映画『ローグワン』解説!あらすじ・キャスト・評価・タイトルの意味は?ダース・ベイダーも登場

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    2019年2月1日地上波初放送!スターウォーズ・シリーズのスピンオフ映画『ローグワン』を紹介します。1977年の第1作『新たなる希望』に繋がる物語は、どんな内容なのでしょうか?あらすじ、キャスト、評価、タイトルの意味を、ネタバレありで解説していきます。人によっては「スターウォーズ・シリーズで一番好き」という人もいるローグワンは、あのダース・ベイダーも登場しますよ!

    皆さん、こんにちは! 先日、親戚の結婚式でオリエンタルホテルを楽しんできたIkumaです!

    2019年2月1日(金)に、映画『ローグワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の地上波初放送が決定しました。
    『ローグワン』はスターウォーズ・シリーズの中の一作で、初のスピンオフ作品です。
    一風変わった作品ではありますが、ファンの中にはシリーズで一番面白いという声もあるんですよ。

    今回は『ローグワン』とはどんな作品なのか、あらすじやキャスト陣、そして評価について解説します!
    あの名悪役、ダースベイダーも登場しますよ!

    映画『ローグワン』とは

    『ローグ・ワン』とは
    (C)Disney
    『ローグ・ワン』とは

    『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』とは、大人気シリーズ「スターウォーズ」の実写映画です。
    ただし「エピソード●」という名前がつくナンバリング作品でなく、本編から派生したスピンオフ作品となっています。

    『ローグワン』は2016年12月16日に全世界で一斉公開され、大ヒットを記録。
    最終的には10億"ドル"以上の興行収入を稼ぎ出しました。

    なんというか、文字通り桁の違う打ち上げですよね……。
    ちなみに12月公開で新年まで2週間程の期間しかなかったにもかかわらず、2016年のアメリカ映画の最高興行収入を記録したそうです。

    時系列では『エピソード4/新たなる希望』の直前の話

    『ローグワン』では1977年のシリーズ第1作『エピソード4/新たなる希望』の直前に起こった出来事を描いています。
    『新たなる希望』といえば、主人公ルーク・スカイウォーカーが帝国の秘密兵器「デススター」の致命的な弱点を突いて攻撃し、見事破壊するというというあらすじでした。

    『ローグワン』は、そのデススターの弱点がどのようにして判明したのか?が明らかになります。
    『新たなる希望』のオープニングで流れる文章では「反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功した」としか言及されませんが、そこには名もなき兵士たちによる決死の努力があったのでした……。

    ローグワン:あらすじ

    『ローグ・ワン』のあらすじ
    (C)Disney
    『ローグ・ワン』のあらすじ

    遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。
    主人公のジン・アーソは母のライラ、優秀な科学者の父ゲイレンと3人で静かな生活を送っていました。

    しかしある日、父の能力に目を付けた帝国軍人のオーソン・クレニックによって、母親は殺害、父親は帝国に連れて行かれてしまいます。
    残されたジンは、帝国へレジスタンス活動を行っているソウ・ゲレラに助け出され孤児として育てられました。

    それから月日は流れ、ソウの元を飛び出したジンは犯罪者として帝国軍に捕まってしまいます。
    そんなジンを助け出したのが、帝国の圧政に抵抗する反乱軍です。

    ジンは反乱軍から

    「帝国軍が謎の最終兵器を完成させたこと」
    「最終兵器に関する情報を脱走した元帝国軍パイロットのボーディー・ルックが知っていること」
    「そのボーディーをソウが捕まえてしまったこと」

    を聞かされます。

    長年の戦いで疑心暗鬼になっているソウは反乱軍のことも信用しておらず、唯一ソウを説得できそうなジンに、仲介の役目が任されたのでした。

    ジンは反乱軍スパイであるキャシアン・アンドーや元帝国軍ドロイドのKー2SOと共に聖地ジェダ・シティに向い、何とかソウとの再会を果たします。
    そしてジンは父親であるゲイレンがデススターの開発に協力しつつも、その裏で致命的な弱点を仕込んでいることを知ります。

    デススターのより詳しい情報を知るため、ジンたちはジェダで出会ったチアルート・イムウェやベイズ・マルバスと共に、今度はゲイレンのいる惑星イードゥーに向かいます。
    しかしそこにはデススターの情報を漏洩した裏切り者を始末すべく、クレニックら帝国軍が待ち構えていました。

    【ネタバレあり!】後半~ラスト

    ここから先は物語のネタバレを含みますので、読みたくない人は飛ばしてくださいね!

    ジンはイードゥーにいた帝国軍の中に父ゲイレンの姿を見つけて救出しようとしますが、ゲイレンは運悪く爆撃に巻き込まれ、娘の腕の中で息を引き取ります。

    一方、帝国内に戻ったクレニックは、ある男から強い叱責を受けていました。
    それがスターウォーズ最大の悪役であるダースベイダーです。
    ダースベイダーはフォースの力でクレニックを締め上げ、デススターを完全な物にするよう命令するのでした。

    ジンたちはデススターの設計図が保管されている惑星スカリフへの攻撃を提案しますが、反乱軍の中でも意見が割れ、降伏を主張する者さえ現れます。
    それでも戦い続けようとするジンに、ここまで一緒に冒険してきたチアルートやベイズ、ボーディーやKー2SOやキャシアン、そして反乱軍の特殊部隊員達が集ったのでした。

    彼らは盗んだ帝国の船で無事にスカリフに潜入。
    そしてジンが父に託されたメッセージを頼りにデータ保管庫からデススターの設計図を盗み出すものの、帝国軍の猛攻にあい仲間たちは次々と命を落としていきます。

    それでも生き残ったジン達はデススターの情報を伝えるため、命がけで設計図のデータを反乱軍の待機する艦隊に送信します。
    しかしそこへ、帝国軍はデススターから惑星一つを吹き飛ばす威力を持つレーザーを発射。
    こうしてスカリフに潜入したジンたち一行は、作戦の成功と共に全滅を迎えます。

    スカリフの地上から送信された設計図を受信した反乱軍は艦船で撤退を始めますが、そこにダースベイダーが乗り込んできます。
    ダースベイダーは容赦なく反乱軍の兵士たちを惨殺。
    それでも反乱軍は間一髪で設計図のデータが入ったチップを死守して、レイアの手に渡します。

    そして「中身は?」と聞く兵士に、レイア姫はじっくりデータチップと眺めてこう答えるのでした。
    「希望です」――と。

    このように『ローグワン』は『エピソード4』直前のお話であり、彼らの活躍によって『新たなる希望』が生まれることになったのです!

    ローグワン:キャスト

    それでは、『ローグワン』のキャスト陣を見ていきましょう。
    国際色豊かなキャストが大集合していますよ。

    ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)

    ジン・アーソ
    (C)Disney
    ジン・アーソ

    『ローグワン』の主人公、ジンを演じたのはイギリス人女優のフェリシティ・ジョーンズです。
    孤児として厳しい人生を送ってきたジンを、クールに演じ切りました。

    他の代表作には2016年には同名の人気小説を映画化した『インフェルノ』があります。

    キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)

    キャシアン・アンドー
    (C)Disney
    キャシアン・アンドー

    ジンとならび、『ローグワン』の中心となって部隊を引っ張ったキャシアンは、メキシコ出身の俳優ディエゴ・ルナが演じました。
    ディエゴ・ルナが演じたキャシアンはファンの間でも人気が高いキャラクターで、現在キャシアンを主人公にしたドラマシリーズが制作中!

    ドラマは『The Mandalorian』というタイトルで、2019年後半にスタートするディズニーの配信サービス「Disney+」で配信される予定です。
    また近い内にルナ演じるキャシアンに会えるかも知れません!

    ボーディー・ルック(リズ・アーメッド)

    ボーディー・ルック
    (C)Disney
    ボーディー・ルック

    元帝国軍のパイロット、ボーディー・ルックを演じたのはパキスタン系イギリス人の俳優、リズ・アーメッド。
    普段は気弱なのに、ここ一番では的確な提案をするボーディーというキャラクターを見事に演じました。

    リズ・アーメッドは2018年11月に公開されたマーベル映画「ヴェノム」にて、悪のマッドサイエンティスト「カールトン・ドレイク」を演じたことで人気が急上昇しています!

    チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)

    チアルート・イムウェ
    (C)Disney
    チアルート・イムウェ

    「我はフォースと共にあり。フォースは我と共にあり」が口癖で、飄々とした態度が持ち味の盲目戦士・チアルートを演じたのは、香港が産んだアクションスター=ドニー・イェン。
    実在の武術家・葉問を主人公にした「イップ・マン」シリーズを初め、様々な作品に出演しています。

    盲目繋がりで「座頭市」をイメージする人も多いのか、チアルートは『ローグワン』のキャラクターの中でも、日本で特に人気が高いキャラクターです。
    ちなみにこの「盲目の戦士」と言うアイディアは、ドニー・イェン本人のものだそうですよ。

    ベイズ・マルバス(チアン・ウェン)

    ベイズ・マルバス
    (C)Disney
    ベイズ・マルバス

    チアルートの飄々とした態度に文句を言いつつも、ひとたび戦闘となれば彼と絶妙のコンビネーションを発揮するのが銃火器のスペシャリスト=ベイズ。
    演じたのは中国映画界の名俳優であり、近年は監督としても活躍しているチアン・ウェンです。

    注目して欲しい演技が、終盤チアルートが亡くなった後のシーン。
    親友を失った悲しみに耐えつつ、チアルートの口癖である「我はフォースと共にあり。フォースは我と共にあり」と呟きながら、敵を倒していく姿は涙なしに見られません……。

    K-2SO

    K-2SO
    (C)Disney
    K-2SO

    ジンたちの味方となって活躍するドロイド、K-2SOは元々帝国によって製造されたもので、どこかとぼけた言葉遣いが魅力です。
    このK-2SOの声優を担当したのは、アメリカ人俳優のアラン・テュディックです。

    アランは『ベイマックス』『ズートピア』『シュガーラッシュ』など、たくさんのディズニー映画で声優を務めています。

    ゲイレン・アーソ

    ゲイレン・アーソ
    (C)Disney
    ゲイレン・アーソ

    ジンの父親でありデススターを設計した天才科学者を演じたのは、デンマークの俳優マッツ・ミケルセンです。
    2000年代前半頃からハリウッドに進出し、『007 カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフルや『ドクター・ストレンジ』のヴィラン・カエシリウスなどを演じました。

    また『羊たちの沈黙』の名ヴィラン、ハンニバル・レクターの過去を描いたドラマシリーズ「ハンニバル」では、若きレクター役を熱演しています。

    ローグワンの意味って?

    『ローグ・ワン』の意味とは?
    (C)Disney
    『ローグ・ワン』の意味とは?

    映画のタイトルにもなっている『ローグワン』。
    日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、これが作中で大きな意味を持っています。

    英語では「Rogue One」と書きます。
    「Rogue」は「悪党」「ごろつき」そして「はぐれ者」という意味を持っています。
    作品内で使われる意味としては「はぐれ者」というのが一番近いでしょうね。

    劇中の使用シーン

    「ローグワン」は、惑星スカリフに出発する際にジンたちが名乗った名前です。
    盗んだ帝国軍の船を勝手に使用した時に、管制官がパイロットに所属部隊を尋ねます。
    その際、操縦していたボーディーがとっさに名乗った部隊名が「ローグワン」でした。

    苦し紛れに名乗った名前ではありましたが、まさしくジン達にピッタリな名前ですね!
    作中でも屈指の名場面ですので、ぜひ注目してみて欲しいです。

    ローグワン:評価

    『ローグ・ワン』はスターウォーズ・シリーズの中でも異色作
    (C)Disney
    『ローグ・ワン』はスターウォーズ・シリーズの中でも異色作

    スターウォーズの作品の中でも、なかなか特異な内容となっているローグワン。
    ファンの間ではどう評価されているのでしょうか?

    古参ファンの間では賛否両論

    スターウォーズ作品といえば、世界観は明るめで希望が残るエンドが多いです。
    しかし『ローグワン』は主要な登場人物は全滅するという、特に重苦しいシリアスな作品となっています。

    そのため往年のスターウォーズ・ファンからすると、面食らうような所も多そう……。
    しかし逆に「スターウォーズという作品の、新しい側面を開いた!」という意見も出ています。

    緊迫感溢れるラスト10分は必見!

    ローグワンにおいて、特に高い評価を得ているのが惑星スカリフ内の戦闘シーン。
    これまでライトセイバーでの決闘や宇宙空間での戦闘機での交戦が多かったスターウォーズ作品の中で、初めてレーザー銃による銃撃戦が本格的に描かれました。

    仲間が苦しみながらバタバタと倒れていくラスト10分の地上戦は、スターウォーズ作品の中でも特に緊迫感のある戦闘シーンで必見です。
    この戦闘・アクション描写を見ているだけでも、『ローグワン』を楽しめると思いますよ!

    筆者のおすすめシーンとキャラクター

    個人的なお気に入りのシーンが、上述したスカリフに向かって出発するシーン。
    それぞれ異なった背景を持つ、様々な種族のキャラクター達が、一丸となって任務を果たそうとする姿には、非常に熱くなれます!

    それから、ドロイドのK-2SOは一押しのキャラクターですね。
    普段は落ち着いた声音でとぼけたセリフを言ったりしているのですが、終盤ジン達のために限界まで敵を引きつけ、倒れる直前に普段と同じ落ち着いた声で別れを告げた所は、胸にこみあげてくるものがありました……。

    まとめ

    以上、『ローグワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を紹介しました。
    『ローグワン』は単体でも楽しめる映画ですが、できれば『エピソード4/新たなる希望』だけでも見ておくと、作中に仕込まれた小ネタがわかって一層楽しめます。
    DVDやブルーレイ、配信でも楽しめますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

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    エンタメ系ライターとして東京で活動しています。出没地帯はレゴランドから上野動物園まで様々。好きなディズニー映画は「ズートピア」で、その他にはマーベル映画などもよく見てます。わかりやすくて面白い記事を書けるように頑張ります!

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