2020年08月09日

【バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴】自動で靴ひもを結んでくれる！未来のナイキシューズを紹介！

葵木ケイ

今も愛されるアメリカの大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の2作目『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』に登場した、靴ひもを自動で結ぶ未来の靴「Nike Air MAG」をモデルにしたスニーカーがナイキから未来の機能付きで登場！『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のファンだけなくスニーカー愛好家も要チェックです！

【バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴】自動で靴ひもを結んでくれる！未来のナイキシューズを紹介！

こんにちは！関西在住の映画とテーマパークが大好きな大学生、葵木です。

あまり外に出られない反動からか、思い切って靴を新調しました。
新しい靴ってとってもワクワクしますね！

今回は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』に登場した、自動で靴ひもを結んでくれるスニーカー「Nike Air MAG」をイメージしたユニークなスニーカー「Adapt」シリーズとその新作「Nike Adapt BB 2.0」をご紹介！映画のファンの方もスニーカー愛好家の方もぜひチェックしてくださいね。

・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike Air MAG」と「Adapt」シリーズ
・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike MAG」とパワーレーシング機能
・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike Hyper Adapt」が市販化
・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：より洗練された「Nike Adapt BB」
・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：新作「Nike Adapt BB 2.0」登場！
・バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：映画公開当時に販売されていた超貴重なモデルも！？

バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike Air MAG」と「Adapt」シリーズ

出典：公式サイト

「Nike Air MAG」を履くマイケル・J・フォックス（マーティ役）

「Nike Air MAG」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』で登場した未来のスニーカー。

デロリアンで未来へとやってきたマーティは、未来の世界に紛れ込むためにドクに渡された未来の服に着替えます。
渡された靴は、なんと足を入れると靴ひもが自動で調整されるハイテク仕様！

マーティも様変わりした社会の進歩を実感し、オートマチックな靴に感心していました。
自動で靴ひもが締まるシーンはちょっとした場面ですが、当時に想像された未来の様子をよく表している印象的なシーンです。

この「Nike Air MAG」は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の小道具のなかではタイムマシンであるデロリアンに並ぶほどの人気があるのではないでしょうか。
2011年にはチャリティー企画により1500足限定で「Nike Air MAG」風のスニーカーが販売されたこともあります。

このスニーカーは側面のLEDやロゴが青く光る仕様で、自動で靴ひもが調整される機能は搭載されていませんでした。
それにもかかわらず、約6億もの売り上げがあったそうで、今も世界中で愛される映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の人気ぶりがよく分かりますね。

バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike MAG」とパワーレーシング機能

出典：公式サイト

未来を感じさせるデザインの「Nike MAG」

ナイキの「Adapt」シリーズは、そんな未来のスニーカー「Nike Air MAG」をモデルに開発されたスニーカー。

主人公マーティたちの行った未来が2015年10月21日（水）であったことから、同じく2015年10月21日（水）に映画に登場した「Air MAG」同様、自動で靴ひもを結んでくれる「パワーレーシング機能」を搭載した「Nike MAG」が発表されました。

マーティを演じたマイケル・J・フォックスが着用した動画も公開され、「Nike Air MAG」そっくりのスニーカーが映画と同じように自動で靴ひもが調整される様子は、未来の訪れを感じさせました。

こちらはチャリティー企画の抽選でのみ手に入れることができ、世界で89足しか存在していないとても貴重なものです。
とある当選者は届いた「Nike MAG」をSNSに載せたところ、「売って欲しい」という人が続々と現れ何千ドルもの価格がついたそうですが、それでも手放さなかったそうです。

ファンなら何にも代えがたい貴重な品ですね。
そんなレアモデル「Nike MAG」をオマージュしたスニーカー「Nike Lebron 14」が2017年に登場。

「Nike MAG」の配色をそのまま従来のスニーカーに取り入れたようなデザインに仕上がっています。
残念ながらパワーレーシング機能は搭載されていませんでしたが、「Nike MAG」が気になっていた人には嬉しい商品だったかと思います。

バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：「Nike Hyper Adapt」が市販化

出典：公式サイト

最適な走りをサポートする「Nike Hyper Adapt1.0」

さらに、「Nike Air MAG」のデザインを取り入れた「Adapt」シリーズとして、ランニングシューズ「Nike Hyper Adapt1.0」が市販品として登場！

ブーツのような形状の「Nike Air MAG」とは打って変わってスマートなランニングシューズに仕上がっていますが、色合いやボタン操作によるパワーレーシング機能などは「Nike Air MAG」のデザインを使っています。

かかとに体重がかかると圧力を感知してひもが締まる仕組みは、マーティが靴を履いたときのようで楽しそうです。
また、靴の側面やかかとの部分が光るようになっており、夜間のランニングでも安心して使うことができるなど、機能面も充実していて映画のファン以外の方にも嬉しい仕様です。

足裏に搭載されたシューレースシステム「E.A.R.L」もスタイリッシュなデザインにまとまっていて目立ちません。
また、このような機能が搭載されていることで気になる靴の重さもさほどなく、きちんとランニングシューズとして完成されています。

充電式で満タン状態から約2週間使用可能で、充電器は磁石でくっつけることができて収納にも困らない点が嬉しいですね。
こちらの商品はNike公式ストアでは完売しています。

バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：より洗練された「Nike Adapt BB」

出典：公式サイト

バスケットボール専用デザインのAdapt BB

2019年2月には「Nike Adapt BB」が発売されました。
こちらはパワーレーシング機能を改良したバスケットボールシューズとなっており、試合の最中でも素早く靴ひもの調整を行うことで最良のパフォーマンスを発揮できるとのこと。

靴ひもの調整はスマートフォンアプリから行え、側面のライトのカスタマイズを行うことや、締め付け具合を記憶させておくことで即座に靴ひもを締めたり緩めたりすることができます。

激しく動き回るバスケットボールにおいては、足元の安定は何よりも重要。
いちいち靴ひもを結び直すことなく手軽に調整ができることはプレイにも関わりそうです。

バスケットボールのプロチームによる着用試験も行われており、ただハイテクなだけではなく、使用感や耐久性も折り紙つきの1足となっています。

もはやただ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した小道具の再現という段階ではなく、れっきとしたひとつの機能としてパワーレーシング機能が取り入れられているところが、さすがNikeといったところでしょうか。

こちらの商品はNike公式ストアでは完売しています。

また「Air Huarache」が「Adapt」シリーズに仲間入りした、日常使いにも最適な「Adapt Huarache」も販売されていて、スタイリッシュなデザインはシーンを選びません。

「Nike Adapt BB/Huarache」の充電はワイヤレスで行うことができ、またアップルウォッチからもコントロールすることができます。忙しい現代でのスマートな生活には欠かせない1足となりそうです。

こちらの商品はNike公式ストアでは完売しています。
日常的に近未来の技術を使うことができると思うと、いよいよ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような未来の生活がやってきたかのようですね！

バック・トゥ・ザ・フューチャーの靴：新作「Nike Adapt BB 2.0」登場！

出典：公式サイト

「Nike Air MAG」をオマージュしたデザインの「Adapt BB 2.0“MAG”」

機能面に優れた「Nike Adapt BB」に新型モデル「Nike Adapt BB 2.0」が登場！

革新的なパワーレーシング機能を搭載した「Adapt」シリーズは、映画の小道具でしかなかった「Nike Air MAG」を発端に作られてきました。
今度の新作はそんなすべての始まりである「Nike Air MAG」のシルエットをオマージュしたデザインと最新のテクノロジーを組み合わせた1足。

スタイリッシュになりすぎずブーツのような「Nike Air MAG」の面影を残しているところが映画ファンとしては嬉しく、また可愛らしくもシンプルなデザインで履きやすそうです。

出典：公式サイト

宇宙を思わせるアストロノミーブルーカラー

前作の「Nike Adapt BB」よりも軽量化を図り、またNike独自の「Nike Air Zoom Turboクッション」を使用して、コートでのあらゆる動きに対応できるとのこと。
原点回帰をしながらも、しっかりと進化しているんですね。

「Nike Air MAG」を「Adapt」シリーズの技術力でリメイクしたような今作は、スマートフォンアプリから靴ひもを操作する際に、手動で操作するためのボタンが光る仕様になっています。
また、靴の左右にL/Rと文字が描かれているところも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で描かれていた未来の雰囲気が伝わってくるようです。