『101匹わんちゃん』の悪役クルエラを徹底解説!悪名高きヴィランの知られざるトリビア11選!
『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最悪とも呼ばれるヴィラン「クルエラ」。謎多き彼女には、知られざるトリビアがたくさんあるんです!アニメと実写の比較もしていくので、映画を見る時に知っておくとより面白くなる11のトリビアをご紹介しています!ぜひチェックしてみてくださいね!
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
ディズニーのヴィランと言えば、どのキャラクターを思い浮かべますか?
マレフィセント、イーヴィル・クイン、アースラ、ジャファーなどたくさんのヴィランがいますよね!
今回ご紹介するのは「ディズニー史上最悪のヴィラン」とも呼ばれる謎多き女。
『101匹わんちゃん』の悪役「クルエラ」です!
彼女には、映画を見ただけでは分からないトリビアがたくさんあるんです♡
アニメ作品『101匹わんちゃん』と実写作品『クルエラ』の双方に登場するクルエラを比較しながら紹介するので、映画を見る時にこのトリビアを思い出してください!
いつもの何倍も映画が楽しくなるはずです!
- ◆悪役が主人公の実写作品『クルエラ』も!
・『101匹わんちゃん』「クルエラ」の知られざるトリビア
- ①クルエラの名前は国によって違う!?
- ②【実写】クルエラが優しい女性になる!?
- ③【アニメ】クルエラの愛車は「ダンボール」のロールス・ロイス!?
- ④【実写】『101』のクルエラの愛車は“パンサー・デ・ビル”!?
- ⑤【アニメ】クルエラの声優は、あの作品のナレーター!?
- ⑥【実写】エマ・ストーンがこっそりお風呂で練習していたのは…?
- ⑦【アニメ・実写比較】クルエラのトレードマークの“あれ”が消えた!?
- ⑧【実写】クルエラ役 エマ・ストーンの衣装チェンジは〇〇回!?
- ⑨【実写】クルエラ用のウイッグはたったの〇〇個!?
- ⑩【実写】顔面に書かれた“The Future”の文字にはモデルがあった!?
- ⑪【実写】『クルエラ』の製作総指揮はあの人!
ディズニーアニメ映画『101匹わんちゃん』に登場するクルエラとは?
ディズニーアニメ作品「101匹わんちゃん」は、1961年に公開された映画!
2匹のポメラニアンが産んだ、99匹の子犬が悪徳ファッションデザイナーの「クルエラ」から逃げ回るという逃走劇を描いた作品となっています。
中でも悪役として登場する「クルエラ」はストーリーの肝となる人物です!
ファッションデザイン会社を経営する超有能なデザイナーであり、毛皮に目がなく、様々な動物を殺しては毛皮を自分の作品に利用していたのです。
頭は左右を白と黒で分けた不思議な髪型をしており、黒のワンピースに白い毛皮を着た女性。
逃げ出そうとする子犬を捕まえるため、運転している車が壊れてもなお追い回してくる恐ろしい演出が印象的なキャラクターです。
・ディズニー映画『101匹わんちゃん』あらすじまとめ!アニメの歴史を変えた名作!実写版も?
◆悪役が主人公の実写作品『クルエラ』も!
そんなクルエラが、主人公の実写作品『クルエラ』が2021年に公開されました。
主演はスター女優のエマ・ストーンが務めており、クルエラがなぜ史上最悪のヴィランとなったのかを描く衝撃作となっています。
舞台は1970年代のロンドン!
クルエラの幼少期から、彼女が大物ファッションデザイナーに成りあがるまでの半生を描いていますよ♪
101匹わんちゃんを観ていたからこそわかる、数々の演出やキャラクターにも注目です!
・映画『クルエラ』を超ネタバレ解説!ディズニー史上最も悪名高きヴィランの誕生秘話!?
『101匹わんちゃん』「クルエラ」の知られざるトリビア
ディズニーアニメ作品『101匹わんちゃん』とディズニー実写作品『クルエラ』に登場する、悪名高きヴィラン“クルエラ”のトリビアをご紹介します!
実写版とアニメ版との違いを比較してみましょう!
①クルエラの名前は国によって違う!?
日本では、“クルエラ”や”クルエラ・ド・ヴィル”と呼ばれていますが、イタリアやフランスでは違う名前が使われているんです。
イタリアでは、悪魔や鬼を意味する“demon”をかけて“Crudelia De Mon”、フランスでは地獄から来たという意味を持たせた“Cruella D’Enfer”という名前になっているそうです。
いずれにしても、悪魔や地獄など悪名高きヴィランである「クルエラ」のイメージはしっかり保たれていますね!
②【実写】クルエラが優しい女性になる!?
『101匹わんちゃん』に登場するクルエラ・ド・ヴィルは、毛皮をこよなく愛する愛好家。
自分の求める毛皮のためなら、動物にも容赦しません。
そんな彼女ですが、後にダルメシアンの子犬で毛皮を作ろうとした時に子犬たちを盗んだ罪で逮捕されてしまいます。
刑務所に入れられたクルエラが出会ったのはパヴロフ博士。
なんとクルエラは、博士の治療を受けて「心優しい女性」に生まれ変わるんです!
模範囚として刑務所を出た後には、恵まれない犬たちを保護する 「セカンドチャンス」を支援するなど、動物愛護運動に熱心に取り組み、シンボル的な存在になるんですよ。
名前も“Cruel(残酷)”をイメージする“Cruella(クルエラ)”ではなく、“Ella de Vil(エラ・ド・ヴィル)”に改名。
大好きだった毛皮も倉庫に封印し、心優しい愛犬家になりました。
残念ながら、時計塔の鐘の音とぶち模様のない子犬オッド・ボールをキッカケに、また元の悪いクルエラに戻ってしまうのですが…。
優しい女性になったクルエラは、実写版『102』で見られますよ!
③【アニメ】クルエラの愛車は「ダンボール」のロールス・ロイス!?
クルエラの愛車といえば、超高級車ロールス・ロイス。
実は、映画「101匹わんちゃん」の劇中で彼女が運転していたロールス・ロイスは、「ダンボール」なんです。
どういう事かと言うと、車のシーンを撮影するためにアニメーターたちは、ダンボールで車のモデルを作ったんです。
そして、そのダンボールカーを動かして撮影をし、複写の技術を使って背景に埋め込みました。
クルエラの愛車ロールス・ロイスも、撮影の時は“ダンボール”だったんですよ!
アニメ『101匹わんちゃん』では、他にもセル画や背景を描くのに5000kgを超える特殊な塗料を使っていたりもします!
さらに、ダルメシアンたちがスクリーンで映えるように、あえて灰色に黒い点々模様(実際のダルメシアンは白地に黒い点々模様)にするなど、制作において数々の工夫がされているんですよ☆
④【実写】『101』のクルエラの愛車は“パンサー・デ・ビル”!?
アニメ版のクルエラの愛車はダンボールのロールス・ロイスでしたが、実写映画『101』のクルエラは、白と黒のコントラストが美しいクラシックカーに乗っていました。
その名も1974年式“パンサー・デ・ビル”。
イギリスの自動車メーカー、パンサー・ウェストウィンズが手がけたモデルで、ボディーのカラーや名前などクルエラにぴったりの車ですよね!
⑤【アニメ】クルエラの声優は、あの作品のナレーター!?
『101匹わんちゃん』でクルエラの声を担当したベティ・ロウ・ガーソン。
実は彼女、1950年に公開された『シンデレラ』のナレーションも担当していたんです!
おとぎ話のナレーションと、悪名高きヴィランの声。
どちらも素敵に演じられるなんてすごいですよね!
『シンデレラ』と『101匹わんちゃん』、見直したくなりました。
⑥【実写】エマ・ストーンがこっそりお風呂で練習していたのは…?
ディズニーヴィランの代名詞とも言える、「Evil laugh(邪悪な笑い声)」。
実写映画『クルエラ』でクルエラを演じたエマ・ストーンは、ヴィラン特有の不気味な高笑いをマスターするために、お風呂で練習していたそうなんです。
誰かに見られたら恥ずかしいし、もし誰かの前でやって間違っていた時に「え、それがクルエラの高笑いなの?」とツッコまれるのが嫌だったと話した彼女。
確かに、あの高笑いを誰かに聞かれるのはちょっと恥ずかしいし、怖がられてしまいそうな気がしますね。
⑦【アニメ・実写比較】クルエラのトレードマークの“あれ”が消えた!?
クルエラのトレードマークと言えば「タバコ」。
アニメ『101匹わんちゃん』では、タバコを吸うクルエラが緑の煙を吐き出すシーンがとても印象的でしたよね!
しかし、実写映画『クルエラ』にはタバコを吸うシーンが出てこないんです。
その理由は、ディズニーが定めた「ある掟」にありました。
現在ディズニーでは、見ている人に悪影響を及ぼしか寝ない喫煙シーンはNGとされています。
2007年以降、映画に喫煙シーンを取り入れることを禁止していて、2015年にはMARVEL・ピクサー・ルーカスフィルムでも同様の制限がされるようになりました。
クルエラのトレードマークの1つにもなっていたタバコが吸えないことは、エマ・ストーンにとっても大きな課題だったそうです。
実は、アニメのように緑の煙を吐き出すのをすごく楽しみにしていたみたいですよ!
⑧【実写】クルエラ役 エマ・ストーンの衣装チェンジは〇〇回!?
過激で、象徴的なファッションがたくさん登場する実写映画『クルエラ』。
まるでファッションショーを見ているかのように、何度も衣装が変わって観客を楽しませてくれましたよね!
そんなクルエラ/エステラを演じたエマ・ストーンに用意された衣装はなんと、“47種類”!
1つの映画の中で47回も衣装チェンジしていたんです!
衣装デザインを担当したジェニー・ビーヴァンは、「この映画は自分が今までにやった中で、最も大きな仕事」だと話し、クルエラのドレスには5070枚の花びらと393mのオーガンジー生地が使われていることを明かしました。
47の衣装の中でも、エマのお気に入りはゴミ収集車のシーンだとか。
長い裾のドレスには圧倒されましたよね!
ちなみに、エマ・トンプソンが演じたバロネスにも33着もの衣装が用意されていたそうですよ。
映画に登場するわんちゃんには宝石店から取り寄せた特注の首輪、クルエラのウィッグには、200缶の白いスプレーが使われたとか。
衣装だけでなく小物にも、とんでもないこだわりがされていたんですね。
⑨【実写】クルエラ用のウイッグはたったの〇〇個!?
信じられない数の衣装チェンジを見せてくれたクルエラですが、撮影で使ったウィッグはたったの2個。
白と黒の印象的なツートーンヘアですが、2つのウイッグにパーツを追加したり、フリンジをつけたり、長さを変えたりしてバリエーション豊富に見せていたそうです。
メイクアップやヘアデザイナーの技術の高さに驚きますね。
ちなみに、最後のパーティーで参加者全員が白と黒のウィッグをつけているシーン。
このシーンでは120個のウィッグが用意され、実際に全員がウィッグをつけて撮影したそうです!
合成じゃないんですね!
⑩【実写】顔面に書かれた“The Future”の文字にはモデルがあった!?
1970年代のロンドンを舞台に、さまざまなファッションやメイクが登場する『クルエラ』。
その中でも、顔面に大きく“The Future(未来)”とペイントされたメイクはとても印象的でしたよね!
“The Future”という言葉は、作品の中に登場する新聞に掲載された「クルエラはファッションの未来である」という一文から取られているのですが、顔面にほどこされたメイクにもモデルがあったんです。
それは、イギリスのロックバンド“Sex Pistols”が1977年に発売したアルバム『勝手にしやがれ!!』のジャケットでした。
監督やエマ・ストーンもとても気に入っていたそうですよ!
⑪【実写】『クルエラ』の製作総指揮はあの人!
実写映画『クルエラ』の製作総指揮者は、クルエラを演じたエマ・ストーンの他にもう1人いるんです。
その人の名前は、グレン・クローズ。
ピンと来た人もいるかと思いますが、グレン・クローズは実写版『101』シリーズでクルエラを演じていました!
『101』でグレン・クローズが演じたクルエラと、『クルエラ』でエマ・ストーンが演じたクルエラ。
同じキャラクターを演じていますが、2人それぞれの個性が出ていて全く違うクルエラになっているので見比べてみるのも面白そうですよね!
グレン・クローズは、もう一度クルエラを演じたいと話しています。
「私のクルエラで、もう1つのクルエラを作るための素晴らしいストーリーがある」と、続編のストーリー案も考えているそうですよ!
まとめ
101匹わんちゃんに登場する、悪名高きヴィラン「クルエラ」のトリビアはいかがでしたか?
映画を見ただけでは分からないトリビアがたくさんありましたよね!
アニメ・実写どちらも、ものすごいこだわりがいっぱい詰まっているなと感じました。
クルエラの衣装チェンジの数にはびっくりしましたよね!
アニメと実写で比較するのも面白いし、『101』と『クルエラ』の実写同士の比較も楽しめそうです。
あらためて映画を見直して、すぐに確認したくなりました。
みなさんも、ぜひ作品を見直して見てください♡
今まで気づかなかった、新たな発見があるかもしれませんよ!
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