【ディズニーランドのバックグラウンドストーリー】ワールドバザールなど人気エリアのトリビアをご紹介!
ディズニーランドには「バックグラウンドストーリー」と呼ばれる物語があります。実はアトラクションやお城など1つ1つに細かい設定があるんですよ。今回はパークで確認したくなる「ワールドバザール」「アドベンチャーランド」「ウエスタンランド」「クリッターカントリー」のバックグラウンドストーリーをご紹介します!
こんにちは! ディズニーランドのバックグラウンドストーリーが好きなShellyです!
今回は人気アトラクションのバックグラウンドストーリーの中から「過去」とされているパークエリアごとに1つずつお伝えします♪
それでは「バックグラウンドストーリー」までいってらっしゃい☆
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ワールドバザールの窓
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ウォルトとロイ
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:カリブの海賊の船は45隻すべてに女性の名前
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ウエスタンリバー鉄道は4台
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:スプラッシュマウンテンは決壊したダムからできた
・ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ビッグサンダーマウンテン
ディズニーランドのバックグラウンドストーリーとは?
ディズニーのバックグラウンドストーリーはアトラクションや建物、装飾品などディズニーパークを構成しているすべてのものを創るときに設定された物語のことです。
例えば以前ご紹介したトゥモローランドにある宇宙ピザ屋さんの「パン・ギャラクティック・ピザ・ポート」で食べているピザは「1土星日でお届け」などのステキで楽しい物語のことです。
普段何気なく乗っているアトラクションやパークフードにもバックグラウンドストーリーがあるので、これを知ると次にパークに訪れたときに新しい楽しみ方ができるかもしれません。
この機会にいろんなバックグラウンドストーリーを知って楽しむこともできますのでぜひご覧ください。
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ワールドバザールの窓
ワールドバザールはディズニーランドに入園してすぐに足を踏み入れ、帰るときにも必ず通るエリアです。
そんなワールドバザールはウォルトが実際に育ったアメリカのミズーリ州「マーセリーン」の街並みを再現されています。
ウォルトは大の鉄道好きだったようで、それが分かるのがウエスタンリバー鉄道です。
そこには「ミズーリ号」という汽車もあるので後ほど紹介しますね。
ウォルトの出身地はミズーリ州ではなく、シカゴです。
幼少期のウォルトは苦労が絶えずアメリカの転々としていましたが、ミズーリ州のマーセリーンにいたときが1番楽しかったのでその記憶と街並みを再現したかったようです。
ワールドバザールは天井がとても高いですが、ショップが並んでいるのは1階部分になりますよね。
実は2階の窓に注目してみるとおもしろいことが発見できます。
保険会社、法律事務所、探偵事務所などの表記があるのでぜひ探してみてくださいね。
①保険会社
INSURANCE:LIFE FIRE
LIFEが生命保険、FIREが火災保険なので2つの保険を取り扱っていることがわかります。
②法律事務所
FENS.BROS:ATTORNEYS AT LAW
LAW OFFICES:D.FENSE-O.FENSE PARTNERS
フェンス兄弟が経営しています。
D.FENSE-O.FENSEはディフェンスとオフェンスなので「守り」と「攻め」の弁護士取り組んでいることがわかる文字遊びもおもしろいですね♪
③探偵事務所
DETECTIVE AGENCY:”We Never Sleep“
「私たちが眠ることはありません」という探偵事務所の表記は、アメリカに実在したピンカートン探偵社と同じなのでウォルトが本当に目にしていたのかもしれませんね。
ワールドバザールの2階にはこのような楽しいことがたくさん詰まっています。
④Walt E Disney
楽しみがたくさんある2階の窓には「Walt E Disney」の文字を見ることもできます。
「ウォルト・ディズニー」の愛称で親しまれていますが、本名は「ウォルター・イライアス・ディズニー」なんです。
だからEが付いているんですね。
現在、実際に2階に入れる場所はレストラン北斎とCLUB33だけですが、2005年から2016年まで11年に渡って愛されてきた「ディズニー・ドローイングクラス」でも2階に入ることができました。
ウォルトの像はワールドバザールを出てシンデレラ城が見える中心に立てられていますが、ワールドバザールを入ってすぐのところにはウォルトの兄のロイの像がありますよ。
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ウォルトとロイ
ウォルトはミッキー、ロイはミニーちゃんと手を繋いで仲良くしているとことがとてもほほえましいですね。
ロイのメガネをかけたり外したりしている写真もあるのですが掲載は控えます。
もともとはウォルトだけでアニメーション会社を運営していてとても好調だったんです。
しかし、経営がうまくいかずに倒産してしまったときに、ウォルトがロイを頼ってロイの近所に引越し、一緒に会社を始めて大成功したのでした。
そしてロイが引退を考え始めた頃にウォルトは星となってしまい、ロイは引退をやめてそのときに計画中だったディズニーワールドを開園しました。
ウォルトの功績を称えて「ウォルトディズニーワールド」という名前がつけられました。
そして、ロイは孫とウォルトディズニーワールドに行こうと言っていた日に星となったのです。
ウォルトやロイ、ほかにもたくさんの人の夢が詰まっているのがディズニーですね。
ウォルトとロイがいるワールドバザールを抜けると左右に道が分かれていますね。
実はこれにもまた秘密が隠されています。
シンデレラ城を中心としてワールドバザールから左部分が過去、右部分が未来という設定になっているんですよ。
そのためアドベンチャーランドの時代設定は19世紀のニューオーリンズとなっています。
「オーリンズ」の名前がそのまま使われているのが「カフェ・オーリンズ」。
このカフェではクレープやピタサンドなどのパークフードを楽しむことができますよ。
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:カリブの海賊の船は45隻すべてに女性の名前
カリブの海賊は船に乗って海賊の世界を知ることができる人気のアトラクションです。
乗り込む船は全部で45隻もやってきますが、そのすべてに名前がついているのです。
海賊たち航海の無事を祈って愛した女性の名前を付けていただなんてロマンティックですよね。
海賊たちの愛と心が感じられる船の名前一覧はこちらです。
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ウエスタンリバー鉄道は4台
アメリカの西部開拓時代を巡ることができるウエスタンリバー鉄道の列車は全部で4台あります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
4台の機関車の名前は実在するアメリカ大陸を流れる河の名前がつけられていますよ。
ウォルトは自分の家の庭に鉄道をつくってしまうほど鉄道が好きだったようで、ウエスタンリバー鉄道にもかなりの思い入れがあるようです。
ウエスタンリバー鉄道の下にあるリニューアルされたジャングルクルーズはもともと貿易会社でしたが、リニューアル後は探検会社に変更されています。
キャストさんはジャングルクルーズの「ジャン」とウエスタンリバー鉄道の蒸気機関車の「汽車」を合わせて「ジャン汽車」と呼ぶこともあるみたいですよ♪
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:スプラッシュマウンテンは決壊したダムからできた
クリッターカントリーにあるスプラッシュマウンテンの最大の特徴は「キャー!」と叫びながら滝つぼをめがけて一気に落ちていくスリルあるアトラクションで大人気ですよね。
そんなスプラッシュマウンテンはかつてチカピンヒルという名前の山だったのですが、天才建築家のビーバーブラザーズがつくったダムがあり、チカピンヒルを流れる川をせき止めていました。
このチカピンヒルにはクリッターと呼ばれる小動物がたくさん住んでいました。
その中にアライグマで蒸留酒の密造をしていたラケッティが大爆発を起こしてしまい、ダムが決壊してしまいます。
そのときに川が大きな滝つぼをつくったのがあの滝つぼです。
この様子を見ていたクリッターたちが「水しぶきの山」と呼ぶようになり、スプラッシュマウンテンが誕生しました。
反省したラケッティはソフトドリンクと軽食のお店「ラクーンサルーン」を始め、ビーバーブラザーズは決壊したダムの破片でカヌーをつくって「カヌー探検」を始めました。
・【超詳細】ディズニーランドのバックグラウンドストーリー!スプラッシュ・マウンテン編!
ディズニーランドのバックグラウンドストーリー:ビッグサンダーマウンテン
ウエスタンランドにあるビッグサンダーマウンテンはアメリカのアリゾナ州セドナにある「サンダーマウンテン」がモデルになっています。
ゴールドラッシュ時代を過ぎた1880年代の廃鉱を暴走する無人の鉱山列車に乗り込むアトラクションでディズニーランドの中でも1、2を争うほどの人気があります。
ビッグサンダーマウンテンの舞台となっているのはカリフォルニア州。
開拓者たちが金塊を探すために「ビッグサンダーマウンテン」で採掘を始めました。
ビッグサンダーマウンテンは精霊や神々が住む山なので、金塊を求めていた鉱山夫たちに散々注意はしてきたものの、お金に目がくらんだ開拓者たちは「マイニングカンパニー」を立ち上げて採掘を続けていました。
そのようなことを神聖な山でしてしまったからか、謎の事故が発生したり、誰も乗っていない鉱山列車が暴走するという噂が広がり、鉱山には誰も近づかなくなりました。
そんな今でも無人で暴走している列車がビッグサンダーマウンテンで、ゲストは「マイニングカンパニー」の事務所から乗り込みます。
ウォルトディズニーイマジニアリングに勤めていた「トニー・バクスター」が若いときにクルミの木でつくったおもちゃが原案。
それを称えていることがわかるボックスは乗車中に発見することができます。
ビッグサンダーマウンテンの乗車中、コウモリがいるトンネルをくぐるところにポカホンタスのポスターが貼ってあったり、黄金の隠れミッキーがいるなどの伝説がありますがまだ発見できていません。
まとめ
ディズニーランドのバックグラウンドストーリーはとても奥が深く、今回ご紹介したストーリーはほんの一部にすぎません。
実際はもっともっともーっと深いストーリーが隠れているので、それを探して知ることや実際にパークで確認できる楽しみは増えるばかりです。
筆者はそこまでして情熱を注いでつくりあげたディズニーの意思と世界観をリスペクトしているのでバックグランドストーリーがとても好きです。
【未来エリア】のバックグランドストーリーもまたいつかご紹介したいと思います。
それでは過去エリアのバックグラウンドストーリーとディズニーの世界へいってらっしゃい☆
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