【実写版】美女と野獣のあらすじ&ネタバレまとめ!日本語吹き替え版の声優キャストや挿入歌も!
実写版『美女と野獣』のあらすじや日本語吹き替え版の声優についてまとめました。2017年にエマワトソン主演で実写化された不朽の名作「美女と野獣」。ディズニーの長編アニメーションとして1991年に公開されて以来、人気の高い作品がついに実写化されました。本記事では、実写版『美女と野獣』の登場キャラクター、キャスト、物語のあらすじ、主題歌と挿入歌、日本語吹き替え版の声優についてまとめました!
みなさんこんにちは!
実写版『美女と野獣』をアメリカで公開初日に観たてんてんです♪
今回は、実写版『美女と野獣』のあらすじや魅力について紹介します。
実写化された登場キャラクターや、エマワトソンをはじめとする豪華キャスト、日本語吹き替え版の声優などをまとめました!
美女と野獣に欠かせない名曲の数々や、アニメ版との違いについても必見です♪
・実写版『美女と野獣』:見どころ
・実写版『美女と野獣』:キャスト/声優(日本語吹き替え版)
・実写版『美女と野獣』:あらすじ
・実写版『美女と野獣』:主題歌&挿入歌
・実写版『美女と野獣』:トリビア
実写版『美女と野獣』とは
実写版『美女と野獣』は、2017年に公開されたディズニー映画です。
1991年に公開された長編アニメーション「美女と野獣」を、実写リメイクして生まれた作品です。
主演のベル役にハリーポッターシリーズのハーマイオニー役で知られる、女優エマ・ワトソンを起用したことでも世界的に話題になりました。
また、実写映画では新しい楽曲も発表され、アニメ版との違いとして挙げられています。
主題歌「美女と野獣(Beauty and the Beast)」は、人気歌手のアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌いました。
興行収入は124億円を突破し、2017年に公開された映画の興行成績で堂々の1位を記録しました。
ディズニーはこの後、過去のアニメーション作品を実写化して数々のヒットを生み出していきます。
実写版『美女と野獣』は、ディズニーが自ら実写リメイクした初めての作品で、ディズニー実写ブームの先駆けとも言える映画です。
実写版『美女と野獣』:見どころ
美女と野獣といえば、醜い獣の姿になった野獣をはじめ、人間ではないキャラクターが多く登場します。
家具や食器に変えられてしまった野獣の召使いたちも、「どうやって実写化するの?」と当時は話題になりました。
実写版『美女と野獣』には、最新のCG技術が使われています。
野獣を演じた俳優のダン・スティーブンスは、グレーの特製スーツを着て撮影に臨みました。
筋肉隆々の野獣の体型をスーツで表現し、実際の動きに合わせて後からCG加工しているといいます。
ツノや牙、毛が生えた加工後の姿は、ダン・スティーブンスの影を感じられないほど!
しかし、実際はダンスシーンからアップの表情まで、すべてダンが演じているんです。
ルミエールやコグスワース、ポット夫人にチップなど、完全にモノになってしまったキャラクターはCGで再現されています。
アニメの雰囲気とはまた違った、アンティーク風のタッチで描かれたキャラクターにも注目です!
実写版『美女と野獣』:キャスト/声優(日本語吹き替え版)
美女と野獣には、アニメ版と同じくユニークなキャラクターが登場します。
主要キャラクターを演じたキャストと、日本語吹き替え版の声優について紹介します。
◆ベル(エマ・ワトソン/昆夏美)
美女と野獣の主人公ベルを演じたのは、ハリーポッターシリーズでおなじみのエマ・ワトソンです。
本好きで父親思いの娘ベルですが、村では変わり者として扱われています。
村1番の力自慢ガストンの求婚を断り、ここではない世界を夢見て暮らしています。
日本語吹き替え版の声優には、ミュージカル女優の昆夏美(こん なつみ)さんが抜擢されました。
◆モーリス(ケヴィン・クライン/村井國夫)
ベルの父親モーリスは、発明家です。
ベルが幼い頃に妻を伝染病で亡くし、男手ひとつでベルを育ててきました。
日本語吹き替え版の声優は、村井國夫さんです。
◆ガストン(ルーク・エヴァン/吉原光夫)
美女と野獣のヴィラン(悪役)ガストン。
狩りや戦争を好む村の英雄で、ベルに求婚するが断られています。
野獣を殺そうと村人を焚きつけ城に襲来しますが、足場が崩れ転落死します。
日本語吹き替え版の声優は、劇団四季でガストンを演じたこともある吉原光夫さんが担当しました。
◆ル・フウ(ジョシュ・ギャッド/藤井隆)
ガストンの相棒であり子分。
マッチョなガストンとは対照的な、背が低く小太りの男。
お笑いタレントの藤井隆(ふじいたかし)さんが声優を担当しています。
◆野獣(ダン・スティーブンス/山崎育三郎)
魔女に呪いをかけられ、ベルと愛を育む野獣。
CGを駆使した野獣を演じたのは、ダン・スティーブンス。
日本語吹き替え版では、ミュージカル俳優の山崎育三郎さんが演じています。
◆ルミエール(ユアン・マクレガー/成河)
燭台のルミエールは、最後こそ人間に戻りますが、ほぼCGで完結しています。
俳優の成河(ソンハ)さんが吹き替え版の声優を担当しました。
◆コグスワース(イアン・マッケラン/小倉久寛)
ルミエールと同じく野獣に仕えるコグスワースは古い時計です。
日本語版の声優は小倉久寛さんです。
◆ポット夫人(エマ・トンプソン/岩崎宏美)
物語の語り手でもあるポット夫人は野獣のメイドです。
歌手の岩崎宏美さんが日本語版を演じています。
◆チップ(ネイサン・マック/池田優斗)
無邪気なチップは、ポット夫人の息子です。
かけたティーカップに姿を変えられていますが、ベルにも人懐っこい一面を見せます。
日本語版は池田優斗さんが担当しています。
実写版『美女と野獣』:あらすじ
実写版『美女と野獣』のあらすじを紹介します。
ネタバレを含むので、映画を見てない方は注意です!
◆魔女の呪い
ある日、自分勝手な王子が主催するパーティーに乞食が現れ、1晩泊めて欲しいと1輪のバラを差し出します。
しかし、王子はその乞食を嘲笑い、追い払ってしまうのです。
すると乞食は魔女に変身し、城にいた王子や召使いに呪いをかけました。
王子は醜い野獣に、そして召使いたちは家具に変えられてしまいました。
魔女は王子に、「薔薇の花びらが全て落ちるまでに、愛し愛されることを学ばなければ、呪いは永遠に解けない」と言い去っていきます。
城の外の人々の記憶は書き換えられ、城にいた人たちのことを全て忘れてしまいました。
◆ベルの暮らし
一方、城の近くのヴィルヌーブ村では、ベルという女性が父親と2人で暮らしていました。
ベルは読書が好きな賢い女性で、力自慢のガストンの求婚にうんざりしていました。
ここではないどこかへ行きたいと、いつも上の空でいるため、村人からは変わり者と思われています。
そんなある日、街へオルゴールを売りに行ったベルの父モーリスは、森で道に迷ってしまいます。
野獣の城を見つけて一休みしますが、チップ(ティーカップになった少年)は話しかけたことに驚き慌てて逃げようとします。
そこで、ベルに「薔薇をお土産に持ち帰って欲しい」と頼まれていたことを思い出し、野獣の庭から拝借しようとします。
タイミングが悪く野獣に見つかってしまい、モーリスは城に監禁されます。
モーリスが乗っていた馬だけが村に戻ってきたことで、ベルは父親の身に何かあったのだと確信します。
馬に飛び乗り城へたどり着いたベルは、自ら父親の身代わりになって牢獄へと入るのでした。
◆城での生活
ベルが野獣と愛を育めば呪いが解けると思ったルミエールは、コグスワーズの反対を押し切りベルを牢屋から出します。
ルミエールらの晩餐会で、召使いたちと交流するベル。
しかし、その夜に禁じられた西の塔に入ってしまいます。
魔法の薔薇を見つけてを出そうとしたところ、野獣に見つかり追い出されてしまうのです。
野獣の横暴さに耐えかねたベルは馬に乗って城を飛び出しますが、途中で狼に襲われてしまいます。
そこへやってきたのは野獣で、身を呈してベルを狼から守ります。
怪我をした野獣を放っておけず、ベルは城に戻り野獣を手当てします。
◆ベルの生い立ち
ポット夫人はベルに、野獣が昔は優しい子供だったが、母親が死に厳格な父に育てられたことで傲慢になってしまったと伝える。
ベルもまた幼い頃に母親を亡くし、その経緯を父から聞けず苦しんでいました。
2人は魔法の力でベルの生まれたころを見に行くことに。
そこで明らかになったのは、母親が伝染病(ペスト)にかかり、なすすべもなく死んだこと。
両親はベルの安全を第一に考え、感染した母をパリに置き去りにし、父モーリスとベルだけが村に引っ越していたのでした。
お互いの心の傷を分かち合い、ベルと野獣は心を通わせていきます。
◆モーリスのピンチ
ベルが身代わりになったことで解放された父モーリスは、村に戻り人々にベルの救出を手助けして欲しいと懇願すします。
誰もモーリスの話を信じないなか、ベルとの結婚話でポイントを稼ぎたいガストンが名乗りを上げました。
しかし、城の前でガストンの本性がばれ、モーリスに娘はやらないと言われると、ガストンは手のひらを返しモーリスを精神病の病棟に隔離しようとするのです。
◆野獣の愛
ベルに告白しようとしていた野獣ですが、彼女が父の身を案じていることを知り、魔法の手鏡でモーリスの様子を見せてあげます。
そこには精神病棟に連れていかれるモーリスが写り、ベルは焦ります。
野獣はベルに、手鏡を持って城を出て、父を助けに行くよう言います。
せっかく愛を育んだベルを手放してしまっては、自分も召使いも元の姿には戻れないことをわかっていながら、野獣は愛するベルを解放したのです。
◆ガストン襲来
村に戻ったベルは、父親が精神異常ではないことの証明に、手鏡で野獣の姿を見せます。
それを見た村人は怯えるので、ベルは野獣が優しい心を持っていることを伝え彼らを説得しようとします。
しかし、ガストンがベルと野獣が深い中であることを勘付き、嫉妬心から野獣への奇襲を仕掛けるのです。
◆最後の花びら
ベルはモーリスとともに捕まってしまいますが、野獣を救うため脱走して城に向かいます。
ルミエールたちがなんとか村人を食い止めますが、ガストンはとうとう野獣の元に。
ベルを失い希望をなくした野獣は、ガストンに抵抗する気力すら残っていません。
ガストンにとどめを刺される直前で、そこへ駆けつけたベルを見て気力を取り戻します。
もう二度と会えないと思っていたベルは、野獣のもとへ帰ってきたのです。
ガストンを打ち負かす野獣でしたが、薔薇の花びらが残り1枚となり、城は崩壊し始めます。
ベルを助けようとした野獣は、その隙にガストンに銃で撃たれてしまいます。
とどめを刺そうとするガストンは、相葉が崩れここで転落死。
致命傷を負った野獣は、ベルへの愛の言葉を残して息絶えます。
ついに最後の花びらが落ち、召使いたちもどんどん動かなくなり、ただの家具に変わっていきます。
◆愛の告白
野獣の遺体を前に、ベルは悲しみにくれながら愛を告げます。
そこへ魔女が現れ、愛し愛されることを知った野獣の呪いを解いたのです。
家具たちも生き返り、もとの人間の姿になりました。
野獣は王子の姿になり、ベルと愛を確かめ合います。
町の人たちも王子や城の記憶を取り戻し、人間に戻った人との再会を喜びます。
王子(野獣)は舞踏会を開き、ベルと幸せそうに踊るのでした。
実写版『美女と野獣』:主題歌&挿入歌
実写版『美女と野獣』の見どころの一つに、音楽があります。
アニメーション版の有名曲ももちろん登場しますが、実写版で初めて登場した曲もあるんですよ♪
主題歌「美女と野獣(Beauty and the Beast)」
主題歌は、アニメーション版でも使用された「美女と野獣(Beauty and the Beast)」です。
エンドクレジットで流れるこの主題歌は、人気歌手のアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌っています。
時は永遠に(How Does A Moment Last Forever)
「時は永遠に(How Does A Moment Last Forever)」は、実写版で初めて書き下ろされた楽曲です。
エンドソングとしてこの曲を歌ったのは、アニメ版で主題歌を歌ったセリーヌ・ディオンです。
夫と死別したばかりのセリーヌが、迷いながらもオファーを受けた曲です。
この曲は劇中でも何度か登場し、ベルの父モーリスが歌うオルゴールバージョンもあります。
密かな夢(Evermore)
「密かな夢(Evermore)」は、自分の呪いが解けなくてもいいからとベルを送り出した野獣の歌です。
自分を犠牲にしてまでも、愛する相手を手放した、野獣の究極の愛が歌われています。
もうベルとは再会できないと絶望しながらも、「愚かと知りながら、密かに夢見る。戻ってきてくると、愛してくれると。」と淡い期待を抱いてしまう野獣の切ない音楽です。
朝の風景(Bell)
「朝の風景(Bell)」は、村でのベルの日常を描いた曲です。
「ボンジュール!」という掛け声から、活気ある村の様子が伝わります。
ベルが村でどれほど浮いていて、外の世界を夢見ているかが描かれています。
ひとりぼっちの晩餐会(Be our Guest)
ルミエールがベルをもてなす「ひとりぼっちの晩餐会(Be our Guest)」も、美女と野獣では人気の楽曲です。
ビーアワーゲスト♪の軽快なリズムで、明るい1曲となっています。
愛の芽生え(Something there)
「愛の芽生え(Something there)」は、ベルと野獣の心情の変化を表した1曲です。
見かけだけではない、野獣の内面にあるものにベルが気づいていく様子が描かれています。
実写版『美女と野獣』:トリビア
実写版『美女と野獣』では、ガストンの相棒ル・フウについて論争がありました。
アニメーションではなかった、ル・フウが同性愛者であるという設定が加わったのです。
ル・フウがガストンに思いを寄せるゲイとして描かれたことで、ディズニー映画にも関わらず公開に規制がかかった場所もあります。
2013年に同性愛が禁止されたロシアでは、16歳以上の年齢制限つきでの公開となりました。
同じくマレーシアでも、当局の検閲に引っかかり13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要でした。
アメリカでも、同性愛に反対する映画館が本作を上映しないと表明するなど、物議を醸した実写版『美女と野獣』。
脚本家のエヴァン・スピリオトポウロスはインタビューで、ル・フウの設定についてゲイと決めたわけではなかったと話しています。
ル・フウが男性とダンスしてたら面白いよね、というノリが世間に大きな波紋を呼んだといいます。
しかし、ディズニーが本作でゲイのキャラクターを発表できたことは、結果的には良かったと話しています。
アニメ版が上映された頃とは違う、歴史の移り変わりが感じられますね。
まとめ
今回は、結果的には実写版『美女と野獣』について紹介しました。
何度見ても楽しめる不朽の名作『美女と野獣』を、ぜひ改めてチェックしてみてくださいね♪
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