【マーベル】映画『シャン・チー』最新情報!公開日、キャスト、あらすじ、初のアジア人ヒーローが主人公!

    • 真岐

      真岐

    2021年公開のマーベル映画『シャン・チー』の最新情報をご紹介します。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上初、アジア系のヒーローが主人公となる『シャン・チー』。公開日、キャストやあらすじ、原作コミックでの描かれ方、他のMCU作品とのつながりについてをまとめました。また、今回アジア系のヒーローが誕生することになった背景も読み解いていきますよ。

    皆さんこんにちは、ディズニー大好き真岐です。
    今回は2021年9月に公開されたマーベル映画『シャン・チー(Chang-Chi)』についてご紹介します。

    マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の歴史の中でも、初のアジア系ヒーローが主人公になることでも注目された映画『シャン・チー』。

    正式タイトルは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で、もちろん主要キャストはアジア系俳優たちが務めます!

    アフリカ系キャストがメインを務めて大成功を収めた『ブラックパンサー』に続き、『シャン・チー』ではアジア系キャストが中心とあって日本人としてはワクワクが止まりませんよね。
    日本の映画ファンにもおなじみの名優を含めたキャスト、あらすじなどをまとめました!

    シャン・チー:どんなキャラクター?

    マーベル映画『シャン・チー』
    出典:公式サイト
    マーベル映画『シャン・チー』

    映画『シャン・チー』の主人公となるシャン・チーは、マスター・オブ・カンフーと呼ばれるカンフーの達人です。
    1973年に発表されたマーベルコミックで初登場しました。

    シャン・チーがコミックに登場した1973年は、ちょうどブルース・リー主演の映画『燃えよドラゴン』が大ブームになった年。
    その影響を受けて誕生したのが、マスター・オブ・カンフーのシャン・チーなんです。
    つまりシャン・チーはマーベルのブルー・スリーともいえるヒーローですね☆

    シャン・チーは超能力や変身能力といった特殊な力を持っていません。
    ですが、剣やヌンチャクを使い、得意のカンフーで戦うことでヒーロー活動をしています。

    原作コミックでの活躍

    マーベル
    出典:公式サイト
    マーベル

    では、原作コミックでは具体的にどんな活躍をしているのか見ていきましょう。
    シャン・チーは、「ヒーローズ・フォー・ハイアー」というルーク・ケイジやアイアンフィストが中心になっているスーパーヒーローチームに所属しています。

    原作コミックの中で、ヒーローたちは超人登録法(超人能力を持つものは政府に身分を登録し、適切な訓練を受けなければならないという法律)をめぐって対立します。
    シャン・チーが参加する「ヒーローズ・フォー・ハイアー」は、アイアンマンが提案した超人登録法の施行に賛成する側につきました。

    後にアベンジャーズに参加した彼は、地球や宇宙の崩壊を食い止めるためにヒーローたちが結集して戦う大作「インフィニティ」の中でも、地球を守るために戦っています。

    シャン・チー:映画のあらすじは?(後半ネタバレあり)

    それでは『シャン・チー』のあらすじをラストまでネタバレありでご紹介します!
    後半のネタバレ部分を知りたくない方は途中まで読んだら、核心部分はスキップしてくださいね。

    ◆あらすじ①ヒスイのペンダントとバス襲撃事件(ネタバレなし)

    主人公のショーンは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコのホテルで、友人のケイティとともに駐車場係として働く平凡な日々を送っていました。
    しかしある日、通勤のために乗っていた路線バスでショーンとケイティは男たちに襲われます。

    彼らの目的はショーンが身に着けていたヒスイのペンダントでした。
    このペンダントはショーンが今は亡き母親からもらった大切なものです。

    ショーンはなんとか抵抗を続けますが、男がケイティに暴力をふるったのを見て、本格的な反撃に出ます。
    男たちの攻撃によってブレーキが壊れて暴走するバスの中で、驚くべき運動神経と格闘能力で敵を撃退し、ケイティと共にバスの暴走を止めて乗客たちを救います。
    しかし肝心のペンダントは奪われてしまいました。

    バス事件をきっかけにショーンが只者ではないことに気付いたケイティは、彼を問い詰めます。
    ショーンは実は自分には妹がいて最近マカオから絵葉書が来たこと、そしてペンダントを奪った一味は父親の子分たちで妹が持っているもう一つのペンダントも狙うであろうことを打ち明けました。

    そしてマカオに向かう飛行機の中でショーンはケイティに自分の本名は「シャン・チー」であることを明かします。
    ショーンはあることが理由で過去を隠し、父親から逃げていたのでした。

    ◆あらすじ②マカオで妹、父親と再会(ネタバレなし)

    絵葉書に書かれていた住所にあったのは、ナイトクラブ兼闘技場でした。
    先日のバス襲撃事件の動画がネットに上げられたことで“バスボーイ”としてちょっとした有名人になっていたショーンは、目玉の対戦カードとして試合に出場させられてしまいます。

    しかも対戦相手として登場したのは、ショーンの妹・シャーリン。
    彼女もまた父親のもとを逃げ出し、自分の力でこの闘技場を作り上げオーナーとして成功を収めていました。
    シャーリンからの容赦ない攻撃に、ショーンは負けてしまいます。

    試合後、ショーンがシャーリンに絵葉書のことを尋ねると、妹は送ったのは自分ではないと言います。
    これは父親の罠だと2人が気付いた瞬間、今度はシャーリンのペンダントを狙って再び父の部下たちが襲ってきました。

    2人は一般人であるケイティを守りながら戦いますが、その場にやってきた父・ウェンウーの絶対的な力を見せつけられ、降伏することを選びます。
    こうして3人は中国の山奥にあるウェンウーの屋敷に連れていかれます。

    ◆あらすじ③父ウェンウーの狙い(ネタバレあり)

    ※ここからは物語の核心に迫っていきます!
    ネタバレを読みたくない方はあらすじの章を読むのはここまでにしておいてくださいね。

    マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』劇場パンフレット
    マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』劇場パンフレット

    父ウェンウーが子供たちのヒスイのペンダントを奪った理由は、「ある場所」への道を知るためでした。
    ウェンウーの屋敷にある龍の彫像の目に2つのペンダントをはめると、ターロー村という伝説の地への地図が出現します。

    ターロー村はウェンウーの妻イン・リー(ショーンとシャーリンの母親)の故郷であり、彼女はここに閉じ込められていて、ウェンウーには彼女が助けを求める声が聞こえるというのです。
    しかもターロー村への道は年に一度、清明節の日にしか開きません。
    ウェンウーはその日に合わせて村へ行くために、2人のペンダントを探していたのです。

    村を襲い、母親を取り戻して以前のような家族に戻ろうと言うウェンウーに一同は絶句。
    ショーンは「母さんは何年も前に死んだじゃないか」と言いますが、頑なになったウェンウーは息子の忠告を受け入れません。
    村の襲撃をやめさせようとするショーンたちを、ウェンウーは屋敷の地下に閉じ込めてしまいます。

    連れていかれた屋敷の地下にはトレヴァー・スラッタリーとモーリスという先客がいました。
    トレヴァーはかつてテン・リングスの偽リーダー=マンダリンを演じていた役者でしたが、ウェンウーに気に入られ地下で生かされていたのです。

    そして彼と一緒にいたのが、顔がなく羽の生えたふわふわの生き物・モーリスです。
    ショーンとシャーリンは子供の頃、母から故郷の不思議な生き物たちの話を聞いていましたが、それはおとぎ話のようなものだと思っていました。
    しかし実際にモーリスを目にしたことで、ウェンウーの話は本当かもしれないという疑念が生まれます。

    ウェンウーが村を襲うのを止めるには、彼よりも先にターロー村に行き危険を知らせなければなりません。
    ショーン、シャーリン、ケイティの3人はモーリスに道案内役を、トレヴァーにモーリスの通訳を頼み、屋敷を脱出してターロー村を目指します。

    ◆あらすじ④ウェンウーと家族、ショーンの過去(ネタバレあり)

    ウェンウーは約1,000年前に不思議な力を宿した10本の腕輪を手に入れ、不老不死の肉体で強大なパワーを操れるようになりました。
    そしてテン・リングスという組織を率い、何百年もの間、世界情勢を裏で操っていたのです。

    そんな彼は20年ほど前、神秘の生き物が暮らすという伝説の村・ターロー村を探していた時に、村の守護者イン・リーと出会います。
    ウェンウーは腕輪の力で彼女を倒そうとしますが、相手の力を受け流し利用するようなイン・リーの戦い方に全く歯が立たず、戦いの中で2人は惹かれあっていきます。

    ターロー村はよそ者のウェンウーを受け入れなかったため、イン・リーが村を出て2人は結婚。
    2人の子供(シャン・チーとシャーリン)が生まれ、家族の幸せを知ったウェンウーは腕輪を外し、普通の人間として生きていくことを選びます。

    しかしウェンウーが外出していたある日の夜、テン・リングスに恨みを持つ敵組織がウェンウーの屋敷にやってきます。
    イン・リーはたった一人で敵に立ち向かいますが、ターロー村を離れた彼女にはもう守護者としての力はなく、彼女は命を落としてしまいます。

    愛する妻を殺されたウェンウーは再び腕輪をつけ復讐に走り、明るかった家は一気に暗転していきます。
    同時に息子のシャン・チーにも暗殺者としての訓練を始め、彼が14歳になった時、妻を殺した相手の元に送り出しました。

    シャン・チーは父の指令を遂行した後、姿を消してアメリカに逃亡。
    ショーンと名前を変え、人を殺した経験を忘れるために父に仕込まれた武術を封印して、しがない移民のふりをして暮らしていたのでした。

    ◆あらすじ⑤ターロー村の戦い(ネタバレあり)

    到着したターロー村では、伯母のイン・ナンが一行を出迎えます。
    イン・ナンによるとターロー村は別次元との境界にあり、向こう側からやってくる魔物を封じることで世界を守る役割があります。
    そしてウェンウーが聞いた母の声は魔物のもので、ウェンウーを誘惑し腕輪の力で封印を破らせようとしていることもわかりました。

    ショーンとシャーリンの警告を受け、村はウェンウーを迎え撃つ準備を始めます。
    シャーリンはその実力をますます伸ばし、同行していたケイティも村人から弓を習って、その才能を開花させました。

    ショーンは伯母イン・ナンに武術の稽古をつけてもらいますが、力で相手をやりこめる父親仕込みの格闘術では、相手の力を受け流して利用するような伯母の戦い方に勝てません。
    母や伯母の教えをものにできないまま、いよいよウェンウーがターロー村にやってきます。

    テン・リングスの部下たちと村人が戦いを繰り広げる中、ショーンは父と対決しますが、腕輪を操るウェンウーの圧倒的な強さに歯が立ちません。
    息子として長年溜めこんできた思いを父にぶつけるも、激高した父親に腕輪の力で吹き飛ばされ湖の中に落とされてしまいます。

    邪魔者を排除したウェンウーが異世界と繋がる封印を攻撃すると、隙間から小さな魔物たちが飛び立ち、ターロー村にいる村人やテン・リングスの部下たちの魂を吸い取っていきます。
    次々と襲ってくる魔物にパニックになったテン・リングスは、方針を転換し村人と協力して魔物を退治することになります。

    一方、水の中で意識を取り戻したショーンは村の守護神である龍と出会います。
    その龍と対面した時、幼い頃に母から教わった戦い方や母が言っていた「龍の心」、自分の中には父と母・両方の力が眠っていることを理解し、彼の本当のパワーが覚醒します。

    龍の背中に乗り水中から戻ったショーンは再び父と対決し、ウェンウーのものであった腕輪を自分のものとして操ることに成功。
    しかしそれでウェンウーを倒すことはせず、「昔のような父さんに戻ってほしい」と懇願します。

    その時、ウェンウーが破りかけていた封印が完全に破壊され、イン・リーの声と共に異世界の魔物「ドウェラー・イン・ダークネス」が出現しました。
    息子が正しかったと理解したウェンウーは魔物からショーンをかばい、自らは魔物に捕らえられてしまいます。
    そして魂を吸われて絶命する直前に、腕輪をショーンに託しました。

    腕輪を受け継いだショーンはシャーリンやケイティと力を合わせ、村の守護神である龍とともに魔物「ドウェラー・イン・ダークネス」を撃退。
    ターロー村やテン・リングスからも多くの犠牲が出ましたが、彼らは世界を守り抜いたのでした。

    ◆あらすじ⑥エンディング~ポストクレジットシーン(ネタバレあり)

    無事にサンフランシスコでの暮らしに戻ったショーンとケイティですが、今回の武勇伝を友人たちに話したところで信じてもらえません。
    しかし彼らが飲んでいたバーに魔術師のウォンが現れ、一緒に来るように言われます。

    ポータルを通って行った先にはホログラム通信でブルース・バナー博士とキャロル・ダンバースが待っており、ショーンの腕輪の出所について議論になります。
    しかし腕輪がなんらかの信号を出していること以外、はっきりとしたことはわかりません。

    腕輪についての謎が残ったところで、物語は幕を閉じます。

    【ポストクレジットシーン】

    ウェンウーの屋敷の、かつて自分の部屋だった場所で懐かしそうに部屋の中のものを見ているシャーリン。
    父に仕えていたレイザーフィストが部下として彼女を呼びに来ることから、シャーリンが新しいテン・リングスのボスとして君臨している様子がわかります。

    また、最後に表示される一文は「Ten Rings will return」(テン・リングスは帰ってくる)。
    主人公の名前を使った「Shang-Chi will return」(シャン・チーは帰ってくる)ではなく、テン・リングスのカムバックが予告されているという珍しいパターンです。
    シャーリン率いる新生テン・リングスが今後どのようにMCUで活躍するのかも目が離せませんよ!

    シャン・チー:キャスト

    主人公を演じる俳優シム・リウ
    出典:公式サイト
    主人公を演じる俳優シム・リウ

    それではシャン・チーの主要キャストをご紹介しましょう。
    アジア系ヒーロー映画とあって、主要キャストもアジア系のキャスティングが中心になります。

    ●ショーン/シャン・チー:シム・リウ

    ショーン/シャン・チー
    出典:公式サイト
    ショーン/シャン・チー

    主人公シャン・チーを演じるのは、中国系カナダ人俳優のシム・リウです☆
    フランス・アメリカ合作のアクションドラマ『96時間ザ・シリーズ』に出演したほか、カナダのテレビドラマを中心に活躍していますが、大作での主演はこれが初。
    MCU作品で新ヒーロー役を射止めたのはまさに大抜擢!

    スタント経験もあり、運動神経は抜群。
    本作ではアクションシーンもかなりの割合で自分で演じています。

    ●ウェンウー:トニー・レオン

    ウェンウー
    出典:公式サイト
    ウェンウー

    ウェンウーは本作におけるヴィランで、主人公シャン・チーの父親です。
    悪の組織のボス、恋に落ちた男、父親、復讐の鬼と、たくさんの顔を持っています。

    演じるのは香港出身のベテラン俳優、トニー・レオンです。
    日本でも『インファナル・アフェア』シリーズや『レッド・クリフ』などで知られる実力派ですが、ハリウッドの大作に出演するのが今回が初めてです。

    ●ケイティ:オークワフィナ

    ケイティ
    出典:公式サイト
    ケイティ

    ケイティは底抜けに明るい性格の、ショーンの女友達。
    暗い過去を隠していたショーンを叱咤激励する重要な役どころです。

    演じたのは女優/ラッパーとして活躍するオークワフィナです。
    中国系/韓国系というバックグラウンドを持つ彼女は、2018年公開の『オーシャンズ8』で高い評価を受けています。
    ディズニーアニメ映画『ラーヤと龍の王国』では龍のシスーの声を演じていますよ!

    ●シャーリン:メンガー・チャン

    シャーリン
    出典:公式サイト
    シャーリン

    シャン・チーの妹、シャーリンは兄をもしのぐ強さを持った女性。
    父ウェンウーが兄だけに武術を教えていたことや、シャン・チーがかつて家出の際に自分を置いていったこともあり、シャン・チーに対して微妙な感情を持っています。

    シャーリンは中国出身の女優、メンガー・チャンが演じています。
    本人曰く、「中国語と英語の両方が話せる役者を募集」という告知を見て気楽に応募したらマーベル映画の重要キャラクターであることがわかり、びっくりしたとのこと。
    新生テン・リングスの女ボスとしての再登場にも期待が高まります!

    ●イン・ナン/ミシェール・ヨー

    イン・ナン
    出典:公式サイト
    イン・ナン

    イン・ナンはシャン・チー&シャーリンにとっての伯母にあたる人物です。
    ターロー村のリーダー格で、不思議な力を操る優れた戦士でもあります。

    演じるのはハリウッドや香港映画の大作で活躍するミシェール・ヨー!
    アクションもこなせる大ベテランですが、2022年公開の『ミニオンズ フィーバー』や『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』といったファミリー向け映画で声の出演も担当していますよ。

    ●イン・リー/ファラ・チャン

    イン・リー
    出典:公式サイト
    イン・リー

    イン・リーはウェンウーの妻でシャン・チー&シャーリンの母親です。
    子供たちに太極拳や故郷の秘密を教え、いつかターロー村へ行くことを予見していました。

    イン・リーを演じたのは中国系アメリカ人俳優のファラ・チャンです。
    中国語と英語の他に日本語も堪能で、日本のファッション誌でモデルとして活躍していたこともあるんですよ。

    シャン・チー:公開日はいつ?

    シャン・チーは、2021年9月3日(金)に公開されました。
    もともと2021年7月9日(金)公開を予定していましたが、全米での公開延期が決定し、日本公開日も全米公開日に合わせる形となりました。

    シャン・チー:初のアジア系ヒーロー映画誕生の背景は?

    ブラックパンサー
    出典:公式サイト
    ブラックパンサー

    先ほども述べた通り、『シャン・チー』はマーベル初のアジア系ヒーローが主人公となる映画です。
    ではなぜ今このタイミングでアジア系ヒーローの映画が誕生したのでしょうか。

    これまでのマーベルヒーローといえば白人が定番でしたが、2018年に公開された『ブラックパンサー』は初のアフリカ系ヒーローが主人公となった映画です。
    『ブラックパンサー』の登場はアフリカ系コミュニティに大きな影響をあたえ、マーベルの単独ヒーロー映画では史上最高の興行収入を獲得する大成功(当時)をおさめました!

    そして近年、世界の映画シーンでは中国のマーケットに対する関心が高まっています。
    2020年9月にはDisney+(ディズニープラス)独占配信で中国を舞台とした物語である『ムーラン』の実写版も公開されました。
    残念ながら『シャン・チー』は中国での公開が実現しませんでしたが、中国からの支持を視野に入れた作品だったとも言えるでしょう。

    また、『シャン・チー』公開の4ヶ月後にはもう一本のMCU作品『エターナルズ』も公開されています。
    こちらにはアジア系俳優として大人気のジェンマ・チャン、韓国映画界のスターであるマ・ドンソク、そしてパキスタン系俳優のクメイル・ナンジアニが重要な役で出演しています。
    MCU作品の中で、アジア人キャストの存在感が増していくのは嬉しいですね!

    シャン・チー:他のMCU作品とのかかわりは?

    マーベル映画 劇場パンフレット
    マーベル映画 劇場パンフレット

    『シャン・チー』はMCUのフェーズ4の作品とされています。
    「フェーズ」とはMCU作品を話の章ごとに区切ったもので、フェーズ3までは以下のような内訳になっています。

    そして『シャン・チー』が属するのは新しい章=フェーズ4です。
    フェーズ4はアベンジャーズのメンバーの過去を描いた『ブラックウィドウ』(2021年5月7日全米公開予定)からスタートします。

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    フェーズ4の他作品とどうつながる?

    ウォン
    出典:公式サイト
    ウォン

    『シャン・チー』には他のMCU作品と繋がる点がいくつかあります。

    まず、作品の前半と終盤で2回にわたって登場するのが『ドクター・ストレンジ』シリーズの重要キャラ、ウォンです。
    ウォンはまずマカオの闘技場のシーンで、八百長試合をしている選手として登場。
    ウォンはポータルを使って移動しているので、『ドクター・ストレンジ』の世界と繋がっていることがわかります。

    そして終盤、腕輪の新たな持ち主となったショーンを招いた会議のシーン。
    ウォン、ブルース・バナー博士(ハルク)、キャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)の3人とショーン&ケイティが集まって会話しています。
    これでショーンはこの3人と顔見知りとなったので、今後ハルクやキャプテン・マーベルの関連作品にショーンが登場する可能性が広がったと言えます。

    2022年夏にはディズニープラス独占配信ドラマ『シー・ハルク』がありますし、2023年にはキャプテン・マーベルの続編『ザ・マーベルズ』も公開予定です。
    ここでシャン・チーやテン・リングスの出番があるかもしれませんね!

    まとめ

    2021年公開のマーベル映画『シャン・チー』についてまとめました。
    いかがでしたか?

    マーベル初のアジア系ヒーローとして注目が集まった『シャン・チー』。
    まだ解明されていない腕輪の謎や、続編をにおわせるエンディングの行方が気になるところですね!

    フェーズ4の作品は『シャン・チー』以外にも見逃せない作品ばかりです。
    皆さんもフェーズ4の作品、そして『シャン・チー』の映画をぜひチェックしてみてくださいね。

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