ディズニーシーをゆったり旅するビッグシティ・ヴィークル!雑学・トリビアと共に車種とコースを紹介!
東京ディズニーシーのアトラクション『ビッグシティ・ヴィークル』は、アメリカンウォーターフロントをのんびり旅するのにおすすめ!素敵な景色を眺めたり、ちょっとした移動に使ったりと大活躍!実はひとつひとつの車にはあまり知られていない雑学やトリビアもありますよ。
こんにちは!ディズニー大好きMOCHiiです。
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントは私も大好きなテーマポートの一つです。
20世紀初頭のアメリカを舞台に2つの港を有するエリアは、おしゃれな雰囲気とのどかな雰囲気との2つの楽しむことができます。
そんなアメリカンウォーターフロントを移動するアトラクション『ビッグシティ・ヴィークル』について、雑学やトリビアと共にご紹介します!
アトラクション『ビッグシティ・ヴィークル』
まずは『ビッグシティ・ヴィークル』の概要をご紹介します。
20世紀初頭のニューヨークの街を走っていたクラシカルな車で、アメリカンウォーターフロントのドライブができるアトラクションです。
ヴィークルにベビーカーを載せることもできるので、お子様連れにも安心のアトラクションです。
時速5㎞ほどで進みますので、実は普通に歩くより遅いかも…?くらいのスピードです。
だからこそ、足休めや景色を見るのに最適なんです!
運転手のキャストさんも、見どころをアナウンスしてくれるので、乗っていて退屈になることはありません。
現在、ヴィークルは全6種類、7台。
時間や日にちによって登場する車が変わり、いつも7台がフル稼働で走っているわけではありません。
なので、全種制覇!を目指すのはちょっと難しいかもしれませんね。
ハーバーショーの準備時間からショーの終了までは運休となります。
ちょうど、ヴィークルの通り道にショー出演者の出入り口があるため安全のため運行できないのです。
運営時間はパークのインフォメーションボードや乗り場で確認できるので、チェックしておきましょう!
コースは全部で3種類…?
ビッグシティ・ヴィークルのコースは3種類。ひとつずつご紹介します!
①ニューヨーク周遊コース(約10分)
和食レストラン『レストラン櫻』より先、豪華客船の方に歩いていくと、ベンチが並んだ屋根付きの停留所があります。
そこが、このニューヨーク周遊コースのスタート地点です!
ニューヨークの街並みを一周することができます。
たまに、コース変更や所要時間変更があるようなので、もし気になる場合にはキャストさんにお問い合わせをお願いします。
②コロンバスサークル⇔ケープコッドコース(約6分)
コロンバスサークルとはショップ「マクダックス・デパートメントストア」の前のコロンブス像が立っている円い広場のことです。
アメリカニューヨークのマンハッタンにある広場モデルに作られています。
このコロンバスサークル周辺から、ケープコッドの端まで行くコースがこちらです。
③アメリカンウォーターフロント周遊コース(約12分)
ニューヨークエリアとケープコッドエリア両方を旅することのできる一番長いコースです。
華やかなニューヨークとのどかな漁師町のケープコッド両方を楽しむことができます。
ですが、やはりこちらのコースもいつの間にか運休が続くようになり、いつから運休しているのかもはや不明です。
ケープコッドでヴィークルを見ることは事実上なくなってしまいました。
ゆったりのんびり楽しめるので私は大好きだったのですが、どうやら予想を上回るダッフィーの人気っぷりで安全のためケープコッドのヴィークル運行が難しくなったと考えられます。
またいつか、戻ってくることに期待します!
ヴィークル紹介
20世紀初頭にニューヨークなどの都心部で自家用車が普及しました。
その時代最先端のクラシックカーを再現したのがこの『ビッグシティ・ヴィークル』です!
このことで馬車が主流だった交通機関が、自動車にとってかわったのです。
では、6種類7台のヴィークルを雑学やトリビアと共にご紹介します。
◆タウンカー(2台)
一般的にタウンカーとは防犯のため運転席と後部座席がガラス版で仕切られています。
最近の日本のタクシーのような感じです。
しかし、パークのタウンカーはそんな閉鎖的なものはなく運転手のキャストさんとも気軽な距離でおしゃべりすることができます。
タウンカーには落ち着いたゴールドの「ランブルスコ」とブルーグリーンの「ハートレイ・ウルフ」の2台があります。
タウンカーはキャラクターたちのグリーティングドライブにもそれぞれ使われていました!
ゴールドの「ランブルスコ」は「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”グリーティングドライブ」に使用されていましたよ♪
ブルーグリーンの「ハートレイ・ウルフ」は「ステラ・ルーのグリーティングドライブ」という2017年8月末まで行われていたグリーティングドライブに使用されていたんですよ!
ミッキーの乗っていたタウンカーに乗れると思うと嬉しい気持ちになりますよね!
このタウンカーには[NEW CENTURY AUTOMOBILE EXCURSIONS]の文字があります。
超簡単に和訳すると「新世紀自動車遊覧旅行」。
なんだか20世紀初頭の貴重な体験をしているかのようですね!
◆ポリスワゴン
鮮やかなブルーの車体が印象的なヴィークルはずばり、囚人護送車です!
正式名称は「マーティー・ブルドッグ」。
クラクションの音がサイレンになっているので、離れた場所でもポリスワゴンがだとわかります。
車体を見るとマンハッタン区の15管区警察車両だということがわかります。
また、保釈金保証会社の怪しいポスターも貼ってあるので要チェックです!
ぜひ貴重な囚人気分で檻越しの記念撮影はいかがでしょうか?
◆デリバリートラック
荷台が印象的なヴィークルは、氷配達用のトラックです。
当時は電気冷蔵庫の普及がまだあまり多くなく、氷のデリバリーは少なくなかったようです。
しかし、このトラック「コモドール・アイス・カンパニー」という会社のもののようなのですが、「この会社の氷は100%ハーレムリバーの水から作られている」とあります。
ハーレムリバーとは、実際にニューヨークを流れる川なのですが、果たしてそんな大都会の河の水で氷を作って大丈夫なのでしょうか…?
◆ツアーバス
20世紀初頭に活躍した観光用バスです。
観光用とだけあって、心なしか他のヴィークルよりも乗りやすく豪華な感じがします。
車体には自由の女神やブルックリン橋などのニューヨークの観光名所が書き込まれています。
このツアーバスは「ゴッサム・ツアー」の所有しているもののようですが、このゴッサム[Gotham]はニューヨークの別称なんです!
とあるアニメーションに登場するスーパーヒーローの故郷だと言われています。
◆クールトランスポート
従業員を運ぶための車がモチーフとなっています。
赤い車体に、緑のタイヤがとても鮮やかなヴィークルです。
このヴィークルには茶色い箱が一緒に積まれていますが、これは何かあったとき用の工具箱なんです!
当時は車の修理は自分で直さないといけない環境だったため、修理用の道具は常に持ち運んでいたといいます。
◆ランニングボルト
2006年に導入されたヴィークルです。
真っ赤な車体がかっこよく、かなり目立ちます。
車の屋根には避雷針があり、雷の電気を集めて走る電気自動車だそうです。
見た目はクラシックカーなのですが、かなりハイテクな仕様になっています。
このヴィークルはテスラ社製なのですが、ニコラ・テスラという電気技師兼発明家の名前からとったのではと言われています。
◆バイオツアラー
2008年に導入された白と赤の車体にゴールドというかなりきらびやかなヴィークルです。
私は見るたびに、なぜかエルビス・プレスリーを思い出します。
このヴィークルにも茶色い箱が付いていますが、これは中に木のチップが入っています。
このチップからエタノールを精製し、燃料にして走っているのです。
もはや20世紀初頭にしてガソリンが消えたそんなヴィークルが導入されています。
まとめ
ビッグシティ・ヴィークルはよく目にすることはあっても、あまり乗らないアトラクションかと思います。
比較的混んでいるわけではないので、ふと見かけてタイミングが合えばぜひ乗ってみてください!
いつもより高い視点からみるアメリカンウォーターフロントはまた新たな発見ができるかもしれません!
夏場は屋根のないヴィークルに乗ったときには、日焼けがかなりきついのでしっかり対策をしておくか、一台見送らせてもらってもいいかもしれませんね。
ぜひ、ビッグシティ・ヴィークルと共にアメリカンウォーターフロントで素敵な旅を!
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