ディズニーキャスト6つの裏話！元キャストが神対応を受けた体験談も！

こんにちは。ディズニー大好き2児のママ『クラリス』です。

生まれた時からディズニーに家族で通っていましたので、200回近くはパークに足を運んでいます。
ディズニーのキャストに憧れて学生時代にマーチャンダイズのお仕事をしていました。

元キャストの筆者があまり実態をご紹介するのは良くないかもしれませんが、幻滅させるようなことはありません。
ディズニーのキャストになってみたい方、ディズニーのキャストの裏側に興味がある方へ向けて、色々な情報をご紹介していきます！

ディズニーキャストとは

手を振るキャスト

東京ディズニーリゾートで働くキャストは約2万前後います。
その9割が準社員のアルバイトと言われています。

突然ですが、キャストとはなぜキャストと呼ぶのかご存知ですか？

ディズニーリーゾートは全てテーマが決められています。
そのテーマに沿って働く人をキャスト＝演者、そこを訪れる人＝ゲストになるのです。

ゲストが目にすることができる世界はオンステージで、キャストが働く裏の世界はバックステージです。
1つ1つの仕事に意味があるわけで、キャストのお仕事もショーの一部になるのです。

1.ディズニーキャストには特典がある

勤続年数によって貰えるバッジ

多くのディズニーキャストが働く一方で、残念ながら離職率も高いのが現状です。
ディズニーキャストのモチベーションを上げるために、キャストにしかない特典も多くあるのはご存知でしょうか？
その一部をご紹介しましょう。

特典①：グッズを安く買える！

キャストショップがあり、園内で販売されているグッズを社員割引で買うことができます。
キャストオリジナルグッズもあるのでとても魅力的な特典です。

特典②：最新アトラクションに先乗りできる！

これも嬉しい特典ですよね！
最新アトラクションはオープンしてから当分の間は長蛇の列です。
それが並ばずに体験できるなんてありがたいことです。

特典③：キャスト特別価格でチケットを購入できる！

ディズニーキャストは特別な価格でパスポートを買うことができるんです。
それに、半年に1回キャストトレーニング・パスポートをもらえます。
チケットが高額になってきたので嬉しい特典ですよね！

特典④：コスチュームの着替え手当がもらえる！

コスチュームに着替えたえり、自分お担当のエリアまでバス移動もしたりします。
その分の時間外手当になりますが、ちょっと割安な手当ですが、いただけないよりは頂いたほうが･･･お得ですよね！（笑）

特典⑤：非売品のカレンダーがもらえる！

ディズニーキャストやオリエンタルランドで働いてる人しかもらえない非売品のカレンダーがあります。
どこにも売っていないので良い記念になりますね！

特典⑥：サンクスデーに参加できる！

パークを閉園後に貸し切るサンクスデーがあります。
普段頑張って働いてくれているキャストに感謝の意味をこめて、オリエンタルランドの社員がキャストをおもてなしをします。
社長もカストーディアルをして働いていたりするんですよ！！

・キャストの特権！「サンクスデー」とは？ディズニーのホスピタリティに驚愕！

特典⑦：バッジがもらえる！

勤続年数によってもらえるバッジがあります。
5年ごとにもらえるバッジです。

今度ディズニーへ行った際に、キャストのネームタグを確認してみて下さい。
勤続年数が多いキャストのネームタグの上には、ゴールドのバッジがついています。

このように、ディズニーキャストには色々と特典は多いです！
ディズニーファンなら、キャストになりたい気持ちが増したのではないでしょうか？

非売品や特別なものは嬉しいですし記念になりますよね。

余談ですが、キャストのネームタグや社員証は、辞める際に全て返却になりますので、記念品としては残りません。

2.ディズニーキャストが守るべきルールがある

ディズニールックばっちりなキャスト

・ディズニーキャストの裏話！守るべきディズニールックとは？

ディズニーキャストは身だしなみを整えて、厳しい決まりの中でしっかり守ってお仕事をしています。

なぜ厳しい身だしなみのルールがあるのかご存知ですか？

ディズニーリゾートは幅広い年代のゲストが訪れます。
あらゆる年代のゲストの方に好感を持ってもらえるように基準があり、それは最高のおもてなしをするショーの一部でもあるんです。

◆女性の場合

髪の毛がお辞儀したときや風が吹いた時に顔にかからないように、自然な清潔感のある髪型にします。
無造作や前髪が顔にかかるような髪型はNGになります。

髪色も自然な色合いで肌、眉、瞳とバランスのとれた色を求められます。
メイクもラメや過度なメイクはNGです。
清潔感のある自然なメイクです。

爪はつけ爪や派手なカラーはNGです自然な色で指先から3mmは超えない長さにします。

◆男性の場合

女性と同様に清潔感のある髪型に髪色です。
無造作やツーブロック、襟に髪がかかるのはNGです。

ヒゲは口ヒゲもアゴヒゲも全てNGになります。
爪は短くなどほかにも細かく決められています。

これを読んだだけでも厳しいと思った人はいると思います。
でも、テーマに合った仕事をするにはそれなりのルールがあります。
守れないとお仕事はさせてもらえないのも当然のことですよね。

・ディズニーキャストの裏話！守るべきディズニールックとは？

3.ディズニーキャストはピクシーダストを持っている

ティンカーベル

ピクシーダスト？
おそらく、聞いたことがない人がほとんどですよね。
この名前の由来はピーターパンに出てくるティンカーベルの魔法の粉です。

よくパークで買ったばかりの風船が飛んでいってしまったり、アイスやポップコーンを落としてしまっているゲストを目にしませんか？
飛んで行ってしまったり落としてしまったゲストはみんな悲しい表情になっていますよね。
今まで楽しかった気分も一気にガタ落ちしてしまいます。

そんなときに、キャストが新しい風船やポップコーン、アイスを新たに持って来てくれる魔法のサービスです。
新しい物が届くだけでなく、気持ちも元通りどころかもっと温かくなりますよね！

ピクシーダストは、上司に確認しなくても現場の状況によりキャスト自身が判断して使うことができます。

ピクシーダストを体験しました！

筆者もディズニーランド家族と訪れた際に、なんとピクシーダストに出会いました！

パレードを待っている間にお昼を済ませようと、パレードルートにシートを敷いてホットドックを食べていました。
その時、子供がホットドックのソーセージをポロリと落としてしまいました。

筆者は「あ～あ」と思っていました。
しかし、どこからともなくキャストが駆け寄って来てくれ、子どもに

「ホットドック新しいの持ってくるから待っててね！」

と一言伝え、落としたホットドッグと共に走ってその場から走り去りました。

そして、なんと数分後には新しいホットドッグを持って来てくれたんです！！
キャストさんが戻ってきてくれた時は本当に感謝しましたし、その対応にさすがだなと関心！！

子供もショックな表情から一気に笑顔になりました。

毎回絶対にしてもらえるサービスではないので、もしこのような経験をされた場合はラッキーと思っていただけたら良いかなと思います。

4.ディズニーキャストは裏でキャラクターに会える？

キャラクター達

ディズニーキャストは、働く場所によってキャラクターに出会える確率は高くなります。

パレードルートの最初と最後になるファンタジーランドのキャストだと、自分たちの休憩エリアに行くのにパレードスタンバイの列の横を通ることがあります。
ダンサーさんや、キャラクターがスタンバイしているレアな光景を目にすることがでします。

キャラクターがかぶりものを取るところが見られる！？

おそらく、みなさんはキャラクターがかぶりものを取る瞬間を見られるのか興味ありますよね？

筆者個人の意見としては、ミッキーはかぶりものではなくミッキーだと言いたい気持ちがあります！
しかし、やはり良い大人なので現実はわかっています。

キャストになっても、オリエンタルランドが徹底している部分は目にすることができない部分がいっぱいあります。
キャストにも夢を壊さないように配慮されています。

キャラクター達は、パレードに出演するときはキャラクター専用の車で移動してきます。
バックステージでも、キャラクターはキャラクターのままなのです。

休憩所に向かう私たちに手を振ってくれたり頑張ってとジェスチャーで伝えてくれたりします。

5.キャストはディズニーファンがほとんど？

ミッキーマウス

筆者がディズニーキャストとして働いて感じたことがあります。
筆者もディズニー大好きで憧れてキャストをしましたが、思った以上にディズニーファンだらけでした！

キャストの仲間たちは、お仕事が終わったらそのまま着替えてまたパークに遊びに行くなんてことがしょっちゅうありました！
仕事帰りにパークに行くことをキャスト用語で「インパ」と言います。

そして、社員さんも年間パスポーを持っている人が多かったです。
仕事がディズニーなので、終わった後はさっさと帰りたいと思いそうですが、もっと好きになる人がいっぱいいます。

やはり、非売品やキャストにしかまわってこない情報もたくさんあります。
ディズニーファンには魅力的な職場だと思います。

6.ファイブスターカードを上司から渡される

子供の対応中のカストーディアル

ディズニーキャストの仕事ぶりを影から見ていて、良い仕事をしたと思うキャストには、上司からファイブスターカードというのが手渡されます。
欲しいと思ってもなかなかもらえないため、これをもらったキャストは本当に嬉しい瞬間だと思います。
自分の仕事ぶりがみとめられたことになりますしね！

どのような基準があるかというと、下記のようになります。

なるほど！ですよね。
ディズニーらしい基準です。

普段からしっかりやっているつもりでも、このように評価されると「より一層頑張ろう！」という気持ちになりますよね。

このファイブスターカードをもらうと、なんと特典があります。
非売品のグッズのプレゼントと、パーティーへの招待があるんです！

まとめ

キャストとハイタッチする子供

ディズニーキャストと言うと、敷居が高くなかなかすんなりできるような仕事ではないように感じますよね。
しかし、いざ働いてみると、キャストにも優しい職場なんですよ。
だからキャストも笑顔でハピネスを提供してくれるんですね！

自分自身が笑顔でいないと、ゲストを笑顔にすることはできないですもんね！

不思議なことに、「今日は疲れてるな」「体調があまりよくないかも」と思いつつ、仕事のコスチュームに手を通すとそこからは気持ちが引き締まり、普段では恥ずかしくてできないようなこと、言えないようなことが自然とできるのです。

ある意味魔法ですね！
着替えるロッカーは非日常な空間ではないですが、着替えた瞬間から何かが変わるのです。

離職率が高くブラック企業とも囁かれていますが、リターン率も高いんですよ！
他の仕事に就いて、改めてキャストの素晴らしさに気づくなってこともよく聞きました。

キャストとして働くことの素晴らしい点は、他の仕事よりゲストの反応を直に感じることができて、やりがいを感じられること。
疲れるゲスト対応だってありますが、ゲストが訪れてくれた今日という1日を素敵な思い出で終わらせるため日々奮闘しているんですね。

舞浜駅でお土産の袋も持たずに集団でいるグループは、キャストの可能性が高いですよ（笑）

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