【ディズニーシー】タワー・オブ・テラーの高さは?怖くなくなる方法も!
東京ディズニーシーにあるタワー・オブ・テラーの高さや怖くなくなる方法をご紹介します。タワテラの高さが決まった理由やアメリカ版との違いを解説!ほかのアトラクションとの速度比較も。浮遊感を感じにくくなる乗り方は落下型アトラクションが苦手な方必見です。
こんにちは!ディズニーが大好きな1児のワーママYurikoです。
センター・オブ・ジ・アースにレイジングスピリッツにタワー・オブ・テラー。
東京ディズニーシーにはランドに比べて、スリルを味わえるアトラクションが多いんですよね。
特にフリーフォール型のタワー・オブ・テラーは、ジェットコースターよりも苦手意識を持っている方が多いのではないでしょうか。
筆者もあの不気味な建物を見上げるだけで、息が止まりそうになるのでよくわかります。
しかし、実はタワー・オブ・テラーは、建物のてっぺんから落ちるわけではないんですよ。
今回は、タワー・オブ・テラーが気になっているけど、怖くてまだ乗ったことがない方のために、アトラクションの内容や怖くなくなる方法をご紹介します。
※アトラクションのネタバレを含みますので、ご注意ください。
・タワー・オブ・テラーの高さ②:海外との比較
・タワー・オブ・テラーの高さ③:外観の演出効果
・タワー・オブ・テラーの高さ④:落下高さ
・タワー・オブ・テラーの高さ⑤:落下速度
・タワー・オブ・テラーの高さ⑥:落下パターン
・タワー・オブ・テラーの高さ⑦:怖くなくなる方法
タワー・オブ・テラーの高さ①:建物は何階建て?
フリーフォール型のアトラクションであるタワー・オブ・テラーですが、実は建物の高さは59mしかないんです。
ちなみにシンデレラ城とプロメテウス火山は51mなので、タワテラは東京ディズニーリゾート内で一番高い建物になります。
高さ59mというと、建物の1階分の高さが4mだと仮定した場合、14~15階相当になります。
でも、59mって切りのいい数字ではありませんよね。
フリーフォールならもっと高くしたっていいのでは?とも思えます。
高さが59mになった理由には航空法が関係しています。
実は、東京ディズニーリゾートの近くには羽田空港や成田空港があり、飛行機の離発着の妨げにならないよう、建物には高さ制限がかけられています。
高層ビルの屋上に赤いランプが付いているのを見たことがありませんか?
ランプは航空障害灯と言い、航空法により高さが60mを超える建物には取り付けることが義務付けられています。
ディズニーでは、航空障害灯がアトラクションやパークの世界観にふさわしくないと判断されたため、タワー・オブ・テラーは制限ギリギリの高さである59mになったそうですよ。
日本のタワー・オブ・テラーは59mですが、海外ではどうなのでしょうか?
タワー・オブ・テラーの高さ②:海外との比較
タワー・オブ・テラーは日本だけでなく、海外のディズニーパークにもあります。
海外版のタワテラは日本より高かったりするのでしょうか。
タワー・オブ・テラーの高さ比較
場所 | アトラクション | 高さ(m) |
---|---|---|
ウォルトディズニーワールド(フロリダ) | トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー | 61 |
東京ディズニーシー | タワー・オブ・テラー | 59 |
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(カリフォルニア) | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト! | 56 |
ディズニーランド・パリ | トワイライトゾーン | 55 |
東京ディズニーシーは、世界に4つあるタワー・オブ・テラーの中では2番目の高さになります。
個人的には、シーのタワテラは日本人向けに怖くなりすぎないように加減されていると思っていたので、意外な結果でした。
本場カリフォルニアよりも高いってちょっと自慢したくなりますね!
タワー・オブ・テラーの高さ③:外観の演出効果
タワテラの怖さって、建物の外観からすでに始まっていますよね。
近くに高い建物がないので、ホテルハイタワーが目の前にそびえたっているように見えるんです。
※ホテルハイタワー:タワー・オブ・テラーはアトラクションの名称で、建物はストーリー上ではホテルハイタワーと呼ばれています
筆者を含め、落下型アトラクションが苦手な方は、見た目だけで諦めたくなるのではないでしょうか。
あんな高いところから落とされるのかと思うと、逃げ出したくなりますよね!
しかし、これは演出なんです。
建物をよくよく見ると、上にいくほど窓やレンガの大きさが小さくなっているように見えませんか?
実はタワテラは、強化遠近法と呼ばれる手法を用いて、意図的に建物を高く見せているんです。
強化遠近法とは、ディズニーのお家芸でもある映画業界でセットを作るときに使われてきた表現技法です。
低い建物を高く見せたり、狭い空間を広く見せたりするときに効果がありますよ。
東京ディズニーランドのシンデレラ城にも強化遠近法が使われています。
アトラクションに乗ったことがないと、建物の外見だけで怖気づいてしまうかもしれませんが、強化遠近法のことを知っていれば、雰囲気にはだまされないはずです。
タワー・オブ・テラーの高さ④:落下高さ
ホテルハイタワーは全長59mですが、エレベーターの最高到達点は38mなんです。
建物の左右の側面に張り出した部分がありますが、そこよりも下です。
38mはビルの階数でいうと、9~10階になります。
10階から落下するのかと思いきや、エレベーターはいきなり落ちるわけではなく、途中フェイントがあるので実際はそれほど落ちていません。
落下高さは、せいぜい20mといったところでしょう。
20mは1階を4mと仮定すれば、5階分です。
あんなに高い建物なのに、落ちるのはたったこれだけなんですよ。
5階から強制的に落とされるんですけどね。
しかし、数字で落差を知ると、だいぶ恐怖感が薄らいできませんか?
タワー・オブ・テラーの高さ⑤:落下速度
タワー・オブ・テラーの高さがわかっても、ビビりな筆者は落下速度も知らないと安心できません!
タワテラの最高速度は時速約50kmです。
わかりやすくするためにほかのアトラクションと比較してみましょう!
アトラクション | 最高時速(km/h) |
---|---|
センター・オブ・ジ・アース | 75 |
スプラッシュ・マウンテン | 62 |
レイジングスピリッツ | 60 |
タワー・オブ・テラー | 50 |
スペース・マウンテン | 50 |
ビッグサンダー・マウンテン | 40 |
インディー・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮 | 24 |
東京ディズニーランドも含めたアトラクションの中では、センター・オブ・ジ・アースがもっとも速くて時速75kmです。
ジェットコースターに比べるとタワテラってけっこう遅いと思いませんか?
しかも、最高時速に達するのはほんの数秒のあいだだけなんですよ。
そう思うと、けっこう楽勝だったりします(笑)
タワー・オブ・テラーの高さ⑥:落下パターン
速度がわかったら、落下パターンも気になりますよね!
タワー・オブ・テラーでは、エレベーターは通常3回落下します。
落下のタイミングを知っておくと、気持ち的に安心ですよ♡
1回目は落下というよりも下がる、という感じです。
2回目に上昇する際は、急上昇したあとに減速するため強い浮遊感を感じます。
このあとも急停止、急降下を繰り返すため、ふわっと感が続きます。
このふわふわした感じが好きな人と嫌いな人に分かれるんですよね。
また、エレベーターは最初に後ろに下がるということを、知っておいたほうがいいかもしれません。
筆者は初めて乗った際、上下に意識を集中させていたので、想定外の動きにかなり動揺してしまいました。
ですが、お気づきになったかもしれませんが、タワテラは頂上まで上ったら一気に落ちるフリーフォールとは違うんですよ。
2012年から2020年にかけては、1~3月の期間中にレベル13という通常とは異なる落下パターンが登場しました。
通常版が3回落下するのに対し、期間限定のレベル13では合計7回落下します。
2021年はレベル13が実施されませんでしたが、一度体験すると病みつきになるというファンも多く、ネット上では復活を望む声もあります。
タワー・オブ・テラーの高さ⑦:怖くなくなる方法
これから体験される方にとっては、タワー・オブ・テラーが怖くなくなる方法も知りたいですよね!
タワー・オブ・テラーでは、どこで怖いと感じるかで2つのパターンに分けられます。
1つ目は、乗り場に行くまでに怖くなってしまうパターン。
2つ目は、アトラクションに乗ってからが怖いと感じるパターンです。
しかし、どちらも怖くなくなる方法が3つありますよ。
(1)リラックスする
タワー・オブ・テラーでは、乗り場に行くまでが怖いという方もいるかと思います。
理由として、建物内の装飾やキャストさんによるプレショーなどが挙げられます。
薄暗い空間で、何が起きるのかわからない状況をリアルに再現して恐怖心をあおっているんですよ。
筆者も乗り場に行くまでが一番不安でした。
そんな時は、一緒に行った家族や友人と会話してリラックスするのがおすすめです。
とにかく話しかけて、自分の気持ちを落ち着かせると、怖さがいつの間にか軽減されますよ☆
(2)持続時間を意識する
タワー・オブ・テラーは屋内アトラクションなので、屋外にある足場がないフリーフォールなどに比べると実際はぜんぜん怖くありません。
室内は暗いので、高低差も感じにくいのではないでしょうか。
外の景色が見えますが、一瞬のことで何が何だかわからないうちに下がり始めるので、高い場所にいると自覚する暇はありません。
そしてアトラクションの乗車時間はわずか2分ほど。
カップラーメンができるよりも前に終わってしまうと思えば、けっこう耐えられますよ☆
(3)乗り方を工夫する
タワー・オブ・テラーの怖さを感じにくくする乗り方もあります。
まずは背中を背もたれにしっかりとくっつけ、足を踏ん張り、座席の横にあるバーをしっかり握りましょう!
こうすると、お尻が浮きにくくなるので、浮遊感が軽減されます。
ふわっとするのが苦手な方におすすめですよ☆
また急降下の際に真上を向くと浮遊感を感じにくくなるとか。
一度、高層ビルなどで実験してみるといいかもしれませんが、タワテラのことを思い出すと普通のエレベーターが突然怖くなってしまうかもしれませんので気を付けてくださいね。
まとめ
東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーについてご紹介しました。
乗る前は怖い怖いと思っていたのに、落下高さやスピードを知ってしまうと、乗ったときに少し拍子抜けするかもしれません。
また最重要事項として、アトラクションを作っている会社はエレベーターのメーカーだということをお伝えしておきます。
筆者はこれを聞いて、安心してタワテラに乗りました(笑)
今回は触れられませんでしたが、タワー・オブ・テラーのストーリーもなかなかおもしろいので、東京ディズニーシーに行ったらぜひトライしてみてください☆
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