ネタバレ解説『モービウス』を徹底解説!マーベルから誕生した新たなヴィラン!
『スパイダーマン』『ヴェノム』のスタジオが贈る新たなヴィラン’’モービウス’’。天才医師と血に飢えたヴィラン、2つの顔を持つモービウスは善なのか、悪なのか…。映画『モービウス』のキャラクターやストーリーをネタバレありで解説していきます!
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、2022年4月1日に公開されたばかりのマーベル最新作『モービウス』です!
ダークな雰囲気が漂うキャラクター’’モービウス’’ですが、それもそのはず。
原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれているヴィランなんです。
天才医師であり、血に飢えたヴィランでもあるモービウス。
2つの顔を持つモービウスは希望の光となるのか、それとも破壊へと導く闇なのか…。
世界が注目するストーリー・キャラクターを’’ネタバレあり’’で徹底解説していきます!
ぜひ、劇場でその衝撃を体感して欲しい映画『モービウス』。
まだ作品を見ていない方は注意してくださいね!
- ■マイケル・モービウス
- ■マイロ
- ■マルティーヌ・バンクロフト
- ■ストラウド
・映画『モービウス』のストーリーを「ネタバレあり」で解説!
- ■血液の病気を患うマイケルとマイロ
- ■天才医師 マイケル・モービウス
- ■血に飢えた怪物
- ■超人的な力を手に入れたマイケル
- ■親友の願い
- ■次々と発見される、血液を抜かれた死体
- ■健康な身体を手に入れたマイロ
- ■ポストクレジット・エンドクレジット
・映画『モービウス』ネタバレありで考察
- ■マイケルを闇堕ちさせたかった?マイロの存在
- ■『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィラン・ヴァルチャーの登場
・マーベル映画を見るなら「Disney+(ディズニープラス)」
映画『モービウス』のキャラクター
まず最初に、映画『モービウス』に登場するキャラクターをご紹介します。
■マイケル・モービウス
演:ジャレッド・レト
吹替:中村悠一
マイケル・モービウスは、幼い頃から難病を患う天才医師です。
自分と同じ病気の人々を救うために、危険な治療に手を出し、コウモリの血清を自分の身体に投与します。
その結果、彼の運命は大きく変わってしまいました。
■マイロ
演:マット・スミス
吹替:杉田智和
マイロは、マイケルと同じ病気に苦しみ、兄弟のように育った親友です。
マイケルと同じようにコウモリの血清を投与して欲しいと頼みますが…。
■マルティーヌ・バンクロフト
演:アドリア・アルホナ
吹替:小林 ゆう
マルティーヌは、マイケルの同僚の優秀な女性医師です。
2つの顔を持ち、自らのコントロールに苦しむマイケルを支える芯の強い女性です。
■ストラウド
演:タイリース・ギブソン
吹替:楠大典
ストラウドは、マイケルを追い詰めるFBI捜査官です。
映画『モービウス』のストーリーを「ネタバレあり」で解説!
映画『モービウス』のストーリーをネタバレありで解説していきます。
※ここから先は、作品に関するネタバレが含まれます。まだ見ていない方は注意してくださいね!
■血液の病気を患うマイケルとマイロ
幼い頃から難病を患っているマイケル・モービウス。
同じ施設で育ち、兄弟同然の親友・マイロもマイケルと同じ病気を患っていました。
難病を患う彼らにとって、外の世界にいる健常者は’’敵’’。
病人である「弱者」の自分たちが、健常者である「強者」に挑んでも無理だと考えていました。
簡単に治すことの出来ない血液の病気を患う彼らは、常に危険と隣り合わせで病と戦いながら生きてきましたが、お互いの存在が心の支えとなっていました。
ある日、マイロの血液循環装置が故障。
マイロは瀕死の状態に陥りますが、マイケルはボールペンのバネ1つで機械を直してしまいます。
類まれなる才能を開花させたマイケルは、更なる知識や技術を身につけるため学校に通う決断をし、幼い頃から親友・マイロと育ってきた施設を離れることになりました。
■天才医師 マイケル・モービウス
19歳になったマイケルは、血液研究のパイオニアとして人工血液を発明。
この発明により、多くの患者を救う天才医師となります。
しかし、自分やマイロの病気を治す方法は一向に見つけられずにいました。
治療法を模索するマイケルが手を出したのは、コウモリと人間のDNAを掛け合わせた血液を作るという危険な方法でした。
何度も実験を重ねて彼が行き着いたのは、法に触れないパナマ海上の船で人体実験を行うこと。
実験台となるのは自らの身体です。
コウモリの血清を自分の身体に投与したマイケル。
病を治すための希望の光に見えた実験は、恐ろしい結果を生み出してしまいます。
■血に飢えた怪物
血清を投与した後、変化していくマイケルの身体。
長く伸びた爪の牙、まるで獲物を狙う怪物のような表情をきたマイケルは、天井にぶらさがったり、船を守る傭兵たちを人間とは思えない力で倒し、体内に流れる血液を飲み干してしまいます。
その姿は突然変異で怪物になった、コウモリ人間のようでした。
意識を取り戻し、我に返ったマイケルは船の保護を無線で要請。
気絶してしまったマルティーヌと血液を抜かれた傭兵たちを残し、マイケルは海に飛び込み逃亡をはかります。
FBI捜査官のストラウドたちによって発見された船上での悲劇は、デイリービューグル紙で取り上げられるほどの大ニュースに。
取り調べを受けるマルティーヌは、マイケルのことを心配し、彼の行なった実験や船で見た出来事を隠していました。
■超人的な力を手に入れたマイケル
ラボに戻ったマイケルは、自分の身に何が起こったのかを解明するため、さらなる実験を始めます。
マイケルの身体が求めているのは、水でも食事でもなく’’人間の血液’’。
その欲望を抑えるために投与した人工血液で、約6時間は自分の身体をコントロールできることが分かりました。
そして、死と隣り合わせの病に侵されていたはずの彼の身体は、コウモリのような俊敏性と戦闘力、レーダーのように周囲を感知する超人的な能力を手にしていました。
■親友の願い
マイロは、マイケルが取り掛かっている実験がもうすぐ完成することを知っていました。
実は、傭兵や船を用意したのもマイロ。
マイケルのラボを訪れたマイロは、自分の身体の制御ができなくなり意識を失う寸前だったマイケルを助けます。
そんなマイケルの姿を見たマイロはあまりの回復ぶりに驚き、自分にも同じ血清を投与して欲しいと懇願しました。
しかし、マイケルは「これは呪いであり、決して打ってはいけない」と頑なに拒否。
子供の頃から外で遊ぶ元気な身体に憧れていたマイロは、共に苦しい思いをしてきたはずのマイケルが自分だけ病を克服し、健康な身体を手にしていることが許せませんでした。
それでもマイケルは怪物のような形相でマイロを怯えさせ、立ち去るように強く言うのです。
■次々と発見される、血液を抜かれた死体
自分が発明した人工血液を投与することで、何とか身体をコントロールし正気を保っていたマイケルでしたが、街のいたるところで血液を抜かれた死体が発見される事件が勃発。
容疑者にされたマイケルは、濡れ衣を着せられないように逃亡を図りますが、ついに逮捕されてしまいます。
そして、刑務所を訪ねたある人物の忘れ物によって、マイケルは真犯人を止めるべく動き出すのでした。
血に飢えた怪物となってしまった身体をコントロールしながら、人を襲うことなく生きる方法を考え、自分自身に与えられた呪いを解こうとしていたマイケル。
そんなマイケルの作っていた新たな血清を盗み出したのは、実は親友のマイロでした。
血液を抜かれた死体が次々と発見された事件の真犯人は、マイケルから盗んだ血清を自らに投与し、超人的な力を手に入れたマイロだったのです。
■健康な身体を手に入れたマイロ
子供の頃から憧れていた健康な身体を手に入れたマイロは、超人的な力を使って暴走を始めます。
自分と同じ力を手にしてしまったマイロを止めるために、研究を続けるマイケル。
しかし、その間にも街では次々と事件が起こり続けていました。
そして遂にマイロは、恩師やマイケルの同僚・マルティーヌを手にかけてしまうのです。
大切な人を傷付けられたマイケル。
親友だったはずの2人は、怪物に姿を変え激しい戦いを繰り広げます。
ビルの上で倒れているマルティーヌを見つけたマイケルは、瀕死の彼女の血を飲み’’モービウス’’としての力をパワーアップさせます。
壮絶な戦いの中、超音波でコウモリの群れを呼んだマイケルは、コウモリにマイロを襲わせ薬を投与。
モービウスの腕の中でマイロは息絶えました。
親友を怪物にしてしまった後悔、そして大切な人たちを救えなかったもどかしさに叫ぶマイケル。
その時、死んだはずのマルティーヌが目を覚まし、’’モービウス’’のように怪物化するのでした…。
■ポストクレジット・エンドクレジット
マルチバースの影響で『モービウス』の世界へとやってきたエイドリアン・トゥームズ。
モービウスと接触した彼は、スパイダーマンを倒すため手を組むのでした。
※エイドリアン・トゥームズ:『スパイダーマン:ホームカミング』に登場する「ヴァルチャー」を名乗るヴィランです。
映画『モービウス』ネタバレありで考察
映画『モービウス』をネタバレありで考察していきます!
まだ作品を見ていない方は注意してくださいね。
■マイケルを闇堕ちさせたかった?マイロの存在
幼い頃からマイケルと一緒に育ち、親友だったはずのマイロが、ずっと願っていた健康な身体を手に入れたことで闇堕ちしてしまい、怪物となって人々を襲う姿はとても衝撃的でした。
モービウス=ヴィランだと思って作品を見た人にとっては、まさかの展開でしたよね。
結果的にいえば、この作品の真のヴィランはマイロだったわけです。
そんなマイロの目的は一体何だったのでしょう?
自分だけ健康な身体を手に入れたマイケルに対する怒りや憎しみをきっかけに、超人的な力を暴走させてしまいましたが、筆者はこの作品でのマイロの役割は’’マイケルを闇堕ちさせること’’だったのではないかなと感じました。
モービウスとしての力を抑制しようとするマイケルと、力を使ってねじ伏せようとするマイロ。
正反対な行動をする2人でしたが、親友を救えなかった後悔や大切な人を亡くした悲しみによって、マイケルは闇堕ちしたのではないかと感じました。
その様子はエンドクレジットからも読み取れます。
■『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィラン・ヴァルチャーの登場
エンドクレジットで登場したヴァルチャー。
予告編でも出ていたのでどこで登場するのか楽しみにしていましたが、闇堕ちしたマイケルをスパイダーマンを倒すためのチームに招き入れるという役割だったように感じます。
スパイダーマンを倒すためのチームと言えば、原作コミックで描かれるヴィラン軍団’’シニスター・シックス’’。
以前からシニスター・シックスが実写化作品にも登場するのでは…と噂されていましたが、今回ヴァルチャーとモービウスが手を組んだことによってその噂がかなり現実的になったのでは無いかと思います。
原作コミックではヴァルチャーは、シニスター・シックスの創設メンバーなんです。
他のシニスター・シックスメンバーは誰になるのか?
『スパイダーマン』『ヴェノム』、そしてMCUとの繋がりなど今後の展開が気になりますね!
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まとめ
映画『モービウス』のストーリーやキャラクターは参考になりましたか?
かなりダークな世界観で、明るいストーリーではありませんでしたが天才医師と怪物の2つの顔を持つモービウスの危ういキャラクターにはドキドキしてしまいました。
MCU作品との繋がりや、続編もあるのかな?と期待してしまうラストになっていたので、今後の展開がとても楽しみです!
まだ見ていない方はぜひ、劇場で鑑賞してみて下さいね♡
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