映画『インクレディブル・ファミリー』のあらすじ!キャラクター、声優、ディズニーで会える場所も!
2018年公開のディズニー/ピクサー映画『インクレディブルファミリー』を紹介!『Mr.インクレディブル』14年ぶりの続編は、平凡な家族がスーパーヒーローとして活躍します♪新たな敵に立ち向かうパー家の絆と、次男坊ジャックジャックの能力が明らかに!物語のあらすじ、声優キャスト、パークで会える場所やイベント、インクレディブルファミリーをモデルにした海外パークのアトラクションをまとめました。
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は2018年に公開された、スーパーヒーロー一家が活躍するピクサー映画『インクレディブルファミリー』をご紹介します♪
『インクレディブルファミリー』は特殊能力を持つ家族が平穏な日常を送りながらスーパーヒーローとして悪と戦う物語。
2004年公開の『Mr.インクレディブル』の14年ぶりとなる続編です。
本作はスーパーヒーロー、イラスティガールとして新たな敵に立ち向かう妻ヘレンが主役の物語。
女性の社会進出や男性が家庭と向き合う姿など、現代社会が抱えるテーマも見どころの1つです!
育児や家事を頑張るパー家の大黒柱、ボブの奮闘ぶりにも注目してみてくださいね♪
・インクレディブルファミリー:物語のあらすじ
- ●ヒーロー復活をかけた1通の手紙
- ●謎の人物登場
- ●黒幕の正体とヘレンの危機(ここからネタバレあり)
- ●パー一家とヒーローたちの活躍
・インクレディブルファミリー:キャラクター&声優キャスト
- ●ボブ(Mr.インクレディブル)/三浦友和
- ●ヘレン(イラスティガール)/黒木瞳
- ●ヴァイオレット/綾瀬はるか
- ●ダッシュ/山崎智史(旧CV:海鋒拓也)
- ●ジャックジャック/原語版流用
- ●フロゾン(ルシアス・ベスト)/斎藤志郎
- ●スクリーンスレイヴァー/相場幸人
- ●アンダーマイナー/髙田延彦
- ●エドナ・モード/後藤哲夫
・インクレディブルファミリー:【トリビア】ジャックの能力はホラー映画のオマージュ
・インクレディブルファミリー:グリーティングはある?
・インクレディブルファミリー:インクレディブル一家が登場したイベント
・インクレディブルファミリー:海外にはアトラクションがある
インクレディブルファミリー:『Mr.インクレディブル』から14年ぶりの続編
2018年公開の 『インクレディブルファミリー』は、第77回アカデミー長編アニメ映画賞を受賞したディズニーピクサー映画です。
大ヒットを記録した2004年公開のピクサー映画『Mr.インクレディブル』の14年ぶりとなる待望の続編になっています。
原題は『インクレディブル2』ですが、日本では『インクレディブルファミリー』というタイトルに変更されました。
本作ではスーパーパワーを持つパ一一家が、あることをきっかけに新たな敵に立ち向かいます。
今回の主役は前作の主人公ボブではなく、妻のヘレン(イラスティガール)です。
妻のヘレンに育児や家事を任されたボブの悪戦苦闘する姿や、末っ子であるジャックジャックの特殊能力も描かれていますよ。
前作とほぼ同じ声優キャストが続投しており、『Mr.インクレディブル』に続きブラッド・バードが監督を務めました。
インクレディブルファミリー:物語のあらすじ
『インクレディブルファミリー』のはじまりは、前作のラストに地底から現れた悪役アンダーマイナーとの戦いからスタートします。
ネタバレも含みますので、まだ見ていないという方はご注意くださいね!
●ヒーロー復活をかけた1通の手紙
舞台は前作のシンドロームとの決闘から3ヶ月後。
法律によってスーパーヒーロー活動が禁じられる中、主人公ボブ・パー(Mr.インクレディブル)を筆頭にパ一家は人々を襲うアンダーマイナーと戦っていました。
しかしこの戦いによって街は破壊され、パー家は警察に事情聴取されることに。
この事件をきっかけに政府はスーパーヒーロー保護プログラムを完全廃止し、政府組織NSAのメンバーであるパー家の護衛を務めていたリック・ディッカーも任務を解除され彼らに別れを告げました。
ある時、パー家の母ヘレン(イラスティガール)に、アンダーマイナーとパー家の戦いを見たというヒーローファンでデブテック社のリーダー、ウィンストンと彼の妹イヴリンから、スーパーヒーローの復活をかけた任務を依頼されます。
その内容とは、ヘレンがスーパーヒーローとして活躍する姿を世の中に見せることで再びスーパーヒーロー活動が許可されることを目的とするものでした。
任務を引き受けたヘレンが留守中の間、ボブは妻の代わりに子守や家事を任されることになります。
●謎の人物登場
パー家はウィンストンが手配した新居に引っ越し、ヘレンは任務のため家を出て行きました。
ヘレンは治安の悪い大都市ニューアーバムで暴走列車を止めて人々を救助している中、テレビ画面を乗っ取り人々を洗脳するスクリーンスレイヴァーと名乗る謎の人物を目撃します。
ヘレンはイヴリンと共にスクリーンスレイヴァーのアジトに乗り込んで逮捕に成功しますが、なんとその正体はピザの配達員だったのです。
一方、子守や家事に奮闘するボブは恋に悩む長女ヴァイオレットや、宿題と戦う長男ダッシュの世話に追われていました。
さらに、これまで不明だった次男ジャックジャックに数々のスーパーパワーがあることが発覚するのです。
●黒幕の正体とヘレンの危機(ここからネタバレあり)
その頃、ヘレンはピザの配達員が誰かにハメられスクリーンスレイヴァーに仕立てあげられたことに気づきますが、なんとその黒幕がイヴリンであることが分かります。
イヴリンの両親はかつてスーパーヒーローに全幅の信頼を寄せていたのに、強盗に殺されてしまったという過去があったのです。
それ以来イヴリンはスーパーヒーローを憎んでおり、人々がスーパーヒーローに頼りすぎない世界を作るためスーパーヒーローを洗脳して彼らの悪評を世界に広めてきたのでした。
隙を見せてしまったヘレンと、ヘレンを助けに来たボブはイヴリンに特殊ゴーグルをつけられ洗脳されてしまいます。
さらに自宅に残された子供たちとボブがベビーシッターを任せていた親友のフロゾン(ルシアス・ベスト)の元にも洗脳されたスーパーヒーローたちの魔の手が押し寄せてきました。
フロゾンも特殊ゴーグルをつけられてしまいますが、ダッシュの活躍により間一髪で脱出に成功します。
●パー一家とヒーローたちの活躍
インクレディビークルに乗って脱出に成功したヴァイオレット、ダッシュ、ジャックジャックは、豪華客船で行われているデブテックの調印式に潜入。
3人の活躍でボブ、ヘレン、フロゾン、そして他のスーパーヒーローたちのゴーグルを外し洗脳を解除します。
目論見を阻止されたイヴリンは飛行機で逃亡を図りますが、ヘレンによって捕えられました。
しかし、今度は客船のエンジンが爆走。
船は猛スピードで街に突っ込みそうになりますが、パー家やフロゾン、スーパーヒーローたちのパワーで暴走を阻止!
すべての黒幕であったイヴリンは逮捕されることになります。
こうして事件を防いだスーパーヒーローたちの活躍が認められ、再びスーパーヒーローの活動は許可されるようになりました。
インクレディブルファミリー:キャラクター&声優キャスト
『インクレディブルファミリー』に登場するメインキャラクターと日本語吹き替えキャストをご紹介します♪
前作から続投しているキャストがほとんどですが、一部の声優さんが交代しているのでチェックしてみてください。
●ボブ(Mr.インクレディブル)/三浦友和
ボブは驚異的な怪力を持つ、伝説のスーパーヒーローです。
しかし、その正体は妻のヘレンや子どもたちを愛するパー家の大黒柱。
かつては街を守るスーパーヒーローとして活躍していましたが、本作ではヘレンの代わりに慣れない育児や家事に奮闘する様子が描かれていますよ。
そんなボブの吹き替えを務めるのは前作に続き俳優の三浦友和さんです。
俳優歴47年の大ベテランで、数々のドラマや映画などに出演し活躍しています。
●ヘレン(イラスティガール)/黒木瞳
ヘレンはパー家の良き母親で、心優しく強い女性です。
ボブと同じく伝説のスーパーヒーローで、身体がゴムのように柔軟に動く能力を持っています。
本作ではヒーロー復活をかけた任務を引き受け、ヘレンの活躍も楽しむことができますよ。
ヘレンの吹き替えを務めるのは前作に続き女優の黒木瞳さんです。
1981年に入団した宝塚歌劇団では月組トップの娘役に抜擢され、その後も数々のドラマや映画、舞台、CMなどで活躍しています。
●ヴァイオレット/綾瀬はるか
ヴァイオレットはパー家の長女で、シャイな一面もありますが母親に似て意思が強い女の子です。
周囲に強力なバリアを張ったり、自らを透明化させる能力を持っています。
ヴァイオレットの吹き替えを務めるのは前作に続き女優の綾瀬はるかさんです。
2004年のドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ』でヒロイン役に抜擢され、その後も『海街diary』や『今夜、ロマンス劇場で』など数々の映画やドラマで活躍しています。
●ダッシュ/山崎智史(旧CV:海鋒拓也)
ダッシュはパー家のいたずら好きの長男で、家族想いの優しい男の子です。
目視では確認できないほど猛スピードで疾走したり、水上を走る能力を持っています。
ダッシュの吹き替えは、前作では俳優兼声優の海鋒拓也さんが演じていましたが、本作では山崎智史さんが担当しています。
山崎さんは子役やアニメのアテレコなどで活躍していますよ。
●ジャックジャック/原語版流用
ジャックジャックはパー家の末っ子で、元気いっぱいの好奇心旺盛な赤ちゃんです。
アイドルのように愛される存在ですが、その小さな身体には複数の特殊能力があり本作では家族と一緒に新ヒーローとして活躍しています。
吹き替え声優はおらず、原語版で声優を演じたイーライ・フシールの声を流用しています。
●フロゾン(ルシアス・ベスト)/斎藤志郎
フロゾンはハニーという妻を持つボブの古くからの親友で、パー家とは家族ぐるみの関係です。
ウィンタースポーツの達人で、氷を自由に操ったり空気中の水分から氷を作り出したり、指先から冷気を出して凍らせる能力を持っています。
フロゾンの吹き替えを務めるのは前作に引き続き、俳優兼声優の斎藤志郎さんです。
斎藤さんは数々のドラマや映画、アニメなどで活躍していて、『ハリーポッター』シリーズのルビウス・ハグリッドの吹き替えを担当していることでも有名です。
●スクリーンスレイヴァー/相場幸人
スクリーンスレイヴァーは、ヘレンが追っている人々を催眠にかけ洗脳する本作の悪役です。
スクリーンスレイヴァーの吹き替えを務めるのは声優の相場幸人さんです。
ディズニーアニメ『フィニアスとファーブ』では大学生のカール役を演じています。
●アンダーマイナー/髙田延彦
アンダーマイナーは本作に序盤から登場する、テロリストや銀行強盗などを企む悪役です。
アンダーマイナーの吹き替えを務めるのは元プロレスラーの髙田延彦さんです。
1980年に新日本プロレスへ入団し、引退後はタレントとして数々のバラエティ番組やドラマ、映画などで活躍しています。
●エドナ・モード/後藤哲夫
エドナ・モードはヒーローのスーツを手掛ける、プライドが高く世界で活躍するカリスマデザイナーです。
日本人とドイツ人のハーフである彼は常に自信たっぷり。
エドナ・モードの吹き替えを務めるのは前作に続き、声優の後藤哲夫さんが担当しています。
後藤さんは『名探偵コナン』や『忍たま乱太郎』など数多くのアニメで活躍していますよ。
インクレディブルファミリー:【トリビア】ジャックの能力はホラー映画のオマージュ
本作で判明したジャックジャックの超能力の1つに、壁をすり抜けられる特殊能力があります。
これは次元移動を意味するダイメンショントラベルという能力で、周りからは別次元に移動したジャックジャックの姿は見えないものの壁から赤ん坊の声が聞こえるという奇妙な現象に見えるのです。
ジャックジャックのこの能力、実は名作ホラー映画『ポルターガイスト』をモチーフにしているんです!
しかも『ポルターガイスト』のフリーリング一家の父親役は、原語版でパー家の父親ボブの声を担当した俳優のクレイグ・T・ネルソンが演じているんですよ。
インクレディブルファミリー:グリーティングはある?
日本ではランドとシー、どちらのパークでも『インクレディブルファミリー』のキャラクターに会うことができます。
ディズニーランドのトゥモローランドでは、スーパーヒーローのコスチュームを着てグリーティングを楽しむMr.インクレディブルとイラスティガールに会えますよ♪
また、ディズニーシーのポートディスカバリーでもインクレディブル夫妻がグリーティングを行なっています。
どちらのパークでもヒーローらしいかっこいいポーズをとってくれるので、遭遇できたらぜひ声をかけてみてくださいね♪
また、ディズニーシーの期間限定イベント『ピクサー・プレイタイム』では、インクレディブル夫妻の他にもエドナ・モードやジャックジャックも登場しました。
インクレディブルファミリー:インクレディブル一家が登場したイベント
ディズニーシーでは2018年〜2020年にかけて、春の期間限定イベント『ピクサー・プレイタイム』が開催され、ピクサー作品の人気キャラクターたちが登場しました。
中でもメディテレーニアンハーバー/ミッキー広場で公演されたメインショー「ピクサー・プレイタイム・パルズ」では、『インクレディブルファミリー』の内容を楽しめるゲームもあったんですよ。
このショーはインクレディブル夫妻と共にスーパーヒーローエクササイズを楽しんだり、途中で悪役のスクリーンスレイヴァーが登場するなど、ハラハラドキドキのステージに。
最後は巨大化したジャックジャックやカリスマデザイナーのエドナ・モードも登場し大成功を収めました!
ショーの他にも『インクレディブルファミリー』をイメージしたグルメやグッズ、フォトスポットも登場。
インクレディブルファミリー:海外にはアトラクションがある
アメリカのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにはインクレディブルファミリーをテーマにしたアトラクションがあります。
それまでカリフォルニア・スクリーミンとして運営されていたジェットコースターが、映画の公開に合わせ「インクレディコースター」として生まれ変わりました。
猛スピードでコースを駆け抜けながら、インクレディブル一家に会うこともできるというインクレディコースター。
カリフォルニアのパークに行ったらぜひ体験してみてくださいね。
▼インクレディコースターの詳細はこちら!
・【海外ディズニー】カリフォルニアスクリーミン改めインクレディコースター!怖さと体験談まとめ
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はピクサー映画『インクレディブルファミリー』をご紹介しました!
インクレディブル夫妻はパークでも会うことができるのでぜひ見つけたら声をかけて挨拶してみてくださいね☆
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |