リニューアルで進化!ジャングルクルーズの7つのトリビア
パワーアップして戻ってきたジャングルクルーズのトリビアを7つご紹介。リニューアルを経た現在でも細かなストーリー設定、雑学がたくさん。東京ディズニーランドのオープンから30年、「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」としてリニューアルされました。
こんにちは!ディズニーランドに行くと必ず3回はジャングルクルーズに乗ってしまうディズニー大好きみーこです。
ディズニーランドのグランドオープンから人気の衰えを知らないジャングルクルーズですが、2014年にリニューアルオープンし、これまで以上に活気に満ちています。
ジャングルクルーズは、キャストが演じる「スキッパー(船長)」の愉快なトークと共に、ボートでジャングルを探検するアトラクション。
実は、そんなスリリングなジャングルクルーズは、ウォルトディズニー自身の体験をもとに構想が練られたアトラクションでもあるのです。
今回は、アマゾン川(ブラジル)、ナイル川(アフリカ)、イラワジ川(ミャンマー)の風景をリアルに再現したジャングルクルーズの知られざるトリビアをご紹介します。
リニューアル後の隠されたバックグラウンドストーリーにも注目ですよ☆
①ジャングルクルーズは貿易会社だった?
ジャングルクルーズと言えば、ゲストを乗せてジャングルを探検するアトラクションとして人気ですよね。
実は、この探検会社は1922年に「サファリ・トレーディング・カンパニー」という名前で設立されました。
建物の正面に高い大きな監視塔の様なものがありますが、リニューアル前はうっすらと会社の名前が書かれていました。
しかし、リニューアル後はこの表示が消されてなくなってしまっています。
「アトラクションのストーリーが大幅に変わったのかな?」と思いますよね。
しかし、大きな物語の変更はなく、基本的なストーリーはリニューアル前と同じということなので一安心。
実はこの探検会社は、はじめからジャングル探検会社だったのではなく、元は貿易会社でした。
ジャングルクルーズに乗ったことがある方はおわかりだと思いますが、「ジャングルクルーズ」と「ウエスタンリバー鉄道」は同じ建物で兼用されています。
ジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道を所有しているのが、同じ会社の「サファリ・トレーディング・カンパニー」だからなのです。
②スキッパーさんたちの休憩所
今回のリニューアルで、ジャングルクルーズの入口も大きく変更されています。
リニューアル前は、ボートの売り上げを細かく記載しているノートがあったのですが、リニューアル後は船長同士の連絡ノートに変更されています。
また、船長さんたちの休憩室やオフィスを覗くこともできますよ。
先ほどもお伝えしたように、ジャングルクルーズは貿易会社からジャングル探検会社に変わりました。
そのため、リニューアル前までは、船の乗り場までのプレショーエリアにズラリと貿易会社時代のものと思われる名残の品がありました。
現在はその品もなくなり、色んな冒険に出ている船長たちの暮らしぶりをみることができますよ。
③ボートの名前はすべて〇〇?
ジャングルクルーズは1艘のボートに乗ってジャングルを旅していきます。
ジャングルクルーズのボートは全部で13艘ありますが、全て「川の名前」と「女性の名前」が組み合わさった名前になっています。
実は、それぞれの船には「所有者」がいると言うストーリーがあります。
そのストーリーにちなんで、船には所有者にまつわる装飾がされています。
例えば、クワンゴ・ケイトは写真家の船なので、ボートには写真が飾られていたり。
ボートに乗った際は、アクセサリーに注目してみるのも楽しいかもしれません。
④乗れたらラッキーなボートがある?
ジャングルクルーズには乗れたらラッキーと言われている2艘のボートがあるのをご存知ですか?
(1)オリノコ・アイダ
ジャングルクルーズで使われているボートの名前は、川と女性の名前の頭文字には同じアルファベットが使用されていますよね。
しかし、オリノコ・アイダのボートだけは、なぜか「”O”rinoco “I”dae」と違うアルファベットが頭についています。
また、その理由は明確になっていませんが、他のボートと違い、唯一小文字も使われていますよね。
ディズニーファンの間では、ナゾに包まれたオリノコ・アイダ号はレアなボートだと注目されているのです。
(2)ボルタ・ヴァル
見た目は他のボートと一緒ですが、1艘だけ「赤色のストライプ模様の屋根」のボートがあるのです。
実は、ボルタ・ヴァル号は30年以上もジャングルクルーズで活躍している最古参のボートなのだそうです。
これらのボートに運よく乗れたあなたはラッキーかもしれませんね☆
⑤リアルなジャングルはウォルトの意思
ジャングルクルーズが計画されたときに、実はウォルトは登場する動物たちをすべて本物の動物にしようとしていました。
しかし、実際に本物の動物は危険が伴ったり、思うように動いてくれない場合があるため泣く泣く中止に。
そのため、ウォルトの強い意思により、オーディオアニマトロニクスを使用し、よりリアルなジャングルの世界をゲストに体験してもらおうと考えたのです。
オーディオアニマトロニクスとは、音楽や音声とともに人形が動くシステムこと。
リアルな動物の動きはこのようなウォルトの思想から再現されていたのですね。
⑥お守り売りのサムの前職とは?
ジャングルクルーズの終盤にさしかかると、とてもインパクトが大きいキャラクターが登場します。
そのキャラクターは原住民の商人「お守り売りのサム」。
お守りを売る仕事をする前は、サムは果物を売る仕事をしていたんです。
手にバナナのふさを持っているサムを、1度は目にした方も多いはず。
しかし、果物売りの前の職業は、なんと干し首を持った「首狩り族のサム」だったのです。
少し怖い印象のサムも、2度目の転職を経て、やっとお守り売りに落ち着いたのでしょうか?
⑦ジャングルクルーズに込められた深いメッセージ
これまでとは違い新しく生まれ変わったジャングルクルーズ。
「ジャングルクルーズ・カンパニーはジャングルの動植物と文化を調査・保護しその素晴らしさを多くの人々に伝える活動に取り組んでいます。」というメッセージがあります。
その証拠として、以前は先住民が暮らすエリアにある船に、骸骨がたくさん積まれていたり、屋根に骸骨がぶら下がっていましたが、現在はすべてなくなっています。
また、人種的差別の問題も考えられており、動物から逃げまわる探検隊員が黒人から白人に変更されています。
全体をみると、暴力や動物愛護、社会的な影響を考慮して、これまでのジャングルクルーズと変わっている部分が見受けられます。
ジャングルクルーズがゲストに伝えたいメッセージは「自然を大切にする心」なのかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ジャングルクルーズの細かなバックグラウンドストーリーをご紹介しました。
リニューアルされ、さらにパワーアップしたジャングルクルーズ。
裏話を知ってから乗るジャングルクルーズは、また一味違うかもしれませんね!
他のアトラクションにもトリビアはたくさん。
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