パラマウント・ピクチャーズってどんな会社?おすすめ映画や会社の歴史など
今回は映画配給会社のビッグ5と呼ばれているパラマウント・ピクチャーズについて解説します。パラマウント・ピクチャーズの歴史やおすすめの映画、そしてユニバーサル・スタジオ・ジャパン(ユニバ)で楽しめるパラマウント・ピクチャーズ作品なども紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
こんにちは!
映画が好きなないんです。
今回は映画配給会社のビッグ5と呼ばれているパラマウント・ピクチャーズについて解説していきます♪
パラマウント・ピクチャーズはとても歴史の深い配給会社で、アメリカで初めて制作・配給・興行のすべてを自社で担当したりと映画界を牽引してきました。
そんなパラマウント・ピクチャーズの会社の概要や歴史、代表的なおすすめ作品や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)楽しめるパラマウント・ピクチャーズ作品についてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
- ◆創業者はオーストリア人の「アドルフ・ズコール」
- ◆映画館を開き、パラマウントの前身会社を設立!
- ◆功績と破産
・ユニバ(USJ)で楽しめるパラマウント・ピクチャーズ作品
- ①『シュレック』シリーズ(3作目以降)
- ②『トランスフォーマー』(2007年)
- ③『ターミネーター』シリーズ(5作目以降)
・パラマウント・ピクチャーズのおすすめ映画
- ①『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)
- ②『ローマの休日』(1953年)
- ③『トップガン』(1986年)
パラマウント・ピクチャーズとはどんな会社?
パラマウント・ピクチャーズは、パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーションの主要部門です。
現在は映画配給会社を牽引する「ビッグ5」の一角として君臨していますよ◎
世界で5番目に古い映画スタジオで、アメリカの中では2番めに古くから存在します。
ユニバーサル・ピクチャーズの8日後に設立されていて、アメリカの映画スタジオの中で唯一、今なおロサンゼルス市内で活動しています!
パラマウント・ピクチャーズはアメリカの映画史上初めて、制作・配給・興行の全てを自社で行ったり、ハリウッドのメジャースタジオとして初めて全作品をデジタルのみで配給するようになったりと、常に革命的な事業展開を行なってきた会社です。
ハリウッド映画が発展してきた背景にはパラマウント・ピクチャーズの活躍が非常に大きく絡んでいるんですよ!
◆創業者はオーストリア人の「アドルフ・ズコール」
パラマウント・ピクチャーズの創業者は、オーストリア=ハンガリー帝国で生まれた、アメリカの映画プロデューサーのアドルフ・ズコールです。
ズコールは貧しいハンガリーのユダヤ系家族に生まれました。
16歳の頃にアメリカに移住してからは、掃除や職人仕事などで生計を立てていました。
その後、シカゴで毛皮の取引をする事業を展開すると、たったの2年で25人の従業員を持つほどに成長していきます。
映画ビジネスを始める頃には、ズコールは起業家として活動をしていたんですよ◎
◆映画館を開き、パラマウントの前身会社を設立!
ある時、ズコールが従兄弟からゲームセンターを開くための資金を出してほしいと言われた際、ただ出資するだけでなく、トーマス・エジソンが当時最新発明していた動画を見世物にしたいと考えました。
そこで、ズコールはゲームセンター内に映画館を開くというアイデアを考えつき、20世紀初頭に流行した「ニコロデオン」という5セントで入場できる小さな映画館に投資します。
ゲームセンター内にニコロデオンを作る計画は見事に大ハマリし、ズコールは映画事業にビジネスの可能性を見出しました。
その後、1921年にズコールはダニエル・フロマンと一緒に映画配給会社のフェイマス・プレイヤーズを設立!
このフェイマス・プレイヤーズが後に改名してパラマウント・ピクチャーズになるというわけです☆
◆功績と破産
パラマウント・ピクチャーズはアメリカ映画界で設立された当初から大手メジャー会社として有名でした。
アメリカの映画史上初めて、制作・配給・興行の全てを自社で行うという自給自足を実現していて映画界の革命児となっていました!
さらに、ズコール自身が俳優を見出してスターを育て上げる才に長けていたため、作品ごとに"必ずハマる俳優"を起用することができました。
常に観客が求めるものを反映した脚本やキャスティングは、パラマウント・ピクチャーズ作品の大きな特徴といえるでしょう☆
こうして時代の波に乗ったパラマウント・ピクチャーズでしたが、1929年に起こった世界恐慌の影響を受けて、一時期は破産宣言を受けてしまいます。
しかし、そんな状況下でも事業撤退することはなく、地道に再建の道を歩き続けました。
そして1935年頃には、都会派コメディーに力を入れることで、見事大赤字だった会社を復興することに成功します!
ユニバ(USJ)で楽しめるパラマウント・ピクチャーズ作品
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも、パラマウント・ピクチャーズ作品を楽しむことができます。
どのパラマウント・ピクチャーズ作品を楽しめるのか簡単に紹介していくので、ぜひチェックしてみてください☆
①『シュレック』シリーズ(3作目以降)
「シュレック 4-D アドベンチャー」という『シュレック』の世界を楽しめるシアターアトラクションがあります。
五感を通じて『シュレック』の世界を体験することができて、大人から子供まで楽しむことができます☆
②『トランスフォーマー』(2007年)
「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ベスト・オブ・ハリウッド~」ではトランスフォーマーが登場するパレードを見ることができます。
フロート×マッピングの効果で今まで体験したことがないような臨場感を味わうことができて大人気!
トランスフォームするフロートは世界でも初めての試みです♪
③『ターミネーター』シリーズ(5作目以降)
『ターミネーター』の世界を3Dで体験することができます。
未来を賭けて争う人類とサイボーグの物語を大迫力で見ることができます☆
スクリーンの中の人物が実際に飛び出てくる様子は通常では絶対に味わえない新体験なのでぜひ体験してみてください!
パラマウント・ピクチャーズのおすすめ映画
パラマウント・ピクチャーズには世界的に有名な映画がいくつもあります。
中でも、特におすすめの映画を3つ厳選して紹介するので、気になった映画があったらぜひ観てみてください♪
①『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)
フォレスト・ガンプは母子家庭で育った男の子が、あまり頭が良くないながらも足の速さと誠実な人柄で周囲の人達と支え合っていく物語です。
劇中の「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」というセリフは、今なお色褪せない名言ですね!
②『ローマの休日』(1953年)
ローマの休日はヨーロッパ最古の王室の王位継承者であり、多忙を極めるアン王女が主人公です。
忙しさに追われて疲れとストレスが溜まったことで主治医に薬を貰いますが、目が冴えたことで外に出てしまったアンはそこで薬が効いて眠りについてしまいます。
そこへ平凡な新聞記者のジョーが現れ、アンを自分の家で休ませてあげることで、ラブストーリーが展開されていきます。
トレヴィの泉や真実の口などローマで有名な観光スポットがいくつも登場するので、旅行気分を味わうことができます☆
③『トップガン』(1986年)
トップガンはアメリカ海軍が全面協力して作られたアクションドラマ映画です。
アメリカのカリフォルニア州ミラマーの米海軍航空基地にある世界最高のエリートパイロット養成校「トップガン」で訓練を受けている若者たちの物語!
型破りの若手パイロットのマーヴェリックが仲間たちとの騒ぎ、悩み、時には恋をして成長していく姿に青春を感じます♪
「トム・クルーズ」を世界的に有名にした作品でもあり、アクションや飛行機ものが好きな方にはぜひ見てほしい名作です!
まとめ
今回はパラマウント・ピクチャーズについて紹介していきました。
パラマウント・ピクチャーズは古くからある配給会社で現在もビッグ5と呼ばれるほど権威があります。
パラマウント・ピクチャーズの映画はスター俳優を多く生み出していて、それだけに映画のクオリティも非常に高いのでぜひ見てみてください!
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