたりしながらも、優しい人たちと出会い、成長していったキキだからこそ、綴れた言葉なのではないでしょうか。

    失敗したり、うまくいかないことがあっても、大丈夫と励まされた気持ちになれるこの言葉は、本作のキャッチコピーにもなっています。

    第5位「古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じじゃないか。人が生きて、死んでいった記憶を蔑ろにするということじゃないのか」

    カルチェラタン
    出典:公式サイト
    カルチェラタン

    『コクリコ坂から』の、歴史ある学校の施設「カルチェラタン」の取り壊し反対運動に参加している風間俊によるセリフです。
    便利な物で溢れ、欲しいものが簡単に手に入る現代社会において、流行の変化は目まぐるしく、気付いたら少し前の流行りが「古い」といって人々の関心から遠ざかってしまうようになりました。

    しかし、そんな時代になったからこそ考え直したいのが、「過去があるから今がある」というサイクルです。
    常に最先端の物で溢れる暮らしも素晴らしいかもしれませんが、同じ物を長く使い、伝統、歴史として語り継いでいける物を残していく暮らしも素敵ではないでしょうか。

    第4位「たとえどんなきっかけで生まれようと生命は同じです」

    王蟲 風の谷のナウシカ
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    王蟲 風の谷のナウシカ

    『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカは、多くの人が恐れる蟲や動物たちとコミュニケーションを取り、双方が共生できる世界を模索しています。

    人間の暮らしのために、脅かされる大地や海の自然たち。
    動物、昆虫、植物、全ての命ある存在は同じだけの価値があるという意味であり、生命の尊厳や重さについて考えさせられる力強い言葉です。

    第3位「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」

    銭婆
    出典:公式サイト
    銭婆

    『千と千尋の神隠し』で、ハクが盗んだものを返しにやってきた千尋たちに銭婆が語りかけたセリフです。
    何年かぶりにあった友達との思い出話や、幼少期の話を家族から聞いた時、昔のアルバムや写真フォルダを見た時に、その時の出来事を今の今まで忘れていたはずなのに、「あ!」と思い出すことってありますよね。

    私たちが生きるこの瞬間の出来事は、全て心に刻まれているということ、奥に追いやられてしまうから忘れたと思い込んでしまうだけだと気付かせてくれます。

    第2位「みんな笑ってみな。おっかないのは逃げちゃうから」

    嵐の夜を笑い飛ばすお父さん/となりのトトロ
    出典:公式サイト
    嵐の夜を笑い飛ばすお父さん/となりのトトロ

    『となりのトトロ』で、嵐の夜に、家がつぶれないかと心配するめいにお父さんがかけたセリフです。

    怖い時や不安な時、どうしても心がソワソワし始め、しかめっ面になってしまうものですが、そんなことをしていては、恐怖や不安が募るばかりで逆効果。

    ネガティブな気持ちな時、自分に言い聞かせるように笑ってみると、強い気持ちになれたりするものです。
    嫌なことがあった時、泣き出しそうになった時、緊張して震えている時などは、この場面を思い出してみてください。

    第1位「僕はもう十分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。君だ」

    ハウルとソフィー
    出典:公式サイト
    ハウルとソフィー

    『ハウルの動く城』で、真実の愛を知らず、逃げてばかり生きてきたハウルが、ソフィと出会い、愛を知り、逃げずに立ち向かうことを決めた場面。

    愛が何かを知ると、人は自分以外のために命をかけて必死になることができるものです。

    そんな愛の力が垣間見えたロマンティックなセリフを1位に選出しました。

    まとめ

    この記事では、ジブリの名言ランキング30をご紹介しました。
    人生の教訓になるものから、作品の代名詞になるもの、実生活で使ってみたくなるものまで様々です。
    ぜひ、お気に入りのセリフと一緒に本編も楽しんでみてくださいね。

    【完全版】ジブリ映画の名言ランキングTOP20!口に出したくなるあのセリフから人生の教訓まで!

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