【ジブリ】『耳をすませば』声優まとめ!当時14歳の高橋一生が聖司役、ほか著名人も多数出演!
1995年公開のジブリ映画『耳をすませば』の声優陣をまとめました!スタジオジブリといえば、プロの声優を使わず、俳優や製作陣の知人を起用するなど、キャラクターの声にもこだわりを持って製作をしていると有名ですよね。本作でもたくさんの著名人がキャラクターの声を演じました。現在、超人気俳優となった高橋一生さんの当時14歳の演技にも注目です。あらすじと一緒にご紹介していきます!
こんにちは。Reneです。
今回は1995年公開の長編アニメーション映画『耳をすませば』の声優をご紹介します。
原作は『猫の恩返し』と同じ原作者である柊あおいによる漫画『耳をすませば』。
日本のアニメーション界を代表する宮崎駿が制作プロデューサー・脚本・絵コンテを担当し、近藤喜文が監督を務め制作された長編アニメーション映画です。
数々の映画、ドラマで活躍する人気俳優たちによって構成された声優キャストに注目です。
声優とキャラクター紹介に加えて、あらすじについてもまとめましたので、ぜひチェックしてみてくだいさい!
・『耳をすませば』の声優
- ◆月島雫(声優:本名陽子)
- ◆天沢聖司(声優:高橋一生)
- ◆バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵):露口茂
- ◆西司朗(声優:小林桂樹)
- ◆その他の声優陣
『耳をすませば』の声優:あらすじ
まずは簡単にあらすじをおさらいしておきましょう。
ここに出てくるキャラクターの名前を押さえておけば、声優キャストも「あの人か!」とわかりやすいはずです。
読書好きの中学三年生・月島雫は、受験を控える夏休みも勉強せずに図書館通いの日々を送っています。
雫は自分が借りる本の貸し出しカード履歴には決まって「天沢聖司」の名前があることに気づき、素性の分からない彼が気になっていました。
夏休みのある日、雫が友達に「カントリーロード」を日本語訳したメモと替え歌「コンクリートロード」を見せて楽しんでいたところ、見知らぬ少年から馬鹿にされます。
それからしばらくして、図書館へ向かう道中で出会った野良猫の後を着いていき見つけたアンティークショップ”地球屋”で、「コンクリートロード」を馬鹿にした少年が貸し出しカードの「天沢聖司」であることが発覚。
第一印象は最悪だったものの、バイオリン職人を目指して留学を計画する彼の姿を見て、夢も進路も曖昧な雫は刺激を受け、地球屋に置かれた一体の男爵猫の人形”バロン”から着想を得て小説を書くことに。
徐々に惹かれ合う雫と聖司。
しかし、小説の執筆にのめり込むにつれて学校の成績が落ちていく雫に見かねた母親は受験に向けて勉強するよう監視の目を光らせるようになります。
中学3年生という多感な時期で芽生えた初恋、迫られる将来への選択...丘の多い街で雫のたった一度の夏を追いかける青春ドラマが幕を開けます。
▼ネタバレあり・結末まであらすじを知りたい方はこちら!
・【ジブリ】『耳をすませば』ネタバレあり・あらすじ解説!アニメ化決定の秘話や『猫の恩返し』との関係も
『耳をすませば』の声優
では、長編アニメーション『耳をすませば』でメインキャラクターを務めた声優についてご紹介します。
「こんな人が出ていたのか!」というくらい豪華なキャスティングですよ。
◆月島雫(声優:本名陽子)
ヒロイン・雫を演じたのは、俳優、歌手、ナレーターとしてマルチに活躍する本名陽子さんです(1979年1月7日生まれ)。
他のジブリ作品では、1991年公開『おもひでぽろぽろ』で主人公・タエ子の幼少期時代を当時15歳で演じています。
本編でもインパクトを残した名シーン、小さな演奏会で歌った「カントリー・ロード」はオリコンチャートで22位にランクイン。
新人アーティストTOP10入りを果たすほどの記録的ヒットとなりました。
◆天沢聖司(声優:高橋一生)
主人公の初恋相手・聖司を演じたのは、俳優の高橋一生さんです(1980年12月9日生まれ)。
俳優として主な出演作品には、『シン・ゴジラ』『ロマンスドール』『カルテット』などが挙げられます。
収録当時は14歳だったのですが、面白いことに収録を終えて1週間後に”声変わり”が始まったというエピソードがあります。
1週間ずれていたらどうなっていたのか分かりませんが、奇跡的なタイミングですよね。
収録から公開まで時間が空いたため、舞台挨拶で登場した高橋一生さんと本編で流れた聖司の声があまりにも違うと、当時は声変わりっぷりが話題になったようですよ。
今では誰もが知る国民的俳優として活躍している高橋一生さんの、声変わり前が堪能できる作品としも楽しむことができます。
◆バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵):露口茂
地球屋に展示されている男爵猫・バロンを演じたのは、俳優・露口茂さんです(1932年4月8日生まれ)。
俳優としての主な出演作品には、『太陽にほえろ!』『水戸黄門』『赤い殺意』などが挙げられます。
バロンの声を演じるにあたって、納得のいく収録ができず、何度も頼み込んで録り直しを繰り返したことが明かされています。
『猫の恩返し』のバロンとは声優が違う
バロンといえば、2002年公開の『猫の恩返し』にメインキャラクターとして登場していますが、バロンの声優は露口茂さんから袴田吉彦さんに変わっています。
このキャスティング変更の理由としては、『猫の恩返し』で監督を担当した森田宏幸が「バロンに若々しさが欲しかったから」と話しています。
『猫の恩返し』で登場したバロンは、渋さが印象的だったため、声優が変更されたようですね。
確かに『猫の恩返し』で登場するバロンは『耳をすませば』に登場するバロンよりも若々しさを感じ取ることができます。
同じキャラクターであっても、作品によって異なる特徴を比較してみるのも楽しいかもしれません。
◆西司朗(声優:小林桂樹)
地球屋の店主で、聖司の祖父にあたる司朗を演じたのは俳優・小林桂樹さんです(1923年11月23日生まれ)。
俳優として主な出演作品には、『日本沈没』『ゴジラ』『風と雲と虹』などが挙げられます。
声優としては、ディズニー映画『わんわん物語』のノラ公役、『バンビ』のとんすけ役を演じていますよ。
本編では、バイオリン職人を目指す聖司を支えたり、夢を模索する雫が小説家になる夢を持つきっかけを与えたりと、思春期の少年少女の心の拠り所として活躍します。
司朗とバロンの出会いを語るシーンにも注目したいところですね。
◆その他の声優陣
・高坂先生(声優:高山みなみ)
・原田夕子(声優:佳山麻衣子)
・杉村(声優:中島義実)
・月島靖也(声優:立花隆)
・月島朝子(声優:室井滋)
・北(声優:鈴木敏夫)
高坂先生を演じた高山みなみさんといえば、アニメ『名探偵コナン』の主人公コナン役!
他のジブリ作品では、『魔女の宅急便』で主人公・キキを演じた大人気声優です。
また、小さな演奏会で司朗と共に登場する北を演じた鈴木敏夫氏は、スタジオジブリの敏腕プロデューサーですよね。
こんなところで登場しているとは、ジブリファンにはたまらない粋な友情出演ですね。
他にも雫の母・朝子に室井滋さんなど、豪華キャストが顔をそろえています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、『耳をすませば』の主なキャラクターの声優をあらすじと一緒にご紹介しました。
ぜひ、声優の裏話と一緒に本編を鑑賞してみてくださいね。
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