【映画】バック・トゥ・ザ・フューチャーのあらすじ&ネタバレ!第1作目のストーリーと登場人物を解説!
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を執り、ロバート・ゼメキスが監督を務めたアメリカのSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。今回は、第1作目となる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじを紹介します!登場人物のおさらいや、ネタバレありのストーリーを解説。公開当時、全米で社会現象を引き起こすほどの大ヒットを記録し、今もなお世代を超えて大勢の人に愛される作品をぜひお楽しみください!
こんにちは!
USJが大好きな大学生、葵木です。
今回は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじをご紹介します!
タイムトラベルによる不思議な冒険をテーマにした、1985年公開の大ヒットSF映画です。
シリーズ全3作品のうち、第1作目のあらすじや登場人物をまとめました。
映画のおさらいに、ぜひチェックしてくださいね♪
・バック・トゥ・ザ・フューチャー:あらすじ
- ◆タイムマシンの実験
- ◆1955年11月5日
- ◆マーティの両親に問題発生
- ◆両親の恋を手助け
- ◆タイムマシンで現代へ帰還
- ◆パート2へ続く
・バック・トゥ・ザ・フューチャー:登場人物
- マーティ・マクフライ
- ドク(エメット・ブラウン博士)
- ビフ・ハワード・タネン
- ジョージ・ダグラス・マクフライ(マーティの父)
- ロレイン・ベインズ・マクフライ(マーティの母)
- デロリアン
- アインシュタイン(ドクの愛犬)
バック・トゥ・ザ・フューチャーとは
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)は、1985年にアメリカで公開されたSF映画。
略して『BTTF』『BTF』とも呼ばれて、今も大勢のファンに愛されています。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』は全部で3作あります。
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989)
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990)
今回は、第1作目『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじと登場人物を紹介!
公開当時、全米で『フューチャー現象』と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした作品です♪
バック・トゥ・ザ・フューチャー:あらすじ
1985年のカリフォルニア州ヒルバレー、平凡な高校生マーティ・マクフライが主人公です。
マーティは年の離れた親友である、科学者エメット・ブラウン博士(通称ドク)を手伝っています。
ドクはスポーツタイプの乗用車「デロリアン」を改造し、タイムマシンを開発。
◆タイムマシンの実験
ドクの愛犬を乗せたデロリアンは、タイムトラベルの実験に成功!
しかし、ドクが過激派集団の襲撃に遭い、機関銃の凶弾に倒れてしまいます。
この過激派集団は、タイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するためにドクが騙した相手でした。
同じく命を狙われたマーティは、とっさにデロリアンに乗って逃走します。
そのときタイムトラベルのスイッチを入れてしまったため、30年前の1955年11月5日にタイムスリップしてしまいます。
◆1955年11月5日
マーティは元の時代に戻ろうとしますが、タイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまっています。
このままでは過去に取り残され、現代にタイムスリップすることが出来ません。
そこでマーティは、1955年のドクと会い、未来に帰る手助けをしてもらうことに。
最初は疑念の目を向けるドクでしたが、マーティが当時の自分しか知らないはずの情報を知っていたことから彼を信じます。
ドクはヒルバレー裁判所の時計台に落ちる雷の電力を利用し、タイムマシンを稼動させる計画を立てます。
◆マーティの両親に問題発生
ここで、もう1つ大きな問題が発生。
1955年は、マーティの父ジョージと母ロレインにとって、結婚のきっかけとなる年でした。
ロレインの父がジョージを車ではね、自宅に運び込まれたジョージにロレインがひと目惚れするはずだったのです。
しかし、はねられそうになった未来の父をマーティが助けたために、過去はぐちゃぐちゃに!
身代わりとなってはねられたマーティがロレインの自宅に運び込まれることになり、若き日の母ロレインは未来の息子であるマーティに恋をしてしまいます。
このままでは父と母が結婚せず、マーティも生まれなかったことになってしまいます。
存在が消滅することになり、マーティの体はだんだんと透けて、消えてしまいそうになります。
無事に元の時代に帰るため、そして自分の存在を消さないため、マーティは奔走します。
◆両親の恋を手助け
マーティはなんとか両親をくっつけようと策を講じます。
臆病者の父ジョージが不良のビフ・タネンを退け、ロレインとキスをするように手助けをしたのです。
そのおかげで2人の仲を成立させることに成功!
かろうじて自身の消滅を免れ、時計台に落雷する22時04分ギリギリにタイムマシンに乗り込みます。
◆タイムマシンで現代へ帰還
ドクの命がけのサポートのおかげで、「1985年10月26日のドクが銃撃される11分前の1時24分」への帰還に成功します。
すぐにドクが撃ち殺されてしまう現場に駆けつけたマーティですが、あと一歩及ばず、ドクはまたも銃撃を受けて倒れてしまいます。
2度も親友を目の前で失い、その場に泣き崩れるマーティでしたが、彼の目の前でドクはゆっくりと起き上がります。
1955年から帰還する直前にマーティが残した手紙で、自分が銃撃される未来を知っていたドクは、銃弾の当たる位置を知っていたのでした!
ドクとの再会を喜んび自宅に戻ったマーティは、朝になって自宅が裕福になっていることに驚きます。
マーティによる過去への介入によって、不良のビフを倒した父ジョージは臆病な性格が改善され、小説家として大成功していたのでした。
◆パート2へ続く
そんなマーティの目の前に、再びドクがデロリアンに乗って現れます。
未来の技術により、デロリアンは生ゴミをエネルギー源とした空を飛べる乗り物に改良されています。
「未来で重大なトラブルが起こったので、解決のために同行して欲しい。」
ドクにそう告げられたマーティは、その場に居合わせたガールフレンドのジェニファーと共に未来へ向かうのでした。
バック・トゥ・ザ・フューチャー:登場人物
続いて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するキャラクターを紹介します。
作品内で描かれるキャラクターの過去や未来での姿を、シリーズを通して比べてみると面白いですよ!
マーティ・マクフライ
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公マーティ。
ロックとペプシコーラとスケボーが大好きで、トヨタ・ハイラックスに憧れている高校生です。
ガールフレンドはジェニファーという女の子です。
兄と姉を持つマクフライ家の次男で、ミュージシャンになることを夢見ています。
過去へ行った際も、若き日の父と母の仲を取り持つためにステージでギターを演奏するシーンがありました。
タイムマシンを発明した科学者ドクとは年の離れている親友で、よく実験を手伝っています。
そして、実験中の事故により30年前にタイムトラベルしてしまい、無事に元の時代に戻るため、そしてドクの命を救うために奔走します。
基本的には真面目な常識人で、ドクの変わった行動に振り回され、よくツッコミをいれています。
ただし挑発には弱く、短気ですぐにカッとなってしまいます。
正義感が強く、家族のことをとても大切にする好青年の奮闘には、つい感情移入してしまいます。
ドク(エメット・ブラウン博士)
ドクはちょっと変わった天才科学者で、マーティの親友です。
愛犬の名前はアインシュタイン。
ほかのペットにもコペルニクスやニュートンなど有名な科学者たちの名前をつけています。
マーティたちの住むヒルバレーでは有名な変人で、ドクに関わる人はマーティとそのガールフレンドのジェニファーくらい。
とても理屈っぽく、短気なマーティを諭すシーンが多くあります。
ただ、目的のためには手段を選ばない性格で、タイムマシンを開発するために30年と全財産を費やしました。
さらに、過激派集団をだまして発電用の燃料を手に入れるなど、かなり無茶をします。
そのせいでドクは撃ち殺されてしまいますが、マーティが過去に介入したことによって銃弾を防ぐことができ、命を救われます。
天才なのは間違いないのですが、なかなか付き合いには苦労しそうな、典型的な「天才博士」のイメージですね。
小説を好んだり西部劇を愛していて、西部開拓時代の拳銃をいつも持っています。
ドクは少年の心を持ち続けた、夢に溢れた人物でもあります。
・映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の科学者ドクとは?プロフィールや人物像、俳優、吹き替え声優も!
ビフ・ハワード・タネン
ビフはヒルバレーに住む不良で、マーティの父ジョージと母ロレインの同級生。
乱暴で自分勝手、また頭も悪いです。
マーティの母になるロレインに惚れており、内気なジョージのことを常に馬鹿にしていました。
元々の時代ではジョージの意地悪な上司で、ジョージをいつもこき使っていました。
ジョージの車で飲酒運転をして事故を起こしたものの、まったく悪びれる様子もなくジョージの車に文句を言うことも。
高校生の頃から町中で悪事を働き、同級生だったジョージをいじめていました。
しかし、マーティの過去への介入によって、ラストでは性格が変わっています。
ジョージがロレインの前でビフを殴り倒したことで、ジョージに頭が上がらず愛想がよくなっていました。
ビフの家系である「タネン家」と、マーティの家系「マクフライ家」はどの時代においても関係があります。
大抵はタネン家がマクフライ家を搾取している、シリーズを通しての「悪役」一家です。
ジョージ・ダグラス・マクフライ(マーティの父)
マーティの父親ジョージ。
明るく正義感の強い息子とは正反対で、うだつの上がらない気弱な性格をしています。
ドクがマーティに対し「君はジョージの養子かもしれない」とまで言うほど、似ても似つかない親子のようです。
それでも、自分の趣味を他人に否定されると立ち直れない性格や、ふとした仕草、寝相などはマーティとそっくり。
SF作家になることを夢見て、学生時代は小説を執筆していました。
しかし、自分に自信を持てない人生を送った結果、つまらない会社員としてビフの部下となりこき使われるはめに。
妻であるロレインとの出会いは、ロレインの父に車ではねられたことです。
これもそもそもは、ジョージが女性の着替えを覗き見して登っていた木から落ちたことが原因でした。
マーティの介入によって、ビフを殴り倒し自信をつけたジョージは、変化した未来では小説家として大成功をおさめ、名誉市民ともなっています。
大ヒットした処女作の小説は、マーティが介入した際の出来事をもとに描かれているようです。
ロレイン・ベインズ・マクフライ(マーティの母)
マーティの母ロレインはとっても堅物。
酒飲みで中年太りの女性で、マーティの行動に対していつも「自分が若い頃はそんなこと考えたこともなかった」と文句を言うのが癖です。
マーティがタイムトラベルした先で見た高校生のロレインは、まったく正反対の痩せたスタイルで、奔放な性格をしていました。
言い寄ってくるビフに対しても辛辣な言葉を浴びせており、強くて美しい女性でした。
夫ジョージと付き合うことになったきっかけは、ロレインの父による交通事故。
弱々しい様子のジョージを看病していて可哀想になり、献身的な看病をするうちに恋愛感情を抱いてしまう、いわゆる「ナイチンゲール効果」によって恋に落ちたのでした。
ジョージとキスを交わしたことで、「この人と結婚するんだ」という確信を持ったとか。
かなりのロマンチストだったようですね。
本来はジョージがはねられるはずだった交通事故でマーティが代わりにはねられてしまったせいで、ロレインは将来の息子マーティに恋をしそうになります。
そのせいでマーティは自分の存在が消滅しそうになりますが、なんとかジョージとロレインの仲を取り持つことに成功します。
その影響か、変化した未来ではロレインは堅物な中年女性ではなく、美しく開放的な性格の母となっていました。
デロリアン
タイムトラベルをするためのタイムマシンは、デロリアンという車を改造したもの。
車内は計器や機械がたくさんとりつけられており、車体にもさまざまな器具がついています。
まさに当時の「最先端の科学技術の結晶」をイメージした外見です。
次元転移装置を作動させ、時速88マイル(約140キロ)に到達するとタイムトラベルをすることができます。
とてつもない電力を消費するため、作動させるための電力を手に入れることが困難。
ドクはエネルギーを得るために過激派集団をだまして撃ち殺されたり、過去においては落雷を利用するために奔走したりと苦労しています。
未来では技術が進化して、ゴミを使って効率よく発電することが可能となっています。
タイムサーキットと呼ばれるデジタル時計のようなものが運転席の横につけられており、移動したい時間を入力してスイッチを押すとタイムトラベルできます。
アインシュタイン(ドクの愛犬)
ドクの愛犬アインシュタイン。
実は、世界で初めてタイムトラベルを経験した存在です。
アインシュタインを乗せて実験をするため、タイムマシンに改造されたデロリアンには遠隔操作機能が付いていました。
ちなみに、USJの過去のアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」に登場する8人乗りのデロリアンにも、同様に遠隔操作機能がついていました。
こちらは時代を超えても外部から操作ができるというものだったんですよ♪
まとめ
大ヒットSF映画シリーズの第1作目、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあらすじと登場人物を紹介しました。
長年愛されてきた作品で既に観たことがあるという方も多いと思いますが、ぜひこの機会に見直してみてくださいね♪
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