映画「きつねと猟犬」を徹底解説!ディズニー新世代の到来!あらすじ&トリビアまとめ
1981年公開のアニメーション作品「きつねと猟犬」の概要や魅力、トリビアをご紹介します。ちょっぴりマニアックですが、ディズニーにとっては時代の変わり目を告げる作品となった「きつねと猟犬」。映画の概要やあらすじ、トリビアやキャスト陣もまとめてみましたよ!次に観るディズニー映画を探している方はぜひチェックしてみてください!
Bonjour tout le monde!! みなさん、こんにちは!
パークフード大好き♪
ディズニーグルメ男子のだんだんです☆
今回はディズニーアニメ作品「きつねと猟犬」をご紹介!
ディズニーらしい古典的なアニメーションで描かれながらも、親を亡くした野生のきつねと心優しい猟犬が、禁断の友情で結ばれてしまうというドラマチックな物語ですよ。
そんなきつねと猟犬のあらすじやキャスト、トリビアをまとめてみました♪
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・【ディズニー映画】きつねと猟犬:登場人物
・【ディズニー映画】きつねと猟犬:制作キャスト・声優
・【ディズニー映画】きつねと猟犬:あらすじ
・【ディズニー映画】きつねと猟犬:トリビア
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【ディズニー映画】きつねと猟犬:概要
ディズニー映画「きつねと猟犬」は、1981年に公開されたディズニーアニメーション作品です。
ダニエル・P・マニックスの書いた小説「きつねと猟犬」が原作となっており、1977年から4年もの製作期間を経て作られた作品です。
ちなみに、「きつねと猟犬」は、「ナイン・オールドメン(9人の老人)」が指揮を執った最後の作品としても知られています。
ナイン・オールドメンとは、ウォルトの生前から死後にかけてディズニーアニメーションをけん引してきた9人のベテランアニメーターたちのこと!
白雪姫やファンタジア、シンデレラやふしぎの国のアリス、ピーター・パンなど、世界中のディズニーパークにも必ず登場する不朽の名作を手掛けてきた大物たちです。
ナイン・オールドメンは、この作品をもって完全にディズニー作品の制作から身を引くことになるのですが、引退作となった「きつねと猟犬」は、興行的に大きな成功をおさめ、有終の美を飾りました!
ところが、彼らの引退後は、突如としてディズニー映画の人気が低迷してしまいます。
1980年代は興行的に成功しない作品が続く、いわゆる「暗黒期」と呼ばれる時代でした。
ディズニーの人気再燃は、1989年の「リトル・マーメイド」まで待つこととなります。
ナイン・オールドメンという人物たちが実に偉大で、彼らの穴がいかに大きかったかが分かるエピソードですね◎
そんなディズニー史の中でもとりわけ重要な「きつねと猟犬」の登場人物やあらすじ、トリビアをご紹介していきます。
【ディズニー映画】きつねと猟犬:登場人物
映画「きつねと猟犬」において、ストーリーに深く関わる人物をご紹介します。
本作品の重点はトッドとコッパーの友情と亀裂に置かれているため、根幹にかかわるキャラクターだけを紹介していきます。
①トッド
本作における主人公のきつねです。
母は猟師に殺されてしまい、ミミズクのビッグ・ママに拾われます。
その後、やさしい人間のおばあさん「トゥイード夫人」に育てられ、好奇心旺盛なきつねへと育っていきます!
猟犬のコッパーとは小さな頃から、猟師のエイモスに隠れてこっそり遊ぶ仲でした。
②コッパー
本作における主人公の猟犬です。
猟師のエイモスに飼われており、猟犬として厳しくしつけられるまでは、こっそり家を抜け出してきつねのトッドと遊んでいました。
やがてコッパーは成長し、立派な猟犬としてトッドの住む森へと帰ってくるのですが…。
③ビッグ・ママ
森にすむミミズクで、本作の「語り役」の様な立ち位置でもあります。
母を殺され孤児となったトッドを拾い、人間のトゥイード夫人に託します。
その後は、森でのトッドの子守役として彼を見守っていきます。
④トゥイード夫人
トッドをひろい、大きくなるまで育てる優しい人間のおばあさんです。
近くに住む猟師のエイモスとは因縁の関係です。
⑤エイモス・スレイド
短気で厳しい性格の猟師で、トゥイード夫人とは犬猿の仲です。
頑固な面もありますが、自らの飼っている犬を大切に育てるなど、真に悪い人物ではありません。
【ディズニー映画】きつねと猟犬:制作キャスト・声優
きつねと猟犬の制作キャストをご紹介します。
制作は、ディズニーを長らく支えてきたナイン・オールドメンの一人、ウォルフガング・ライザーマン氏が務めました。
ウォルフガングの指示でメガホンをとったのが、ピーター・パンやロビン・フッドをはじめ、数々のディズニー作品で原画を担当してきたアート・スティーブンズ氏です。
ちなみに、アート・スティーブンズ氏は、次作となるディズニー映画「コルドロン」で脚本を務めるなど、80年代のディズニー作品において活躍した人物ですよ。
続いて、きつねと猟犬の声優をご紹介します。
主人公であるトッドとコッパーは、子供時代と成長後で声優が異なります。
子供時代のトッドとコッパーは、英語オリジナル版では、キース・クーガン氏とコリー・フェルドマン氏、日本語吹き替え版では田村貴彦氏と林泰文氏がそれぞれ担当しています。
一方、大人時代のトッドとコッパーは、英語オリジナル版では映画界でも活躍するミッキー・ルーニー氏とカート・ラッセル氏、日本語吹き替え版では池水通洋氏と石田太郎氏がそれぞれ声を演じていますよ。
【ディズニー映画】きつねと猟犬:あらすじ
ある日、きつねの親子が猟師に狙われ、母親が殺されてしまいます。
残された子供のきつねは、森にすむミミズクの「ビッグ・ママ」に助けられ、やさしい人間のおばあさん「トゥイード夫人」のもとに預けられます。
小さくてかわいいきつねの姿を見るなり、トゥイード夫人はきつねに「トッド」という名を付け、大切に世話をしてあげました。
トゥイード夫人には、エイモス・スレイドという隣人がいました。
彼は短気で頑固な性格でしたが、犬が大好きで、猟犬のチーフと子犬のコッパーを飼っていました。
ある日、嗅ぎ慣れない匂いに気づいたコッパーは、森で遊んでいたトッドと出会います。
2匹は、次第に意気投合し、将来敵同士になるとも知らず、親友となりました。
一方、エイモスは野ぎつねと遊ぶコッパーを厳しくしかりつけ、トッドを世話するトゥイード夫人とは犬猿の仲でした。
やがて、コッパーは一人前の猟犬になるため、エイモスと長い修練の旅に出ます。
トッドとコッパーはお互いの別れを惜しみつつも、それぞれの場所で成長していくことになります。
森でトッドを見守っていたビッグ・ママは、「コッパーは1年後には本物の猟犬になって、トッドの命を狙うだろう」と警告しますが、トッドはコッパーとの永遠の友情を信じます。
それから1年が経ち、コッパーが立派な猟犬となって家へと帰ってきました。
トッドはまたコッパーと遊べることを喜びますが、コッパーは「もう一緒には遊べない」と断ります。
その時、猟犬のチーフに見つかってしまい、トッドはやむなく森へと逃げていきます。
トッドを捕まえるため、深追いしてきたチーフは、途中崖から落ちてしまい、大けがを負います。
これまで一緒に狩りをしてきた仲間がやられたことで、コッパーはトッドに対し憎しみを覚えはじめます。
復讐心に燃えるエイモスとコッパーに対し、トッドの身を案じたトゥイード夫人は、彼を狩猟禁止区域へと放ち、別れを告げます。
新たな住み家になじめないトッドを見たビッグ・ママは、彼を美しい雌のきつね「ビクシー」と引き合わせます。
トッドとビクシーは互いに恋に落ちました。
一方、トッドへの復讐心が癒えないまま、狩猟禁止区域に無断で立ち入ったコッパーとエイモス。
やがてトッドとビクシーを見つけ、追いかけ始めました。
しかし、そんなエイモスとコッパーの前に巨大なクマが現れます。
絶体絶命のピンチに、かつて友人だったコッパーを助けるため、トッドが果敢にクマに立ち向かいます。
トッドとクマは熾烈な戦いの末、両者ともに滝の底へと落ちていきました。
自分を助けてくれたトッドの姿を見て、コッパーはかつての友情を思い出しました。
エイモスはトッドに銃口を向け、とどめを刺そうとしますが、コッパーが必死にかばいます。
そして、とうとうエイモスも折れて銃を下ろし、長きにわたるきつねと猟犬の戦いは幕を閉じます。
エイモスはクマと戦った際の怪我をトゥイード夫人に手当てしてもらい、小屋でゆっくりと過ごすのでした。
一方、トッドはビクシーと共に、静かにその様子を森から眺めているのでした。
【ディズニー映画】きつねと猟犬:トリビア
「きつねと猟犬」の作中における3つのトリビアをご紹介します。
ディズニーの隠れた名作の秘密を暴露しちゃいますよ◎
きつねと猟犬のトリビア①猟師の知恵を描く原作小説
「きつねと猟犬」の原作となった小説は、内容や展開が映画と少し異なっています。
その最大の違いは、映画本編が「きつねと猟犬の友情」を描いているのに対し、原作小説は「猟師がキツネを狩るときに用いる知恵や技法」を如実に描いている点でしょう。
例えば、トッドは原作では2人の雌と恋に落ち、それぞれとの間に子を産みますが、妻子共にトッド以外は全員猟師の罠にかかり殺されてしまいます。
きつねが殺されるという描写自体は残酷ですが、原作では猟師がキツネを狩る際に様々な知恵や技法を駆使して戦う様が秀逸に表現されています。
映画では、猟師エイモスが使った罠はトラバサミのみだったのですが、原作で登場した猟師の知恵の名残といえますね。
また、映画本編で生き残った主人公のトッドや先輩の猟犬チーフが、原作では死んでしまうところも相違点のひとつです。
重要キャラクターが死んでしまうからこそ、敵対する者同士の復讐心や、命のはかなさを感じさせられる原作となっていますよ。
映画を見た方はぜひ、原作小説の「きつねと猟犬」も読んでみてはいかがですか?
きつねと猟犬のトリビア②東京ではディズニーランド開園記念作品!?
きつねと猟犬は、アメリカでは1981年に公開されましたが、日本では2年遅れて1983年に上映されています。
1983年といえば、東京ディズニーランドが開園した年ですね!
「ディズニーランドが間もなく日本に来る!」という大きな話題が日本列島に広がる中、きつねと猟犬はディズニーランド開園に先駆けて3月に公開が始まりました。
現在の東京ディズニーランドでは、きつねと猟犬のキャラが登場するアトラクションや施設は、残念ながらありません。
80年代に埋もれてしまった隠れた名作ですが、いつか日の目を浴びるときが来るのでしょうか…?
きつねと猟犬のトリビア③時代は新世代へ!ティム・バートンも制作に参加!
本記事の前半で紹介した「ナイン・オールドメン」の引退作である「きつねと猟犬」ですが、本作品はベテラン勢だけでなく、これからの映画界をけん引していく新世代たちも制作に関わっていました。
まさに世代交代の作品ともいえる「きつねと猟犬」の制作キャストの中には、80年代のディズニー作品を引っ張っていくことになる「アート・スティーブンズ」や、人気のピクサー映画を多数生み出した「ジョン・ラセター」、そして奇抜な世界観を描いた数々の名作で有名な「ティム・バートン」などが参加しています。
80年代はディズニーにとって暗黒期ともいわれていますが、それは同時に世代交代とディズニーの革新の時代だったとも考えることができます!
まとめ
ディズニー映画「きつねと猟犬」のご紹介でした♪
ディズニープラスでも配信されているので、どのディズニー映画を見ようか迷っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
それでは、よい1日を!Bonne Journee!!
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