【ディズニーBGS】バックグラウンドストーリーが面白いショップ5選!
東京ディズニーリゾートにある施設には、一つ一つにとても細かいバックグラウンドストーリー(BGS)があります。今回は、「ショップのバックグラウンドストーリー」に注目!ディズニーランド・ディズニーシーのショップのバックグラウンドストーリーの中で、特に面白い5つのストーリーをご紹介します。
こんにちは。ディズニーリゾート大好き3歳と5歳の2児のママTommyです。
バックグラウンドストーリー(BGS)とは、ディズニーパークの施設の一つ一つに設定されたストーリーのこと。
細かいところまで作り込まれたバックグラウンドストーリーはどれも面白い!
バックグラウンドストーリーを知ることは、パークをさらに楽しむ方法の1つなんですよ◎
今回は、特に面白いバックグラウンドストーリーを持つディズニーランド・ディズニーシーのショップを5つご紹介したいと思います。
ショップはお買い物をするだけの場所だと思いがちですが、こちらの記事を読めばショップの隅々までチェックしたくなってしまうこと間違いなしですよ!
▼レストランのBGSも面白い!
・【ディズニーBGS】バックグラウンドストーリーが面白いレストラン5選!
・BGSが面白いディズニーのショップ②:ブレイブリトルテイラー・ショップ
・BGSが面白いディズニーのショップ③:タウンセンターファッション
・BGSが面白いディズニーのショップ④:ヴィラ・ドナルド・ホームショップ
・BGSが面白いディズニーのショップ⑤:プーさんコーナー
BGSが面白いディズニーのショップ①:マクダックス・デパートメントストア
ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあるショップ「マクダックス・デパートメントストア」は、その名前の通り、ドナルドの叔父であるスクルージ・マクダックスが経営するデパートメントストアという設定です。
様式がバラバラな建物が縦に3軒繋がっているのが特徴的ですが、それにはしっかりとした設定があるんです!
というのも、スコットランド出身のスクルージは、生まれて初めて自分の手で稼いだお金がアメリカの10セント硬貨であったことから、アメリカに興味を持つようになりました。
アメリカ各地を転々としたスクルージは、ゴールドラッシュ全盛期のカナダで金魂を発見!
巨額の富を手に入れたスクルージは、まず最初に質屋を始めました。
3軒並ぶ建物の、真ん中に位置しているのが質屋として使われていた建物です。
店内には、質屋として使われていた当時のものがたくさん残っています。
地球儀や楽器、カメラや照明になっているシャンデリアなどは全て質物として預かっている品物なのです!
よく見ると、値札のタグがついているものがあったりするのでチェックしてみてくださいね。
経営者としての手腕もあったスクルージは、質屋を繁盛させさらに財産を増やし、質屋の隣に洋服問屋をオープンさせます。
S.S.コロンビア号などがあるアメリカンウォーターフロントエリアに面している建物が、洋服問屋として使われていた建物になっています。
この建物内には、洋服に使う生地の反物や、当時流行していたファッションのイラストや写真などが飾られていたり、ショーウィンドウには裁ちバサミや糸と言った手芸用品が飾られています。
質屋と洋服問屋として更に財産を得たスクルージは、ついにデパートメントストアをオープンさせます!
メディテレーニアンハーバーサイドにある建物が、デパートメントストアとなっています。
白とゴールドを基調に、豪華な造りになっています。
スクルージが愛してやまない「金」がふんだんに使われており、店内の中央にはゴールドでできた自身の像まで作られているんですよ!
また、それぞれの建物の入り口やショーウィンドウには、質屋、洋服問屋、デパートメントストアらしいデコレーションや文言が掲げられていたりもするので、外観も要チェックです♪
・ダッフィーグッズはここ!マクダックス・デパートメントストア
BGSが面白いディズニーのショップ②:ブレイブリトルテイラー・ショップ
ディズニーランドのファンタジーランドにある「ブレイブリトルテイラー・ショップ」は、主にベビー・キッズ用品を販売するショップ。
実は、その店内は、1938年公開のディズニー短編アニメーション映画『ミッキーの巨人退治』のその後がモチーフになっています。
『ミッキーの巨人退治』は、勇敢な仕立て屋のミッキーがハサミと糸を使って巨人を倒し、王国のお姫様であるミニーと結婚をするというストーリー。
ミッキーはお姫様と結婚しましたが、仕立て屋としての生活に戻ることを希望し、ブレイブリトル・テイラーショップで今も仕立て屋として洋服を作り続けています。
店内には、ミッキーの帽子とハエ叩きが2つ飾られています。
このハエ叩きはミッキーが巨人を退治することになった「始まり」のアイテム。
映画の中でミッキーは、このハエ叩きを使って1度に7匹のハエを仕留めました。
ところが、その情報は人づてに噂されていくうちに「たった1撃で7人の巨人を倒した」という伝説として広まっていってしまったのです!
これによりミッキーは巨人退治に出かけることになりました。
ハエ叩きは、巨人を退治した今となっては、思い出の品と言えますよね。
また、国王陛下からその栄光を讃えミニーとの結婚をお祝いする表彰状も額に入れられ、店内に飾られているのでチェックしてみてくださいね!
店内には、ミニー姫のドレスも飾られていて、2人が末長くしあわせに生活していることがわかります♪
・【ブレイブリトルテイラー・ショップ】ベビー&キッズグッズ専門店!ディズニーランドの新しいショップ!
BGSが面白いディズニーのショップ③:タウンセンターファッション
ディズニーランドで最も大きなアパレルショップである「タウンセンターファッション」。
実は、タウンセンターファッションのオーナーは、ミニーとデイジーなんですよ!
店内のディスプレイには、タウンセンターファッションがグランドオープンした際の、ミニーとデイジーの記念イラストが飾られています。
お店はふたつのエリアからできていて、ミニーエリアとデイジーエリアに分かれています。
ワールドバザールのメインストリート側にあるのがミニーエリアで、店内は赤やピンクがふんだんに取り入れられ、可愛らしさと暖かさのあるデザインになっています。
ミニーは洋服を担当しているようで、店内にはミニーの作業台があり、トルソーには作りかけのドレスが置かれています。
トゥモローランド側にあるのがデイジーエリアで、店内は水色を基調としたクールでエレガントなデザインになっており、シャンデリアはスズランの花の形をしています。
キュートなミニーとエレガントなデイジー、お互いの魅力が溢れたデザインですよね!
デイジーはアクセサリーを担当しているようで、店内にある作業棚にはリボンや羽飾り、帽子などが置かれていますよ。
タウンセンターファッションのお客さんたちは、ディズニーアニメーション映画の人気キャラクターばかり。
特にプリンセスたちの御用達になっているようで、店内にはシンデレラへドレスを仕立てている様子や、オーロラ姫のドレスがコンテストで優勝した時の写真などがデザインされていたり、ショーウィンドウにはプリンセスのドレスが飾られていたりします。
メインストリート側のショーウィンドウには、ミニーへ衣装制作を依頼したキャラクターたちからのお礼のメッセージも飾られているので要チェック!
ミニーはティンカーベルやベルなどのキャラクターだけでなく、フック船長やトレメイン夫人などヴィランからも信頼されるようですよ。
・【洋服】ディズニーランドのタウンセンターファッションを攻略!カチューシャ、Tシャツ、パーカーも♪
BGSが面白いディズニーのショップ④:ヴィラ・ドナルド・ホームショップ
メディテレーニアンハーバーにある「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ」には、イタリアらしいバックグラウンドストーリーがあります。
昔々、ポルト・パラディーゾにドナルド・マラードギューという若者がいました。
マラードギュー家は、隣家であるクワッキュット家と仲が悪く、対立していました。
しかし、マラードギュー家とクワッキュット家が開催したパーティで、ドナルドはクワッキュット家の娘デイジエットと出会い、2人は意気投合、結婚することになりました。
2人の結婚は、マラードギュー家とクワッキュット家の仲を取り持つこととなり、両家は末長くしあわせに暮らしました。
そして時は流れて20世紀初頭。
彼らの子孫たちは、この地で生活がより楽しくなるような日用雑貨を販売するようになったということなんです。
店内のレジ後ろには、ドナルドとデイジエットが出会うきっかけになったパーティの様子が描かれています。
右側にはマラードギュー家の紋章、左側にはクワッキュット家の紋章が描かれているこだわりも。
ちなみに、こちらの絵はルネサンス期に活躍した画家ボッティチェリの「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」という作品のパロディとなっているそうで、イタリアらしさを感じますよね!
レジの横には、ドナルドとデイジエットのしあわせそうな姿と共に“Amor vincit Omnia”と描かれています。
こちらはラテン語で「愛は全てに打ち勝つ」という意味があり、マラードギュー家とクワッキュット家がドナルドとデイジエットの結婚により仲が良くなったことを示していますよね。
実はこれらのストーリーや、登場人物の名前はシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」がモデルになっているんです。
モンタギュー家とマラードギュー家、キャピュレット家とクワッキュット家、デイジエットとジュリエットなど、うまく「アヒル」と掛け合わされていますよね。
ロミオとジュリエットは悲しいストーリーですが、ディズニーらしくドナルドとデイジエットはハッピーエンドを迎えるのも素敵なところです。
ヴィラ・ドナルド・ホームショップの店内には、ロミオとジュリエットで有名なあのシーンのオマージュを見ることもできちゃうんですよ!
・【ヴィラ・ドナルド・ホームショップ】ディズニーシーのインテリア雑貨のお店!スーベニアメダルも!
BGSが面白いディズニーのショップ⑤:プーさんコーナー
プーさんコーナーは、パーク内唯一のプーさん専門ショップ。
ショップの名前になっている「POOH CORNER」は「プー横丁」という意味を持っています。
これは、原作であるA.A.ミルン作の「クマのプーさん プー横丁にたった家」に由来しているんですよ。
イギリスの田園地方にある邸宅をモデルにして作られたプーさんコーナーの建物は、クリストファーロビンが幼い頃に住んでいた家という設定になっています。
内装は、プーさんの大好きなはちみつに関するデザインでいっぱい!
ハニーポットや、ハニーポットからあふれ出るはちみつがたくさんあり、今にもはちみつのいい香りが漂ってきそうです。
レジがハニーポットに入っていたり、照明がハチの巣の形になっていたり、壁がハチの巣の断面になっていたりと細部にまでこだわりが見られます。
実は、プーさんの映像の流れているディスプレイのスピーカーも小さくハチの巣柄になっているんですよ!
ハニーポットには「HONEY(はちみつ)」と英語で書かれているのですが、中には「HUNNY」とスペルの間違っているものも。
これは、幼いクリストファーロビンがスペルを間違えて書いてしまったもの。
そう思うと可愛くてほっこりした気持ちになりますよね。
ちなみに、アトラクション「プーさんのハニーハント」のライドであるハニーポットにも「HUNNY」と書かれているので、こちらも要チェックです!
また、店内の柱にはプーさんと100エーカーの森の仲間たちそれぞれの名言が、イラストとともに描かれています。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪
・【プーさんコーナー】ディズニーランドにあるプーさんだらけのお店!品揃えや見どころは?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どれも実際に見て楽しんでみたいバックグラウンドストーリーばかりでしたよね!
筆者自身も、調べていて細部まで夢で溢れているディズニーリゾートが更に大好きになりました。
ぜひ、みなさんもパークでチェックしてみてくださいね♪
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