【ネタバレあり】ジブリ映画『君たちはどう生きるか』のあらすじまとめ!最終シーンの考察まとめ

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    2023年7月14日に公開された宮崎駿監督による13作品目の長編ジブリアニメーション映画『君たちはどう生きるか』。実際に映画館に足を運んでも、「難しかった」「最後のシーンは何を意味してるの?」と疑問が残った方も多いでしょう。この記事では、『君たちはどう生きるか』のネタバレありのあらすじ、物語の理解を深める考察をまとめました。

    こんにちは、Reneです。

    2023年7月14日に公開されたスタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督が引退宣言を撤回してまで制作した長編アニメーション映画です。

    実際に作品をみた人の意見は賛否両論。
    「理解するのが難しかった」「結局何だったのというシーンが多い」など疑問の声が寄せられています。

    この記事では、ネタバレ込みで『君たちはどう生きるか』のあらすじを紹介します。
    さらに、多くの人が疑問に思っているラストシーン、アオサギの正体などの考察もしているのでぜひ参考にしてみてください。

    『君たちはどう生きるか』のあらすじ(ネタバレあり)

    君たちはどう生きるか
    出典:公式サイト
    君たちはどう生きるか

    『君たちはどう生きるか』のあらすじを、大きく5つのパートに分けてご紹介します。

    ①母との別れ・喋るアオサギとの出会い 

    第二次世界大戦真っ只中の日本。
    主人公の少年・牧眞人は、入院中の母親・ヒサコを空襲による火災で亡くし、深い悲しみに包まれます。

    眞人の父親はヒサコの妹のナツコと再婚。
    眞人は戦争が終わるまで東京を離れ、ヒサコとナツコが幼少期を過ごした自然に囲まれた屋敷へと移り住むことになります。

    母親の死、父親の再婚、疎開、ナツコの妊娠…。
    眞人は目まぐるしく変化する生活に戸惑いながらも、ナツコや屋敷のお手伝いさんたちに礼儀正しく接します。

    ある日、引越しの疲れが溜まった眞人が束の間の昼寝から目を覚ますと、自分を一心に見つめるアオサギが、屋敷裏にあるオンボロの塔に入っていくのを目撃します。

    翌日、再び姿を現し「おかあさんは生きてまっせ。死んでなんかいませんぜ」と煽るアオサギ。
    眞人は人間の言葉を操るアオサギに困惑し、部屋にある木刀で退治しようと試みますが、うまくいきません。

    ②喋るアオサギの正体とユートピアの謎

    眞人はつわりがひどくなるナツコを見舞いますが、簡単なお見舞いの言葉を伝えるだけ…。
    一向に親子としての距離が縮まらず、他人行儀な眞人とナツコです。

    眞人は自室でアオサギを仕留めるための弓矢作りに没頭。
    なかなか上手くできませんでしたが、オンボロの塔で拾ったアオサギの羽を矢につけた途端、生命を宿したように矢が威力を持ちました。

    外での実践練習を終えて部屋に戻ると、亡き母が眞人に残した『君たちはどう生きるか』のタイトルの本を見つけ、涙を流しながら読み切ります。

    本を読み終え、日が暮れた頃、お手伝いさんたちが外で騒がしくしていることに気づき、ナツコの行方がわからないことを知らされます。
    ナツコが塔の中に入ったと考えた眞人は、お手伝いさんのキリコの忠告を無視して奥へと足を進めます。

    すると、そこに広がるのは現実とは違うユートピアの世界…!
    その世界で眞人を待っていたアオサギが意気揚々と眞人を奥の部屋へと案内すると、そこには横たわる眞人の母親・ヒサコの姿がありました。

    涙を浮かべて母親に近寄る眞人ですが、次の瞬間、ヒサコはドロドロと溶け始め、アオサギが作り出した虚像であったことがわかります。

    怒りに震える眞人は、アオサギの羽を使った弓矢で攻撃すると、アオサギはあっという間に仕留められ、飛べなくなりました。
    さらにアオサギはどこか胡散臭いおじさんの見た目に変わります。

    そこにオーラを放った老人が現れ、アオサギは指示されるがまま、眞人と一緒にナツコを救出する旅に出ることになります。

    ③塔に隠された秘密 

    無人島にたどり着いた眞人は、「ワレヲ学ブモノハシス」と書かれた禁断の門を開いてしまったことでペリカンの群衆に襲われますが、たまたま居合わせた若い女性に助けられます。

    若い女性の名前はキリコ。
    眞人の住む屋敷でお手伝いさんをしている老婆のひとりが若返った姿であることが発覚します。
    キリコは巨大魚を捕獲するために海にでていたため、眞人を乗せて洞窟の船着場に戻ります。

    船着場では巨大魚を解体し、溢れてできたはらわたを「わらわら」と呼ばれる白くてもふもふとした精霊に栄養補給として分け与え、空へと飛んでいく様子を見届けます。

    わらわらは、別の世界で新しい生命として誕生するために空へと飛んでいくとキリコから聞かされる眞人。
    しかし次の瞬間、四方八方から眞人を襲ったペリカンが現れ、空に浮かぶ無力なわらわらたちを勢いよく捕食し始めるのでした。

    キリコと眞人は懸命が懸命に叫ぶ中、炎を操る少女・ヒミが現れ、瞬く間にペリカンたちを追い払います。

    その後、一時的に離れていた眞人とアオサギは再会してナツコの幽閉された場所を探します。
    途中、眞人たちを食べようとする奇妙なインコたちに追いかけられて逃げているうちに、ナツコが幽閉されている塔と屋敷の裏の塔は繋がっていることが発覚するのでした。

    その頃、現実の世界では​​眞人の父親・ショウキチが行方不明になった眞人、ナツコ、キリコの3人の大捜索を開始。

    その過程で、オンボロの塔の秘密が発覚します。
    塔は、大昔に空から降ってきた「あるもの」を守るため、ヒサコとナツコの大叔父さんが建てたものでしたが、事故が起きたことで誰も近付かなくなりました。

    そして、眞人の亡き母ヒサコは、幼少期に塔の近くで姿をくらまし、1年の月日を経て失踪時の記憶をなくした状態でポッと戻ったことがあったそう。
    そんな塔の秘密を聞いたショウキチは、急いでオンボロの塔へと向かいます。

    ④ユートピアの存続をかけた眞人の決意

    ユートピアの世界で、眞人とアオサギはヒミに案内されながら、たくさんの扉で埋め尽くされた長い廊下へやってきます。

    「132」と書かれたドアを開けると、現実世界へと繋がっており、ショウキチと目が合います。
    しかし眞人はナツコを救うために扉を閉め、ユートピアの世界に残る決意を固めるのでした。

    眞人たちを探すインコたちの目を盗みながら、とうとうナツコが幽閉された塔へとたどり着いた一行。
    呪いにかかったようにぐったりとうなされるナツコは、眞人に対して「おまえが嫌いだ」と強い嫌悪をあらわにします。

    それでも眞人は「ナツコおかあさん」と大きな声で呼びかけますが、気絶してしまいます。
    そして、眞人とヒミはふたり揃ってインコに捕らわれてしまいました。

    夢の中で会ったことがないはずの大叔父さんと対話する眞人。

    大叔父さんは、空から降ってきたあるものを守るために塔を建てた日、突然このユートピアの世界へと送り込まれていたのです。
    それ以来、ユートピアの主として世界の均衡を保っていました。

    続けて、大叔父さんは、今まで自分がやっていたことを眞人に継承したいと言います。
    そのタイミングで眞人は気絶から目を覚まし、インコに食べられる寸前のピンチを迎えます。

    なんとかアオサギに助けてもらいますが、眞人がナツコのところへ行くタブーを犯したこと、インコたちはヒミを使って主(大叔父さん)と取引を考えていることを聞かされます。

    インコの群衆たちの目を盗んで大叔父さんのいる場所に辿り着くと、眞人は大叔父さんから再び主としての地位の継承の話を持ちかけられるのでした。

    「この世界は13個の石を積み上げて均衡を保つ必要がある」「血縁関係があるもので悪意のない人間しか継承者になれない」という条件を聞いた眞人。

    眞人は、学校に行かない理由を作るために自らを傷つけた額の傷跡を大叔父さんに見せ、悪意を持つ人間だから継承できる立場ではないと伝えます。

    ⑤世界の崩壊と世界の再建

    さらに眞人は、均衡が保たれたユートピアではなく、争いや悪意が溢れている世界で生き抜きたい、アオサギたちのような友だちを作りたいと大叔父さんに伝えます。

    眞人と大叔父さんの会話を隠れて聞いていたインコの群衆を率いる王は、13個の石が世界の均衡を保っているという話をバカらしく感じ、石に触れてしまいます。
    次の瞬間、石は崩れ落ち、たちまちユートピアの大地は地割れ、空色は暗く、強い風とともに世界の崩壊が始まります。

    眞人たちは急いで「132」と書かれた扉のある長廊下へとむかいました。

    ヒミが自分の母親・ヒサコであると知っている眞人は、別の扉から現実へ戻ろうとするヒミを止めようとします。
    しかし、ヒミは笑顔で「あなたのような子がうめるなんて幸せ」と言い残して扉の向こうへ駆け出していきました。

    眞人は助け出したナツコとアオサギと一緒に「132」の扉から現実世界へと戻り、父ショウキチと再会し、喜びを分かち合います。

    ポケットをみると、キリコの家で食事をしたときに床に置いてあったキリコの人形と13個の石の1つが入っており、ユートピアから持ち出してしまったことに気づきます。

    おじさんの姿から綺麗な鳥の姿に戻ったアオサギは「じきに忘れる、あばよ友だち」と言い放ち、水辺を飛んでいくのでした。

    不思議な出来事から数年後。
    ナツコは無事に赤ちゃんを出産しており、日本は終戦を迎えています。
    疎開していた屋敷から東京に戻ることになった眞人がもぬけの殻となった自室を後にして、物語は幕を閉じます。

    『君たちはどう生きるか』の考察

    ここからは、「実際に『君たちはどう生きるか』を見たけれどわからなかった」という声が多かった点について考察していきます。

    ラストシーンの意味は?

    戦争の被害から逃れるために疎開した眞人たちが屋敷を離れるということは、日本は終戦を迎えたことがわかります。
    おそらく、眞人たちは東京に戻るのでしょう。

    アオサギの話では、別の世界に移るとそのときの記憶が消えるとのことですが、眞人はキリコの人形と石の一部を持ってきたために記憶が残っています。
    ナツコは別の世界のものを持って帰ってきた描写はないため、ひとりで塔に入った記憶はなくなっている可能性が高いです。

    とはいえ、ラストシーンで赤ちゃんを抱いたナツコは、朗らかな表情で眞人が降りてくるのを待っているので、ぎこちない二人の親子関係は解消されたのでしょう。

    母親の死、父親の再婚、異母兄弟の誕生とたくさんの変化があった眞人ですが、アオサギや若い頃の母親と不思議な経験をしたことが彼の心を成長させたのでした。

    アオサギの正体とは?

    アオサギの正体は、大叔父さんの使いの鳥です。
    そもそもアオサギが眞人の前に現れたのは、大叔父さんが眞人こそが世界の後継者に相応しいと考え、アオサギに呼んで来るように頼んだのでした。

    アオサギは大叔父さんの指示のもと、ナツコの幽閉された場所に一緒に向かいますが、徐々にふたりは打ち解け合い、最後は友達になって別れます。
    母親を亡くしてから心を閉ざしていた​​眞人をイラつかせ、怒らせ、感情を揺さぶりながら、心を許せる存在にまでなりました。

    最後は、「あばよ、ともだち」というセリフで別れていますが、アオサギは屋敷近くの水辺で今も暮らしているのではないでしょうか。

    ユートピアの世界は崩れたものの、空から降ってきた「あるもの」は屋敷裏のオンボロの塔に残っているので、アオサギの持つ特別な能力は残っている可能性が高いです。
    忙しない東京での生活から息抜きをしたくなった眞人が、ふと屋敷を訪れたときに、ふたりが再開するかもしれません。

    まとめ

    この記事では、『君たちはどう生きるか』のネタバレありのあらすじと考察をまとめました。

    複雑なストーリーに感じた方もいるかもしれませんが、あらすじを読み直してみると、世界観やストーリーのつながりが理解しやすくなったのではないでしょうか。

    大まかなストーリーラインを理解したうえで再鑑賞してみると、キャラクターの心情を感じ取りやすくなるので、より深い部分で感動を味わえるでしょう。

    【ネタバレあり】ジブリ映画『君たちはどう生きるか』のあらすじまとめ!最終シーンの考察まとめ

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    スタジオジブリに関する記事を書いています。

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