ピクサー映画『WALL・E/ウォーリー』あらすじ&キャスト!環境をテーマにしたロボットが主人公の物語
ピクサー映画『WALL・E/ウォーリー』をご紹介します。2008年に公開された本作は、主人公のロボット=ウォーリーとイヴの純粋無垢な恋愛と、29世紀の地球を舞台に環境問題を訴えたピクサーの話題作。映画のあらすじ、キャラクター、ディズニーシーに『WALL・E/ウォーリー』のキャラクターが登場したイベント情報をご紹介します♪美しいCG技術や人間の言葉を使わずにロボットの感情を表現した手腕など、見どころ満載です!
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は29世紀の未来を描いたディズニーピクサー映画『WALL・E/ウォーリー』をご紹介します!
アカデミー賞も受賞した本作は、主人公のロボット=ウォーリーと、もう一人のロボット=イヴを中心に描かれた物語。
2人の関係だけでなく地球環境やAIロボットにも焦点を当てた、メッセージ性が強いストーリーとなっています。
ピクサー作品の中でもセリフが抑えられた珍しいアニメでもあり、ロボットたちのかわいらしい表情と行動のみでストーリーが展開されていきます♪
文明社会である地球の未来を考えさせられる内容にも注目してみてくださいね!
・ディズニーピクサー映画WALL・E:物語のあらすじ
- ●ウォーリーの任務
- ●イヴとの出会い
- ●イヴの探し物とアクシオム艦
- ●オートの反撃と人々の再生
・ディズニーピクサー映画WALL・E:登場キャラクター
- ●ウォーリー(声優:ベン・バート)
- ●イヴ(声優:エリサ・ナイト)
・ディズニーピクサー映画WALL・E:文明社会への警告作品?
・ディズニーピクサー映画WALL・E:ウォーリーに会えるイベント
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
ディズニーピクサー映画Wall-E:『WALL・E』はどんな作品?
2008年公開の『WALL・E/ウォーリー』はディズニーピクサー制作のCGアニメーション映画です。
『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など数多くのピクサー作品に携わるアンドリュー・スタントン監督により、地球環境をテーマに制作されました。
物語の舞台は人類がいなくなり、ゴミに埋まった29世紀の地球。
子供から大人までが楽しめる娯楽作品であるだけでなく。現代社会が考えなくてはいけない深いストーリー性が評価され、第81回アカデミー賞「長編アニメ映画賞」、第66回ゴールデングローブ賞「アニメ賞」など数々の映画賞を受賞しました。
主役がロボットであり人語を発しないことから、後半までほぼセリフがないという珍しい作品でもあります。
ディズニーピクサー映画WALL・E:物語のあらすじ
それでは映画『WALL・E』のあらすじをご紹介します♪
この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください!
●ウォーリーの任務
物語は29世紀の荒廃した地球から始まります。
人間がいなくなった地上には、かつてこの地で暮らしていた人々の建物や無数のゴミが散乱していました。
廃棄物処理ロボットのウォーリーの任務は、ゴミの山に嫌気をさして宇宙に避難した人類たちが再びこの地へ戻ってくるまでゴミを片付けること。
ウォーリーは一人で誰もいなくなった土地のゴミを集め、圧縮しては積み上げるという作業を繰り返しています。
そんな彼の楽しみは、仕事を終えて帰宅したら作業中に拾ったビデオを再生すること。
ある日、主役とヒロインが手を握り合うラブロマンス映画の映像を見て、孤独な日々を送るウォーリーは密かに恋愛に憧れを抱くようになります。
●イヴとの出会い
翌日、仕事中のウォーリーはゴミで汚染されたはずの地球に植物の芽が育っているのを発見します。
ウォーリーはその芽を家に持ち帰ろうとしますが、そこに頭上から巨大な物体が落ちてきました。
それは人類が地球の様子を探るために送りつけた探査ロボットのイヴでした。
一目でイヴに恋をしたウォーリーは彼女が投下されるたびアプローチをかけるも、イヴは探し物に夢中でウォーリーには興味もない様子。
そんな中、突然の砂嵐がやってきてウォーリーはイヴを自分の家に避難させます。
ウォーリーの家にはゴミ収集で見つけた様々なコレクションが飾られており、それを見たイヴは徐々にウォーリーに興味を持ちはじめます。
ところがイヴはウォーリーから彼が拾った植物の芽を見た途端、それを体内に保管し休眠状態に陥ってしまいます。
せっかくできた友達が全く物言わぬ状態になってしまい、ウォーリーは戸惑うばかり。
●イヴの探し物とアクシオム艦
イヴの状態に困ったウォーリーは、何とか彼女を目覚めさせようと手を尽くします。
しかしイヴは一向に目覚めず、ウォーリーは仕方なく本来の仕事に戻ることに。
しかしある日、仕事から戻ったウォーリーは探査船がイヴを連れ去ろうとしているのを発見。
彼女を手放したくない一心からウォーリーは探査船にしがみつき、大気圏を越え大きな宇宙船アクシオムに辿り着きます。
巨大な宇宙船に乗っていたのは、かつての地球人たち。
彼らは移動や食事といった生活のすべてを何から何まで自動化し、高性能ロボットに面倒を見てもらって暮らしていました。
そう、イヴが地球に来た目的は、人間が再び地上に戻るために植物が育っているかどうかを確認するためだったのです。
●オートの反撃と人々の再生
宇宙船に戻ったことで起動できるようになったイヴは、ウォーリーの家で回収してきた植物を艦長に提出しようとしますが、彼女の胸の収納スペースは空っぽ。
いつの間にか彼女の体内からは植物の芽が消えていました。
故障を疑われたイヴは治療室に連れて行かれ、危害を加えられると誤解したウォーリーは船内で騒動を起こしてしまいます。
暴れるウォーリーを落ち着かせるイヴでしたが、2人はセキュリティロボットがイヴの体内にあるはずの植物を運ぶ場面を偶然目撃します。
植物を取り戻したイヴは艦長に植物を提出し、艦長は地球へ向かうよう制御ロボットのオートに命じます。
しかし、オートは今の地球に人類は住めないと主張し、艦長の命令を拒みはじめます。
宇宙にいれば生きることができると主張するオートに対し、艦長は自分たちの故郷で生きたいと反論。
とうとうオートは艦長を監禁し船の主導権を握りますが、イヴやウォーリーの協力で艦長はどうにかオートを機能停止に追い込むことに成功し地球へと向かいました。
途中ウォーリーは記憶をなくすも、イヴが手を握ると記憶が蘇り2人はこれまで以上に固い絆で結ばれました。
再び地球に戻った人々は1から地球再生に向けて歩み始めます。
ディズニーピクサー映画WALL・E:登場キャラクター
『WALL・E』に登場するキャラクターをご紹介します♪
本作のメインキャラクターであるウォーリーとイヴによってストーリーが進んで行きますよ。
●ウォーリー(声優:ベン・バート)
ウォーリーは地上を再び人間が住める環境にするためにゴミ処理を命じられたロボットです。
作業中に発見したビデオで観た恋愛映画に興味を持ち、偶然やってきた探査機イヴに恋をします。
本来ならば意志を持たないロボットですが、長い年月をかけて自我が芽生え始めました。
●イヴ(声優:エリサ・ナイト)
イヴは宇宙船アクシオムから地球に送り込まれた最新型の探索ロボットです。
真面目な心優しい女の子で、ストーリーを通してウォーリーと強い絆で結ばれていきます。
ディズニーピクサー映画WALL・E:文明社会への警告作品?
本作は一見ウォーリーとイヴとのラブストーリー映画に見えますが、現代でも大きな問題・課題ともなっている「環境保護」や「人工知能の発達」を盛り込んだ作品になっています。
子供たちの視線で見るとかわいいロボットたちの恋物語や宇宙冒険ですが、大人の目線で見ると明らかに文明社会に対する皮肉が描かれていることがわかります。
今は美しい自然に囲まれた地球でも、人間の行き過ぎた行動や欲望で絶望的な未来にも変えてしまうという人類への警告とも取れる奥深い物語となっています。
しかし映画の最後には地球の未来に対する希望なども描かれていたり、ストーリーもテンポよく進んで行くので子供も飽きずに見ることができますよ。
ディズニーピクサー映画WALL・E:ウォーリーに会えるイベント
2018年、東京原宿の「ラフォーレミュージアム原宿」では家族や友達の絆をテーマにしたディズニーピクサー映画の体験型イベント「ピクサー・ザ・フレンドシップ ~仲間といっしょに冒険の世界へ~」が開催されました。
展示場には『WALL・E』のフォトスポットも登場し、ウォーリーコレクションが展示されたかわいい部屋も登場。
ここではウォーリーやイヴと一緒に写真撮影を撮ることができました!
また、東京ディズニーシーでは2018年からピクサーキャラクターが集結するスペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を開催。
イベントやショー自体にウォーリーのキャラクターは登場しませんが、グッズや飾りとしてパークに現れました。
2020年も開催予定の「ピクサー・プレイタイム」。
次回はショーイベントにウォーリーの登場も期待したいですね♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はピクサー映画『WALL・E』についてご紹介しました。
ウォーリーやイヴの純粋な恋愛模様から地球環境問題も描かれていた本作は子供から大人まで楽しめる作品です。
ぜひファミリーで観賞してみてくださいね♪
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