【全9曲】アニメ『アラジン』の歌まとめ!ホールニューワールドなどヒット曲一覧!

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    1992年に公開された『アラジン』(オリジナルアニメ版)を彩った名曲の数々を、全曲解説付きでご紹介していきます。アカデミー歌曲賞を受賞した主題歌「A Whole New World」から劇中では惜しくも未公開だったジャスミンのソロソングまで、それぞれの歌の魅力をたっぷりお届けします!

    みなさん、こんにちは!ディズニープリンセスが大好きなMelodyです!

    今回は2019年、実写版が公開されたことでも話題となったディズニー映画名作中の名作『アラジン』から生まれた歌を大特集♪

    ・アカデミー歌曲賞を受賞した主題歌「A Whole New World」
    ・ジーニーの魅力満載の「Friend Like Me」
    ・劇中では惜しくも未公開だったジャスミンのソロソング「To Be Free」

    などなど、1992年公開のオリジナルアニメ版『アラジン』を彩った名曲の数々を全曲解説付きでご紹介していきます!
    「この歌に実はこんな意味があったの?」と思わずびっくりしてしまうような情報も盛り込みつつ、名曲揃いの『アラジン』ソングを一緒に振り返りましょう♪

    『アラジン』の歌①:Arabian Nights(アラビアン・ナイト)

    映画のオープニングを飾るのが、こちらの「Arabian Nights(邦題:アラビアン・ナイト)」と呼ばれる曲になります。
    イントロを聴くだけで、一気に魅惑的なアラビアの世界に引き込まれるような雰囲気溢れる1曲に仕上がっており、とても印象的な曲ですよね。

    こちらの曲はズバリ、「アラビアはこういう所」というお国紹介をしているような1曲です。

    元々の歌詞が子供向け映画のサウンドトラックにしては、少し残酷過ぎる内容であると非難されたり、「アラビア=野蛮」という誤ったイメージを観客に与えかねないという指摘を受けたりしたことで、映画公開後に歌詞が一部変更になった、とてもレアな1曲でもあるんですよ!

    その気になる変更箇所は、以下の冒頭部分の歌詞になります。

    赤字の部分がその問題箇所なのですが、

    「顔を気に入られなかったら、耳を切り落とされる」
    「そこは野蛮な場所」

    という表現が不適切という指摘を受けました。
    そこでディズニーは、1994年に発売されたビデオに収録されているものから、歌詞を以下のように変更しました。

    「耳を切り落とされる」という残酷な表現はカットされ、代わりに

    「どこまでも広く平坦、そして猛烈に暑い場所」

    という歌詞が付け加えられました。

    もう1つの問題箇所であった「barbaric(野蛮)」という表現は、長らくそのまま使用されていましたが、今年2019年に公開された実写版では、「barbaric(野蛮)」の代わりに「chaotic(混沌とした)」という言葉が使用されています。

    『アラジン』の歌②:One Jump Ahead(ひと足お先に)

    こちらは、本作の主人公であるアラジンが盗んだパンを片手に市場中を逃げ回るシーンで使用されているコミカルな1曲。

    アラジンの歌唱部分の声を担当したブラッド・ケインさんによって歌われたこちらの曲は、アラジンとは一体どんな青年なのか、そして普段、どのような生活を送っているのかがよくわかる1曲に仕上がっています。

    タイトルにもなっている「One jump ahead」というフレーズが歌詞の至る所に散りばめられた1曲。
    このフレーズの意味をよく理解しておくことで、この曲全体の意味合いだけでなく、アラジンというキャラクターもよく理解することができるんですよ!

    ズバリ、「One jump ahead」とは「先回りをする、出し抜く」という意味。
    つまり、機転が利き、身体能力にも優れているアラジンは、たくさんの衛兵に追われる困難な状況下にいながらも、物理的そして精神的に、常に衛兵たちの一歩先を行く、賢くもあり、逃げ足も速い青年であるということがわかってくるのです。

    危機一髪でピンチをすり抜けていくアラジンの日常生活が垣間見える1曲となっています。
    ぜひ歌詞の内容とアニメの映像を照らし合わせてご覧になってみてくださいね♪

    『アラジン』の歌③:One Jump Ahead (Reprise)(ひと足お先に(リプライズ))

    One Jump Ahead (Reprise)(ひと足お先に(リプライズ))
    出典:公式サイト
    One Jump Ahead (Reprise)(ひと足お先に(リプライズ))

    先ほどご紹介した「One Jump Ahead」をバラードver.にアレンジした「One Jump Ahead (Reprise)(ひと足お先に(リプライズ))」は、アラジンが相棒のサル・アブーと暮らすあばら屋で歌われる1曲です。

    「ドブネズミ」と呼ばれ、衛兵に追い回される毎日を送るアラジンが、「もっと僕をよく見てくれさえすれば、僕の中に何か価値あるものを見出してくれるはず」と、しっとりと、また力強く歌い上げる1曲に仕上がっています。

    元の「One Jump Ahead」がコミカルで明るい曲調であった分、いつも明るく振る舞っているアラジンの悩みや葛藤を表すエモーショナルな雰囲気をまとった1曲となっています。

    『アラジン』の歌④:Friend Like Me(フレンド・ライク・ミー(ボクは大親友))

    魔法のランプをこすったアラジンは、そのランプの中で暮らす魔人・ジーニーと知り合うことに。

    名優ロビン・ウィリアムズさんが演じたジーニーは、本作から誕生したディズニー屈指の名キャラクターに!
    常に陽気で愉快、分身や七変化もお手の物というジーニーのキャラクターは、様々な声を自在に操り、いつもエネルギッシュな姿が印象的だったロビン・ウィリアムズさんそのものでしたよね!

    ジーニーとロビン・ウィリアムズさんの魅力がたっぷり詰まった「Friend Like Me(フレンド・ライク・ミー(ボクは大親友))」は、魔法のランプを手に入れたということがどういうことなのか、イマイチ理解できていないアラジンに向けて、「俺みたいな友達は、絶対に他では手に入らないよ!」と自分の魅力を最大限にアピールするシーンで使用されている楽曲になります。

    最初から最後まで休むことなく駆け抜ける、スピード感あふれる1曲なのですが、レコーディングは一発録りだったというから、驚きですよね!

    『アラジン』の歌⑤:Prince Ali(アリ王子のお通り)

    ジーニーの魔法により、ドブネズミのアラジンから、豪華絢爛な衣装をまとったアリ王子に変身したアラジン。

    そんなアラジンが数えきれないほどの召使いたちを引き連れて、ジャスミンの暮らす宮殿までパレードをするシーンで流れてくるのが、こちらの「Prince Ali(アリ王子のお通り)」という曲になります。

    こちらの曲も、先ほどご紹介した「Friend Like Me(フレンド・ライク・ミー(ボクは大親友))」同様、ジーニーを演じたロビン・ウィリアムズさんが歌われています。

    アリ王子の偉大さ、強さ、裕福さなどをこれでもかというくらい並べ立てたその歌詞は、語呂やリズム感が良いだけでなく、きちんとアリ王子のキャラクター設定も理解することができるので、じっくりと歌詞を見ながら、歌を聴いてみるのもオススメですよ♪

    曲のあちこちに散りばめられたジーニーのアドリブ台詞も、曲の魅力を倍増させてくれます!

    『アラジン』の歌⑥:A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))

    『アラジン』と言えば、やはりこの曲を忘れてはなりません!

    本作の主題歌である「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))」は、アリ王子に扮したアラジンが魔法のじゅうたんと共に、ジャスミンを世界一周の空の旅に連れ出すシーンで歌われるディズニー名曲中の名曲♪

    1993年のアカデミー賞では歌曲賞を、そして翌年1994年のグラミー賞では、ディズニー初そして唯一の最優秀歌曲賞を受賞した最強ディズニーソングなんですよ!

    「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))」は、アラジンの歌唱部分の声を担当したブラッド・ケインさんと、同じくジャスミンの歌唱部分の声を担当したレア・サロンガさんによって歌われました。

    レア・サロンガさんは、ミュージカル『ミス・サイゴン』のヒロイン・キム役のオリジナルキャストとして有名。
    ディズニー映画『ムーラン』においても、主人公ムーランの歌唱部分の声を担当されています。

    「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))」のシーンには、映画を代表する名場面がたくさん登場しますが、中でも印象的なのがシーン終盤に描かれているリンゴのシーン。

    そのシーンでは、魔法のじゅうたんに乗って訪れたギリシャで、アラジンが木になっているリンゴをもぎ取り、ジャスミンに投げ渡す様子が描かれています。
    特徴的なリンゴの投げ方で、ジャスミンは「アリ王子=アラジン」ということを確信するわけですが、この「リンゴを投げて渡す」という行為に、実は深い意味が込められているんですよ!

    ズバリ、ギリシャでは、「リンゴを誰かに投げて渡す」という行為が「愛の告白」を意味します。
    また、「投げられたリンゴをキャッチして受け取る」ことが、「自分も相手のことを愛している」という意味になるのです。

    つまり、そんな風習のあるギリシャを舞台に、アラジンが投げたリンゴをキャッチして受け取るジャスミンの姿を描くことで、アラジンだけでなく、ジャスミンもまたアラジンに好意を持ち始めたということをさりげなく表しているのです♡

    名曲に彩られた名シーンには、細部にまでディズニーのこだわりが詰まっているのですね!

    『アラジン』の歌⑦:Prince Ali (Reprise)(アバヨ、王子様)

    Prince Ali (Reprise)(アバヨ、王子様)
    出典:公式サイト
    Prince Ali (Reprise)(アバヨ、王子様)

    アラジンがランプを手放した一瞬のスキを狙って、まんまと魔法のランプを手に入れたジャファー。
    これまで、王国の二番手に甘んじてきたジャファーが、ついに天下を取り、その上、強力な魔法の力を手に入れたことで、その本性をあらわにする重要なシーンで、使用されている1曲になります。

    邦題こそ「アバヨ、王子様」ですが、「Prince Ali (Reprise)」という原題からもわかる通り、「Prince Ali(アリ王子のお通り)」をベースにした1曲となっているこの曲。
    豪華絢爛なパレードシーンで使用されていた「Prince Ali(アリ王子のお通り)」のメロディーに乗せて、アリ王子という仮面を剥がされ、ドブネズミのアラジンという本来の姿に戻ってしまったアラジンをあざ笑うかのような歌詞が並ぶこの曲は、何とも皮肉さが漂う1曲に仕上がっています。

    実写版では惜しくもカットされてしまった「Prince Ali (Reprise)(アバヨ、王子様)」のシーンは、劇中で唯一、ジャファーが歌を披露する貴重なシーンです。
    アニメ版をご覧になる際にはぜひ、ジャファーの歌唱シーンにも注目してみてくださいね♪

    『アラジン』の歌⑧:A Whole New World (Reprise)(ホール・ニュー・ワールド(リプライズ))

    A Whole New World (Reprise)(ホール・ニュー・ワールド(リプライズ))
    出典:公式サイト
    A Whole New World (Reprise)(ホール・ニュー・ワールド(リプライズ))

    自分を偽ることをやめ、アラジンとして生きていくことを心に決めたアラジン。
    その姿を見て、ジャスミンの父親であるアグラバー国の国王・サルタンは、娘の結婚に関する法律の見直しを発表し、アラジンとジャスミンの結婚を認める決断を下します。

    晴れて結ばれることとなったアラジンとジャスミンが、花火の舞う夜空をバックにしっとりと歌い上げる「A Whole New World (Reprise)(ホール・ニュー・ワールド(リプライズ))」は、物語の締めくくりにふさわしい1曲となっています。

    「A whole new world(新しい世界)」だけでなく、「A whole new life(新しい人生)」を共に歩んでいこうと歌う2人の姿はまさに、アグラバーの輝く未来を表しているようですよね♡

    『アラジン』の歌⑨:To Be Free(自由へ)

    実写版で新たに追加されたジャスミンのソロソング「Speechless(スピーチレス~心の声~)」では、逆境にも負けず、力強く生きようとするジャスミンの姿を見ることができました。

    残念ながら、アニメ版ではジャスミンのソロソングは収録されておらず、ジャスミンの美しい歌声は、主題歌の「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))」でしか聴くことができません。

    しかし!
    実は、劇場公開されずにお蔵入りとなってしまったジャスミンの未発表曲があったことを、みなさんはご存知でしたか?

    ズバリ、タイトルは「To Be Free(自由へ)」。
    自身をカゴに閉じ込められた鳥にたとえたジャスミンが、「王女という地位やこの豪華な暮らしを投げ捨ててもいいから、自分で人生の選択ができる自由が欲しい」という願いを込めて歌う1曲となっています。

    実は、映画のクライマックスでジーニーが自由になるシーンなどにおいて、ちらっとそのメロディーだけは聴くことができるのですが、ジャスミンの歌が入った完成版を映画館で聴くことは叶いませんでした。

    しかし、本場アメリカのディズニーランドで長年、現地ゲストからも愛されてきたミュージカルショー『Disney's Aladdin: A Musical Spectacular』で、「To Be Free(自由へ)」のパフォーマンスを見ることができたのです!

    こちらのミュージカルは、2016年をもって惜しまれつつもその公演を終了しましたが、今もなお、ジャスミンの幻のソロソングは多くのアラジンファンによって愛され続けています♡

    まとめ

    アラジンソング
    出典:公式サイト
    アラジンソング

    いかがでしたか?

    実写版の大ヒットを受け、その原作であるアニメ版『アラジン』を見直してみようとお考えの方もたくさんいらっしゃるはずです。
    その際にはぜひ、名曲揃いのサウンドトラックの方もチェックしてみてくださいね♪

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    ディズニープリンセスが大好きなMelodyです♡ 大学でもディズニー研究をしていたほどの自他共に認めるディズニーファンです!LAに住んでいたことがあり、アナハイムディズニーの年パスを持っていた経験もあるので、東京ディズニーだけではなく、アナハイムディズニーについての情報も積極的に発信していけたらと思います!

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