【実写版製作中】『リトル・マーメイド』の歌全曲まとめ!映画から生まれた楽曲を徹底解説!

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    現在、実写版の製作が進められていることでも話題となっているディズニー映画『リトル・マーメイド』。本記事では、1989年に公開されたオリジナルアニメ版を彩った名曲の数々を全曲解説付きでご紹介していきます。アカデミー歌曲賞を受賞した「Under the Sea」からアリエルの「Part of Your World」まで、それぞれの歌の魅力をたっぷりお届けします!

    みなさん、こんにちは!ディズニープリンセスが大好きなMelodyです!

    今回は、今年2019年で公開から30周年を迎えたことでも話題となっている『リトル・マーメイド』から誕生した歌を全曲ご紹介していきます♪

    ・アカデミー歌曲賞を受賞した「Under the Sea」
    ・アリエルの美声が堪能できる「Part of Your World」
    ・アースラが歌う圧巻の「Poor Unfortunate Souls」

    などなど、ディズニー名作として今も世界中から愛される『リトル・マーメイド』を彩った名曲の数々を、全曲解説付きで振り返ってみましょう!
    それぞれの曲にまつわる逸話なども盛り込みつつ、名曲揃いの『リトル・マーメイド』ソングをご紹介していきます。

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    『リトル・マーメイド』の歌①:Fathoms Below(海の底で)

    Fathoms Below(海の底で)
    出典:公式サイト
    Fathoms Below(海の底で)

    映画のオープニングを飾るのは、エリック王子が所有する船でエリック王子と共に航海に出ている船乗りたちが歌う「Fathoms Below(海の底で)」という1曲になります。

    タイトルの「Fathoms」とは、日本語に訳すと「尋(ひろ)」と呼ばれる水の深さを測る単位のことなんですよ!
    そのため、「海の底で」という邦題が付けられており、神秘的な海の世界に思いを馳せるような歌詞が並んでいます。

    「どこまでも深い海の底では、トリトン王をはじめとする人魚たちがあなたを待っている」と歌い、映画を見ている私たちを未知なる海の世界へといざないます。
    「Fathoms Below(海の底で)」のシーンでは、エリック王子が船の舵を取るかっこいい姿なども見ることができるので、ぜひ注目してご覧になってみてくださいね♪

    『リトル・マーメイド』の歌②:Daughters of Triton(トリトンの娘たち)

    Daughters of Triton(トリトンの娘たち)
    出典:公式サイト
    Daughters of Triton(トリトンの娘たち)

    続いてご紹介する曲は、アリエルの6人の姉たちが歌う「Daughters of Triton(トリトンの娘たち)」という1曲。
    トリトン王主催のコンサートにて披露された楽曲で、アリエルの美しい姉たちが妹のアリエルに引けを取らない美声で楽しませてくれる1曲となっています。

    ここからは、そんなアリエルの姉たちに関する豆知識となりますが、実はこの「Daughters of Triton(トリトンの娘たち)」の中で紹介される順番が生まれた順番と同じではないということをご存知でしたか?

    歌の中では、

    ・アクアータ(ブルー)
    ・アンドリーナ(パープル)
    ・アリスタ(赤)
    ・アティーナ(オレンジ)
    ・アデーラ(ピンク)
    ・アラーナ(黄色)

    の順番で紹介されますが、歳の順に並べ直すと以下の通りになります。

    ・アティーナ
    ・アラーナ
    ・アデーラ
    ・アクアータ
    ・アリスタ
    ・アンドリーナ

    それぞれ髪型や髪飾りなども特徴的なアリエルの姉たちは、東京ディズニーシーのマーメイドラグーンで絶賛公演中のショー「キング・トリトンのコンサート」にも出演中です。
    次回、東京ディズニーシーを訪れる際にはぜひ生で、彼女たちの歌声を聴いてみてくださいね♪

    『リトル・マーメイド』の歌③:Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)

    映画『リトル・マーメイド』と言えば、やはりこの曲!

    鈴を転がすような声と称されるアリエルが自慢の歌声を披露する「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」は、アリエルが人間界の物ばかり集めた洞窟の中で歌われる印象的な1曲です。

    ヒロイン・アリエルの声を担当したのは、アメリカ出身の女優兼歌手のジョディ・ベンソンさん。
    繊細かつダイナミックなジョディ・ベンソンさんの歌声は、まさに人魚の歌声ですよね♪

    ジョディ・ベンソンさんは1989年に『リトル・マーメイド』が公開されてから現在に至るまで、様々な媒体において、アリエルの声を担当しています。

    最近のもので言うと、2018年に公開され話題となったディズニー映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』。
    こちらの映画の中でも、アリエル役を担当し、色あせることのない美しい歌声を披露しています。

    また、アリエル役以外にもディズニー映画において様々な役を担当してきたジョディ・ベンソンさん。
    実は、ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズにおけるバービー人形の声も彼女が担当していたというから、驚きですよね!

    『リトル・マーメイド』の歌④:Under the Sea(アンダー・ザ・シー)

    本作の主題歌であり、アカデミー賞歌曲賞を受賞した名曲と言えば、この「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」!

    宮廷作曲家でありながら、トリトン王からアリエルのお目付け役に任命されてしまったカニのセバスチャンが、アリエルに「海の底こそ素晴らしい世界」と歌うこの曲は、カリプソ風の陽気なメロディーが特徴となっています。

    セバスチャンの声を担当したアメリカ出身の俳優兼歌手のサミュエル・E・ライトさんによって歌われました。
    この曲のヒットにより、芸名をセバスチャンに変更したことでも知られています。

    また、日本でも劇団四季によってロングラン公演されているブロードウェイ・ミュージカル『ライオン・キング』において、オリジナルキャストとして、主人公シンバの父・ムファサ役を務め、トニー賞にノミネートされたことも!

    「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」に話を戻しましょう。
    英語版の「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」は、

    「The seaweed is always greener in somebody else's lake(隣の湖の海藻は、いつでも(自分のものより)もっと鮮やかな緑に見える)」

    という印象的な歌詞で始まります。

    日本人の私たちが聞いても、いまいちピンとこない表現ですが、実はこれ、英語圏では誰もが知る有名なことわざをもじったフレーズなのです!
    気になる元のことわざは、

    「The grass is always greener on the other side of the fence(垣根の向こうの隣の芝は、いつでも(自分のものより)もっと鮮やかな緑に見える)」

    というもの。

    「他人の物は何でもよく見えてしまうものだ」という意味で使用される表現であり、英語圏に暮らす人であれば、「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」を聴いた瞬間に、「あのことわざをもじっているんだ!」とすぐに気が付いたはず!

    キャッチーなフレーズで聴く人の心をガッチリと掴むその作詞テクニックは、さすがの一言ですよね!

    『リトル・マーメイド』の歌⑤:Part of Your World (Reprise)(パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ))

    Part of Your World (Reprise)(パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ))
    出典:公式サイト
    Part of Your World (Reprise)(パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ))

    『リトル・マーメイド』ファンなら、誰しも大好きなシーンと言えば、この「Part of Your World (Reprise)(パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ))」のシーンではないでしょうか?

    嵐の夜に船から海に投げ出されてしまったエリック王子を助けたアリエルは、そのハンサムなエリック王子に一目惚れ。
    浜辺に横たわるエリック王子を遠目に見ながら、「いつの日かあなたの世界(人間界)の一員になるわ」とその強い決意を歌い上げます。

    先ほどご紹介した「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」の繰り返しバージョンとして登場するこちらの楽曲は、メロディーや印象的なフレーズなどはほぼ同じもの。

    しかし、歌詞をよく見比べてみると、海底の洞窟で歌われた「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」のシーンと本シーンの間で、アリエルの目に映る「人間界」のイメージが明らかに変わったことが見て取れるのです!

    注目したいのは、タイトルにもなっている「Part of your world」というフレーズです。
    洞窟で歌った際にはタイトルの通り、「Part of your world」と歌うのではなく、「Part of that world」と歌っていたアリエル。

    「That world(あの世界)」とはつまり「人間界」のことであり、「あの魅力的な未知なる世界の一員になりたい」と歌っていました。
    しかし、エリック王子と出会い、彼に恋に落ちたことで、それまでは単なる「That world(あの世界)」だった人間界が愛しいエリック王子が暮らす「Your world(あなたの世界)」になったのです。

    単語ひとつ変えるだけで、キャラクターの心の変化を繊細に描き上げたこの曲は、まさに隠れた名曲ではないでしょうか?

    『リトル・マーメイド』の歌⑥:Poor Unfortunate Souls(哀れな人々)

    『リトル・マーメイド』の名キャラクターと言えば、本作のヴィランであるアースラを忘れてはなりません!

    海の魔女として恐れられるアースラがその貫禄たっぷりに歌い上げる「Poor Unfortunate Souls(哀れな人々)」は、ディズニー映画史上に残る鉄板ディズニーヴィランソングとなりました。

    アースラの英語版の声はアメリカ出身の女優・パット・キャロルさんによって担当されました。
    そして、日本語版はあの森公美子さんが演じ、日本語バージョンの「Poor Unfortunate Souls(哀れな人々)」も森公美子さんによって歌われています。

    このアースラというキャラクターは、数いるディズニーヴィランズの中でも最も現代的な手口で人を陥れているヴィランズの1人ではないかと思います。
    言葉巧みに自分のことを信用させ、しっかりと「契約」を交わした上で、闇の取引を行うアースラはまさに、現代の闇金融業者のようです。

    最初は穏やかで優しい口調でアリエルに語りかけ、アリエルの心が動いてきたことに気付くと、途端にたたみかけるような物言いに変化していく様子が、この「Poor Unfortunate Souls(哀れな人々)」のシーンからよく見てとれます。

    次回、『リトル・マーメイド』をご覧になる際はぜひ、アースラの圧巻のパフォーマンスにも注目してみてくださいね!

    『リトル・マーメイド』の歌⑦:Les Poissons(レ・ポワソン)

    「Les Poissons(レ・ポワソン)」は、エリック王子が暮らすお城で働くシェフのルイが歌うコミカルな1曲。
    ルイがアリエルも出席することとなった晩餐の席で出される料理を作るシーンで使用された楽曲になります。

    その料理というのが、メインディッシュがカニ料理というシーフードのメニュー。
    そんなシーフード料理ばかりを調理する厨房にひょんなことからセバスチャンが迷い込んでしまい、ルイとの追いかけごっこが始まります。

    コミカルな曲でありながら、魚をぶつ切りにしたり、カニを沸騰した鍋の中に放り込むなど、海の生き物たちが主人公の映画にしては少々残酷な行動が目立つ「Les Poissons(レ・ポワソン)」のシーン。

    特に小さなお子さんなどは、このシーンを見て「人間はなんて残酷な生き物なんだろう」と感じてしまうかもしれません。
    ただし、シーンの最後にはセバスチャンが見ている私たちをスカッとさせてくれるので◎

    『リトル・マーメイド』の歌⑧:Kiss the Girl(キス・ザ・ガール)

    「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」や「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」と並び、『リトル・マーメイド』を代表する曲の1つと言える「Kiss the Girl(キス・ザ・ガール)」。

    アースラと人間になる契約を結ぶ際に、「一生、人間でいたいなら、3日間のうちにエリック王子とキスをすること」という条件を突き付けられたアリエルが、エリック王子と約束のキスを交わすために奮闘するシーンで使用されている1曲となっています。

    ロマンチックな夕暮れの湖で、ボートに乗ったアリエルとエリック王子は、なかなか距離が縮められず、キスをするなど程遠い雰囲気。
    そんな2人の様子を見かねたセバスチャンが、ムードたっぷりに歌い上げるのがこの「Kiss the Girl(キス・ザ・ガール)」です。

    ハンサムでありながら、女性には奥手な一面をのぞかせるエリック王子の姿も印象的なこのシーンは、『リトル・マーメイド』の中でも特にロマンチックでかわいいシーンの1つ♡
    声を失っても、めげることなく、一生懸命にエリック王子とコミュニケーションを取ろうとするアリエルの姿も何ともかわいらしいですよね!

    ここからは、この「Kiss the Girl(キス・ザ・ガール)」のシーンにまつわるちょっとした豆知識をご紹介。
    このシーンでアリエルは、ブルーのドレス、そして髪に大きなリボンを付けたスタイルを披露しています。

    実は、この時のアリエルの髪型が多くのディズニーファンの間で長年、物議を醸してきたんです!
    一見、アリエルの髪型は左右の耳より上部の髪をひとつにまとめたヘアスタイル、いわゆる「ハーフアップ」のように見えます。

    しかし、ディズニーファンの中にはこの時の髪型は「ポニーテール」と言い張る人もたくさんいるのです。
    果たして、正しい髪型はどっち?ということなのですが、実はこの「Kiss the Girl(キス・ザ・ガール)」のシーンで、どちらの髪型が正解なのかがわかるんです!

    この動画の1:40のシーンをご覧になって、ぜひご自分の目で答え合わせをしてみてくださいね♪

    まとめ

    リトル・マーメイドソング
    出典:公式サイト
    リトル・マーメイドソング

    いかがでしたか?

    現在、実写版の製作が進んでいることでも話題となっている『リトル・マーメイド』。
    実写版が公開される前に、ぜひ名曲揃いのサウンドトラックを予習してみてはいかがでしょうか?

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    ディズニープリンセスが大好きなMelodyです♡ 大学でもディズニー研究をしていたほどの自他共に認めるディズニーファンです!LAに住んでいたことがあり、アナハイムディズニーの年パスを持っていた経験もあるので、東京ディズニーだけではなく、アナハイムディズニーについての情報も積極的に発信していけたらと思います!

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