【トゥトゥおばあちゃん】実写版リロ＆スティッチに登場するリロの心強い隣人を解説！アニメには登場しない新キャラクター！

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「スティッチの実写化」が大きな話題を呼んだ実写版『リロ＆スティッチ』。
中でも、アニメには登場しないオリジナルキャラクター「トゥトゥ」についてファンからの注目が集まっています。
「トゥトゥって一体誰？」
「作中でどんな役割・活躍を果たすの？」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そんなリロたちの新たなオハナ（家族・仲間）、「トゥトゥ」のプロフィールや物語への関わり、俳優と日本語吹き替え声優、そしてリロやナニ、デイヴィッドとの関係性をまとめています。
早速見ていきましょう♪

・【ネタバレ】実写版『リロ&スティッチ』のあらすじ・結末、アニメ版との違い、キャスト、声優まとめ！

実写版『リロ＆スティッチ』の「トゥトゥ」って誰？

出典：公式サイト

スティッチとリロの救出に奔走するトゥトゥ（左）とコブラ・バブルス（右）

実写版『リロ＆スティッチ』に登場する隣人のおばあちゃん「トゥトゥ」。
このキャラクターは、アニメ版の『リロ＆スティッチ』には登場しません◎

実写映画版の大きなオリジナル要素の1つでもある「トゥトゥおばあちゃん」について、まずはそのプロフィールを見ていきましょう。

◆リロとナニを見守る心強いご近所のおばあちゃん

「トゥトゥ」は、リロとナニの近所に住む温かいおばあちゃんです。
両親を亡くし、時に困難な状況にあるリロとナニの姉妹をいつも気にかけている、心優しい存在として描かれます。

ナニが不在の際にはリロの面倒を見てくれるなど、親身になって支える姿が印象的です。
ハワイ語で「トゥトゥ（Tūtū）」は「おじいさん・おばあさん」という意味があり、まさにその名の通り、リロとナニにとっての慈愛深い「おばあさん」のようなキャラクターといえるでしょう。

◆温かく機知に富んだ地元の人

トゥトゥは、リロとナニの住むハワイのコミュニティに溶け込む、温かく親しみやすい人物として描かれています。
キャスティング情報によると、「トゥトゥ」は「地元の方言（ピジン語）を話す、温かく機知に富んだ女性」と表現されていますよ。

「親切で hospitable（もてなし好き）」であり、「リロとナニの苦労を理解してくれる」包容力のあるキャラクターとして、本作では大いに活躍しています◎

実写版『リロ＆スティッチ』の「トゥトゥ」の立ち位置

アニメ版にはいなかったキャラクター「トゥトゥ」が、実写版の物語で描かれるようになった背景や作中での活躍についてまとめていきます！

◆なぜオリジナルキャラクター「トゥトゥ」が追加されたのか？

実写版『リロ&スティッチ』

実写版『リロ＆スティッチ』において、なぜ「トゥトゥ」というオリジナルキャラクターの追加が必要とされたのでしょうか。

後に制作陣が明かしていますが、「リロとナニを含むハワイの人々の日常や、地域社会との繋がりを作品の中でより深く描く狙いが本作にはある」とのこと！
つまり、トゥトゥというキャラクター設定も、この方針の中で創り出されたキャラクターであると考えられます。

現にトゥトゥは、両親を亡くしたリロとナニの孤独感を和らげ、困難を乗り越えるための「直系家族以外の支え」を象徴する役割を担っていましたよ。

ちなみに、スティッチ作品を日本語版で見ていると、「オハナ＝家族(英語版でもFamily)」と訳されています。
しかし、これは単に「血のつながった家族」という意味だけではなく、普段から接してくれる周囲の人や動物もまた、ハワイでは全員「オハナ」と位置付けているんです。
そういったハワイが大切にしている文化を体現するシンボル的な存在として、トゥトゥおばあちゃんというキャラクターを登場させるに至ったのではないでしょうか。

◆リロやナニの精神的支柱としての「トゥトゥおばあちゃん」

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ナニ

トゥトゥは、両親を亡くしたリロとナニの精神的な支柱として活躍する、本作の核を担うキャラクターの1人です。
作中では「どこにでもいるような茶目っ気たっぷりのおばあちゃん像」として描かれていました。

リロが1人でどこかに行こうとしては一緒についてきてくれる、まるで本当のおばあちゃんのような存在です。

また、作中では、姉のナニが「大学で海洋生物学（Marine Biology）を学ぶ夢」を持っていることが描かれます。
その際、難しい学問用語に馴染みのないトゥトゥが、「"Marine Biology"という言葉を聞き取れない」というコミカルな演出もあり、筆者としても印象的なシーンの1つでした。

さらに、アニメ版とは異なる追加設定として、トゥトゥはデイヴィッドの実のおばあちゃんでもある点も重要でしょう。
アニメにはなかったこのオリジナルな相関図は、「ハワイ島に根付くオハナ（家族・仲間）という概念をより深堀りしてくれていた」と筆者は感じています。

トゥトゥは、主要キャラクターたちの絆を深める、温かい橋渡し的な役割も担うと考えられます。

実写版『リロ＆スティッチ』：「トゥトゥ」役のキャスト

温かいキャラクター「トゥトゥ」を演じるのは、実力派のベテラン俳優です。
また、日本語吹替版の声優としても著名な女優の方が抜擢されましたよ♪

◆トゥトゥ役：女優「エイミー・ヒル」さん

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「トゥトゥ」役女優：エイミー・ヒルさん

トゥトゥを演じたのは、女優の「エイミー・ヒル（Amy Hill）」さんです。
彼女はこれまで、アジア系の独特の訛りを持つキャラクターを中心に、多くの映画やテレビドラマで活躍してきました。

日本語訛り、東南アジア訛りといった、多様な「アジア訛り英語」を操れるエイミーさんの役者としての強みは、あえて独特のイントネーション・テンポで話し、キャラクターの個性を引き出す「しゃべくりの演技力」です！
本作の「トゥトゥ」というキャラクターにも、まさにその強みが生かされていたように思います。

そんなエイミー・ヒルさん。
実はアニメ版『リロ＆スティッチ』と続編シリーズ『リロ＆スティッチ ザ・シリーズ』で、近くに住む日系人キャラクター「ハセガワ夫人（Mrs. Hasegawa）」の声優も務めていたんですよ！

この事実は、長年のファンにとってサプライズであり、実写版への期待をさらに高める要素となるでしょう。

◆日本語吹き替え声優：渡辺えりさん

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日本語吹替版「トゥトゥ」役声優：渡辺えりさん

日本語吹き替え版でトゥトゥの声を担当するのは、女優の渡辺えりさんです。
渡辺えりさんの温かく包容力のある声は、トゥトゥのキャラクター像にぴったり！

日本人にも親しみやすく物語の世界に引き込んでくれていますよ♪

実写版『リロ＆スティッチ』：「トゥトゥ」のトリビア

最後に、実写版『リロ＆スティッチ』の重要キャラ「トゥトゥ」に関する興味深いトリビア情報をご紹介していきますよ♪

◆アニメ版「ハセガワ夫人」もう1人の声優も本作に出演！？

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スティッチのアニメシリーズでたびたび登場する「ハセガワ夫人（Mrs. Hasegawa）」

先ほどトゥトゥ役の女優「エイミー・ヒル」さんは、アニメ版で日系人キャラクター「ハセガワ夫人（Mrs.Hasegawa）」というキャラクターを演じていたことを説明しました。
この「ハセガワ夫人」について、実は作品シリーズを通してエイミー・ヒルさん以外にもう1人、声の担当をしている方がいます。

その女優の名前は「ティア・カレル（Tia Carrere）」さん。
実は本作で「ケコア夫人」という、これまた実写版ストーリーの核を担う人物を演じていますよ♪

アニメ版「ハセガワ夫人」にルーツを持つ2人の女優が、トゥトゥ、ケコアという実写版を彩る新キャラクターに抜擢されているんですね！
マニアックながらも、ロマンあるカムバックです♪

◆デイヴィッドの初の直系親族としてのトゥトゥ

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デイヴィッド

トゥトゥは、デイヴィッド・カウエナのおばあちゃん、すなわち「直系の親族」として描かれました。
一方、アニメ作品では、デイヴィッドの直系の家族についての描写はなく、まるで海が住処の一匹狼のようなキャラクター描写が印象的でした。

この実写ならではの設定は、
「デイヴィッドにももちろん直系の家族がいて、周囲にはオハナ（家族・仲間）もいて....。」
というキャラクターを取り巻く温かみある相関図を生み出しています。

まさに、「トゥトゥ＝オハナの象徴」といえるでしょう♡

まとめ

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スティッチ（実写）

実写版『リロ＆スティッチ』に登場する新キャラクター「トゥトゥ」は、リロとナニの生活を温かく支える、心強い人間のおばあさんでした。
彼女の存在は、姉妹の成長を後押しし、地域コミュニティの温かさを描く上で重要な役割を担います。

演じるエイミー・ヒルさんがアニメ版にも関わっていたこと、そしてデイヴィッドのおばあちゃんという意外な設定も、ファンの期待をさらに高める要素となるでしょう。
ぜひ実写版『リロ＆スティッチ』を鑑賞する際は、トゥトゥおばあちゃんの活躍にも目を向けてみてくださいね♪

それでは、よい1日を！Bonne Journee!!

・【ネタバレ】実写版『リロ&スティッチ』のあらすじ・結末、アニメ版との違い、キャスト、声優まとめ！