【全16曲】『美女と野獣』の主題歌&挿入歌まとめ!アニメ版と実写版の名曲を一覧で紹介!

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    ディズニー映画の名作『美女と野獣』の歌を全16曲まとめてご紹介します!1991年に公開されて以来、根強い人気を誇る長編アニメーション『美女と野獣』。2017年にはエマワトソン主演で実写映画化され話題になりました。今回は、美女と野獣に登場する名曲について、「アニメ版」と「実写版」それぞれの音楽を一覧で紹介します!「朝の風景」や「BE OUR GUEST(ビーアワーゲスト)」、実写版限定の歌など、背景にも触れながらまとめてみました♡

    こんにちは!ディズニー大好き保育士のスナッチです!

    実は美女と野獣とは同い年な筆者ですが、『美女と野獣』は家族で何度も見返すほど大好きな作品の1つでした!
    2017年には実写映画も公開され、2020年には東京ディズニーランド内に新エリアがオープン予定と今勢いに乗っている美女と野獣。

    そんな美女と野獣の中で流れる数々の挿入歌は名曲揃いです!
    美女と野獣が大好きでもう何回も見返しているよ!という人も、実はまだ見たことがない…という人も、新エリアオープンを来年に控えた今こそ、美女と野獣の数々の名曲を振り返って見ませんか?

    今回は、愛され続けた名曲16選と題し、『美女と野獣』の歌をご紹介していきます♡

    美女と野獣の歌:アニメ版

    美女と野獣(1991年)
    出典:公式サイト
    美女と野獣(1991年)

    1991年に公開された美女と野獣。
    フランス民謡の“美女と野獣”(著:J・L・ド・ボーモン婦人)を元にディズニー映画として製作されました。

    アニメ映画史上初のアカデミー賞ノミネート作品であり、同時に作曲賞と歌曲賞を受賞しています。
    そんな原点の美女と野獣(原題:Beauty and Beast)の曲をご紹介していきます!

    美女と野獣の歌①:Beauty and Beast(美女と野獣)

    Beauty and Beast(美女と野獣)は、作品のタイトルにもなっている、言わずと知れた主題歌です。
    セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンの2人がデュエットで歌うベルと野獣のテーマ曲です。

    この曲は挿入歌verとエンドロールverの2種類が存在し、セリーヌとピーボの歌うBeauty and the Beastはエンドロールverになります。
    挿入歌としてはベルと野獣の2人だけの舞踏会のシーンで使われ、そこでは2人を見守る野獣の召使いの1人ポット夫人が歌うという形で使われています。

    英語版ではポット夫人を演じているアンジェラ・ランズベリーが歌唱しており、日本語版では、ポット夫人を演じる福田公子では無く、歌手のポプラが歌唱しています。
    ちなみにエンドロールverですが、アニメ版では日本語版が存在せず、セリーヌとピーボの歌う英語版のみになります。

    実写版では、ベルと野獣の吹き替えを担当する昆夏美と山崎育三郎の2人による日本語版を聴くことができます。

    美女と野獣の歌②:Belle(朝の風景)

    Belle(朝の風景)は、美女と野獣のオープニング曲です。
    この歌は3つの視点から歌われている歌です。

    1つ目の視点は、主人公のベルによる歌唱。
    いつもと変わらぬ町の風景を歌いながら自分の読んだ本の世界に想いを馳せるベルの姿がわかります。

    2つ目の視点は、町の人たちの視点です。
    「Look there she goes that girl is strange,no question(日本語歌詞:ごらんあの娘はいつでも、少し風変わり)」という歌詞から解るように町の人たちから見たベルという人がどういう人物なのかがよくわかる内容になっています。

    3つ目の視点は主人公、ベルに惚れている凄腕の狩人ガストンです。
    町の人の取り巻きに囲まれながら歌うガストンの姿からは彼の町での立ち位置やうぬぼれ屋な彼の人柄を知る事ができます。

    1曲に作品の世界観がギュッと詰め込まれたまさに「オープニング」と言った曲ですね!

    美女と野獣の歌③:Madame Gaston(強いぞ、ガストン)

    Madame Gaston(強いぞ、ガストン)は、ガストンの取り巻きル・フゥとその他取り巻きがガストンを讃える歌です。

    ベルに結婚を迫って断られ、失意のガストンを元気付けるために取り巻きたちがル・フゥを中心にとにかくガストンを褒め称えます。

    周りに持ち上げられて調子を取り戻してくるガストンは取り巻きと一緒になって歌い出します。

    その直後に助けを求めに来たベルの父モーリスを叩き出しながらも何やら良からぬことを考えている様子のガストンに不安を覚えた人も多かったと思います。

    そんなガストンを象徴する歌になっています。

    美女と野獣の歌④:Be our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)

    美女と野獣の楽曲の中でも特に有名な1曲がこのBe our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)です。
    アカデミー歌曲賞を受賞したこの曲はお城の給仕(ウェイター)だったルミエールが、魔女の呪いによって人が訪れる事の無くなった野獣の城でお客をもてなす事のできる喜びを歌った一曲です。

    作中ではベルの来訪時に歌われていますが、本来この曲はベルの父であるモーリスに対して歌われる予定でした。
    しかし、制作スタッフの1人が「この曲はベルの為に歌った方がいいのではないか?」と言ったことでベルのシーンに変更されたというお話があります。

    美女と野獣の歌⑤:Something there(愛の芽生え)

    Something there(愛の芽生え)は、2人の心情の変化を表した1曲です。

    野獣の横暴な振る舞いに耐えかねたベルは城を飛び出しますが森の中でオオカミの群れに襲われてしまいます。
    しかし、すんでの所で駆けつけた野獣に助けられた事により助かり、この事をきっかけにベルは野獣の中にある優しさに気づき、野獣も怯えたりせずに接してくるベルに対しての気持ちが変わってきます。

    前項で紹介したBell(朝の風景)との繋がりがあり、サビ部分のメロディーに共通する部分があります。

    該当部分の歌詞をピックアップしてみました。
    日本語版は少し噛み砕いている為、英語版の歌詞を直訳しています。

    メロディーだけでなく、歌詞にも繋がりがあることがわかりますね。
    朝の風景では物語の世界に想いを馳せるベルが主人公の”彼女”と”王子様”との出会いに憧れを抱いているシーンですが、この話はそのまんまベルと野獣の出会いをイメージできます。

    愛の芽生えではベルが野獣の中にある”何か”に気付くものの、彼が元は王子様だったという事は知るよしもありません。
    『美女と野獣』の物語を3部構成として考えるとベルが彼の正体に気付くのはまさしく3章という事になります。

    ただの挿入歌ではなく、物語に深い関わりがあるいい曲ですね!

    美女と野獣の歌⑥:Human Again(人間に戻りたい)

    エレクトリカルパレードに出演しているベルと野獣
    エレクトリカルパレードに出演しているベルと野獣

    Human Again(人間に戻りたい)は、少し特殊な背景を持つ曲です。
    家財道具にされてしまった召使い、ルミエールたちの人間に戻りたい心情を歌った曲なのですが、人によっては「そんな曲知らないよ。」という人もいるはずです。

    こちらの歌は、1991年に公開されたオリジナル版には収録されなかったんです。
    本来であれば愛の芽生えと美女と野獣の間に挿入される予定だったこの曲ですが、この曲を入れると前後のシーンを合わせて映画の尺が11分も伸びてしまいます。

    劇場上映するにあたってこのシーンは蛇足とスタッフが判断したようです。
    いい曲なのにもったいないですね。

    ちなみに2002年に公開されたアイマックス版ではこのことカットされたシーンも採用されています。
    現在、このシーンがDVDで収録されているのは「スペシャル・リミテッド・エディション」のみになります。

    美女と野獣の歌⑦:The Mob Song(夜襲の歌)

    “ワンス・アポンア・タイム”   “夜襲の歌”が使用されたワンシーン
    “ワンス・アポンア・タイム” “夜襲の歌”が使用されたワンシーン

    The Mob Song(夜襲の歌)は、ベルの野獣への思いに気づいたガストンが野獣を亡き者にするために町の人たちの恐怖をあおり、討伐隊を組む時の1曲です。
    真実を知る視聴者から見ればガストンの邪悪さが際だって見えますが、町の人からしてみると自分たちの住む町の近くの城に住む野獣に恐怖を覚えるのも当然のこと。

    私たちから見れば邪悪で恐ろしい曲に見えますが、彼らからしてみれば自分たちの暮らしを守るため、勇敢な行動をとっているのです。
    一方、見た目のみに惑わされ、その中身を見ようとせずに倒そうとする姿「偏見、差別」が強く押し出されていてはこの作品のコンセプトとは真逆の行動ですね。

    ただ、彼らのこの行動があるからこそ、ベルと野獣の愛の美しさが引き立つ。
    そんな1曲でしょう。

    美女と野獣の歌:ベルの素敵なプレゼント

    仲睦まじい美女と野獣の姿
    仲睦まじい美女と野獣の姿

    ベルの素敵なプレゼントは、1998年に公開された、本編では触れられることのなかったクリスマスのお話です。

    時系列で言えばベルがオオカミに襲われている所を野獣に助けられたあたりのお話です。
    しかし、本編とは時間の進み方などわずかに矛盾している箇所もあり、あくまでもパラレルワールド的な位置づけだとの声もあります。

    そんなこのお話の中にも名曲はたくさんあります。
    クリスマスの素敵な名曲をご紹介したいと思います。

    美女と野獣の歌⑧:Deck The Halls(お部屋をかざろう)

    Deck The Halls(お部屋をかざろう)は、日本ではひいらぎかざろうとして親しまれているクリスマスの有名な1曲です。
    召使いたちが歌いながら楽しく飾り付けをしているシーンから始まる本作のオープニング曲です。

    この時点では本編の後日談のような形で始まり、呪いが解けて初めてのクリスマスを楽しみながら、1年前のクリスマスのことを思い出すという始まりになります。

    美女と野獣の歌⑨:Stories(ストーリーズ)

    野獣にもクリスマスを楽しんで欲しいベルは野獣へのプレゼントとして本を作ることにします。
    読む人にさまざまな世界を見せてくれる物語。

    ベルは野獣にその世界を見せたくて、野獣のための物語を紡ぎます。
    この歌にはベルの愛する物語の世界が伝わってくる壮大な1曲です。

    美女と野獣の歌⑩:As Long As There’s(クリスマスがある限り)

    ベルがクリスマスの飾り付けをするために飾り付け係りたちを説得する場面で歌い始め、そこから召使いたちもあわせて賑やかに歌い出します。
    この作品を象徴する1曲でしょう。

    貴重なクリスマスソングなので、ディズニーランドでのパレードやショーにもよく使われる曲になります。

    美女と野獣の歌⑪:Don’t Fall in Love

    今作初登場のパイプオルガンの姿に変えられてしまった音楽家のフォルテは元々暗い作風を好む音楽家でしたが、魔女の呪いでふさぎ込んでいる野獣にとっては心地よい音楽でした。
    そんな彼にとって自分の事を理解してくれる野獣が立ち直り、前向きになりつつあるのは好ましく思えませんでした。

    野獣にまた後ろを向かせ、ふさぎ込むよう誘導した歌を歌っているのがこの1曲です。
    後ろ向きで暗い雰囲気が伝わってきますね。

    美女と野獣の歌⑫:A Cut Above The Rest(二人は最高)

    クリスマスの準備をしていたために野獣に投獄されたベルと召使いたちは打開方法を考えます。
    その中でけんかを始めるルミエールとコグスワースに対してベルが「2人は仲がいいのね」と話しかける所から始まるこの歌。
    ルミエールとコグスワースのケンカするほど仲がいい姿がよくわかる1曲になっています。

    美女と野獣の歌:実写映画版

    実写版美女と野獣
    出典:公式サイト
    実写版美女と野獣

    2017年に公開された実写版美女と野獣。
    原作をしっかり再現していて原作ファンにも好評だった1作です。

    使用される楽曲は基本的にアニメ映画版と変わりませんが、実写映画版のみの新規収録楽曲もあります。
    作曲はアラン・メンケンが手がけた名曲になります。

    そんな実写映画版で追加された名曲についてもご紹介します!

    美女と野獣の歌⑬:Days In The Sun(日差しを浴びて)

    Days In The Sun(日差しを浴びて)は、実写映画版にて追加された1曲です。
    オオカミに襲われたベルを助けた野獣は怪我をしてしまいますが、城に戻ってベルの看病を受けます。
    その後夜の城の中でかつて呪いをかけられる前の太陽の下で幸せだった頃についてを思い出しながら歌う子守歌のような曲です。

    美女と野獣の歌⑭:Evermore(密かな夢)

    Evermore(密かな夢)は、父の危機をしったベルを送り出した野獣のその後の心境を描いた1曲です。
    ベルを愛しているからこその選択。

    瞳を閉じても彼女は消えない」「心に焼き付いた彼女の笑顔」と、野獣の中でベルの存在がどれほど大きくなったかがうかがい知れる一曲です。
    「愚かと知りながら、密かに夢見る。戻ってきてくると、愛してくれると。」と自分の呪いを解くことよりもベルの事を優先した選択をした野獣。

    しかし、そんな中でもベルが自分の元へ戻ってきてくれることを期待してしまう野獣の心境がよく見える1曲になっています。

    美女と野獣の歌⑮:How Does A Moment Last Forever(時は永遠に)

    How Does A Moment Last Forever(時は永遠に)は、本作のエンディング1曲目です。
    楽しいときほどあっという間に過ぎてしまうもので永遠に続いてほしい楽しいときを歌った曲です。

    物語序盤Bell(朝の風景)の直後に流れるオルゴールと一緒に歌うモーリスの歌がこの歌になります。
    また、Days In The Sun(日差しを浴びて)の中のベルのパートでも使われていて、魔法の本でパリに飛ぶシーンでも使われています。

    いろいろな場面で使われている美女と野獣(Beauty and the Best)に次ぐ第2の主題歌といっていい曲でしょう。

    美女と野獣の歌⑯:Beauty and Beast(美女と野獣)

    エンドソングとしてのBeauty and Beast(美女と野獣)は、人気歌手のアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌いました。
    作中でなんども使用される主題歌ですが、アリアナが歌うとまた新しいテイストになります。

    まとめ

    いかがでしたか?

    時を経ても色あせるどころかさらに輝きを増していく美女と野獣の世界。
    その世界を彩る様々な曲は、これからも私たちを物語の世界へと引き込んでくれるでしょう。

    この記事を素晴らしい名曲の数々を知るきっかけにしてもらうことができたのなら幸いに思います!

    【全16曲】『美女と野獣』の主題歌&挿入歌まとめ!アニメ版と実写版の名曲を一覧で紹介!

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