実写版「美女と野獣」王子のプロフィール!野獣姿の撮影秘話も紹介!
ディズニー実写映画「美女と野獣」の「王子」のプロフィール&トリビアをご紹介!魔女の呪いで醜い野獣の姿に変えられてしまった王子は、ベルと出会い真実の愛を知ります。大ヒットとなった実写版「美女と野獣」で王子を演じたのは?王子の野獣姿はどうやって撮影したの?実は人間の姿より野獣姿が人気?といった王子にまつわる話をたっぷりお届けします!
こんにちは!
映画「美女と野獣」内で流れる曲「Be Our Guest」が大好き♪かなざわまゆです。
「Be Our Guest」が流れるのは、豪華な料理や食器が舞う華やかなシーンで、映画館で見たときとても感動しました!
今回は、そんな実写映画「美女と野獣」の王子について紹介します!
映画内では野獣姿で登場する王子ですが、実際どのように撮影されたのか気になりますよね。
実写版「美女と野獣」の王子のプロフィール、演じた俳優、トリビアなどをチェックしましょう!
※一部ネタバレを含みますので、映画を見ていない方は注意してください。
・実写版「美女と野獣」はラストシーンの王子にがっかり?
・実写版「美女と野獣」で王子を演じたのは?
・実写版「美女と野獣」王子の撮影秘話
・実写版「美女と野獣」で追加された王子のストーリー
・実写版「美女と野獣」王子のトリビア!
実写版「美女と野獣」王子のプロフィール
「美女と野獣」の野獣は、かつては森の奥深くに住む人間の王子でした。
野獣の姿になってしまったのは、ある雪が降る夜のこと。
城で行われていた舞踏会に、1人の老婆が訪ねてきます。
老婆は「一晩城に泊めてほしい」と、1輪のバラを差し出して王子に頼みました。
しかし、王子は老婆の醜い姿をあざ笑い、老婆のお願いを拒否します。
怒った老婆は、呪いで王子を野獣の姿に変え、家来たちも城の家具に変えてしまいました。
老婆の正体は、実は魔女だったのです。
魔女は王子に対し、「バラの花びらがすべて落ちるまでに誰かを愛し、そして愛されることを学ばなければ永遠に呪いは解けない」と告げて去ります。
そして王子は長年、醜い野獣姿のまま森の奥深くで暮らしています。
なお、本記事でも「王子」や「野獣」と記載していますが、実は、王子の本名は映画内で登場していません。
家来たちは野獣のことを「あの方」「王子」と呼び、のちに城を訪ねたベルも、「野獣」「あなた」「彼」と呼んでいました。
本編中で名前が登場しない王子ですが、実は「アダム」という名前がつけられています。
実際、ミュージカルやゲームでは「アダム」という名前で野獣は登場していますよ。
実写版「美女と野獣」はラストシーンの王子にがっかり?
実写映画「美女と野獣」の口コミを見ていると、なぜか「ラストシーンの王子にがっかりした」という言葉がよく見られます。
映画のラストシーンで、ベルと真実の愛を分かち合った王子は人間の姿に戻ります。
しかし、映画を見た人の中では、なぜか人間に戻った王子の姿を見てがっかりする人が多いようです。
人間の姿にがっかりしてしまう理由ですが、おそらく、映画を見ている人たちは野獣姿の王子に感情移入しているからでしょう。
映画「美女と野獣」において、王子は物語の大部分を野獣姿で過ごします。
筆者が思うに、見ている側は「王子=野獣」という図式ができあがっているため、ラストシーンで人間の姿を見ても違和感を覚えてしまうのではないでしょうか。
実は、1991年公開のアニメ版「美女と野獣」においても、「ラストシーンの王子にがっかり」という声は共通してあるようです。
加えて、アニメ版では制作側が「人間に戻った王子に人気が出ないことは分かっていた」とコメントしているぐらいです。
やはり、「美女と野獣」の王子=野獣姿のイメージなのでしょう。
また、「美女と野獣」の物語には「人を見た目で判断してはいけない」というメッセージが込められています。
違和感を覚える理由をもう1点あげるとすれば、実写版の王子の人間姿は美男子なので、「物語のメッセージと違うのでは?」ともやもやしてしまうのも原因かもしれませんね。
実写版「美女と野獣」で王子を演じたのは?
実写版「美女と野獣」で王子を演じたのは、ダン・スティーヴンスです。
ダンは1982年生まれで、イギリス・ロンドン出身の俳優です。
私生活では2009年に結婚されていて、3人の子どもがいらっしゃいますよ。
「美女と野獣」出演前は、まだ日本ではあまり知られていない俳優さんでしたが、「美女と野獣」をきっかけに、ダンの知名度は急上昇します。
「美女と野獣」の他には、2014年公開映画「ザ・ゲスト」や「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」に出演されていますよ。
ダンは、野獣やベルと同じく読書が趣味。
2012年には「マン・ブッカー賞」というイギリスの文学賞の審査員に抜擢された経験をもちます!
実写版「美女と野獣」王子の撮影秘話
実写版「美女と野獣」において、野獣姿はどのように撮影されたのか気になりますよね。
野獣役を演じるにあたり、ダンはグレーの全身タイツを着用して撮影に挑んでいました。
ちなみに、全身タイツは人工筋肉つきで重さ約20kgもあったそうです。
さらに、野獣の巨体を表すために、ダンは足に竹馬のようなものを履いていました。
野獣は顔から上、顔から下を別々に撮影する必要があり、ダンは全シーンを2回ずつ演じています。
顔から上の撮影で使用されたのは「フェイシャル・キャプチャー」と呼ばれる技術。
撮影の際、ダンは専用の装置に入り、顔の表情のみで演技したそうですよ。
なお、顔から上、顔から下の撮影にはそれぞれタイムラグがありました。
ダンは、「1~2週間前の自分の演技を思い出しながら、表情のみで演技するのはなかなか大変だった」と撮影裏話として語っています。
実写版「美女と野獣」で追加された王子のストーリー
1991年公開のアニメ版「美女と野獣」と実写版「美女と野獣」ではストーリーに一部違いがあります。
具体的には、実写版の「美女と野獣」では、幼少期の王子のストーリーが追加されています。
追加されたストーリーは、王子は大好きだった母親が亡くなった後、父の厳しい教育によって傲慢な性格に変わってしまったというもの。
さらに、ベルの方も、魔法の本を使ってパリへ行き、ベルの母親が亡くなった理由を知るエピソードが追加されています。
お互いの過去を知り、ベルと野獣は「どちらも幼い頃に母親を亡くし、孤独で育った」という共通点に気づきます。
実写版では、2人の共通点を明確に表現するために、幼少期のストーリーが意図的に追加されたそうです。
実写版「美女と野獣」王子のトリビア!
日本国内でも大ヒットを記録した2017年公開映画「美女と野獣」。
最後に、実写版「美女と野獣」の王子に関するトリビアを2つ紹介します。
トリビア①野獣の角が後ろ向きの理由
実写版「美女と野獣」において、野獣の角は後ろ向きに生えています。
対して、アニメ版の「美女と野獣」の野獣は角が前向きのため、アニメ版の姿を見慣れている人は違和感を覚えたのではないでしょうか。
角が後ろ向きに生えている理由について、ダンは「あの長さの角で前向きだったら、エマの目に刺さってしまう」と答えています。
角が前向きでないのは、実写版ならではの工夫だったのですね。
トリビア②監督はダンが歌えるのを知らなかった
「美女と野獣」といえば、劇中で流れる音楽も見ている側をわくわくさせますよね。
そして、出演者たちの美しい歌唱も見どころの1つです。
なお、「美女と野獣」のビル・コンドン監督と王子役のダンは以前から関わりがありました。
当然、ダンの歌唱力を知っての野獣役起用かと思いますが、実際は異なり、監督はダンが歌えるのを知らなかったそうです。
公開当時のインタビューで、監督はダンの歌声に対し「野獣にぴったりの大きな声で驚かされた」と答えています。
特に、王子が歌うバラード曲「ひそかな夢」は、ベルへの想いで葛藤する王子の気持ちが、見事に歌で表現されていますよ。
映画「美女と野獣」では、ダンの歌声にも注目です!
まとめ
実写版「美女と野獣」の王子について、プロフィールやトリビアを紹介しました!
「美女と野獣」の世界観は素敵で、何回でも見たくなってしまいますね。
2020年にはディズニーランドに「美女と野獣」エリアが登場したのもあり、もう1度映画を見たい方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、実写版「美女と野獣」で王子の姿をチェックしてくださいね!
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