『ズートピア』のひつじ「ベルウェザー副市長」を解説！もこもこでかわいいキャラクター！

こんにちは！
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。

今回はディズニー映画『ズートピア』に登場する、ひつじのキャラクター「ベルウェザー副市長」をご紹介！

もふもふでかわいい見た目のひつじキャラクターですが…実は？

ネタバレを含めた紹介となりますので、まだ『ズートピア』を見ていないという方はご注意くださいね。

ズートピアのひつじキャラクター：プロフィール

出典：公式サイト

ズートピアのひつじキャラクター

ディズニー映画『ズートピア』に登場する、ひつじのキャラクター「ベルウェザー副市長」。
ひつじらしい、もこもこの毛並みがかわいいキャラクターです。

特にかわいいのが頭のふわふわの毛！
美しい作画も相まって、もふもふ触りたくなった方も多いのではないでしょうか？

フルネームは「ドーン・ベルウェザー」。
ひつじの女性で、ズートピアの副市長という役職を担っています。

しかし、実態はライオンハート市長の秘書で、いつも市長にこき使われています。
まともな部屋も与えられておらず、酷い扱いを受けているんです…。

ズートピア初の、うさぎの警察官として奮闘するジュディを、小さな動物の誇りと考えていて、何かと気遣っています。

◆キャスト情報

原語版のキャストは、アメリカの女優、ジェニー・スレイトさん。
キャリアのスタートはコメディエンヌで、現在は女優から声優としても活躍されています。

「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の映画『ヴェノム』など、様々な映画やドラマに出演しています。
声優としては、イルミネーション・エンターテインメント製作の『ペット』や『怪盗グルーのミニオン大脱走』などに出演されていますよ。

日本語吹替のキャストは、声優の竹内順子さん。
少年役から女性役まで、幅広い役柄を演じられている声優さんです。

『NARUTO-ナルト-』のうずまきナルトや、『ONE PIECE』のサボ(少年時代)などが有名です。
ディズニー関連作品ですと、『トイ・ストーリー4』などで、ギグル・マクディンプルズの吹き替えを担当されていますよ。

ズートピアのひつじキャラクター：【ネタバレ注意】作中での活躍

出典：公式サイト

作中での活躍

ここからは、ズートピアのひつじキャラクター、ベルウェザー副市長の作中での活躍をご紹介します！
作品の重要ポイントを含むネタバレ注意の内容となりますので、未視聴の方はご注意くださいね。

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見た目がかわいいひつじのキャラクターですが…実はなんと、本作のディズニー・ヴィンランズでした！
「まさか副市長が！？」と驚かれた方の多いのではないでしょうか？

プロフィールでもご紹介した通り、ライオンハート市長に酷い扱いを受けていました。
どうして副市長という立場にいるにも関わらず、このような待遇なのでしょう？

ライオンハート市長がベルウェザーを副市長に就任させたのは、ひつじから票を集めるため。
就任した理由は、“ベルウェザー”ではなく、”ひつじ”だから、なんですね…。

このような酷い扱いを受けていく中、彼女は、肉食動物への恨みを募らせていきます。
特に、自らを下に見て虐げてくる肉食動物、その中でもライオンハート市長への恨みが強いです。

ズートピアから肉食動物を排除しようと考えたベルウェザーは、肉食動物を凶暴化させることで、世間が肉食動物へ恐怖を抱くように画策します。
というのも、ズートピアの総人口は約90%が草食動物だからです。

肉食動物が凶暴化したと見せかけ、肉食動物の印象を悪くし、市長を引きずり下ろし、自身が市長の立場に立つ。
そうすることで、草食動物に有利な、恐怖で支配するズートピアを作り上げようと考えていました。

最終的にはジュディとニックの活躍で、ベルウェザーの悪事は暴かれ、逮捕されることとなりました…。

◆ひつじだからこそ悪役！作品を通して伝えたいこととは？

ジュディたちが暮らす「ズートピア」は、私たちが生きる人間の世界にそっくり！
草食動物と肉食動物が共存し、”誰でも何にでもなれる”というスローガンを掲げている、動物たちの楽園です。

しかし、ベルウェザーは、ライオンハート市長から酷い扱いを受けていましたね。
主人公のジュディも、いじめられていたり、警察官になった後もぞんざいな扱いを受けていました。

”楽園”と呼ばれているズートピアにも、格差や差別が存在していることが分かります。
特に草食動物と肉食動物、小さい動物と大きい動物との間には、やはり差が生まれてしまっているようです。

ライオンハート市長は、ひつじから票を得るために、表向きは彼女に副市長の任を与えていました。

人口の90%が草食動物である以上、例え建前だとしても草食動物に優しい、草食動物も副市長になれるとアピールしなければ、支持を得ることができないからです。

「草食動物だから」という理由だけで評価されず、酷い扱いを受けてきたベルウェザー。
ジュディもそうだったように、彼女たち以外にも酷い扱いを受けている草食動物はいるのでしょう。

このような背景があったから、彼女はこのような強硬手段に出てしまったのではないでしょうか？

また、ベルウェザーはひつじのキャラクターということで、見た目もかわいらしく、体格も小さいキャラクターです。
ジュディを気遣うシーンもあったので、優しい味方キャラクターと感じた方も多いのでは？

今までのディズニー・ヴィランズを思い浮かべると、ひつじのヴィランズっていないですよね。
そういった先入観も相まって、序盤からベルウェザーを黒幕だと疑っていた人は少ないかもしれません。

差別や不平等がなければ、生まれなかったかもしれないヴィランズ。
人間の世界にも通じる問題を投げかけてくれる、重要なキャラクターとなっています。

ズートピアのひつじキャラクター：パークで会うことはできる？グッズは？

パークで会うことはできる？グッズは？

最後に、パーク内の情報とグッズ情報をまとめてご紹介しますね。

◆パーク情報

東京ディズニーランド、東京ディズニーシー共に、ショー・パレードへの出演やグリーティングなどは開催されていません。
今後、ズートピアをテーマにしたイベントなどが開催されれば、登場する可能性がありますね！

海外にはなりますが、上海ディズニーランドに、ズートピアのテーマランドが建設されています♡
アトラクションはもちろん、ショップやレストランなどの展開も予定されていますので、こちらもお見逃しなく！

◆グッズ情報

ツムツムやぬいぐるみなどのグッズ展開がありましたが、現在は販売が終了しているものがほとんどです。

「shop Disney」の「D-Made」というシリーズで、ベルウェザーを選択することができ、Tシャツなどのアイテムを作ることができますよ。

まとめ

今回は、ディズニー映画『ズートピア』に登場する、ひつじのキャラクター「ベルウェザー副市長」をご紹介しました！

ディズニー・ヴィランズの中でも珍しい、序盤は味方のように見えるキャラクターでした。

見た目がかわいいひつじのキャラクターだったので、ジュディの味方になってくれる人だと信じていた方も多いのではないでしょうか？