ディズニーの「システム調整」とは?スタンバイパスはどうなる?原因や対応を解説!
ディズニーのシステム調整について解説します。ディズニーリゾートでたまに耳にする「システム調整」。パークを訪れた際、システム調整でお目当てのアトラクションに乗れなかった経験がある方もいるのではないでしょうか。システム調整の主な原因や、スタンバイパスやエントリー受付対象の施設がシステム調整になった場合の対応について解説します!
こんにちは!
ディズニーリゾートで1番怖い言葉は「システム調整」だと思っている、かなざわまゆです。
パーク内でたまに耳にする「システム調整」という言葉。
「そもそもシステム調整って何?」「スタンバイパスを取得したアトラクションがシステム調整になったらどうなるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
今回はシステム調整の主な原因や、システム調整になるとスタンバイパス&エントリー受付はどうなるのかを解説します!
実は、システム調整によってアトラクションにスムーズに乗れる場合もあるので、チェックしてみてくださいね。
・ディズニーでシステム調整が起きる原因
- ◆システム調整の原因①安全装置の作動
- ◆システム調整の原因②機器不良
- ◆システム調整の原因③出演者の都合
・システム調整になるとスタンバイパスやエントリー受付はどうなる?
・システム調整は悪いことばかりじゃない?
ディズニーの「システム調整」とは
ディズニーリゾートの「システム調整」とは、パーク内のアトラクションやショーが一時運営休止になってしまった際に使用される言葉です。
システム調整になってしまうと、復旧するまでゲストは該当のアトラクションやショーを利用できません。
東京ディズニーリゾート・アプリや施設外にある待ち時間情報も、すべて「一時運営休止中」の表示に切り替わります。
システム調整が続く時間はさまざま。
5分~10分程度で復旧する場合や、終日施設を利用できないケースもあります。
ディズニーでシステム調整が起きる原因
東京ディズニーリゾートでは「何らかの事態が発生し、通常通りアトラクションやショーを運営できない場合」すべてに対して「システム調整」という言葉が使用されます。
ゲストに詳しい理由は明かされないため、「結局、システム調整って何?」と疑問に思う方も多いでしょう。
システム調整が起きる原因としては、以下のようなものがあると言われています。
◆システム調整の原因①安全装置の作動
パーク内のアトラクションがシステム調整となった場合、原因は「安全装置の作動」が大半です。
ディズニーリゾートに限らず、遊園地の乗り物には必ず安全装置が備わっています。
安全装置の役目は、乗り物の異変を察知して利用者の身の安全を守ること。
ジェットコースターなどの動きが激しいアトラクションは、何か起きると重大事故に繋がりかねないため、特に厳重な安全装置が備わっていると言われています。
安全装置は乗り物自体に何か異変が発生した時以外に、ゲストの行動によって作動する場合もあります。
安全装置が作動してしまう原因としてよくあるのが、乗車時の落とし物。
レーンに物が落ちてしまうと乗り物は正常に走行できなくなってしまうため、乗車中はスマホやカメラなどを落とさないように気をつけましょう!
また、ゲストが乗り物から身を乗り出している場合も安全装置が作動してしまいます。
システム調整にならないためにも、ルールをしっかり守ってアトラクションを楽しんでくださいね。
◆システム調整の原因②機器不良
パレードやショーでは、音響機器や舞台設備の不良で「システム調整」になることがあります。
音楽が流れなかったり、ステージ転換が上手くいかなったりすればショーとして成り立ちませんよね。
特に新しいパレードやショーは、しばらくシステム調整が起きやすいとも言われています。
2021年よりディズニーランドで上演中の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」も、開始1ヶ月はよくシステム調整が起きていました。
◆システム調整の原因③出演者の都合
何らかの理由で出演者がそろわない場合も、「システム調整」としてパレードやショーが休止になることがあるようです。
出演者の突発的な休みや、電車遅延などが考えられるでしょう。
この場合、「システム調整」の言葉は少し意味が異なるように思えますが、ゲストに混乱を招かないように配慮されているのかもしれませんね。
システム調整になるとスタンバイパスやエントリー受付はどうなる?
スタンバイパスやエントリー受付対象の施設がシステム調整になった場合、スタンバイパスやエントリー受付も一時的に利用できなくなります。
その際に気になるのは、「既にスタンバイパスを取得していた」「エントリー受付に当選していた」場合にどうなるかですよね。
スタンバイパス取得済み・エントリー受付当選済みの施設がシステム調整になった場合、当日入園に使用したチケットに「マルチエクスペリエンス」が付与される場合があります。
「マルチエクスペリエンス」は、いわば「次回優先的に施設を利用できるチケット」。
マルチエクスペリエンスをキャストさんに提示すると、ファストパス専用列などを使用して優先的にアトラクションに乗車することができます。
少ない待ち時間でアトラクションに乗れるのは嬉しいですね!
ただし、マルチエクスペリエンスは必ず発行されるわけではありません。
マルチエクスペリエンスが発行されると、東京ディズニーリゾート・アプリの「プラン」内に表示されるのでチェックしてみましょう。
また、マルチエクスペリエンスの利用可能施設・利用期限も状況によって異なるようです。
利用できる施設や有効期限は、持っているマルチエクスペリエンスに記載されているので確認してみてくださいね。
マルチエクスペリエンスの具体的な使い方や注意点については、以下の記事も参考にしてみてください!
・【保存版】ディズニーの「マルチエクスペリエンス」とは?出現のタイミングや種類、使い方まとめ !
システム調整は悪いことばかりじゃない?
せっかくパークへ遊びに来たのに、お目当てだったアトラクションがシステム調整になったらがっかりしてしまいますよね。
しかし、状況によってはシステム調整が良い方向に働く場合もありますよ。
1つめは、再開後にスムーズにアトラクションに乗れる可能性があること。
システム調整になった場合、対象の施設がいつ再開するのかはゲストに全く明かされません。
そのため、再開直後を狙ってアトラクションに並べば、少ない待ち時間でアトラクションに乗れる可能性があります。
アトラクションの近くを通ったりアプリを見たりして、こまめに運営状況をチェックしておくといいかもしれませんね。
2つめは、システム調整ならではの楽しみ方ができる可能性があること。
以前に「ミッキーのマジカルミュージックワールド」がシステム調整になった際は、ショーが行われる「フォレストシアター」のロビーや2階で自由に撮影ができるようになっていました。
また、筆者は以前に「ミニー・オー!ミニー」を見ていたらシステム調整で途中終了になってしまったことがあるのですが、ミニーたちが舞台前面でポーズをとってくれたり、最後まで思いっきり手を振ってくれたりしました!
いつもとは違うミニーたちの様子を見られて、逆に嬉しい気持ちになりましたよ。
システム調整だからと言ってネガティブにならず、「レアケースを楽しもう!」と考えると1日パークを楽しめるかもしれません♪
まとめ
ディズニーのシステム調整について解説しました。
ディズニーのシステム調整とは施設の「一時運営休止」を意味しており、安全装置の作動や機器不良などが主な原因として考えられます。
スタンバイパスやエントリー受付対象施設の場合、「マルチエクスペリエンス」が発行される場合があるためチェックしてみましょう。
なお、システム調整時のパークの対応や、マルチエクスペリエンスの運用方法などは今後も変更になる可能性があります。
来園当日、システム調整に遭遇して分からないことがあった場合は、キャストさんに尋ねてみてくださいね。
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