ディズニーキャストをご紹介!勤務時間やシフトなどの裏事情
夢と魔法の王国「東京ディズニーリゾート」で毎日笑顔で対応してくれるキャスト。憧れの職業でもあるキャストの1日の出退勤時間やシフト体制に関する情報を、元キャストが詳しく解説。今後キャストを希望される方は、ぜひ参考にしてみてください☆
こんにちは。ディズニー大好き2児のママ『クラリス』です。
生まれた時からディズニーに家族で通っていましたので、200回近くはパークに足を運んでいます。
子供の頃からキャストに憧れていて、学生時代にはディズニーでマーチャンダイズのキャストをしていました。
毎日気持ちよくゲストを迎えるために、舞台裏では何が行われているか?
今回は、みなさんが気になる夢と魔法の舞台裏のキャストの勤務時間をご紹介させていただきますね!
ディズニーキャストの仕事とは
まずは簡単に、ディズニーキャストのお仕事を紹介していきましょう。
東京ディズニーリゾートで働く人々は単なる「従業員」ではありません。
東京ディズニーリゾートでは、アトラクションやレストラン、ショップといった施設はもちろんのこと、樹木やベンチ、ゴミ箱にいたるまでテーマに沿って造られています。
エリアごとにわかれた園内ではキャストもテーマにっ沿ってお仕事をしています。
アドベンチャーランドにファンタジーランドのコスチュームを着たキャストはいません。
世界観を崩さぬよう細部にこだわり、キャストは1人1人がショーの主役である事を新人研修で詳しく学びます。
毎日リゾートを訪れたゲストを笑顔で迎えハピネスを届け思い出が宝物になるように日々出演者として舞台に立ち続けます。
ディズニーキャストの勤務体制
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのキャストのお仕事の基本的な勤務時間帯は3通り。
①オープンキャスト(早番)
②ミドルキャスト(中番)
③クローズキャスト(遅番)
基本的には、いずれかの時間帯の中で5時間~7時間30分のシフト勤務につきます。
お仕事は、開園前の準備を含んだオープンキャストのお仕事と、閉園後の片付けと次の日の準備を含んだクローズキャストのお仕事が中心となっていますよ。
ミドルキャストもオープンとクローズをつなぐ重要な役割があります。
・オープンキャスト:6、7時~16、17、18時
・ミドルキャスト:8、9、10時~17、18時
・クローズキャスト:11、12時~21、22、23、24時
ディズニーキャストの勤務時間は上記のような体制になります。
JR舞浜駅からディズニーキャスト専用の入口に向かい、そこからコスチュームに着替え配属先によっては園内外側を走るキャスト専用のバスで移動する時間もありますので、勤務時間よりは1時間から30分は早い出勤が求められます。
さらに、東京ディズニーシーで働くキャストはもう少し時間が必要になります。
オープンキャストは開園の1時間から30分以上前に、安全点検やお金の準備があります、
そのため、8時開園の場合でも、かなり早朝から活動することになります。
早朝や、遅い時間帯のシフトのキャストはJR舞浜周辺に住む方(出勤可能な方)が多い傾向です。
時給の他に、毎回コスチュームへのお着替え手当というものが付きます!
これが余分に発生する時間に対する手当とも言われています。
余談ですが、キャストが着替えなどをする場所をバックステージと呼びます。
バックステージには、休憩する場所やお店、コスチュームをクリーニングにだし、新しいコスチュームを受け取るクリーニング屋さんのような施設など充実した世界が広がっています。
バックステージは、ディズニーキャストにとって、仕事中には会うことのできない他のエリアの方と出会える不思議な空間です。
ディズニーキャストのシフト体制
ディズニーキャストのシフト体制も、大きくわけて3つにわかれます。
①土日を含む週5日:フリーターに多い
②土日勤務:学生に多い
③平日週2~3日(土日どちらかを含む場合あり):主婦に多い
このように、ディズニーキャストの方は、配属先で時間や希望などを相談しつつ、時間帯や曜日などを決めてシフトに入ります。
パークの運営状況によっては、勤務の日数・時間が増減することがあります。
最後に、キャストになると「SCSE」といい「4つの鍵」を学びます。
「S」=「Safety」ゲスト、キャストの安全を指します。
「C」=「Courtesy」礼儀作法です。
「S」=「Show」スタッフを「キャスト」と呼ぶ理由にもつながるのですが、あくまでスタッフはディズニーという舞台で、それぞれの”役を演じている”のであり、働く姿すらゲストに見せる「Show」という意味。
「E」=「Efficiency」仕事の効率です。
順位はS→C→S→Eの順番になります。
仕事の効率よりゲスト、キャストの安全が第一と考えられ、日々ハピネスを提供するために【SCSE】を守りつつ「夢と魔法の国」がキャストと共に作られています。
まとめ
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーで働くキャストの勤務時間は、時期やパークの混雑状況により変動はします。
オープンキャスト、ミドルキャスト、クローズキャストの3体制で成り立っています。
キャストの特典や、勤務時間によりボーナスなどもあり、アルバイトにしてはとても魅力あるお仕事だと思いますよ。
学生の方、主婦の方、フリーターの方、シニアの方それぞれ住んでいる場所、希望勤務時間によってシフトも組まれますし、配属先でも面談をしてくれます。
常に笑顔でゴミの落ちていない園内がどのように作られているか、キャストがまず笑顔で仕事をできるよう勤務体制が整えられているということです。
全てがステージであり、演者でありハピネスを提供する場所であるというディズニー精神。
キャストに楽しんで仕事をしてもらうことが大切だという考え方から始まっているのかもしれませんね。
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