WDWのファストパスの取り方徹底解説!おすすめアトラクションと裏技も
アメリカ・フロリダにあるウォルトディズニーワールド(WDW)でのファストパスの取り方を元キャストがご紹介。東京ディズニーリゾートとは色々な違いがあるWDWでも、ファストパスを有効活用すれば、安心して効率的にパークを楽しむことができます。英語がわからない人必見!
こんにちは、ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でキャスト経験のある現役女子大生てんてんです!
「海外ディズニーに興味があるけど、長いお休みは取れない…」
「わからないことがあっても英語が話せないから聞けない・・・」
「日本のディズニーのことはわかるけど、アメリカはやっぱり違うの?」
そんな不安があるなら必見!
今回は、短い滞在時間でも効率的に安心してウォルトディズニーワールドを楽しめるよう、キャスト経験のある筆者がWDW版ファストパスのすべてをお伝えします!
・WDWのファストパスは紙じゃない?!
・WDWで使われるのファストパス
・WDWのレアアイテム「紙のファストパス」
- ①有効期限
- ②対象アトラクション
・WDWでのファストパスの取り方
- 予約方法①アプリを使って事前に予約する方法
- 予約方法②:パーク内のキオスクで予約する
・アトラクションだけじゃない!WDWのファストパス
・WDWで絶対に取るべきファストパス
- ①マジックキングダム
- ②アニマルキングダム
- ③エプコット
- ④ハリウッドスタジオ
・WDWのファストパスの裏技
ファストパスとは
ファストパスとは、待ち時間を減らして優先的にアトラクションに乗ることができる魔法のチケットです。
東京ディズニーリゾートでは、人気のアトラクションのみに導入されており、アトラクション付近の発券機を使ってゲットします。
先着順で時間が指定され、その時間内にファストパスエントランスに行けば、長~い待ち時間もショートカットできちゃう嬉しいサービスです♪
東京ディズニーリゾートのファストパスについて知りたい方はこちらをチェック!
・初心者向け☆ディズニーのファストパスとは?取り方やルール解説!
WDWのファストパスは紙じゃない?!
ウォルトディズニーワールド(WDW)では、紙のファストパスは発券されません!!
唯一、「紙のファストパス」が登場するのは、システム調整などの理由で並んでいたのにアトラクションに乗れなかった!という事態が発生した時だけです。
この時キャストが配る「紙のファストパス」はまさに最強アイテム!!
WDWで使われるのファストパス
WDWで使われているファストパスは、すべて電子化されています。
というのも、WDW内のファストパスエントランスには、ゲートと同じくこのような機械が設置されており、この機械がファストパスの判別をしているのです。
ミッキーのマークのところにマジックバンドもしくはエントランスパス(入場券)をタップすることで、ファストパスの情報が読み取られる仕組みです。
WDWのレアアイテム「紙のファストパス」
いったい、WDWの紙のファストパスのどこが最強なのかというと・・・
①有効期限
まず、ファストパスの有効期限に注目してください!
そう、月末なのです。
ファストパスは一般的に当日限り有効とされていますが、この紙のファストパスは違う!
旅行の期間中であれば、いつ使っても良いのです!
これはかなり自由度が高く、うれしいサービスですね。
②対象アトラクション
さらに、黒く塗られた“EXCLUDES”のところに注目してください。
EXCLUDESは、「以下のアトラクションは対象外です」という意味です。
この写真だと、「ピーターパンの空の旅」には使えないようですね。
でも、言い方を変えると「ピーターパン以外なら何でも使えます」ということ!
「マジックキングダム」内のアトラクションでは、「SEVEN DOWARFS MINE TRAIN(七人の小人のジェットコースター」と「PETER PAN’S FLIGHT(ピーターパンの空の旅)」が対象外となることがほとんどです。
この激レアアイテム「紙のファストパス」は、あくまで「並んでもらったのに、乗ってもらうことができなくてごめんなさい!」という、言わば「お詫びの品」です。
そのため、「せっかく並んで楽しみにしていたアトラクションに乗れなかった…」という残念な事態ともれなくセットになっています。
並んですぐならまだしも、「1時間以上ムダにした!」なんてことや、「この旅行のメインだったのに」なんてことがあったら、やっぱりショックですよね。
そんなときは、ぜひこのチケットを利用して、とびっきり楽しい新しい思い出に塗りかえちゃいましょう!!
WDWでのファストパスの取り方
WDWでのファストパスの取り方は大きく分けて2種類あります。
①アプリを使って事前に予約する
⇒30日前から予約可能、ディズニーホテル宿泊者は60日前から予約可能、スマホで簡単に変更できる、日本のアプリストア非対応、手元にチケットがある人のみ利用可能(Eチケット可)
※初期設定に20分ほどかかります
②パーク内のキオスクで予約する
⇒当日パークに入ってから予約、簡単、予約の変更・確認のためにキオスクに行く
まずは、アプリを使ったWDWのファストパスの取り方からご紹介します。
予約方法①アプリを使って事前に予約する方法
まず、WDW公式アプリ「My Disney Experience」をダウンロードする必要があります。
アプリをダウンロードするには、App Storeの設定を変える必要があります。
スマートフォンが、「このアプリは日本版に対応していません。〇〇(対応している国名)に設定を変更しますか?」と聞いてくるので、これから説明する手順に従って進めてください。
まずは、チケットとアカウントを連動させましょう。
ファストパス獲得の最終段階として、チケットと「My Disney Experience」のアカウントを連動させる必要があります。
①My Family & Friendsをクリック
②「⊕Add a Guest」を選択
③I'll enter their name and age(私が代表してみんなの名前と年齢を登録します)から
※First Name(名前) Last Name(姓) Age(年齢)を登録→家族や友達、全員のぶんを登録すると便利!
④登録できたら「My Disney Experience」に戻り、Fast Pass⊕(ファストパス)の下の「Make Selection(ファストパスを選ぶ)」→「Get Started(はじめる)」
⑤同じファストパスを取りたい人全員にチェックをつけ、日付とパークを選択
1日にとれる3枚のファストパスは、すべて同じパークからと決まっています。
(1日で2パーク以上回る場合も、ファストパスが使えるのはどちらか1パークです)
⑥ここでチケット連動の手順です!
⑦「この人チケットがリンクされていませんよ!」と警告が表示されるので、「link them to your account」からチケット情報を入力。「Eチケット」なども使えます♪
日付とパークを決めて、好きなファストパスを1日につき3枚選びましょう!
【裏技】アプリをダウンロードせずにサービスを利用する方法
アプリがダウンロードできなくても、「My Disney Experience」を利用することができます。
それは、Safariなどを起動して、「My Disney Experience」で検索し、そのサイト内で利用する方法です。
アプリより少し使い勝手が悪いかもしれませんが、全く同じサービスを利用できるのでオススメします。
①一番上のタブから、「My Disney Experience」を選択
②サインインの下にある、「Create an Account(新規アカウント登録)」を押す
③Eメールアドレスや、パスワードの登録、名前などを設定→登録完了
④「My Disney Experience」の画面に戻り、「Sign In(サインイン)」からEメールアドレスとパスワードを入力
これで、アプリを持っていなくても、このサイトからいつでも「ファストパスの取得」や「レストランの予約」、「ショーの時間の確認」ができます!
ここから先は、アプリ版の「①My Family & Friendsをクリックへ」戻り、⑦までのステップを行えばOKです!
予約方法②:パーク内のキオスクで予約する
アプリがなくても、当日パーク内でファストパスを取ることができます!
方法は簡単。
パーク内でファストパス発行マシン「KIOSK(キオスク)」を探します。マップにも載っていますし、写真のようにサインが出ていることもあるので見つけやすいです。
ミッキーのマークに、全員分のチケットもしくはマジックバンドをタップしてスタート!
その時点でとることができるファストパスの一覧が表示されます。
早い者勝ちなので、朝イチに行くのがオススメ!
1つのKIOSKで、パーク内全てのファストパスが取得可能です。
アトラクションごとに発券機がある日本とは、一味違って便利ですね♪
アトラクションだけじゃない!WDWのファストパス
WDWでは、人気のアトラクションはもちろん、ほぼ全てのアトラクションがファストパスに対応しています。
「ほぼ全て」というのは、アトラクション自体が小規模でファストパス用の列が整備されていないものがあります。
あとは、まれな例ですが、新アトラクションのオープン初日はファストパスが発券されない、ということがあります。
また、WDWのファストパスはアトラクションだけではありません!
ショーやグリーティングにも、ファストパスが使えるんです。
WDWの元キャストの筆者が、WDWで絶対に取るべきファストパスを教えちゃいましょう!
WDWで絶対に取るべきファストパス
「3枚ファストパスが取れるっていっても、どの組み合わせがお得なの?」
「人気があって取りづらいものはある?」
「人気アトラクションばかり取れないって本当?」
そんなみなさん、お待たせしました!
ここからは、WDWの各パークごとの、「絶対取るべきファストパス」をお伝えします。
①マジックキングダム
マジックキングダムで取るべきファストパスは、一番人気のアトラクション:SEVEN DOWARFS MINE TRAIN(7人の小人のコースター)。
スプラッシュマウンテンのように、物語とジェットコースターがひとつになったアトラクション。
落差は少ないので、お子様にも人気。
日本にはないアトラクションなので、乗っておきたいところ。
その他、人気のファストパスもお伝えしておきます。
3大マウンテンは不動の人気。
スペースマウンテンがは東京ディズニーランドとは異なり、一度に6人しか乗ることができないため、スタンバイの待ち時間が長い傾向にあります。
マジックキングダムでしか会えないミッキーとのグリーティングです。
運が良ければミッキーとお話ができるかも…魔法の力でミッキーがしゃべる確率は25%以下?!
運よくミッキーとお話しすることができたら、「日本語」でお話ししたり、「マジック」を見せてもらって、楽しい時間を過ごしてくださいね!
マジックキングダムのおすすめ&効率よく回る方法をもっと知りたい方はこちら
・WDWのマジックキングダムおすすめのまわり方!アトラクションやレストランを攻略!
②アニマルキングダム
映画「アバター」に出てくる青い生き物「ナヴィ」とDNAをリンクさせ、自分だけのドラゴン「バンシー」に乗ってアバターの世界を飛び回りましょう!
バンシーの呼吸や森のにおいを感じながらのフライトは臨場感たっぷり!
フェスティバルオブライオンキングは、ミュージカル、ダンス、サーカス、キャラクターなど、すべての要素を盛り込んだエンターテインメントです。
超一流のパフォーマーによる30分のショーは鳥肌が止まりません!
一緒に歌って踊って、サバンナの雰囲気を楽しみましょう。
エクスペディションオブエベレストは、バックドロップもあり絶叫好きにはたまらないアトラクション。
エベレスト登山中にイエティに遭遇?!
山の中を縦横無尽にかけまわり、無事に生還することができるのか?
キャスト時代に足しげく通ったアニマルキングダムの徹底ガイドはこちら
・元キャストが教えるWDW「アニマルキングダム」完全攻略プラン
③エプコット
自分でデザインした車の性能を、試し乗り(テストトラック)で確かめましょう!
外観はもちろん、エンジンなども思いのまま。
最後は肝心の「スピード」をチェック。
全速力でトラックを駆け回るスリルがたまりません!
4人一組のチームプレー。
機長やオペレーターなど、与えられた指示通りロケットを操縦して火星を目指すアトラクション。
高速回転によるGがかかるので、かなり乗り物酔いをします。
アトラクション内にはエチケット袋も…不安な人は「緑のコース」へ!
エプコットのおすすめ情報・体験記をもっと知りたい方はこちら
・WDWのエプコットを攻略!人気アトラクションとおすすめ情報
④ハリウッドスタジオ
ロックなミュージックとともに、ハイスピードの車に乗って、ミュージシャンの仕事場まで急ごう!
最初のカウントダウンとともにものすごい加速と回転が待っているので心の準備を。
東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」にはない前後移動があることも。
ディズニーのナンバーワン絶叫アトラクション。
ハリウッドスタジオのおすすめを詳しく知りたい方はこちら!
・元キャスト直伝!WDWハリウッドスタジオのおすすめアトラクションとショー
WDWのファストパスの裏技
WDWのファストパスは「3枚まで」と決まっていますが、「3枚使い切るともう1枚取れる」という裏技があります。
この4枚目をうまく使うためには、早い時間のファストパスを3枚取って、使い切ったらすぐ夜のファストパスを取る、といった作戦がおすすめですよ。
まとめ
WDWのファストパスの取得の仕方や、ファストパスを取るべきアトラクションについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
「My Disney Experience」のアプリに手間取ることが多いと思ったので、手順について詳しく解説しました。
せっかくフロリダまで行くんですから、効率的に楽しみたいですよね。
もちろん、当日KIOSKでもとれるファストパスがあるので、待ち時間や天気などを見ながら取るのもアリです!
ファストパスを上手に利用して、ウォルトディズニーワールドをめいっぱい楽しんでください!!
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |