【ネタバレ】実写版『リロ&スティッチ』のあらすじ・結末、アニメ版との違い、キャスト、声優まとめ！

こんにちは！まるこさんです。

最近は、『白雪姫』や『リトル・マーメイド』など、数多くのディズニー映画が実写化されていますよね。

そんな流れの中、人気映画『リロ&スティッチ』の実写化も実現！
日本の映画館では2025年6月6日(金)から観ることができます。

この記事では、実写版『リロ&スティッチ』のネタバレあらすじ、アニメ版とのストーリーの違い、出演キャストや声優、制作スタッフを紹介します♪

この記事には映画のネタバレが含まれますので、ご注意ください。

実写版『リロ&スティッチ』：ネタバレあらすじ

早速、実写版『リロ&スティッチ』のストーリーを、ネタバレありで詳しく説明してきます！

※以下には、重要シーンや結末などのネタバレが含まれます。

①スティッチが銀河連邦を脱出して地球へ

宇宙の平和を守る銀河連邦の本部では、兵器開発を担う科学者・ジャンバ博士への尋問が執り行われていました。
ジャンバ博士は、禁止されている遺伝子操作により、破壊衝動がプログラムされている危険な生命体「試作品626号」を生み出したことを罪に問われていたのです。

議長は試作品626号に「良い心があるか」を尋ねますが、試作品626号はとんでもなく下品な言葉を投げつけるだけ…。
そんな試作品626号を見限った議長は、銀河連邦から永久に追放することを決定します。

試作品626号は厳重な装置で管理されていましたが、隙をついて脱走し、地球へ！
ハワイのカウアイ島に不時着するのでした。

②「友達がほしい」と願うリロ

ハワイのカウアイ島で暮らす6歳の少女・リロは、海にいる魚にサンドイッチを与えていたことが原因で、習っているフラダンスの発表会に遅刻ギリギリで到着。

一緒に踊る少女たちに、変わり者だと仲間はずれにされたり、友情の証として作ったブレスレットをバカにされたりするリロ。
フラダンスを披露している最中に1人の少女から小突かれたリロは、腹いせにその少女を舞台から突き落としてしまいます。

発表会を台無しにしてしまったリロ。
そして、車のエンストのせいで発表会に間に合わなかった姉のナニ。
両親を亡くしたリロ&ナニ姉妹は、なかなか上手くいっていないようです。

さらに、その日、リロが家のドアの鍵をかけてナニを締め出しているところに、福祉局の職員ミセス・ケコアが到着。
ミセス・ケコアは2人の様子と家の散々な状況を見て、「家の掃除をすること」「督促状が来ている支払いを済ませること」「リロとナニが医療保険に加入すること」の3つのアドバイスをします。

その夜、仲直りをしたリロとナニが部屋で過ごしていると、窓の外に緑の光が落ちてくる様子が見えました。
流れ星だと思ったリロは、その緑の光に願い事をします。

「お友だちをください」
「いちばんステキな天使をください」

リロは、両親を亡くして友達もおらず、ひとりぼっちの寂しさを抱えています。
そんな寂しさを埋めてくれる友達がほしいと願ったのです。

一方、ナニは、隣人のトゥトゥおばあさんに将来の進路を心配されます。
ナニは、本当は大学で海洋生物学の勉強をしたいと思っていて、推薦と学費の免除も決まっているのですが、今はリロといっしょにいて一人前に育てたいという気持ちでいるのでした。

③地球でスティッチが大暴れ！

実は、緑の光の正体は試作品626号が乗った船！
不時着した場所にほど近い場所では、ちょうどウェディングパーティーを開催中でした。

626号は、その施設の電気設備を利用して監視用の首輪を解除。
そしてウェディングパーティーに乱入して大暴れします！

会場を縦横無尽に駆け回り、ついにはウェディングケーキに体ごと突っ込む悪さをしでかします。
そんなこんなで大暴れした後は、なんとバスに轢かれて気を失ってしまいます…。

④リロとスティッチが出会う

次の日、トゥトゥおばあさんと買い物をしていたリロは、犬の保護施設に遊びに訪れます。
ちょうどそこには、気を失って保護された626号がいました。

さらには、ジャンバ博士とプリークリーの姿も…！
というのも、地球に到着して人間に擬態したジャンバ博士とプリークリーは、昨夜のウェディングパーティーの事件のことを知り、626号が運ばれたという犬の保護施設に向かっていたのです。

ジャンバ博士とプリークリーの存在に気がついた626号は、彼らが人間に危害を加えないことを鋭い聴覚で聞き取ります。
そこで、追手をかわすために犬に擬態し、リロに引き取ってもらう作戦を思いつくのでした！

6本ある手足のうち2本を体内にしまい、触覚も消して犬になりきる試作品626号。
精一杯かわいく振舞う様子を見て、リロは626号を引き取りたいと申し出ます。

連れて帰った626号を見て、ナニは飼えるわけないと感じます。
しかし、トゥトゥおばあさんに「リロもナニも辛い経験をした、ペットは癒しにもなる」と言われたこともあり、1日だけという条件で626号と暮らすことになりました。

⑤都会で大暴れできないことに気づくスティッチ

翌日、626号を友達に見せたリロは、気持ち悪いとバカにされ、喧嘩をしてしまいます。
そして、626号とリロは別の友達が乗っていたおもちゃのミニカーを奪って逃走！

島の端までたどり着いたところで、スティッチは、自分が不時着した場所が島であること、破壊にうってつけの都会が島にはないことに気がつき絶望。
島から出ようにも、スティッチは水が苦手なので、自力で海を渡ることができないのです…。

リロが自分の大好きな場所である海に626号を連れて行きますが、626号は水を嫌って浜辺で砂の城を壊したりして過ごします。

⑥ナニが仕事をクビになる

ホテルのハワイアンレストランで働くナニの仕事場についていくリロと626号。
その道中の車の中で、シートの縫い目（stitch）を見たリロが、626号の名前をスティッチに決めます。

場面は変わり、レストランの席に座って大人しく待っているよう言われたリロとスティッチ。
ドリンクバーで水を掛け合ったり、レストランの支配人らしき人の顔をフルーツで再現したりして、自由に遊んでいます。

ところが、その遊びが行きすぎてしまい、ファイヤーナイフダンスで使う炎がついた棒を放り投げたことが原因で、レストランがボヤ騒ぎに。
そのせいでナニは仕事をクビになってしまったのでした…。

家に帰ったリロ、ナニ、スティッチ。
相変わらずスティッチが大暴れする中、ナニはスティッチを保護施設に帰そうと提案します。
しかし、「オハナは家族、家族はいつもそばにいる、何があっても」「もうスティッチはオハナ（家族）だから帰さない」と言うリロ。

ナニは、「オハナは家族という両親が残してくれた言葉は理想的だけれど現実的じゃない、私といっしょに現実を生きて」とリロに伝えるのでした。

⑦CIAコブラ・バブルスが潜入調査を決意

このリロとナニの会話を盗聴していたのが、CIAエージェントのコブラ・バブルス。
実は、彼は、スティッチの墜落現場を調べたり、犬の保護施設がSNSに投稿したスティッチの画像を見たりして、スティッチが地球外生命体ではないかと疑い、調査を進めていたのでした。

そして、スティッチがリロとナニの家に長くとどまることを知り、スティッチに接触するためにリロたちを担当する福祉局職員に加えてもらうことにしたのです。

⑧ナニの就職活動

失業してしまったナニは、就職活動をすることに。

リロとスティッチを連れて面接に行こうとすると、ちょうど家に、ミセス・ケコアと福祉局職員姿のコブラ・バブルスが訪れました。
失業を心配するミセス・ケコアを横目に、コブラ・バブルスはスティッチの毛の採取に成功します。

次々と面接を受けていくナニ。
その傍でリロとスティッチは、「良い子になるためのレッスン」をスタート！
リロは座っていること、ものを壊さないことなどを教えますが、スティッチはなかなか上手くできるようになりません。

そして、スティッチが面接先のお店などの物を壊したり汚したりしたことで、ナニの面接は失敗続き…。

ですが最終的に、ナニが得意なサーフィンのインストラクターに採用が決まりました！

⑨ジャンバ博士のスティッチ捕獲作戦

生き生きとした表情でサーフィンインストラクターの仕事をするナニ。
仕事の合間に、リロとスティッチをサーフボードに乗せて波乗りを楽しみます。

ところがその時、ジャンバ博士とプリークリーがジェットスキーに乗って乱入！
スティッチを捕まえようと、しつこく追ってきます！

ジャンバ博士とプリークリーからは逃げられたものの、乱入の衝撃でサーフボードから海に落ちてしまったスティッチは、苦手な水の中でパニックに陥ってしまいます。
咄嗟にリロを掴みますが、水のせいで体重が重くなったスティッチのせいで、リロまでも海の中に沈んでいきます…！

リロもスティッチも助け出されたものの、リロは意識を失い、病院へ。
リロは無事に意識を取り戻し、ナニも、その場に駆けつけたデイヴィットやトゥトゥも安心したのですが、ここで問題発生！

リロが医療保険に加入していなかったために、治療費が払えない事態になってしまったのです。

⑩リロが施設に引き取られる…？

ミセス・ケコアが病院に駆けつけてくれ、州が治療費を支払うことができることをナニに説明します。
ただし、治療費の支払いには、「リロを保護施設に引き取ること」が条件。
ナニは辛い選択を迫られます。

ミセス・ケコアの説明は続き、リロが保護施設で暮らすことになっても、ナニとリロが一生会えないわけではないと伝えます。
ナニは、リロを保護施設に預けることを決めるのでした。

⑪リロとナニに別れの時が近づく

その夜、ナニはリロに、離れ離れに暮らすことになると伝えます。
「アロハ・オエ」、さよならと愛を伝える歌を優しく歌うナニ。

スティッチはその光景を見て、「家族を壊したのは自分だ」と落ち込み、家を離れ、犬の保護施設へ。
最初に入れられていた檻の中に身を横たえるのでした。

⑫再びジャンバ博士のスティッチ捕獲作戦

翌朝、ミセス・ケコアとコブラ・バブルスが、リロを迎えに家にやってきます。
ところが、リロが自分の部屋にいません！
デイヴィットやトゥトゥもいっしょに、家の周りを捜索し始めます。

そのリロはというと、家からいなくなってしまったスティッチを探しに犬の保護施設を訪れていました。
自分は悪い子だと落ち込んでいるスティッチに、リロは、「スティッチは悪い子じゃない、たまに悪いことをするだけ」と優しく声をかけます。

そんなところに、ジャンバ博士がスティッチを捕まえようとやって来ます！
ジャンバ博士はプリークリーが止めるのを振り切って、1人でやって来たのでした。

ジャンバ博士はリロに、「スティッチは自分の盾にするためにリロを利用した」と伝え、リロの心は揺れ動きます。
しかしスティッチは、この数日間でリロへの愛情を確立しており、ジャンバ博士から奪ったポータル銃を迷うことなく彼に向けます！

スティッチの機転により、無事にその場を離れることができたリロとステッチは家に戻りますが、再びジャンバ博士が襲来。
スティッチは、家の中でジャンバ博士の攻撃を交わしつつ、リロを連れて外に逃げようとします。

しかし、家族の思い出が詰まった家にリロが執着することに気がついたジャンバ博士は、家を次々と破壊。

ジャンバに破壊をやめるように訴えるため、リロは家の中に戻ります。
スティッチもリロを追って家の中に戻り、諦めてジャンバ博士に捕えられるのでした…。

⑬スティッチが宇宙船で連れ去られる…？

場面は変わり、ジャンバ博士の宇宙船の中。
スティッチは、宇宙船後方に備え付けられた円柱状のクリアな檻の中に閉じ込められていました。

宇宙船前方の操縦席に座るジャンバ博士。
スティッチの方を向こうとクルッと椅子の向きを変えると…？？？
なんとジャンバ博士の視界に入らない位置にリロが！
リロは、ジャンバ博士にバレないように宇宙船に乗り込んでいたようです。

宇宙船から脱出するため、操縦席の赤いボタンを押すよう、それとなくリロに伝えるスティッチ。
リロはジャンバ博士の隙をついてボタンを押しますが、それは間違ったボタン…！(笑)
いくつかのボタンを押してみますが、どれも脱出用のボタンとは違うようです。

博士との激しい攻防を制し、ようやく檻を壊すことができたスティッチ！
檻がなくなったことで、宇宙船内から外に向かってものすごい勢いで風が吹きます。
その風の流れにしたがって、ジャンバ博士は宇宙船の外へ吹き飛ばされ、海に落ちてしまいました。

⑭スティッチが海底へ

宇宙船は落下し続けていて墜落目前です！

スティッチは、墜落する前に海に飛び込もうと、怖がるリロを説得。
リロが勇気を出しかけたその時、リロのポケットから家族の写真が落ち、風に飛ばされてしまいます。

その写真をスティッチが追いかけたタイミングで、宇宙船が海へ墜落！

…気が付くとスティッチは、海に浮かぶ宇宙船の残骸の上にいて無事でした。
しかし、リロの姿がどこにも見えません。

スティッチが海の中を覗き込むと、海底にリロがいましたが、宇宙船の残骸に体を挟まれて身動きができないようです。

水が苦手なスティッチですが、リロを助けるために海の中へ！
スティッチの怪力で残骸をどかすことができましたが、水によって重くなった体では水面まで浮き上がるのは不可能。

そこへ、プリークリーの手助けで2人の後を追っていたナニとデイヴィットが、海に助けに来てくれます！
無事に救出されたリロは、スティッチを助けてほしいとナニに訴えます。
しかし、スティッチは助けられないと諦めるナニ。
海底で意識を失って目を閉じるスティッチ。

ナニの指示でデイヴィットにより浜へと運ばれていくリロは、必死にスティッチを助けてと訴えます！
リロにとってスティッチは大切なオハナ（家族）で、その絆はどんなことがあっても揺らがないものになっていたのです。

そんなリロの気持ちを汲んだナニは、スティッチを助けに1人で海底へと潜っていきます。
スティッチを抱え込むナニでしたが、スティッチが重いせいで、どうしても浮き上がれません。

ここでナニが覚悟を決めます！
スティッチを抱えたまま海底を浜まで走りきることにしたのです。

息継ぎもせず、ただただ必死に海底を走るナニ。
そのおかげで、スティッチは目を覚ますことができました。

リロが落とした家族の写真も、スティッチが飲み込んだものを吐き出して、リロの手に戻って来ました♡

⑮結末はハッピーエンド

浜でスティッチが意識を取り戻したちょうどその時、空に宇宙船が現れ、議長が浜へ降り立ちます。

スティッチを連れていこうとする議長でしたが、スティッチが愛を知ったこと、リロとの間に確かな絆を育んでいることを見てとって、機転の効いた判断をくだします。

その判断とは、スティッチの永久追放先を地球にすること！
スティッチとリロは離れ離れにならずに済んだのでした。

その後、トゥトゥおばあさんとミセス・ケコアの提案で、リロとスティッチはトゥトゥの家で暮らすことに。
そしてナニは、海洋生物学を学べる大学に進学することになりました。

リロとナニは離れて暮らすようになりましたが、タブレット端末を使ってオンラインで話をします。
時には、ジャンバ博士から奪ったポータル銃を使って時空を歪ませ、ナニがリロの部屋を訪れることもあるのでした。

実写版『リロ&スティッチ』：アニメ版との違い

実写版『リロ&スティッチ』はアニメ版を基本的に踏襲しているのですが、ガントゥが一切登場しないという大きな変更点が1点と、設定やエピソードの細かな変更点がいくつかあります。

違い①ガントゥが一切登場しない

アニメ版では、ジャンバ博士とプリークリーがスティッチ捕獲に失敗し続けた後、最終的にガントゥ大尉が地球に派遣されます。
スティッチとリロはガントゥ大尉の宇宙船に乗せられ、宇宙に連れて行かれそうになりますよね。

ところが、実写版『リロ&スティッチ』では、ガントゥ大尉は一切登場せず、スティッチとリロを宇宙船に乗せて連れ去ろうとするのは、なんとジャンバ博士！
アニメ版では、ジャンバ博士は映画後半で改心し、スティッチたちの味方になってくれましたが、実写版では最後まで悪役のままです。

ガントゥが登場しないことにより、映画後半のストーリー展開が大きく変わっています！
どんな風にストーリーが変わったのかは、後述のネタバレあらすじを読んでみてください。

◆ガントゥが登場しない理由は？

ディーン・フライシャー・キャンプ監督によると、ガントゥ大尉を実写版に登場させなかった理由は「実写版におけるリアリズムを維持するため」。

ガントゥ大尉は、他のキャラクターと繋がりを持たず、突然現れる純粋な悪役です。
そのため、ガントゥ大尉が登場すると、シンプルに敵と戦う典型的な映画になってしまいます。

しかし、キャンプ監督が目指した実写版『リロ&スティッチ』は、人間関係をより深く感情的に響かせる映画。
純粋な悪役であるガントゥ大尉よりも、スティッチの生みの親という繋がりを持つジャンバ博士の方が、スティッチを捕まえる役にふさわしいということなのでしょう。

違い②コブラ・バブルスがCIAエージェントに特化

コブラ・バブルスは、アニメ版では、元CIAで今は福祉局職員という設定でした。
しかし、実写版『リロ&スティッチ』では、現役のCIAで、スティッチの正体を探る潜入調査のために福祉局職員のふりをしているという設定に変更されています。

アニメ版でコブラ・バブルスが担っていた、リロとナニの生活を変えていこうとする役割は、新キャラクターであるミセス・ケコアが果たしていますよ♪

また、細かい点では、アニメ版ではコブラ・バブルスと議長は面識がある設定でしたが、実写版では過去に会ったことがあることを匂わせるようなシーンはカットされています。

違い③家族が離れ離れになる危機にリアリティがある

福祉局の職員がリロとナニの元を繰り返し訪れる理由、リロを保護施設に引き取ろうとする理由は、アニメ版では深く考えずにサラッと流してしまう方が多いのではないでしょうか。

しかし、実写版『リロ&スティッチ』では、リロとナニが抱える家庭の事情が細かく丁寧に描かれています。

6歳のリロが1人で留守番をしていたり、コンロの火をつけっぱなしでナニが外出してしまったり…。
さらに、家の掃除が不十分、失業、支払いの滞納、医療保険の未加入など、親を亡くした小さなリロを1人で育てるにはナニはまだ若く、至らないところがたくさんあります。

だからこそ、福祉局の職員であるミセス・ケコアは、リロとナニに離れて暮らすことを勧めているのだと、大人の視聴者も納得がいきます。

同時に、ミセス・ケコアは、ナニに対し、「リロを保護施設に引き取ってもまた会える、永久の別れにはならない」と説明しており、これにもリアリティと納得感がありますよね。

実写版『リロ&スティッチ』：登場キャラクター

実写版『リロ&スティッチ』に登場するキャラクターをチェックしていきましょう◎
アニメ版にはいない2人の新キャラクターが登場しますよ！

スティッチ

スティッチは、ジャンバ博士が破壊兵器として開発したエイリアン。
銀河連邦から追放するという処分を受けますが、一瞬の隙をついて脱走！
地球に不時着して、リロとナニといっしょに暮らすようになります。

リロ

ハワイのカウアイ島で暮らす6歳の少女。
事故で両親を亡くして友達もできず、いつもひとりぼっち。
犬だと思って引き取ったスティッチを大切に思っています。

ナニ

ナニは、リロの18歳の姉。
本当は大学で海洋生物学を学びたいと思っていますが、今は親を亡くしたリロを1人で一人前に育てようという気持ちでいます。

がむしゃらに頑張るものの失敗続きで、リロと離れ離れになってしまいそうな状況です。

デイヴィット

デイヴィットは、ナニに恋心を抱く青年です。
ナニが働くホテルでファイヤーナイフダンスのパフォーマンスを披露する仕事をしており、サーフィンが得意☆

ジャンバ博士

ジャンバ博士は、スティッチを生み出した銀河連邦の科学者。
脱走したスティッチを捕まえるため地球に派遣され、姿を人間に変えてスティッチを追います。

・【ジャンバ博士】自称悪の天才科学者！スティッチの生みの親！

プリークリー

プリークリーは、ジャンバ博士と共に地球に派遣されたエイリアン。
地球に詳しく、ジャンバ博士の監視と案内を担っています。
ジャンバ博士と同じく、地球では姿を人間に変えています。

コブラ・バブルス

コブラ・バブルスはCIAのエージェントで、スティッチの正体を怪しんで調査しています。
アニメ版とは異なり現役のCIAのエージェント。
社会福祉局の職員としてリロとナニを担当し、潜入捜査を試みます。

【NEW】ミセス・ケコア

ミセス・ケコアは、実写版『リロ&スティッチ』のオリジナルキャラクター。
社会福祉局の職員で、両親を亡くしてうまく生活が回っていないリロとナニを定期的に訪問し、生活が少しでも良くなるように手助けをしています。

【NEW】トゥトゥ

ミセス・ケコアと同じく、トゥトゥも実写版オリジナルキャラクターです。
トゥトゥはデイヴィッドの祖母で、リロたちの家の隣に住んでおり、リロとナニのことを心配しています。

議長

議長は、宇宙の平和を守る銀河連邦のリーダーです。
スティッチを銀河連邦から追放する処分をくだし、脱走したスティッチをジャンバ博士とプリークリーに追わせます。

実写版『リロ&スティッチ』：制作キャスト

実写版『リロ&スティッチ』の監督を務めるのは、ディーン・フライシャー・キャンプ氏。
彼はYouTube出身で、映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』を手掛け、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなどの高い評価を受けた新進気鋭のクリエイターです。

『マルセル 靴をはいた小さな貝』は実写とCGを融合させた作品で、同じような制作方法を採る実写版『リロ&スティッチ』で、その経験を見事に活かしてくれています。

そして、プロデューサーは、ダン・リンとジョナサン・アイリック。
2人は実写版『アラジン』でもプロデューサーを務めています。

脚本は、『モアナと伝説の海』にスタッフとして参加し、ハワイ在住のクリス・K・T・ブライト氏が手掛けています。

実写版『リロ&スティッチ』：出演キャスト・吹き替え声優

実写版『リロ&スティッチ』の出演キャスト・日本語吹き替え声優

キャラクター名	キャスト	日本語吹き替え声優
スティッチ（声）	クリス・サンダース	山寺宏一
リロ	マイア・ケアロハ	永尾柚乃
ナニ	シドニー・エリザベス・アグドン	MOMONA（ME:I）
デイヴィット	カイポット・デュボア	中村海人（Travis Japan）
ジャンバ博士	ザック・ガリフィアナキス	長谷川忍（シソンヌ）
プリークリー	ビリー・マグヌッセン	三ツ矢雄二
コブラ・バブルス	コートニー・B・ヴァンス	手塚秀彰
ミセス・ケコア	ティア・カレル	五十嵐麗
トゥトゥ	エイミー・ヒル	渡辺えり
議長（声）	ハンナ・ワディンガム	深見梨加

スティッチ（声）：クリス・サンダース（山寺宏一）

CGで表現されているスティッチの声は、アニメ版に引き続き、クリス・サンダースが担当！
彼はアニメ版『リロ&スティッチ』の監督・脚本家で、その後の関連作品でもスティッチの声優を続けており、スティッチ映画に欠かせない人物です。

そして、日本語版でスティッチの声を担当するのは、ディズニー映画でお馴染みの山寺宏一さん！
山寺宏一さんは、アニメーション映画『リロ＆スティッチ』やテレビアニメ『スティッチ！』でもスティッチの声を務めてきました。

山寺宏一さんご本人によると、スティッチの声の発声はドナルドダックに次ぐ難しさとのこと。
その分、「頑張らねば！」と気合いを入れてアフレコに臨んだそうですよ♪

リロ：マイア・ケアロハ（永尾柚乃）

リロを演じるたのは、マイア・ケアロハ。
リロ役を決めるにあたっては大規模な一般オーディションが行われたのですが、それを見事勝ち抜いたのが、演技経験のないハワイ出身の新人・マイア・ケアロハだったのです！

そんなリロの日本語版声優は、人気子役の永尾柚乃さんです。

ナニ：シドニー・エリザベス・アグドン（MOMONA）

リロの姉・ナニ役を演じるのは、シドニー・エリザベス・アグドン。
彼女は『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』などのドラマ作品に出演経験のある女優さんです。

彼女もリロ役のマイア・ケアロハ同様、ハワイ出身ですよ♪

デイヴィット：カイポット・デュボア（中村海人）

デイヴィッドを演じるのはカイポ・デュドイトです。
当初はカヒアウ・マチャドとも言われていましたが、2023年4月時点でキャストの変更が発表されました。

ジャンバ博士：ザック・ガリフィアナキス（長谷川忍）

天才科学者・ジャンバ博士を演じているのは、ザック・ガリフィアナキス。
彼は『ハングオーバー！』シリーズでアラン・ガーナーを演じていることで有名な俳優さんですよ♪

・【ジャンバ博士】自称悪の天才科学者！スティッチの生みの親！

プリークリー：ビリー・マグヌッセン（三ツ矢雄二）

プリ―クリーを演じているのは、ビリー・マグヌッセンです。
ビリー・マグヌッセンは、実写版『アラジン』にアンダース王子役で出演していますよ♪

日本語版声優は、アニメ版『リロ&スティッチ』でもプリークリーの声を演じた三ツ矢雄二さんです。

コブラ・バブルス：コートニー・B・ヴァンス（手塚秀彰）

コブラ・バブルスを演じているのは、コートニー・B・ヴァンス。
コートニー・B・ヴァンスは「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」でエミー賞主演男優賞した俳優さんですよ♪

ミセス・ケコア：ティア・カレル（五十嵐麗）

ミセス・ケコアを演じているのは、アニメ版『リロ&スティッチ』でナニの声優を務めたティア・カレル！
アニメ版との繋がりに、『リロ&スティッチ』ファンはワクワクしますね♪

トゥトゥ：エイミー・ヒル（渡辺えり）

トゥトゥ役は、アニメ版『リロ&スティッチ』で「ハセガワフルーツ」の店主役を務めていたエイミー・ヒルが演じています。

まとめ

実写版『リロ&スティッチ』のネタバレあらすじ、アニメ版とのストーリーの違い、出演キャストなどについて紹介しました！

実写版がアニメ版と並ぶ素晴らしい作品になったのは、ファンとしてとても嬉しいことですよね。
これを機会に、アニメ版や関連作品をディズニープラスで視聴してみるのも楽しいかもしれません♪

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