ディズニーのおもてなし☆パークやキャストがゲストに配慮する8つの秘密
誰もが楽しい時間を過ごせるディズニー。心地良い時間が流れ、何度も足を運びたくなりますよね。それはディズニーがゲストに配慮した、おもてなしに隠されているかもしれません。
こんにちは!ディズニーへ行った帰り道からすでにディズニーが恋しくなるみーこです。
ディズニーを訪れた方は、楽しいアトラクションやショー、雰囲気の良いパークはもちろん、ディズニーのおもてなしに癒されて帰られる方がほとんどでしょう。
実は、ディズニーにはゲストに気持ちよく過ごしてもらうための、徹底した配慮があるのです。
今回は、普段気づけないディズニーのおもてなしサービスや、ディズニーの計算されたゲストへの細かな配慮について調べてみました☆
ディズニーのおもてなし①ディスアビリティアクセスサービス
ディスアビリティアクセスサービスとは、対象者本人が長時間列に並ぶことが困難な場合に限り、グループ全員が、アトラクションなどの待ち時間を、待ち列以外の場所で待機できるサービスです。
2019年迄、東京ディズニーリゾートでは、ゲストアシスタンスという介助サービスがありました。このカードでは、高齢者や妊婦さんも、自己申告でサービスを受けることができましたが、ディスアビリティアクセスサービスでは、証明書(原本)を提示する必要があります。
◆対象施設
・全てのアトラクション
・キャラクターグリーティング施設
アトラクションでは、グループつき6名(本人+同伴者5名)、キャラクターグリーティング施設では、グループにつき10名(本人+同伴者9名)のご利用ができます。
◆発行の対象となる方
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)、被爆者健康手帳、戦場傷病者手帳、障害福祉サービス利用のための各種受給者証をお持ちの方
ディスアビリティアクセスサービスを利用するには、対象施設もしくは、ディズニーランドでは「メインストリート・ハウス」、ディズニーシーでは「ゲストリレーション」で登録可能です。
また、事前予約はできず当日登録する必要があります。
詳しく知りたい方はこちらから。
・ディスアビリティアクセスサービスについて
ディズニーのおもてなし②ベビーカー&車イスなどのレンタル
ディズニーリゾートでは、お子さま連れの方や、障がいのある方にむけたベビーカー、車イス、電動カート、介助用電動車イスなどの貸し出しサービスがあります。
ディズニーランドではワールドバザール、ディズニーシーではエントランスで借りることができますよ。
・ベビーカー(1人乗り):1,000円
・車イス:500円
・電動カート:2,000円
・介助用電動車イス:1,000円
ディズニーのおもてなし③雨が多い日本の気候にあわせた天井
雨が多い日本の気候に合わせ、ディズニーランドではワールドバザールなどで、「オールウェザーカバー」と呼ばれる全天候型の屋根を使用しています。
世界中で大人気のディズニーですが、海外と比べると日本は梅雨の季節があるので雨が多い国でもあります。
そのため、東京ディズニーランドでは、このような日本の天候を考慮した屋根を設置しているのです。
ディズニーのおもてなし④外からは見えないパーク内
ワールドバザールは、ディズニーランドの玄関口でもあり、これから体験する「夢と魔法の国」への最初の一歩となります。
実は、その前に誰もが必ず通るエントランスは、外からパーク内が見えないつくりになっています。
これは、ゲストの心をエントランスから盛り上げるための演出なのです。
あえて先が見えないようにすることで、ゲストの期待感を高める素敵なしかけなのです☆
ディズニーのおもてなし⑤エントランスに向かって上り坂になっている?
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーともに、エントランスへ向かうにつれて地面に傾斜がついていることをご存知でしょうか?
なぜ、入口が上り坂になっているのかというと、実はゲストが疲れないように配慮された構造なのです。
「入口が上り坂だとなぜ疲れないの?」と疑問に感じますよね。
ゲストにとって入園時はとても気持ちが高揚していて心身ともに元気いっぱい。
テンションがあがっている時は、上り坂になっていてもそれほど辛くありません。
しかし、パークの帰り際はどうでしょうか?
夢の国で思う存分遊びつくし、現実世界に戻らなくてはいけない気持ちからテンションも下がり気味です。
そんな帰り際のゲストの体力や精神面を配慮して、少しでも疲れを減らすためにエントランスは歩きやすい下り坂にしているのです。
ディズニーのおもてなし⑥パーク内の地面は柔らかい?
エントランスの坂に加え、実はあまり気づいている方も少ないのですが、ゲストが疲れないようにパーク内でも色々な配慮がされています。
その1つに、1日中パーク内を歩きまわるゲストのために地面にも工夫がされています。
ゲストが長時間歩き疲れないように、なんとパーク内の地面に衝撃を吸収する素材が使用されているのです。
やはりパーク内では1日歩き続けることが多いので、このようなちょっとした工夫って嬉しいですよね♪
ディズニーのおもてなし⑦システム調整でもらえるプラチナチケット
ディズニーでは、しばしばシステムの不具合により、アトラクションが停止してしまう事態が起こります。
ほとんどの場合ライド系アトラクションの安全装置が作動することで、停止してしまうケースが多いようです。
しかし、すぐには再開できないトラブルが起きた場合、システム調整となり運休となってしまいます。
すぐに復帰ができない事態が起こった時は、キャストさんからゲストに「マルチエクスペリエンス」が配布されます。
このマルチエクスペリエンスは、当日中であれば他で動いているどのアトラクションでも、1回だけ優先的に乗車することができます。
せっかく来てくれたゲストさんにごめんなさいという気持ちから配られるプラチナチケットなのです。
マルチエクスペリエンスについてもっと知りたい方はこちらから。
ディズニーのおもてなし⑧食物アレルギーのあるゲストへの配慮
ディズニーで思いっきり遊ぶなら、アトラクションやショッピング以外の食事も楽しみたいですよね。
しかし、食物アレルギーを持っている方は食事問題につまづいてしまうことも。
アレルギーを持っている方のために、東京ディズニーリゾートでは、しっかりとした食事の配慮がされているんです。
実は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの飲食店では、低アレルゲンメニュー(5代アレルゲンである小麦、そば、卵、乳、落花生を含まないメニュー)を用意しています。
他にも、5大アレルゲン以外のアレルゲン(えび、カニなど)の対応もあり、食事の注文時に相談すると、しっかり対応してくれますよ。
低アレルゲンメニューに対応しているレストランは次の通り。
しかし、重度のアレルギーを持っている方は低アレルゲンメニューでも食べることができません。
そのため、重度のアレルギーを持つ方限定で、ディズニーパークにお弁当を持参することができます。
本来お弁当などの持ち込みは一切禁止しているディズニーですが、重度の方にアレルギーに限り持ち込みOKとされています。
食べる場所もとくに限定されておらず、飲食できる場所であればどこでも大丈夫です。
また、レストランへの持ち込みもOKなので、事前に店員さんに伝えておくとスムーズに対応してくれますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
アンテナを張ってパーク内を歩いていると、ゲストのために考えられた配慮がたくさん見つかるディズニー。
普段気にもとめないようなことでも、ちょっと目を向けてみると新たな発見があるかもしれません。
ディズニーが人を惹きつける理由がわかった気がしますね☆
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