ディズニー映画『ラマになった王様』あらすじ&登場キャラクター!ラマになった王様2情報も
2001年に日本で公開されたディズニー作品『ラマになった王様』についてご紹介!ディズニーらしいコミカルさ満載で「友情」を描いた傑作です。一度見れば、登場キャラクターやストーリーがクセになります。そんな『ラマになった王様』のあらすじと登場人物を見ていきましょう。続編『ラマになった王様2』の情報にも触れます。
こんにちは、ディズニーの少し古いコメディが大好きなわさおです!
『ラマになった王様』は、2001年に日本で公開されたディズニーアニメーション。
ディズニーらしいコメディが好きな人におすすめの作品です。
この頃のディズニーは、まだフルCGもなく、アニメらしいアニメなのに、複雑な動きとシュールなシーンで思わず笑ってしまうものが多いですよね。
今回ご紹介する『ラマになった王様』はまさにそんな映画。
タイトル通り、ラマになった王様が大冒険する本作は、シュールな動きと絶妙な間の取り方で笑いを取る最強の作品です!
今回は、ディズニー映画『ラマになった王様』のあらすじとキャラクターを主に見ていきましょう。
『ラマになった王様』とは
『ラマになった王様』は、2000年にアメリカで公開されたディズニーの長編アニメーション。
タイトルのとおり、ラマになってしまった一国の王が大冒険を経て少しだけ成長する物語です。
日本では東京ディズニーシー開園記念として、2001年7月に公開されました。
個性豊かなキャラクターやシュールな動きなどコメディ性の高さから大人気に。
2005年には続編の『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』が公開されました。
そして、2006年にはさらに続編のTVシリーズ 『ラマだった王様 学校へ行こう!』がスタート。
変わらずのディズニー節・コメディが楽しい作品です。
『アナと雪の女王』などのように大きな話題はないものの、ディズニーらしさを非常に感じさせる作品であり、多くの人に愛されています。
近年のディズニー作品としては珍しく、ミュージカルで音楽を挟むことがない作品。
セリフやキャラクターの動き、ギャグで見ている人を楽しませます。
人情を持たない王が獣の姿にされ、元の姿に戻るまでに人の心を知るという構図は、2017年に実写化されて話題となった『美女と野獣』とも似ていますね。
しかし、『ラマになった王様』は、そのような類似性を特に意識させることなく、単純にコメディとして楽しむことができる作品です。
原題である『The Emperor's New Groove』は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『裸の王様』の英題である『The Emperor's New Clothes』のパロディなんです。
『ラマになった王様』の登場キャラクター
『ラマになった王様』の魅力は、何と言っても個性的なキャラクターたち。
主人公のクスコの笑いたくなるくらいの傲慢さやパチャの人の良さ、ヴィランズであるイズマやクロンクもそれぞれが味のある深いキャラクター性を持っています。
彼らの性格は言葉だけでなく、一挙一動に現れていて、動いて話すキャラクターたちを目で追うのが非常に楽しいですよ!
クスコ
南米の奥深くにある王国の若き王様。
わがままでいじわるで傲慢。
自分勝手で性格が悪く、国民からの人望は皆無。
執事や使用人にも嫌われています。
18歳の誕生日前に、長年相談役を務めたイズマを気まぐれでクビに。
そのせいで ラマに変えられてしまいます。
ラマになった後、農民パチャと助け合うことで友情の大切さに気付きます。
パチャ
ある日突然クスコに王宮へと呼び出され、自分の村をクスコリゾートというクスコの個人的なリゾート施設にすると宣言された村の農夫。
建築予を断固拒否するもののクスコに聞き入れてもらえず、村に帰る途中ラマとなったクスコを偶然乗せて連れ帰ることに。
気の良い性格で、真面目で心優しい男性。
しかし、ガンコな一面もあり、クスコと喧嘩ばかりのシーンも。
一緒に旅をするにつれ、クスコに友情を感じるようになります。
イズマ
長年クスコの相談役を務めた老婆。
クスコの気まぐれでクビにされたことで彼を恨み、薬物調合でクスコの毒殺を図ります。
ところが、手下のクロンクが誤った毒薬をクスコに飲ませたことで、クスコはラマの姿に。
執念深く、陰湿な性格。
ヴィランズではありますが、クスコの暴挙を見れば、「同情の余地あり」とされる珍しいキャラクターです。
肌年齢はクスコ曰く「200歳」。
年のことを話題にされると不機嫌になるも、本人は自身の容貌を美しいと思っているようです。
クロンク
イズマの手下の筋肉質な大男。
思考力は極めて低く、失敗が多いコミカルなキャラクター。
困ったときに心の中の天使と悪魔が言い争いを始めますが、どちらもあまり役に立たないことが多い模様。
料理の腕は高く、得意料理はほうれん草のパイ。
リス語を解する不思議なキャラクターです。
根は善良で非常に純粋。
続編『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』では、主役として活躍。
パチャの家族
パチャの妻である妊娠中のチチャ、パチャの子どもで、大きな前歯がチャームポイントのチャカとティポが登場します。
『ラマになった王様』のあらすじ
ディズニー映画『ラマになった王様』の舞台は、とある南米のジャングル奥深くに位置する国。
そこで暮らすクスコという若い王様は、富と権力と美貌を持っているものの、傲慢で自分勝手で嫌な性格。
そのため、自国民からは全く信用されておらず、執事などの使用人にも嫌われていました。
クスコはそんなことも気にせずに好き放題。
ある日は、とある農村の村長であるパチャを城へ呼び出し、自分の誕生日にプライベートリゾート・クスコトピアをその村に建設することになったと告げるなど、ひどいものです。
そんな中、クスコは幼い頃から相談役を担ってきた老婆のイズマを、気まぐれでクビにしてしまいます。
これにより、イズマはクスコを亡き者にしようと企みます。
ところが、イズマの手下であるクロンクが毒薬を間違えて飲ませてしまい、クスコはラマの姿になってしまうのでした。
さらに、イズマはクスコを殺すように命じ、クスコはクランクに袋に詰められてしまいます。
ラマになった王様とパチャ
イズマにクスコを始末するよう言いつけられた手下のクロンクは、ひょんなことからクスコの入った袋を手放してしまいます。
その袋は偶然パチャの引く荷車に。
クスコはそのままパチャの住む遠く離れた農村へと運ばれて行きます。
見覚えのない袋があることを不思議がったパチャが袋をひも解くと、中から喋るラマのクスコが。
クスコは自分が誘拐されたと思い込み、城へ帰ろうと夜のジャングルに逃げ込みます。
しかし、ジャングルの奥にはクロヒョウの群れ。
追いかけ回された後、パチャに助けられて窮地を脱出します。
パチャに命を救われたクスコは、彼の優しい性格に触れることになります。
クスコからラマとなったことのてんまつを聞いたパチャは、彼を城まで案内する案内役となります。
しかし、立ち寄った店でクスコを探すイズマとクロンクに遭遇。
彼らが自分を暗殺しようとしていると知らないクスコは、パチャに「彼らに城へ帰してもらうから君はもう用済みだ」と言い放ちます。
当然、パチャは怒って帰ってしまいました。
しかし、イズマが自分の死を望んでいることを知ったクスコは、パチャを探して再会、イズマたちから逃れながら城へ向かいます。
イズマとクロンクはクスコとパチャを城内のイズマの秘密研究所に追い詰めます。
王様の成長
追い詰められたクスコとパチャでしたが、2人の息の合い方でなんとか人間に戻れる薬を手に入れ、クスコはやっと人間の姿に戻ることに成功します。
パチャとの出会いによって改心したクスコは、それから人に優しく接するようになりました。
パチャの村に無理やり作ろうとしたクスコトピアも、他の場所でつくると告げたクスコに、パチャは「他にもっといい場所を知っている。」と笑顔。
「もっといい場所」とは、パチャの家の近く。
小規模なリゾート施設を別荘にしたクスコは、パチャの家族らと共に楽しいひと時を過ごします。
一方、イズマの手下をやめたクロンクは、農民の子どもたちにリスの言葉を教え始めます。
その傍らには、薬で猫に変えられたままのイズマの姿が。
ラマになった王様2クロンクのノリノリ大作戦の概要
先ほども少しだけ触れた『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』は、2005年に公開された『ラマになった王様』の続編です。
主人公は前作でヴィランズの手下であった大男・クロンク。
純粋で頭はあまり良くないお茶目なキャラが主人公に大抜擢。
前作で見せた「頭の中の天使と悪魔」の攻防をたくさん見せてくれます。
クロンクの回想が主体となるシュールながら『ラマになった王様』らしい作品。
舞台はとあるレストラン。
クロンクは、レストランの外へ飛び散ったチーズフォンデュの中で泣き崩れていました。
「どうしてこんなことになったのか?」
クロンクは考えます。
イズマときっぱり手を切り、シェフがいなくなっていたレストランの新たなシェフとして働き始めた彼。
同じレストランのウエイトレスのマタに、自身の厳格な父親について語ります。
「嫁と子供と丘の上にマイホームがあると見栄を張っていたため、父親がそれを見に来ると言っている」とマタに吐露するクロンクは、回想の中で更に回想に入ってしまいます。
その後、回想に回想が重なっていきます。
まとめ
いかがでしたか?
『ラマになった王様』は、ディズニー好き、コメディ好きに絶対おすすめしたい映画です。
CGでなかったころのディズニーならではのキャラクターたちのコミカルな動きと、「観客はここで笑うだろう」と計算された絶妙なジョークと間がクセになること間違いなし!
子どもも大人も楽しめる作品ですので、家族や友人・恋人とお楽しみください☆
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