【豆知識】ウエスタンリバー鉄道の6つのトリビア!マニア目線で見るディズニーの楽しみ方!
ディズニーランドの原点とも言われ、最もウォルト・ディズニーのこだわりが詰まっている「ウエスタンリバー鉄道」。のんびりと落ち着いた機関車に乗り、ジャングルと開拓時代のアメリカ西部を巡る旅。そんな大人から子どもまでワクワクした冒険に出会えるウエスタンリバー鉄道の隠されたトリビアをご紹介します。
こんにちは!小さい頃はウエスタンリバー鉄道の恐竜のシーンで泣いていたみーこです。
パーク内を走るウエスタンリバー鉄道は、ビッグサンダーマウンテンやトムソーヤ島など、列車からでしか見れない景色を楽しむことができます。
タイムトラベラーができる不思議な列車、ウエスタンリバー鉄道はゲストのみなさんを楽しい冒険へ導いてくれます。
パーク内を一周していると知らないうちに、西部開拓時代や太古の世界へタイムスリップしているかも・・・?
そんなワクワクとスリルが混ざった、ウエスタンリバー鉄道の隠れたサイドストーリーをみていきましょう☆
①19世紀の形跡がみられる?
19世紀、開拓者たちの夢を乗せ、西への大陸を横断した蒸気機関車ウエスタンリバー鉄道。
当時、インディアンたちにはこの列車を「アイアンホース(鉄の馬)」と呼んでいたそう。
そんな彼らは冒険の途中、機関車から一望することができますよ。
また、ウエスタンリバー鉄道の乗り場にある小さな駅長室にも注目してみてください。
駅長室には、乗車券の販売のほかにも、タバコなど日用品を販売していた形跡がしっかりと残されているんですよ。
②1日に使われる驚きの水の量
ウエスタンリバー鉄道は灯油を燃料としており、湯を沸かすことで発生した蒸気を動力にして走らせている本物の蒸気機関車です。
本物志向のディズニーらしいアトラクションですよね。
このウエスタンリバー鉄道が一周走るために必要な水の量は、驚きの2,000リットル。
1日100周以上は走行しているウエスタンリバー鉄道は、1日になんと20万リットルもの水が使われているんですね。
また、ウエスタンリバー鉄道にはしっかりとメンテナンスキャストさんがいます。
このメンテナンスキャストさんになるためには、ボイラー技士2級の免許が必要です。
運がよければ駅から出発する前に、給水塔から炭水車に水を入れる様子を見ることができるかもしれません☆
③出発前の駅のアナウンス
ウエスタンリバー鉄道に並んでいる時、一度は耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。
出発前の駅では、「Your attention, please.Western River Railroad, now boarding passengers for a tour of. All aboard.」という英語でのアナウンスが流ます。
英語のアナウンスと一緒に日本語の案内があるのですが、実際にこの時代にアナウンスされていた内容をアレンジしたものを流しています。
④実際に存在した4台の機関車
ウエスタンリバー鉄道で運行している列車はすべて、実際に19世紀のアメリカで使用していた機関車がモデル。
この列車は全部で4台存在するのですが、1つ1つの列車の名前にはアメリカ河の名前がつけられています。
ウエスタンリバー鉄道を走る機関車は、デンバー&リオ・グランデ鉄道用にボールドウィン社で作られたモンテスマ号がモデルになったと言われています。
また、東京ディズニーランドのグランドオープン当時、稼動していた列車は「ミズーリ号」、「リオ・グランデ号」、「コロラド号」だけでした。
その後、輸送量を上げるため1991年から新しく「ミシシッピ号」が仲間入りしたのです。
そのため、「ミシシッピ号」は他の機関車と比べると、少し形状やヘッドライト部分の絵が異なるのでチェックしてみてください☆
どの機関車に乗れるかはあなたの運しだい・・・?
⑤機関士さんのコスチュームにはモデルがいた?
ウエスタンリバー鉄道を動かしている機関士さん。
青いシャツに縦ジマのつなぎを身にまとった機関士さんのコスチュームをみたことはありますか?
実は、このコスチュームにはモデルがいると言われています。
ケイシー・ジュニアという実在したアメリカの花形機関士をモデルにしたという説があるのです。
⑥3つ目の駅の存在
ウエスタンリバー鉄道には乗降駅のほかに、通過駅である「スティルウォータージャンクション」が存在します。
こちらの駅は、ほんの一瞬で通り過ぎてしまいますが、車内アナウンスもされているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
スティルウォータージャンクションは廃駅として知られていますが、ウエスタンリバー鉄道にはほかにも、もう1つの駅が存在するのです。
それは、「ダスティベンド・デポッド」という駅。
ダスティベンド・デポッド駅は、列車がちょうどビックサンダーマウンテンの真横に差し掛かかる少し前に姿を現します。
一瞬なので見落としてしまうことが多いですが、「DUSTY BEND DEPOT」と書かれた建物が出てきます。
これを訳すと「埃(ほこり)にまみれた湾曲部の駅」という意味に。
ダスティベンド・デポッド駅は隣で走るビックサンダーマウンテンで発掘された金や鉱物を運搬している駅だったのではないかという説があるのです。
現在は完全に廃坑になっているため、アナウンスやガイドブックでも紹介されていません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
神秘的なジャングルから、西部開拓時代のネイティブアメリカンの集落、太古の世界までタイムスリップできるウエスタンリバー鉄道のトリビアをご紹介しました。
西部開拓時代の冒険とロマンを体験できるウエスタンリバー鉄道は、今もなお、幅広いゲストから愛されています。
ちょっと視点を変えるだけで奥深いディズニーならではの細かな物語が見えてくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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