【実写版アラジン】ジーニーのCGの仕組みって?ウィル・スミスが明かす裏話も!
ディズニーアニメーション映画『アラジン』を実写リメイクした実写版『アラジン』。アニメ映画の頃から変わらず大人気のキャラクター、ランプの精・ジーニーは、俳優のウィル・スミスが熱演♪「青すぎるウィル・スミス」と話題にもなった実写版ジーニー。今回は、実写版ジーニーのCGの仕組みを解説します。ウィル・スミスが明かす撮影の裏話も!
こんにちは!
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。
今回は、実写版『アラジン』に登場するジーニーのCGの仕組みを解説!
ウィル・スミスが明かす撮影の裏話についてもご紹介します。
- ◆CGと言っても実際に演じているのはウィル・スミス本人!
・実写版『アラジン』の概要
・【ネタバレ注意!】アニメ版と実写版のジーニーの違いは?
- ◆吹き替え声優はどちらも一緒!?ジーニーの日本語吹替と言えばやっぱり…♡
- ◆「最後の願い」が違う?実写版ではジーニーのラブストーリーも♡
- ◆名曲「フレンド・ライク・ミー」も違う?
実写版『アラジン』のジーニーは100%CGだった!
実写版『アラジン』のジーニーは、なんと100%CG!
物語の中盤で、ジーニーが人間に扮しているシーン以外の青いジーニーは全てCGで作られているんです。
ウィル・スミスも「きっとみんな、僕が青いメイクをして演じたと思っているんじゃないかな?」と語っています。
こちらの動画は、実写版『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」撮影の舞台裏です!
ジーニーを演じるウィル・スミスは、CG用のスーツを着用していますね。
CGでの処理が入っているものの、撮影はアラジン役のメナ・マスードと一緒に演じていました。
ジーニーのCGについて、ウィル・スミスは「CGキャラクターだったからこそ、セリフを何回も変えることができたし、もっと面白くしたいからこうしてくれる?なんて、リクエストもできた」と明かしていました。
メイキング動画にも映っている通り、「フレンド・ライク・ミー」のセットもCG技術を使っていることが分かりますね!
◆CGと言っても実際に演じているのはウィル・スミス本人!
CGと聞くと、ウィル・スミスは実際に演じていないの?と疑問に思う方もいると思います。
しかし、実写版ジーニーで使われているCGは、「ないものを加える」のではなく、「あるものに処理を加える」というCGとなっています。
そのため、CG処理用のスーツを着たウィル・スミスが、実際にセットで演技をして、その映像に処理を施してジーニーを生み出しているんですよ!
CGの例として、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のメイキング動画を紹介します!
実際にスーツや衣装を着ているキャラクターもいれば、実写版『アラジン』のジーニーと同じように、CG処理用のスーツを着ているキャラクターもいますよね!
グリーンバックで撮影して、その後でCG背景を加えるのと同じように、衣装などもCGで加工できるなんて、技術の進歩って本当にすごいですね!
もしCGの技術がなかったら、ウィル・スミスが実際に肌を青く塗っていたのかも…?
実写版『アラジン』の概要
2019年に公開された実写版『アラジン』。
監督を務めたのは、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『コードネームU.N.C.L.E.』でも監督を務めた、ガイ・リッチーです。
アニメ版も実写版もあらすじはほとんど一緒!
音楽もアニメ版と同じくアラン・メンケンが担当しており、お馴染みの楽曲も登場していますよ。
しかし、アニメ版『アラジン』が公開されたのは1992年。
実写版ということもあり、アニメ版からより現代的に変更された点もあります。
例えば、アラジンとジャスミンの衣装が大きく変わり、露出の少ない衣装に変更となりました。
というのも、アグラバーのモデルとされているインドの都市・アーグラは、強い紫外線から肌を守るために、肌を露出させることがないから!
また、実写版オリジナルキャラクターとしてジャスミンの侍女・ダリアが登場しました!
他にも、ジャスミンに求婚に来るアンダース王子など、実写版だけのオリジナルキャラクターが登場していますよ。
【ネタバレ注意!】アニメ版と実写版のジーニーの違いは?
ランプに閉じ込められた世界最強の魔神・ジーニー。
いつも明るく陽気で、ジョークがとっても得意!ジーニーと一緒にいると絶対に笑顔になれちゃいますね♡
アニメ版と実写版で、ジーニーのキャラクター像に違いはあるのでしょうか?
ここからは、アニメ版と実写版「アラジン」のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください!
◆吹き替え声優はどちらも一緒!?ジーニーの日本語吹替と言えばやっぱり…♡
アニメ版『アラジン』でジーニーを演じたのは、俳優でコメディアンのロビン・ウィリアムズ。
ジーニーのセリフはほとんどがアドリブで、ジーニーのセリフを録音してからアニメーションの原画を描きました。
実写版『アラジン』でジーニーを演じたウィル・スミスも「自分が演じることで、ジーニーというアイコンを壊したくなかったし、何よりロビンへの敬意を示したかった。同時に自分なりの新しいジーニー像を作り上げることも心がけた」と振り返っています。
アニメ版はロビン・ウィリアムズが、実写版はウィル・スミスが演じたジーニーですが、日本語吹き替えはどちらも同じ声優さん!
そう、ディズニーの吹き替えと言えば、ジーニーの吹き替えと言えばこの方、山寺宏一さん♡
アニメ版はもちろん、パーク内のジーニーの声も全て山寺さんが演じています。
山寺さんとジーニーは25年以上の付き合いで、実写版『アラジン』公開時のインタビューでも「それほど他の人に取られたくないと思った役は初めてかもしれません」と打ち明けています。
ちなみに、アニメ版の吹き替えでは、原語版とセリフが大きく変わっているってご存知でしたか?
というのも、原語版では「アメリカ人だから分かるジョークやモノマネ」がたくさん含まれていたため、山寺さんが自身で考えたダジャレやギャグなどを入れて収録されているんです。
実写版の「フレンド・ライク・ミー」では、アニメ版の雰囲気はそのままに、ウィル・スミスらしくラップパートがあります。
山寺さんのラップにもぜひご注目くださいね!
・実写版アラジンの声優一覧!日本語吹替版のキャストは?ジーニー役はもちろんあの人!
◆「最後の願い」が違う?実写版ではジーニーのラブストーリーも♡
映画のラストシーンで、アラジンは最後の願いとして、ジーニーの願いを叶えます。
アニメ版『アラジン』では「ジーニーに自由を」と願ったことで、ジーニーの金の手枷が外れましたよね!
この最後の願いも実写版では少し違っていて、これが結末にも大きな違いを与えています。
実写版『アラジン』での最後の願いは「ジーニーを自由にして人間にすること」です。
ジーニーは、アラジンに対して「自由になりたい」「人間になりたい」と打ち明けていたので、アラジンはその願いを叶えることにしたんですね!
人間となったジーニーは、肌の色も変わり、サイズも人間のサイズへと変わります。
そして、物語の中盤頃から恋をしていたジャスミンの侍女・ダリアと共に、船で旅に出るんですよ!
ちなみに、物語の序盤で登場する行商人(ストーリーテラー役)は、実写版でも健在。
実写版では、船で海を渡る商人らしき男が、魔法のランプの話を2人の子供に語り出す、というシーンになっています。
この商人を演じているのは、もちろんウィル・スミス。
そして2人の子供というのが、人間となったジーニーとダリアの間に生まれた子供ということなんです♡
◆名曲「フレンド・ライク・ミー」も違う?
ジーニーが歌う名曲「フレンド・ライク・ミー」も、アニメ版と実写版で大きく違います。
実写版ではヒップホップ調にアレンジされています。
途中にはラップパートも追加されていて、ラッパーとしても活動しているウィル・スミスにピッタリ!
アラン・メンケンもインタビューでガイ・リッチー監督から「現代的なアレンジに」とリクエストされていたことを明かしています。
また、「”フレンド・ライク・ミー”と”アリ王子のお通り”は、もうウィルに自分のものにしてもらった感じで、彼のパフォーマンスをサポートするようなオーケストラを意識したんだ」と語っていました。
アニメ版の歌詞でも実写版の歌詞でも、ジーニーの明るいキャラクター性と、「自由になりたいけど、ランプの外に出るためには誰かに仕えなければいけない」という運命を読み解くことができます。
・【全13曲】実写版『アラジン』の主題歌&挿入歌まとめ!英語版と日本語版を聴き比べよう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、実写版『アラジン』のジーニーのCGの仕組みについて、ご紹介しました!
CG技術の発達には驚かされますね!
特殊メイクなしで、あのジーニーを映像で再現できるなんて、本当にビックリしました。
実写版『アラジン』を見る時は、ぜひCG技術にも注目してみてください♪
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