映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』のあらすじ&登場人物!2015年の未来が舞台に!
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を執り、ロバート・ゼメキスが監督を務めたアメリカのSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』を紹介!公開当時、全米で社会現象を引き起こすほどの大ヒットを記録し、今もなお世代を超えて大勢の人に愛される作品です。シリーズ第2作目となる本作では、タイムマシン「デロリアン」に乗って2015年の未来へとタイムトラベルします。映画の登場人物やあらすじなどをまとめました!
こんにちは!
暑い日が続いていよいよ部屋で映画を観るばかりの大学生、葵木です。
面白い映画を観ていると時間はあっと言う間にすぎ、タイムトラベルをしたような気分になります。
今回は、タイムトラベルをテーマにした大ヒットSF映画、シリーズ第2作『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』をご紹介します!
映画のあらすじや登場人物をチェックしましょう♪
・バック・トゥ・ザ・フューチャー2:あらすじ
- ◆2015年の未来へタイムトラベル
- ◆スポーツ年鑑
- ◆現在に戻ってくると…
- ◆再び過去へタイムトラベル
- ◆パート3へ続く
・バック・トゥ・ザ・フューチャー2:登場人物
- マーティ・マクフライ
- ドク(エメット・ブラウン博士)
- ビフ・ハワード・タネン
・グリフ・タネン
- ロレイン・ベインズ・マクフライ(マーティの母)
- デロリアン
- ホバー・ボード
バック・トゥ・ザ・フューチャーとは
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)』は、1985年からアメリカで公開された、全3作からなるSF映画シリーズです。
略して『BTTF』『BTF』とも呼ばれて、今も大勢のファンに愛されています。
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989)
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990)
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を執り、ロバート・ゼメキスが監督を務めた映画です。
今回は、大ヒットを記録した第1作目の続き、未来へとタイムトラベルする『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』のあらすじと登場人物を紹介します!
バック・トゥ・ザ・フューチャー2:あらすじ
前作で過去へとタイムトラベルし、親友のドクの命を救って無事に現在へと戻ってきたマーティ・マクフライ。
マーティが過去へ介入したことにより、家族は裕福で明るい性格になっていました。
ところが、未来からデロリアン(タイムマシン)に乗ったドクが「未来で重大なトラブルが起きた」とやってきます。
マーティはガールフレンドのジェニファーとデロリアンに乗り込み、今度は30年後の未来へと旅立ったのでした。
◆2015年の未来へタイムトラベル
2015年に着いたマーティは、将来自分がジェニファーと結婚することと、彼女の間に息子(マーティ・マクフライJr.)がいることを知ります。
息子のマーティ・マクフライJr.は、近所の不良ビフの孫であるグリフの言いなりになっています。
挙句に窃盗容疑で捕まり、マクフライ家の家族崩壊を引き起こしてしまうことに。
そんな未来を変えるべく、ドクの作戦でマーティは息子本人になりすまし、グリフからの命令を断って犯罪を未然に防ごうとします。
店内で喧嘩になりますが、未来の乗り物ホバー・ボードに乗って何とか逃げ切る事に成功。
マーティは息子が起こすはずだったトラブルをどうにか防ぐことができました。
◆スポーツ年鑑
作戦が成功し現在へと帰ろうとしていたマーティは、骨董品屋で1950年〜2000年のスポーツ年鑑を買います。
スポーツ試合の結果が書かれた年鑑があれば、現在に戻ってもスポーツ賭博で必ず勝つことができ、大金持ちになることができます。
しかし、ドクに見つかり「お金儲けのためにタイムマシンを発明したわけじゃないんだ」と叱られます。
スポーツ年鑑はゴミ箱に捨てられてしまい、マーティも渋々諦めます。
ところが、それを見ていたすっかり老いぼれたビフが、ゴミ箱からスポーツ年鑑を回収。
マーティが油断している隙を突いてデロリアンを盗み、1955年にタイムトラベルしてしまったのです!
ビフは高校時代の若き日の自分に年鑑を手渡し、デロリアンを元の位置に戻します。
実は、当時のビフはマーティたちが未来へとタイムトラベルする様子をこっそりと目撃しており、デロリアンに乗ってタイムトラベルができることを知っていたのです。
◆現在に戻ってくると…
マーティたちは何も気づかず1985年の夜に戻りましたが、マーティの家であるはずの場所には別の家庭が住んでおり、窓から家へ入ると不審者扱いされて叩き出されてしまいます。
なんとマーティが買った年鑑によってビフは大金持ちになり、辺り一帯を牛耳る大地主になっていたのです。
マーティの父ジョージは1973年にビフによって殺され、母のロレインはビフと再婚させられていました。
さらに、ドクは1983年に精神異常者として精神病院に入院させられているなど、2人にとって最悪の状況。
この悲惨な現在の状況の全ての原因があの年鑑にあると気づいたマーティは、ビフの事業を記念する娯楽施設「娯楽のパラダイス」に行き、ビフの部屋で年鑑を手に入れた方法を聞き出します。
危うく射ち殺されるところでしたが、ドクの助けもあって何とか逃げ出したマーティ!
ビフが年鑑を1955年11月12日に手に入れたことを知りました。
その日は偶然にも、マーティが時計台の落雷を利用して1985年に戻った日でした。
自分達の未来を取り戻すため、ドクとマーティは再び1955年と旅立ちます。
◆再び過去へタイムトラベル
2度目の1955年に戻ったマーティはドクと別行動をとり、若き日のビフが2015年のビフ老人と接触するのを目撃して、ビフの車に乗り込みます。
ビフ老人から年鑑を受け取った若き日のビフはそのままダンスパーティーにでかけ、マーティは年鑑を取り戻そうとしますが失敗。
ビフは年鑑を肌身離さず持ち歩いていましたが、高校教師のストリックランドに見つかり取り上げられます。
マーティはストリックランドの部屋に忍び込み年鑑を手に入れますが、それはカバーを替えた別の雑誌でした。
マーティはビフが父ジョージに殴られて気絶した場所に戻って年鑑を手に入れます。
しかし、ビフの仲間に見つかり、マーティはパーティー会場に逃げ込みます。
ビフの仲間たちはステージで演奏する過去の、つまり1度目に過去へやってきた時のマーティを見つけ叩き出そうとしますが、未来が変わることを阻止しようと2度目にやってきたマーティに倒されます。
ようやく年鑑を取り戻し、マーティは屋上で待機するドクの元に向かおうとします。
しかし、そこでもビフの襲撃にあい年鑑を取り返されてしまいます。
マーティはドクと合流してデロリアンでビフを追いかけ、年鑑を奪い返すことに成功。
未来に影響が出ないように年鑑を燃やしてしまいます。
◆パート3へ続く
年鑑が消えたことにより未来は変わり、マーティは元通りになった未来に帰ろうとデロリアンに乗ろうとします。
しかし、デロリアンが落雷の衝撃でドクを乗せたまま消えてしまいます。
現在に帰る方法を失って途方に暮れるマーティの元に、電報会社(ウエスタンユニオン)の男が現れ手紙を渡します。
それはドクがマーティ宛てに書いた手紙で、ドクは落雷の影響で現在から100年前の過去、1885年に飛ばされていたのでした。
マーティは現在に戻るため、1955年のドクに助けを求めます。
バック・トゥ・ザ・フューチャー2:登場人物
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するキャラクターを紹介。
作品内で描かれるキャラクターの過去の姿や、変えられた未来での姿など、シリーズを通して比べてみると面白いですよ!
マーティ・マクフライ
マーティ・マクフライは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公。
俳優のマイケル・J・フォックスが演じています。
ロックとペプシコーラとスケボーが大好きで、トヨタ・ハイラックスに憧れている高校生。
兄と姉を持つマクフライ家の次男で、ミュージシャンになることを夢見ています。
マーティはガールフレンドのジェニファーを愛し、2015年の未来で2人は家庭を築いていました。
タイムマシンを発明した科学者ドクとは年の離れている親友です。
前作では事故で過去へ送られたものの無事に元の時代に戻り、ドクの命を救いました。
パート2では未来から来たドクに連れられて、2015年の未来、そして再び1955年の過去へとタイムトラベルします。
マーティは基本的には真面目な常識人で、ドクの変わった行動に振り回されています。
ただし挑発には弱く、短気ですぐにカッとなってしまいます。
ドク(エメット・ブラウン博士)
ドクはちょっと変わった天才科学者でマーティの親友。
マーティたちの住むヒルバレーでは有名な変人で、ドクに関わる人はマーティとそのガールフレンドのジェニファーくらい。
とても理屈っぽく、短気なマーティを諭すシーンが多くあります。
小説や西部劇を愛していて、西部開拓時代の拳銃をいつも持っています。
目的のためには手段を選ばない性格で、タイムマシンを開発するために30年と全財産を費やし、さらに命を狙われることもあったほど。
1作目ではマーティが過去に介入したことによって命を救われます。
パート2では未来でマーティの息子が捕まって家族が崩壊しそうになっているところを助けようとするなど、マーティとの信頼関係がうかがえます。
パート2のラストでは100年前の1885年へとタイムトラベルしてしまいます。
ビフ・ハワード・タネン
ビフはヒルバレーに住む不良で、マーティの両親ジョージとロレインの同級生。
乱暴で自分勝手、また頭も悪いです。
マーティの母になるロレインに惚れており、内気なジョージのことを常に馬鹿にしていました。
パート2では2015年の老いたビフが、過去にタイムトラベルして問題を起こします。
高校生の頃の自分にスポーツ年鑑を渡し、大儲けさせたことで歴史が改変されます。
現在に戻るとビフは大金持ちとなって、ヒルバレー一帯の大地主となっていたのでした。
ビフの家系タネン家とマーティの家系マクフライ家はどの時代においても関係があり、大抵はタネン家がマクフライ家を搾取しています。
ビフの家系はシリーズを通しての「悪役」一家です。
グリフ・タネン
グリフはビフの孫で、町の不良です。
パート2でマーティの息子に命令して、盗みをさせた人物です。
若いころのビフにそっくりで、頭はさらに悪く狂暴。
未来へやってきたマーティをマーティの息子と信じ込み、追いかけまわします。
祖父であるビフをこき使い、嫌われています。
頭にかぶったヘルメットは、高校生の頃のビフの髪型を再現したもの。
ロレイン・ベインズ・マクフライ(マーティの母)
ロレインはマーティの母親です。
1作目のはじめはとっても堅物の酒飲みで中年太りの女性でしたが、マーティが過去に介入したことで現在では美しく開放的な性格になっていました。
パート2ではスポーツ年鑑を手に入れて大金持ちとなったビフに、夫であるジョージを殺されてしまいます。
ロレインはビフと再婚させられ、豊胸手術まで受けさせられていました。
ビフがめちゃくちゃにした現在では、すっかり不幸になり酒浸りになってしまっています。
タイムトラベルしたマーティはそんな母を励まし、慰めます。
デロリアン
タイムトラベルをするためのタイムマシンは、デロリアンという車を改造したもの。
タイムサーキットと呼ばれるデジタル時計のようなものが運転席の横につけられており、移動したい時間を入力してスイッチを押してタイムトラベルすることでその時間に行くことができます。
第1作目ではごちゃごちゃとした計器やホースなど、たくさんの機械が取り付けられ、「当時想像された最先端の科学技術の結晶」といった見た目をしていました。
パート2で描く未来では改良され、かなりスマートなデザインになっています。
エネルギーを手に入れることが難しかった1作目では、デロリアンの電力をめぐってさまざまな問題が起きました。
しかし、パート2で描かれる未来では技術が進化して、ゴミを使って効率よく発電することが可能となっています。
ホバー・ボード
ホバー・ボードは未来のキックボード、スケートボードのような乗り物。
空中に浮いて移動することができます。
作中ではビフの孫、グリフの追跡から逃げたり、スポーツ年鑑を持って逃げたビフを追いかけたりと大活躍します。
まとめ
大ヒットSF映画シリーズの第2作目『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』を紹介しました。
2015年の未来へタイムトラベルした本作。
当時想像されていた未来を観たあとに、実際の2015年を振り返ってみるのも面白いですよ♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |