ドキドキのディズニーキャストデビューの日!ひとり立ちまでの道のり体験記
ディズニーキャストとして働くことになったら、嬉しさや楽しみなことはもちろんですが不安もあるのではないでしょうか?そんな不安や緊張を解消するため、面接からキャストデビューまでを元キャストがご紹介します。
こんにちは!元ディズニーキャストのMOCHiiです。
「ディズニーランドやディズニーシーで一度は働いてみたい!」と思っている方は、実はかなりたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者もその一人で、憧れるがままにディズニーキャストとして働いていました!
パークでたくさんのキャストさんを見かけますが、どのキャストさんも楽しそうで前向きで素敵な笑顔で私たちをお出迎えしてくれます。
でも、「そんな笑顔、私には無理…」と憧れていても、諦めてしまう方もいらっしゃるかと思います。
今回は、ディズニーキャストデビューに関する不安や緊張が少しでも解消されるように、ひとり立ちまでの道のりをご紹介していきます!
ディズニーキャストへの道のり:まずは面接へ!
東京ディズニーリゾートでは、基本的にいつでもキャスト募集をしています!
ディズニー公式サイトから面接予約の仮登録をすると、折り返し面接日の連絡が送られてきます。
あとは決められた日にち・時間に会場へ向かえばOKです。
夏休み前や春休み前などのディズニーキャスト大量募集の際には、面接だけでなくちょっとしたイベントが行われていることがあります!
実際に筆者が面接に行ったときには、現役のディズニーキャストさんから仕事内容を紹介してもらえたり、ディズニーキャストになって良かったと思うことなどを聞くことのできるイベントが行われていましたよ!
そのイベントでご紹介してくださったディズニーキャストさんは、
・アトラクションキャスト
・フードキャスト
・カリナリーキャスト
・カスト―ディアルキャスト
・ゲストコントロールキャスト
・セキュリティオフィサー
などについてです。
他にも、様々なディズニーキャストさんがいらっしゃいました。
現役ディズニーキャストさんとのお話しの他にも、適正キャスト診断をしてくれるイベントなどもあるようです!
ディズニーキャストへの道のり:面接では肩の力を抜いて!
ディズニーキャストの面接会への持ち物は特になく、服装の制限もありません。
筆者も、チノパンにTシャツのような格好で挑んだ気がします。
ただし、あまりに露出が激しい服やmボロボロな服は第一印象が悪くなる可能性があるのでご注意ください!
「面接に行きたいけど、髪を染めて茶色い…」
という方も、面接のときに髪を黒に戻せるかどうかの確認があるので、そのままで大丈夫ですよ。
ただ、茶髪のまま勤務できるディズニーキャストの職種はありませんので、絶対に髪は黒に戻す必要があります。
「面接」と聞くと、堅苦しくて緊張するイメージがあるもしれません。
しかし、ディズニーキャストの面接は、どちらかと言うと雑談のような明るく気楽な面接ですのでご安心ください!
面接官はオリエンタルランドの正社員さんらしいのですが、「さすがディズニー!」といった印象の方ばかり。
むしろ、ディズニーキャストとして働ける日が待ち遠しくなりますよ!
筆者の体験に基づく面接のポイントは、とにかく「なぜキャストになりたいのか」をしっかりと整理しておくことと、「あいさつ」「笑顔」を意識すること!
笑顔が苦手でも、一生懸命さが伝われば問題ありません。
みなさん、がんばってくださいね☆
ディズニーキャストへの道のり:面接に合格すると!
ディズニーの面接会は、面接でありキャストの登録会でもあると言うことです。
面接を受けると「キャスト希望者登録」のといったものをしてもらえるようです。
キャスト希望登録されている人の勤務希望日や勤務時間、始発・終電などの情報や、面接の際の印象などから、総合して募集しているディズニーキャストの仕事を探してもらう形です。
希望そのため、面接後は合否の連絡ではなく、「このお仕事はいかがですか?」と紹介の連絡を頂くことになります。
ただし、面接の際に、希望のディズニーキャストの職種を提出することができます。
例えば、
「接客が良い」
「非接客が良い」
「アトラクションキャストになりたい」
「東京ディズニーランドで働きたい」
などです。
気を付けておきたいのは、細かな希望を出せば出すほど、紹介してもらえるキャストの職種が減ってしまい、紹介の連絡が来にくくなってしまうこと。
そのため、希望とは異なるディズニーキャストの仕事を紹介されることもザラにあります。
噂によると、アトラクションキャストはかなり希望者が多いらしく希望通りになれる人はかなり少ないようです。
一度、ほかのキャストを経験してから受け直している人がほとんどだとか。
また、お仕事の紹介の連絡を断ったとしても、引き続き他のお仕事を探してもらうことができます。
ただし、お仕事の連絡をもらった時点で、断って次の連絡をもらえるのを待つべきか、それともお仕事を受けるべきかは、しっかりと考える必要があります。
というもの、ディズニー登録期間は2~3ヶ月ほどのため、気が付いたらキャスト登録から削除されているという場合もあるためです。
また、面接で不合格となった場合の連絡は特にもらうことはできず、確認もできないとのことですので、十分ご注意ください!
色々とご説明しましたが、どの職種であっても、ディズニーキャストとしての喜びは同じように感じることができると思います。
まずは一度、「どこでも良いから働きたい!」というのも良い選択だと、個人的には思っています!
現在の募集されているディズニーキャストの職種
基本的には、ディズニーキャストは全職種の募集があると言われています。
ただし、公式ホームページで「積極募集中」や「急募」となっているものは比較的紹介されやすいようです。
現在の積極募集中のディズニーキャストは次の通りです。
状況は常に変化するため、最新情報はディズニーの公式サイトで確認してくださいね♪
・フードサービスキャスト
⇒短期・週2~3日/長期・週3日~
・カリナリーキャスト
⇒短期・週2~3日/長期・週3日~
・ヘアアンドメイクアップキャスト
⇒長期・週2日~、要美容師資格
・ファシリティキャスト
⇒長期・週5日、美術・製図系の学校卒業者、もしくは実務経験のある方のみ
来年2018年4月に東京ディズニーランドは35周年の節目の年を迎えました。
そのため、おそらく東京ディズニーランドでのキャスト募集が増えてくると思います。
「キャストになりたい!」という方は、もう間もなく来るであろうチャンスをお見逃しなく!
ディズニーキャストへの道のり:安心の研修制度!
新しいことを始めたり、新しい環境に飛び込むことは、誰しも不安になるもの。
いざ、ディズニーキャストになることが決まったとしても、緊張と不安でいっぱいかと思います。
でもご安心を!
安心してディズニーキャストになれるよう、いくつかのステップが用意されているんです。
まず、ディズニーへ入社することが決定すると、入社手続きとともに入社式があります。
その後、ディズニーキャストとしての心構えや役割、ディズニーの考え方などの導入研修があります。
このとき指導してくださるキャストさんは、毎年ディズニーの素晴らしさを伝えるために多くの希望者の中から選出された特別なキャストさんたち。
もしかすると、配属先の先輩キャストだったという可能性もあるんです!
導入研修の際に自分のネームタグをもらえるのですが、そこで「私もディズニーキャストになるんだ!」という実感がわいてきて、とても印象深い思い出があります。
その後、配属先のクラスを受講し、その後はとうとうコスチュームを着てトレーニングを開始します!
ディズニーキャストへの道のり:トレーニングで最高の接客を目指そう!
ようやく、コスチュームを着るところまでやってきました。
このトレーニングが終了すると、とうとうあなたのディズニーキャストとしてデビューが待っています!
新人キャストの指導をすることのできるトレーナーキャストさんから、主に1対1でのトレーニングを受けます。
配属先によりさまざまですが、トレーニング期間は3日~1週間がほとんどのようです。
座学と実地の両方から、細かい仕事内容やディズニーキャストとしての心構えを学んでいきます。
ベテランのトレーナーキャストが分からないところや疑問点は丁寧に教えてくれるので安心です!
さらに、ディズニー流の人材育成は『ほめて伸ばす』です。
そのため、「失敗しちゃった」と思っても、怒られることはほとんどありません。
「○○さんはとても素晴らしいです。でも、もっと笑顔があったらもっと素晴らしい□□になると思いますよ。」
といったな感じで、「もっと良くするためには」というスタンスで教育してくれるため、だんだんと緊張もほぐれながらトレーニングを受けることができます。
トレーニング期間が終了し、ひと通りのスキルを修得すると、いよいよディズニーキャストデビュー!ひとり立ちです!
もちろん、数日間のトレーニングだけでは難しいこと、知らないこと、わからないことがたくさんだと思います。
そんなときは、先輩キャストに質問や相談をして徐々に知識を増やしレベルを上げていきましょう!
まとめ
筆者の体験談に基づく「ディズニーキャストひとり立ちまでの道のり」はいかがでしたでしょうか?
実際に体験すると、長いようでかなり短く、キャストデビューまではあっという間。
ディズニーをあまり知らなくても、導入研修で教わることで成長していくことができます。
新人のうちは、先輩キャストがさっとサポートをしてくれたり、助けてくれたりもしますよ。
ディズニーキャストはゲストへの配慮や心遣いだけでなく、一緒に働くキャストへも気配ってくれる方がたくさんいます。
ディズニーキャストになりたいと考えいている方は、安心して素敵なキャストデビューを飾ってくださいね☆
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