映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』のあらすじをネタバレ解説!
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』のあらすじをネタバレ解説!映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』で描かれているのは、私たちの知らない奇妙な世界。たくさんの謎に包まれた冒険の先にある大きな秘密とは…?驚きと感動が詰まった映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』のあらすじをネタバレありで徹底解説します♡
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、年間300本以上の映画を見ている筆者が「2022年で最も不思議な作品」だと驚かされた映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』です。
「不思議」の理由は、本作で描かれる舞台が、私たちの知らないもう1つの世界だから。
描かれるもの全てが斬新で、奇妙で、ワクワクとした気持ちにさせてくれるんです。
その先に待っているのは謎に包まれた冒険。
大きな秘密が明らかになると、映画の中の世界だけでなく、私たちが暮らす世界をも変えてしまうような、驚きの結末が用意されていました。
これからもずっと心に残り続けるであろう衝撃作『ストレンジワールド/もうひとつの世界』のあらすじを、ネタバレありで解説していきます!
作品情報や登場人物もご紹介していくので、まだ見ていない方はぜひ参考にしてみてくださいね♡
・映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』:登場人物・キャスト
- サーチャー・クレイド
- イェーガー・クレイド
- イーサン・クレイド
- メリディアン・クレイド
- カリスト・マル
- レジェンド
・映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』:あらすじ(ネタバレあり)
- あらすじ①:父と息子の別れ
- あらすじ②:パンド
- あらすじ③:アヴァロニアの危機
- あらすじ④:冒険の始まり
- あらすじ⑤:もうひとつの世界
- あらすじ⑥:不思議な世界の秘密
- あらすじ⑦:世界を救うために
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』作品情報
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』は、『ベイマックス』で監督を務めたドン・ホールが手懸けた作品。
ドン・ホール監督は、これまでにもユニークな世界観とキュートなキャラクター、そして美しい絆の物語を描いてきました。
その経験によって、『ストレンジワールド/もうひとつの世界』の不思議な世界での冒険の物語を生み出すことができたのではないでしょうか。
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』:登場人物・キャスト
まず、映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』の登場人物とキャストをご紹介します。
サーチャー・クレイド
サーチャー・クレイドは、本作の主人公。
豊かな国「アヴァロニア」に暮らす農夫です。
家族を愛する良き父であり夫ですが、冒険家の父イェーガーが事故で失踪して以来、冒険嫌いになってしまいました。
イェーガー・クレイド
イェーガー・クレイドは、本作の主人公サーチャーの父親。
アヴァロニア中にその名を広めた偉大な冒険家です。
数十年前にアヴァロニア周辺での探索中、転落事故に遭って失踪してしまいます。
イーサン・クレイド
イーサン・クレイドは、本作の主人公サーチャーの息子です。
父のサーチャーとは違い、冒険に対して強い憧れを持っています。
メリディアン・クレイド
メリディアン・クレイドは、サーチャーの妻で、イーサンの母親。
乗り物の操縦が得意です。
カリスト・マル
カリスト・マルは、アヴァロニアの大統領。
イェーガーと同じ探検チームに所属していました。
レジェンド
クレイド家のキュートな愛犬。
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』:あらすじ(ネタバレあり)
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』のあらすじを、ネタバレありで徹底解説します!
ここから先は、物語の《ネタバレ》が含まれます。
まだ見ていない方は注意してくださいね!
あらすじ①:父と息子の別れ
イェーガーとサーチャーのクレイド親子は、アヴァロニアでも有名な冒険家親子。
今回も険しい雪山を探検隊の仲間と共に調査していました。
すると突然足元が崩れ、サーチャーが落下。
サーチャーは死を覚悟しましたが、父イェーガーによって助けられ、事なきを得ます。
そしてサーチャーは。この雪山で不思議な植物を発見しました。
雪山に不釣り合いな見た目に何かを感じたイェーガーは探検を続けるべきだと言いますが、サーチャーと残りのチームのメンバーはイェーガーの意見に反対。
この植物を発見したことだけでも十分な価値があると主張します。
息子や仲間の反対に腹を立てたイェーガーは、1人雪山の奥に消えていってしまいました。
「待って…!」と呼びかける息子の声は、イェーガーには届かなかったようです。
あらすじ②:パンド
父が雪山に消えてから25年。
サーチャーは、あの時見つけた不思議な植物「パンド」がアヴァロニアのエネルギー資源に変えられることを発見し、パンドを栽培する農夫となっていました。
父との別れ以来、冒険が嫌いになったサーチャーは、冒険を一切やめてメリディアンという女性と結婚。
息子イーサンと犬のレジェンドに囲まれ、幸せな生活を送っていました。
農夫としての仕事も充実し、乗り物の操縦が得意な妻メリディアンが飛行機で農薬を散布するなど、家族で協力し合ってパンドの栽培を続けていました。
アヴァロニアの街にはパンドのエネルギーによって動く乗り物がたくさんあります。
街の中心部にはパンドを発見したクレイド親子の銅像が建ち、英雄として称えられていましたが、家庭を顧みずに1人冒険に没頭していた父に対するコンプレックスが拭えないサーチャーは、複雑な心境でした。
あらすじ③:アヴァロニアの危機
ある晩、家族で食事をしていると突然激しい揺れが一家を襲います。
そこに現れたのは、アヴァロニア探索のリーダーであり、アヴァロニアの大統領カリストでした。
ベンチャー号と呼ばれる巨大な飛行船に乗って現れたカリストによると、アヴァロニアのエネルギー源であるパンドが力を失いつつあるとのこと!
その原因を探るミッションには、発見者のサーチャーの力が必要なため、カリストはサーチャーに冒険を依頼しに来たのでした。
冒険が嫌いなサーチャーでしたが、アヴァロニアを守るためカリストの願いを承諾。
仕方なく冒険へと旅立つ準備を始めます。
冒険に憧れる息子イーサンは同行を頼みますが、サーチャーはそれを許しません。
そして、1人カリストの船に乗り込み出発していきました。
あらすじ④:冒険の始まり
サーチャーたちはパンドの大きな根が見つかった穴へと向かいます。
ところがサーチャーが乗ったベンチャー号を追いかけて、小型飛行機に乗った妻メリディアンがやって来るではありませんか!
そして、一緒に冒険に行きたがっていたイーサンと愛犬のレジェンドは、勝手にベンチャー号に乗り込んでいたのでした。
家族を危険な目に合わせたくないサーチャーでしたが、ピンク色をした謎の生物が大量に襲いかかり、ベンチャー号は急降下。
それを見たメリディアンは、飛行機から乗り移り、ベンチャー号の舵を握ります。
ところが大きな揺れによってサーチャーとレジェンドは、ベンチャー号から落下。
そのまま船は止まることなく「不思議な世界」に不時着してしまいました。
あらすじ⑤:もうひとつの世界
これまで見たことのない奇妙で不思議な世界に圧倒されるサーチャー。
周りには謎の植物や生き物がたくさん。
そんな中、巨大な生物に襲われそうになったところを何者かに助けられます。
それは、すっかり変わり果てた姿の父イェーガーでした。
25年前の雪山の事故の後、1人になったイェーガーはこの「不思議な世界」に迷い込み、冒険を続けていたのです。
長い間消息を絶っていた父との再会に複雑な感情を抱くサーチャー。
しかし、話でしか聞いた事がなかった冒険家の祖父を目にしたイーサンは憧れの眼差しでいっぱい。
ところが、イェーガーとサーチャーは考え方の違いから喧嘩が止みません。
イェーガーは息子のサーチャーと孫のイーサンのことを思い、サーチャーは息子のイーサンと父イェーガーのことをそれぞれ考えているようですが、なかなか上手く伝わらないよう。
まずは、この「不思議な世界」から抜け出さなくてはいけません。
あらすじ⑥:不思議な世界の秘密
サーチャーたちが迷い込んだ「不思議な世界」。
見た事のない植物に、奇妙な色・姿をした生物。
その中には人間と意思の疎通ができる不思議な存在もありました。
そんな時、彼らの前に大きな大きな「目」が現れます。
実はこの「不思議な世界」と、サーチャーたちが暮らしてきた世界アヴァロニアは、1つの大きな生き物だったのです。
サーチャーたちは大きな生き物の体内に迷い込んでいたのでした。
そして、この発見が、パンドの力がなくなりつつある原因の解明につながります。
アヴァロニアのエネルギー源として人々に重宝され、街を活気づけてきたパンドですが、実はこの世界(=生き物の体内)にとっては、環境を破壊する悪のような存在だったのです。
その悪を体内から排除するために世界(=生き物)は、パンドの力が消えるように戦っていました。
街の人々にとっては有効でなくてはならないエネルギー源のパンドも、別の生き物にとっては「悪」になってしまうということ。
これは、人間関係や家族についても同じように言えるでしょう。
冒険が好きなイェーガーと、冒険が嫌いなサーチャー。
どちらか片方が良いと思っているものも、受け取る人の気持ちによっては「悪」になってしまう。
それが別れや亀裂、最悪の場合、後戻りできない事態になりかねないのです。
あらすじ⑦:世界を救うために
エネルギー源として使ってきたパンドのせいで世界(=生き物)が滅びようとしていること知ったサーチャーたちは、それまでの行動を改め、心肺蘇生を試みます。
そして、なんとか世界を危機から救うことに成功しました。
サーチャーたちの暮らすアヴァロニアでは、パンドを使うことができなくなり、生活は不便になりました。
しかし、人々は変化を受け入れ、生き物と共に暮らしていける世界を目指し、新たな社会を築いていくのでした。
私たちが生きている世界はもちろん、大切な人との関係だって同じ。
お互いを思いやり、問題があった時には、後戻り出来なくなる前に向き合い、行動する。
主人公のサーチャーと自分を重ね合わせて見ると、より強いメッセージを感じるのではないでしょうか。
まとめ
映画『ストレンジワールド/もうひとつの世界』についてご紹介しましたが、参考になりましたか?
アヴァロニアも、迷い込んだ地底世界もひとつの「生き物」だったという、衝撃の展開にはかなり驚きましたが、それの同時に私たちが生きる上で忘れてはならない大切なメッセージを強く感じました。
一人一人の行動や考え方が、これからの世界を変えていく、もしくは救うことになるのかもしれませんね!
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