現在のディズニーに「ファストパス」はない!このまま廃止される?有料ファストパス「プレミアアクセス」との関係は?
ディズニーファストパスについて解説!現在、ディズニーランド・ディズニーシーではファストパスの発券を休止しています。有料ファストパスと言われている「プレミアアクセス」の導入により、このままファストパスは廃止されてしまうのでしょうか?ファストパスとスタンバイパス・プレミアアクセスとの違いもまとめました。また、ファストパスの取り方・使い方などもチェックしていきましょう◎
こんにちは!ファストパスはプーさんのハニーハントを真っ先に取りに行っていたみーこです。
2023年現在、発券を休止しているファストパス。
ファストパスは、待ち時間を短縮するための優先案内チケットとして慣れ親しんできた方も多いですよね。
現在は、発券を休止しているファストパスの代わりに、「有料ファストパス」とも言われる「ディズニー・プレミアアクセス」というサービスが運用されています。
今回は、ファストパスの基本情報はもちろん、ファストパスの廃止についても考察していきます!
混同しがちなスタンバイパスやプレミアアクセスとの違いについても焦点を当ててご紹介していきますよ☆
▼ファストパスは、サービス終了が公式発表されました。
・ディズニーのファストパス廃止決定!40周年記念プライオリティパスを期間限定で導入!
・ファストパスは廃止された?
- ◆スタンバイパス登場
- ◆ディズニー・プレミアアクセス登場
- ◆ディズニー・プレミアアクセスの対象施設が増加!
・ファストパスの復活はある?世間の声は?
- 【賛成派】無料のファストパス再開に期待する声
- 【反対派】無料ファストパスは廃止&有料化すべきという声
・ファストパスとプレミアアクセスの違いは?
・ファストパスとスタンバイパスの違いは?
・【発券休止中】ファストパスはどこで発券できる?
- (1)スマホから取得する方法
- (1)発券機で取得する方法
・【発券休止中】ファストパスの使い方
・【発券休止中】ファストパス取得のポイント
・【発券休止中】ファストパスのルールと注意点
- ①ファストパスを発券し、2時間後に次のファストパスが発券できる
- ②発券したファストパスの乗車時間になれば、次のファストパスが発券できる
ファストパスとは
ファストパスとは、ディズニーランド・ディズニーシーの一部のアトラクションで利用できる優先案内整理券(無料)のこと!
ファストパスを発券し、記載された時間にアトラクションに訪れることで待ち時間を大幅に短縮することができます◎
人気アトラクションであれば60分、120分、200分などの待ち時間を記録するディズニーリゾート。
ファストパスを利用することで、お目当てのアトラクションに数分で乗ることができます!
しかし、そんなファストパスの制度は2019年2月を持って休止。
当面の間、再開予定はありません。
なお、現在のパークでは、"有料ファストパス"とも呼ばれる「ディズニー・プレミアアクセス」が導入されていますよ◎
▼ファストパスの有料化について詳しくはこちら!
・【考察】ディズニーファストパスが有料化?値段や導入時期を予想!
ファストパスは廃止された?
2023年現在、ディズニーランド・ディズニーシーでファストパスは発券されていません。
ファストパスが発券を休止して以降、ディズニーランド・ディズニーシーには、スタンバイパスとディズニー・プレミアアクセスという新しい2つのサービスが登場しました。
2つのサービスの登場の経緯を見ながら、「ファストパスはこのまま廃止されてしまうのか」という疑問について、考察していきます。
◆スタンバイパス登場
まず、コロナ禍中の2020年9月に「スタンバイパス」が登場しました。
スタンバイパスは、アトラクション待ち列でのソーシャル・ディスタンスを確保するために導入されたサービス。
アトラクション優先利用券となるファストパスとは違い、アトラクションの待ち列に並ぶことができる整理券となっています。
そのため、待ち時間は、通常のスタンバイ同様発生し、ファストパスより長くなる傾向です。
▼スタンバイパスについて詳しく知りたい方はこちら
・ディズニーのスタンバイパス最新情報!発券状況や取り方&使い方まとめ!
◆ディズニー・プレミアアクセス登場
コロナ禍が落ち着きを見せた2022年4月以降、順次、スタンバイパスの対象アトラクションが減少していきました。
そして、2022年5月にはスタンバイパス対象アトラクションは遂にゼロになります。
そこで新たに登場したのが、ディズニー・プレミアアクセス。
ディズニー・プレミアアクセスとは、アトラクションの利用を事前に予約することで、待ち時間を短縮できる有料サービスです。
「待ち時間を短縮できる」という点が、ファストパスと同じですよね。
そのことから、ディズニー・プレミアアクセスは「有料ファストパス」と言われているんですよ。
◆ディズニー・プレミアアクセスの対象施設が増加!
2022年11月以降、ディズニー・プレミアアクセスの対象施設が増加しています。
まず、2022年11月に追加されたのは、ディズニーシーの新ナイトハーバーショービリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~のプレミアアクセス。
アトラクション以外でプレミアアクセス対象となったのは、ビリーヴが初めてです。
ビリーヴのプレミアアクセスの料金は1人1回2,500円ということで、アトラクションよりも高い値段設定となっています。
そして、2022年12月からは、以下の4つのアトラクションがプレミアアクセスの対象に追加されました。
・ベイマックスのハッピーライド(ディズニーランド)※2022年12月1日(木)〜
・スプラッシュ・マウンテン(ディズニーランド)※2022年12月1日(木)〜
・タワー・オブ・テラー(ディズニーシー)※2022年12月9日(金)〜
・センター・オブ・ジ・アース(ディズニーシー)※2022年12月9日(金)〜
また、2023年4月15日から、ディズニーランドの以下の2つのパレードも、レミアアクセスの対象に追加されます。
・ディズニー・ハーモニー・イン・カラー(お昼のパレード)
・エレクトリカルパレード・ドリームライツ(夜のパレード)
ディズニー・プレミアアクセスの詳しい購入方法や利用方法は、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。
・【ディズニープレミアアクセス】実際に利用して分かった使い方・買い方、支払い方法、料金など徹底解説!
ファストパスの復活はある?世間の声は?
ディズニー・プレミアアクセスが有料サービスとして導入されたことで、現在発券を休止しているファストパスが再開する可能性は依然として低いままです。
2022年4月に発表されたオリエンタルランドの中長期計画(2022年度〜2024年度)では、「体験の収益化」という観点が打ち出されています。
このオリエンタルランドの方針からすると、無料のファストパスを再開するというよりは、有料ファストパス(=プレミアアクセス)を継続していく方に向かってきそうです。
ファストパスは無料のサービスということで、誰でも利用しやすいという大きなメリットがありました。
再開があれば嬉しいですが、このまま再開することなく、事実上廃止される可能性も十分あるでしょう。
さて、ディズニーに訪れるゲストはファストパスの再開についてどのような見解を持っているのか、Twitterで調査してみました◎
無料のファストパスの再開に関して、賛成と反対の声をそれぞれ集めましたよ!
【賛成派】無料のファストパス再開に期待する声
まずは、無料ファストパス再開賛成派の意見からまとめていきます。
既に"有料ファストパス"とも呼ばれる「ディズニー・プレミアアクセス」が導入されていすが、以前のような無料でのファストパスの復活に期待する声も多いですよ◎
特に多く聞かれたのは2つの意見!
・「学生だから無料のファストパスがないと金銭的に厳しい…。」
・「ファストパス復活したら混雑していてもスムーズに回れるのに!」
といった、無料であること/効率的にパークを1日楽しめる、というファストパス元来のメリットを主張している意見がメインでした◎
【反対派】無料ファストパスは廃止&有料化すべきという声
一方の無料ファストパス再開反対派!
従来のファストパスは「廃止」して「有料化」していくべき、と考えている方の意見をまとめていきます。
ファストパス再開反対派の声としては、
・「対価をつけることで、ゲストの迷惑行為を軽減することができる。」
・「金銭的価値をつけることで、治安・民度が良くなる。」
・「朝からパークに行かなくてもお金を払えばスムーズに回れる」
・「ファストパスは朝イチに取らないとなくなっていたから、有料化することでどの時間に訪れたゲストでも平等に発行できる」
などが挙げられました◎
無料ファストパス再開に反対する人のキーワードは「民度」「平等」の2つでした。
金銭的対価がつくことによって、迷惑行為が減るというポイント。
そして、発券者が大幅に減る分、小さなお子様連れのゲストや朝からパークに行けないゲストでも、平等にアトラクションを楽しめるというポイントがやはり大きいようですね!
ファストパスとプレミアアクセスの違いは?
待ち時間を短縮できることが共通しているファストパスとプレミアアクセス。
両者の違いはどんな点にあるのでしょうか。
相違点を表にまとめました!
比較項目 | プレミアアクセス | ファストパス |
---|---|---|
利用料金 | 有料 | 無料 |
時間指定 | 可能 | 不可 |
発券場所 | アプリ | 発券所・アプリ |
まず、利用するのに料金がかかるかどうかが大きな違いです。
そして注目してほしいのは、アトラクション利用時間の指定ができるかどうかという点。
ファストパスは先着順だったので、利用時間の指定はできませんでした。
一方、プレミアアクセスは、希望する利用時間帯を指定して購入できるので、パーク内を回る計画に合わせて利用しやすいです。
・ファストパスとプレミアアクセスの違いは?気になる仕組みや違いをご紹介!
ファストパスとスタンバイパスの違いは?
次に、ファストパスとスタンバイパスの違いを解説していきます。
ファストパスは指定時間にアトラクションへ行けば少ない待ち時間で利用できましたが、スタンバイパスは指定時間にアトラクションのスタンバイ列に並ぶことができる整理券のようなものです。
そのため、スタンバイパスを取得してもファストパスと比べて入場から乗車までに待ち時間が長くなる傾向があります。
また、ファストパスは取得していない場合でもスタンバイ列に並ぶことができましたが、スタンバイパスを取得していない場合は対象施設に並ぶことができません。
さらに取得方法が変わり、スタンバイパスはアプリのみで取得できます。
▼スタンバイパスについて詳しく知りたい方はこちら
・ディズニーのスタンバイパス最新情報!発券状況や取り方&使い方まとめ!
【発券休止中】ファストパスはどこで発券できる?
この項以降では、現在発券休止中のファストパスについて、詳しく見ていきます。
「ファストパスってどんな仕組み・ルールだったっけ…?」という方は参考にしてくださいね。
まず、ファストパスは、各アトラクションのファストパス発券機または公式アプリから発券することができました。
各アトラクションのファストパス発券機は、アトラクション近くに設置されています。
発券機自体が、アトラクションごとにとてもユニークなデザインになっているため、マニアの間で人気を集めていました。
ファストパスをアプリから発券する場合は、パークに入園した時点で取得することができました。
アプリ上でファストパスを発券できるようになってからは、発券機まで歩く時間も短縮されるのでとても便利に活用できました。
(1)スマホから取得する方法
ファストパスの取得には入園に使用したパークチケットが必要となります。
また、代表者の1人がグループの人数分をまとめて取得できるので、グループの代表を選んでおくと楽ですよ。
●事前準備
スマホでファストパスを取得する場合は、公式アプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」から行います。
パークに到着する前に公式アプリのインストールとディズニーアカウントを用意しておきましょう。
この2つはファストパスを取得するために必ず必要となります!
当日アプリをインストールしてアカウント作成などをしていると大変なので、遊びに行く前日に準備しておくことをおすすめします。
●取得方法
ファストパスの取得方法をご紹介します。
①公式アプリを立ち上げたらディズニーアカウントにログインした状態で、アカウント名の下にある「プラン」から「ファストパス」を選択します。
※この時GPS機能がオンになっていることが必要です
②「プラン」の「ファストパス」を選ぶと、ファストパスを取りたいパークチケットの選択画面が表示されます。
③パークチケットを選択したら、ファストパス対応アトラクションが一覧で表示されます。
選択画面でファストパスを取りたいアトラクションを選びましょう。
※ファストパスは好きな時間を選ぶことができないため、画面に表示されている利用時間のファストパスを取得できます。
④アトラクションを選択したら、注意事項が表示されます。
次へ進むと、「ファストパスの内容確認」画面が表示されるので、「取得」を押すとファストパスの取得が完了となります。
※次へ進むと公式アプリに登録しているプランと今回取得しようとしているファストパスの時間帯にかぶってしまった際「プランの確認」画面が表示される場合もあります。
⑤ファストパスを取得したら公式アプリの「プラン」に、取得したファストパス一覧が表示されるので最終確認をしましょう。
(1)発券機で取得する方法
スマホを持っていない場合は発券機を利用しましょう。
発券機では、「ファストパス・リマインダー」というチケットが発券されます。
これまでは各アトラクションがデザインされたファストパスチケットでしたが、こちらは白い紙にアトラクション名や利用時間だけが記載されたチケットとなります。
なお、ファストパスの発券には入園したパークチケットが必要となり、必ず1人1枚必要になります。
●取得方法
①ファストパスの発券は開園と同時にはじまります。
各アトラクションの発券機の上部にはタイムボードがあり、どの時間帯に有効なファストパスが発券中か表示されているので確認してから取得します。
②パークチケットを用意したら、次に発券機のQRコード読み取り部分に、パークチケットのQRコードをかざしましょう。
③緑色のランプが点灯して、すぐにファストパスが発券されます。
また、パソコンから購入できる「ディズニーeチケット」で入園した方でも、二次元コードをかざせば発券できますよ。
発券機でも代表者が人数分のファストパスをまとめて発券することもできます。
④ファストパスの発券が終わったら、ちゃんと必要枚数分あるかチェックしましょう。
【発券休止中】ファストパスの使い方
お目当てのファストパスが発券できたら、ファストパスに書かれている時間帯にアトラクションに向かいましょう。
ファストパス対象のアトラクションには、通常のスタンバイ列とファストパス専用の2ヶ所の入り口があります。
ファストパスを持っている方は、ファストパス専用入り口、「ファストパス・エントランス」へ並びます。
ファストパス・エントランスへ行けば、キャストさんが対応してくれるので、あとはファストパスを取得したチケットを読み込ませれば、乗り場まで優先的に案内されますよ。
※ファストパス・リマインダーではなく取得したチケットのQRコードになります。
ただし、指定時間より早く行っても入れませんし、逆に時間が過ぎてしまうと無効になるのでご注意ください。
【発券休止中】ファストパス取得のポイント
ファストパスは開園してからすぐに各アトラクション近くの発券機または公式アプリから発券することができました。
ファストパスの発券は朝イチで行うのがコツ!
人気アトラクションの場合、人が集中しすぎてお昼前後で発券終了となるケースもあります。
なるべくファストパスが早く終了してしまうアトラクションなどを優先的に取ることが大事ですよ!
以下はファストパス発券終了時間の目安です。(※臨時休園前のデータ)
特に、ディズニーランドでは「プーさんのハニーハント」、ディズニーシーでは、ソアリンが大変人気ですので、早めに取りましょう。
【発券休止中】ファストパスのルールと注意点
簡単に発券できて、お目当てのアトラクションにストレスなく乗車できる便利なファストパス。
誰もが、たくさん発券して「色んなアトラクションで活用したい!」と思いますよね。
しかし、ファストパスを取るうえで大事なルールが2つあるのです。
ルールを知らずに発券機に通してしまうと、「まだファストパスは取れません」という券が出てきてしまうので注意してください。
①ファストパスを発券し、2時間後に次のファストパスが発券できる
②発券したファストパスの乗車時間になれば、次のファストパスが発券できる
この2つのルールのうち、どちらか時間の早い方が適用されます。
具体例をまじえて解説しておきましょう♪
①ファストパスを発券し、2時間後に次のファストパスが発券できる
ルール①は比較的わかりやすいかと思います。
例えば、10時に発券したファストパスの利用時間が「15:00~16:00」だったとします。
ルール①に従えば、次にファストパスを発券することができる時間は「10時+2時間=12時」ですね♪
②発券したファストパスの乗車時間になれば、次のファストパスが発券できる
ルール②が適用されるのは次のような場合です。
例えば、10時に発券したファストパスの利用時間が「11:00~12:00」だったとします。
ルール①に従うと、先ほど説明したように、次のファストパスが発券できるのは「12時」ですね。
しかし、ルール②を適用すると、「ファストパスの乗車時間」の「11時」には、次のファストパスを発券することができるんです!
なお、同じアトラクションのファストパスを続けて発券したい場合、ルール①は適用されず、ルール②が適用されるので注意しましょう。
また、ごくまれに指定の時間にアトラクションに行ったけど、アトラクションの不具合により「システム調整中」となっている場合があります。
その時は、運営を中止している時間帯のファストパスは無効にはなりません。
アトラクションが再開した時に使うことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ファストパスの初心者のための、ファストパスの基本情報と新たに導入されたスタンバイパスをご紹介しました。
ファストパスとスタンバイパスの基本情報を押さえながら、効率よくパークを満喫してくださいね!
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |