ムジョルニアって一体何?持てる人物やその条件は?ソーが愛する最強の武器を徹底解説!
2022年7月8日に公開された『ソー:ラブ&サンダー』に向けて、過去の作品を復習している人も多いのではないでしょうか?今回は『マイティ・ソー』シリーズの主人公・ソーが持つ最強の武器「ムジョルニア」を徹底解説していきます!ムジョルニアを持てる人物やその条件、ムジョルニアの行方についてもまとめました!
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、『アベンジャーズ』シリーズでも大活躍したあの武器!
そうです! 「ムジョルニア」を徹底解剖しちゃいます!
重さは何キロ? 誰が持てるの? ムジョルニアって破壊されたの?
などなど「ムジョルニア」って一体何なのか、疑問に思っている方も多いでしょう。
ムジョルニアは、2022年7月8日(金)に公開された最新作『ソー:ラブ&サンダー』にも関わってきます。
本作で、ムジョルニアを持つ人物についても紹介しますよ!
「ムジョルニア」について知ると、過去の『ソー』『アベンジャーズ』シリーズや最新作がより楽しめるはずです。
・「ムジョルニア」の重さ・大きさは?
・「ムジョルニア」は一度破壊されている!
- 後継の「ストームブレイカー」とは
・「ムジョルニア」を持てる人の条件は?
・「ムジョルニア」を持てる人物とその理由は?
- ◆ヴィジョンがムジョルニアを持ち上げるシーン
- ◆キャプテン・アメリカがムジョルニアを持ち上げるシーン
- ◆ジェーン・フォスターがムジョルニアを持ち上げるシーン
「ムジョルニア」って一体何?
まずは、「ムジョルニア」は一体何なのか、詳しくご紹介します!
「ムジョルニア」は、死にゆく星の心臓で作られたとされる’’全能のハンマー(かなづち)’’です。
北欧神話に登場するかなづちがモデルになっていて、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』では、ニベダリアに住むドワーフによって作られたことが明らかになっています。
持てる人物が限られていて、その条件はかなり厳しいものになっているようです。
『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズの日本語字幕では「ムジョルニア」と表記されていますが、英語の音声では「ミョルニル」や「ミョルニア」と発音されています。
作品の中で「ムジョルニア」が言いづらいため「ムニョムニョ」と言うシーンがありますが、そこも英語では「ミャウミャウ」や「ミョウミョウ」に近い発音になっています。
なぜ日本語字幕が「ムジョルニア」になったのかは分かりませんが、「ミョルニル」の英語表記が「Mjollnir」なので発音しない「j」を翻訳する際にそのまま読んでしまった可能性が考えられます。
日本語版と英語版で発音にかなり違いがあるので、もしかすると「ムジョルニア」と言って伝わるのは日本国内だけかもしれません!
「ムジョルニア」の重さ・大きさは?
続いて、「ムジョルニア」の重さ・大きさについてご紹介します。
特殊な金属で作られているムジョルニア。
長さは60cmで、重さはなんと4634.85兆kgと言われています。
とんでもない重さで見当もつきませんが、ソーが持っている時はもっと軽いとか、ソーの管理下であれば重さをコントロールできるという噂もあります。
「ムジョルニア」には、ソーの父であるオーディンによって魔術がかけられているので、重さの変化もオーディンの魔力の影響なのかもしれません。
ソーの強さの源とも言える「ムジョルニア」は、あまりの高性能と破壊力があるため、作中では「キューブ」と同じ’’オメガ級兵器’’とされています。
落としただけで地球が滅ぶとも言われていますが、『マイティ・ソー』でソーが地球に落とされた時には、一緒に落ちてきたムジョルニアによって巨大なクレーターができてしまい、騒ぎになっていましたよね。
とにかく、普通の人間には到底扱えない最強の武器だということ。
「ムジョルニア」は一度破壊されている!
ソーが登場するMCU作品で常に相棒的存在であった「ムジョルニア」。
しかし実は最強の武器「ムジョルニア」は、ソー単独作品3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』で粉々に破壊されてしまうんです。
破壊したのは、ソーの姉であり死の女神と呼ばれるヘラです。
ソーとの戦いの最中、ヘラはムジョルニアを片手で受け止め、そのままスパークを散らしながら粉々に破壊してしまいます。
ムジョルニアを失ったソーは、この後の戦いで大変苦労することになりますが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では強化版ムジョルニアとも言える「ストームブレイカー」という新しい武器を手にします。
さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、過去にタイムスリップしたソーが、当時のムジョルニアを呼び出して見事にキャッチ。
それを持って現代に帰還したことで、1度はヘラによって破壊されたムジョルニアがソーのもとへ戻ってきました。
後継の「ストームブレイカー」とは
ストームブレイカーは、ムジョルニアを失ったソーが惑星ニダべリアで新たに作ってもらった武器です。
大きな斧のような形をしており、柄の部分に使われている木はなんと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のグルートの腕!
ムジョルニアと同じようなパワーを持ち、ソーの意思に従って彼の手元に戻ったり、ビフレストを出して空間移動したりできます。
しかしムジョルニアと決定的に違う点が一つあります。
それは「誰でも持ち上げられる」ということ。
ストームブレイカーには「高潔な魂の持ち主しか持ち上げられない」というオーディンの魔法がかかっていないので、誰でも持つことができるんです。
その証拠として、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』ではグルートが完成したストームブレイカーを持っていますし、『ソー/ラブ&サンダー』では敵のゴアにストームブレイカーを奪われてしまうシーンがあります。
誰でも持てるようになったため、悪用されてしまう可能性も上がってしまったんですね。
また、『ソー/ラブ&サンダー』では後から作られたストームブレイカーが、ソーにとっての初代相棒であるムジョルニアにヤキモチを焼いている場面も。
ムジョルニアとストームブレイカーの関係は、少し複雑なようです。
「ムジョルニア」を持てる人の条件は?
「ムジョルニア」は高潔な魂の持ち主にしか、持ち上げることができないとされています。
これもオーディンがかけた魔力の影響で、扱い方を間違えれば’’危険な武器’’になりかねないムジョルニアが簡単に他人の手に渡ってしまうことがないよう、セキュリティとして持てる条件が付けられたのです。
持ち主であるソー自身も『マイティ・ソー』の中で、自分の力を過信したことが原因で、持ち上げられなくなったことがあります。
‘’高潔な魂の持ち主’’という条件は簡単なようで難しく、シリーズの中でもムジョルニアの持ち主が常にソーであるというわけではありません。
いろいろな理由でソーの元から離れたり、また戻ってきたりと、まるで恋愛のような過程を繰り返すんです。
そのため、ムジョルニアを持ち上げるという行為が軽々しく描かれることはシリーズを通して1度もなく、MCU作品において特別な意味を持っているようです。
また、持ち主に相応しい人物がこの世にいない場合には、ムジョルニア自体が消えてしまったり、傘に変形することもあるなど、不思議な性質を持ったハンマーなんですよ。
「ムジョルニア」を持てる人物とその理由は?
それでは、MCU作品で「ムジョルニア」を持ち上げることができた人物とその理由をご紹介します。
MCU作品で「ムジョルニア」を持つことができたのはソー、ヴィジョン、キャプテン・アメリカ、そしてジェーン・フォスターの4名です。
◆ヴィジョンがムジョルニアを持ち上げるシーン
まず、ヴィジョンがムジョルニアを持ち上げる様子が描かれているのが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です。
アベンジャーズタワーでメンバーがお祝いをしている時に、クリント・バートンがムジョルニアを持ち上げようとしたことで、アベンジャーズメンバーの男子チームによるムジョルニア持ち上げ大会が開かれるシーンがありました。
クリントは失敗。
トニー・スタークは、自信満々に持ち上げようとしますが失敗。
ローディと協力しても持ち上げられません。
ブルース・バナーは時間をかけてチャレンジしますが失敗。
最後に挑戦したキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)が手に取ると、ムジョルニアが少しだけ動いたようにように見えましたが、ソーの顔を見て「やっぱりダメみたいだ」と言って手を離します。
ムジョルニアが一瞬動いた時に、ソーがこの世の終わりとでも言うかのような顔をしていたために、ソーのプライドを傷つけないように持てないふりをしたという説も。
この持ち上げ大会の後、ヴィジョンが「もしもし、落としましたよ?」と言って、当たり前のようにムジョルニアを持ち上げて、ソーに手渡すんです。
ヴィジョンがムジョルニアを持てた理由
ヴィジョンは、ピュアで気高き精神の持ち主として知られている上に、アンドロイドであることから人間のような邪念がありません。
そのため’’高潔な魂の持ち主’’という条件に当てはまり、ムジョルニアを持ち上げることができたのではないかと考えられます。
また、オーディンがムジョルニアにかけたセキュリティの魔力は、アンドロイドには効かないという説も。
いずれにせよ、ヴィジョンにとってムジョルニアを持ち上げることはお安い御用なのでしょう。
◆キャプテン・アメリカがムジョルニアを持ち上げるシーン
キャプテン・アメリカがムジョルニアを持ち上げるシーンが描かれているのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』です。
ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、ピンチのシーンでキャプテン・アメリカがムジョルニアを操ってソーを救うんです。
ムジョルニアを持つキャプテン・アメリカを見たソーは、笑顔で「知ってたよ!」と呟きます。
『エイジ・オブ・ウルトロン』の持ち上げ大会で、ムジョルニアを少し動かしたキャプテン・アメリカに気づいていたんですね。
キャプテン・アメリカがムジョルニアを持てた理由
謙虚なことで知られるキャプテン・アメリカは、『エイジ・オブ・ウルトロン』の持ち上げ大会の時に、自分だけムジョルニアを持ち上げる力があるのを他のメンバーたちに見せるのをためらっていたように感じました。
だからこそ、『エンドゲーム』でムジョルニアを使いこなすキャプテン・アメリカを見て、ソーは「知ってたよ!」と言ったのでしょう。
キャプテン・アメリカは、もともとムジョルニアを持つことが出来る’’高潔な魂の持ち主’’であったと考えられます。
◆ジェーン・フォスターがムジョルニアを持ち上げるシーン
ジェーン・フォスターがムジョルニアを持ち上げるシーンが描かれているのは『ソー/ラブ&サンダー』です。
しかもジェーンは単にムジョルニアを持ち上げられただけでなく、かつてのソーのように「マイティ・ソー」となってムジョルニアを武器として使いこなし、敵を倒していきます。
ジェーンはMCUの中で唯一ムジョルニアを持てた女性キャラクターです。
ジェーン・フォスターがムジョルニアを持てた理由
こちらも『ソー/ラブ&サンダー』のネタバレになってしまうので詳しくは控えますが、ジェーンがムジョルニアを持てた理由は先に挙げた“高潔な魂の持ち主”であるだけでなく、ソーがムジョルニアに「ジェーンのことを守ってくれ」と頼んでいたことが理由にあるようです。
『ソー/ラブ&サンダー』の中で、ムジョルニアやストームブレイカーは話すことはできませんが、持ち主に対して意思を持っていることが描かれています。
ムジョルニアは自分の持ち主と認めたソーに恋人のジェーンを守るよう頼まれたから、ジェーンに自分を使うことを認めたと考えると納得できます。
まとめ
「ムジョルニア」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
ムジョルニアの力や、どんな人が持てるのかを知ると作品の世界をより楽しむことができると思います!
ムジョルニアは『マイティ・ソー』シリーズだけではなく、多くのMCU作品で活躍する最強の武器なので、今後どんな風に登場するのかも注目していきたいですね!
最新作『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日公開です!
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