アナ雪の「レット・イット・ゴー」ってどんな曲?制作秘話も紹介
2016年に公開され、大ヒットしたディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王』。劇中で使用されている「レット・イット・ゴー」は誰もが知っている名曲ですね!ありのままの自分を愛し、表現するエルサの心情が描かれた曲となっています。今回は楽曲「レット・イット・ゴー」を徹底解説します!
みなさん、こんにちは!
ディズニーミュージックを愛する、あーるです。
今回はディズニーアニメーションのなかでも大ヒットした映画『アナと雪の女王』より、劇中歌「レット・イット・ゴー」を徹底解説します♪
どんな曲なの?どういう意味がある?作詞や作曲者は?日本語で歌っているのは誰?など気になる豆知識もあわせて紹介します!
- ◆あらすじ・続編&スピンオフ作品
・レット・イット・ゴー:どんな曲なの?
・レット・イット・ゴー:誰が歌っているの?
- ◆日本語版「レット・イット・ゴー」を歌っているのは松たか子
- ◆英語版「レット・イット・ゴー」を歌っているのはイディナ・メンゼル
- ◆全世界のエルサ役の声優が大集合!
- ◆日本語版はMay.Jも歌っている!
- ◆あの有名歌手がカバーしている!?
・レット・イット・ゴー:作曲者はだれ?
・レット・イット・ゴー:曲にまつわる制作秘話!
- ◆当初のエルサは悪役だった?!
レット・イット・ゴー:映画『アナと雪の女王』
『アナと雪の女王』はウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の3Dコンピュータアニメーションファンタジー映画です。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』からインスピレーションを受けて制作された、53作品目のディズニーアニメーションなんですよ。
◆あらすじ・続編&スピンオフ作品
物語の主役は、アレンデール王国に住む、仲の良い二人の姉妹・エルサとアナ。
氷の魔法を使うことのできる姉のエルサと、元気で明るいアナ。
ある出来事により離れ離れになってしまった姉妹が、真実の愛を見つける、心温まる姉妹の愛が描かれたストーリーです。
1作品目の公開後、超ロングランヒットを残し、続編『アナと雪の女王2』が2019年に公開されました。
また『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015年)、『アナと雪の女王/家族の思い出』(2018年)の2作品がスピンオフ短編アニメーションとして制作され、いまもなお愛される作品です。
2023年には『アナと雪の女王3』の制作が発表されましたよ!
どんな映画になるのか、ドキドキしますね♡
・『アナ雪3』2026年公開決定!気になるキャストやストーリーはどうなる?映画オタクが予想!
レット・イット・ゴー:どんな曲なの?
劇中歌で使用されている楽曲「レット・イット・ゴー」は、アナの姉・エルサが自身のありのままの姿を好きになり、ありのままでいる自分を恐れずに生きると宣言する歌です。
「レット・イット・ゴー(Let it go)」とは、「手放す」「放っておく」などの意味を持ちます。
つまり、「レット・イット・ゴー」の楽曲名は、魔法のしがらみから自分を解放したエルサ自身を表現しているということなんですよ。
ほかの劇中歌も人気ですが『アナと雪の女王』の代名詞とうたわれるほど、一躍有名になりました。
作品中で「レット・イット・ゴー」は、エルサがアレンデール王国から飛び出し、氷の城を築あげるシーンで流れます。
エルサが自分自身を好きになり、強く生きていくことを決意した歌詞と、氷の結晶が氷の城へと変わっていく映像美が相まって、1秒たりとも目が離せないシーンですね♪
曲の最後にエルサが氷の城の扉を閉めるシーンは、覚えている方も多いのではないでしょうか?
また曲の最初と最後ではエルサの表情が自身に満ち溢れ、さらに凛と美しくなったことも印象的でしたね♪
レット・イット・ゴー:誰が歌っているの?
映画が公開されたあとも、東京ディズニーリゾート内やBGM、さまざまな場所で耳にすることが多い「レット・イット・ゴー」ですが、誰が歌っているのでしょうか。
◆日本語版「レット・イット・ゴー」を歌っているのは松たか子
日本語吹き替え版のエルサ役は、女優の松たか子さんが声優を務め、「レット・イット・ゴー」も松たか子さんが歌っています。
松たか子さんの力強く凛とした歌声は、エルサ役にぴったりでしたよね!
また、松たか子さんは2020年公開の『アナと雪の女王2』でもエルサ役を務め、「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに~」の歌唱も担当しています。
松たか子さんが歌った「レット・イット・ゴー」は、発表直後から人気の勢いが止まらず、配信ダウンロードやCD月間ランキングで上位を獲得するほど、子どもから大人まで知っている名曲となりました。
また、2016年に行われた東京ディズニーランド・スペシャルプログラム「アナとエルサのフローズンファンタジー」でも、パレード中の曲に使用されています。
エルサの氷の魔法をモチーフにした振り付けは子どもから大人まで夢中にさせましたよね♪
◆英語版「レット・イット・ゴー」を歌っているのはイディナ・メンゼル
英語版「レット・イット・ゴー」は、アメリカ人女優のイディナ・メンゼルさんが歌っています。
「ブロードウェイで最も壮麗な歌声でミュージカルの花形の1つ」と称される、芯のある力強い歌声は、まさにエルサにぴったりの歌声です♪
全世界で人気を博し、イディナ・メンゼルさんが主題歌を務めた英語版「レット・イット・ゴー」は、第86回アカデミー賞・歌曲賞に輝きました!
イディナ・メンゼルさんはブロードウェイでも人気の作品『レント』や『ウィキッド』にも出演して有名な賞を受賞したこともある、アメリカミュージカル界を代表する人気ミュージカル女優の1人です。
◆全世界のエルサ役の声優が大集合!
「レット・イット・ゴー」は全世界43の言語で歌われています!
世界各国の音楽チャートでも上位にランクインするなど、全世界で人気の楽曲であることがわかりますね。
またディズニー・スタジオ公式のYouTubeチャンネルではエルサ役を演じた女優22名、25か国語で歌った「レット・イット・ゴー」をメドレーのようにつなぎ合わせた、ミュージック・クリップも公開されています!
いずれの国のエルサ役の方も、芯のある力強い歌声で迫力満点!
各国のエルサ役の歌声を堪能できてしまうなんて、とても贅沢なミュージック・クリップですね♪
◆日本語版はMay.Jも歌っている!
映画『アナと雪の女王』の日本版エンドソング「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は、歌手のMay.Jさんが歌っています。
May.Jさんは、この楽曲でNHK紅白歌合戦にも出演していましたね!
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
May.Jさんといえば、「レット・イット・ゴー」のほか「美女と野獣 With クリス・ハート」「愛を感じて」「Sparkle-輝きを信じて」など、数多くのディズニーミュージックをカバーしています。
いつ聞いても色あせることのないディズニーの楽曲が、May.Jさんの歌声でさらに美しく奏でられていて、聞くたびにうっとりしていまいますね♡
◆あの有名歌手がカバーしている!?
多くの有名歌手がカバーしている「レット・イット・ゴー」。
英語版の映画でエンドソングを担当したのはアメリカ合衆国の歌手、デミ・ロヴァートさんです。
劇中歌とは異なり、ポップ調にアレンジされた楽曲となっています。
儚くも強い、特徴的な歌声のデミ・ロヴァ―トさんのバージョンも聞き惚れてしまいますね。
デミ・ロヴァートさんはディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『キャンプ・ロック』にも出演していました!
レット・イット・ゴー:作曲者はだれ?
「レット・イット・ゴー」は一度耳にしたら、頭から離れないメロディーが特徴的ですね♪
そんな「レット・イット・ゴー」は、誰が作ったのでしょうか?
「レット・イット・ゴー」は、クリステン・アンダーソン=ロペスさん、ロバート=ロペスさんが作曲しました。
なんと、『アナと雪の女王』のために書き下ろした楽曲なんだそう!
このお2人はクリステン・アンダーソン=ロペスさんがソングライター、ロバート=ロペスさんは作曲家として、夫婦で活動しています。
お2人は、ディズニー作品では『アナと雪の女王』のほか、『くまのプーさん』(2011年)や『リメンバー・ミー』(2017年)で使用された楽曲も作曲しているんです!
また2014年にアメリカの雑誌、『タイム』が毎年発表している、世界で最も影響力のある100人のリストに夫婦ともに選ばれ、輝かしい功績を残したことでも有名になりました。
レット・イット・ゴー:曲にまつわる制作秘話!
心温まる姉妹愛を描いた作品『アナと雪の女王』。
制作にはさまざまな秘話があるとのこと。
なかでも、「レット・イット・ゴー」にまつわる秘話をご紹介します!
◆当初のエルサは悪役だった?!
この物語、当初はストーリーが異なっていたそうなんです!
最初、エルサの設定は悪い魔女の役だったと制作スタッフが語っています。
しかし、監督陣がロバート夫妻の作曲した劇中歌、「レット・イット・ゴー」を聞き、悪役にふさわしくないと考えたため、エルサの設定を変更し、アナとエルサ、2人のヒロインが誕生したとのことです。
制作陣がチーム一丸となりディズニーミュージックを深く掘り下げた結果、ストーリーやキャラクターが変わっていったようですね!
まとめ
ディズニーの名曲「レット・イット・ゴー」を紹介しました。
「レット・イット・ゴー」をはじめ、全世界から愛されるディズニーミュージックはいつの時代も、色あせることがありませんね。
この記事を読んだあと、映画を見たり、曲を聞いたり。
さまざまな角度から『アナと雪の女王』を楽しんでもらえると、嬉しいです♪
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