【ジブリ映画】『天空の城ラピュタ』のあらすじをネタバレありでご紹介!主人公シータとムスカの関係は?
1986年公開のスタジオジブリ映画『天空の城ラピュタ』のあらすじをネタバレありで解説します!空に浮かぶ島”ラピュタ”を目指す少年少女の大冒険を描いた『天空の城ラピュタ』は、宮崎駿が手掛けた3本目の長編アニメーション映画として知られています。この記事では、作品概要とネタバレありのあらすじをご紹介していきます!
こんにちは、Reneです。
今回は2021年、公開35周年を迎えた名作『天空の城ラピュタ』のあらすじをご紹介します。
スタジオジブリの長編アニメーション『天空の城ラピュタ』は、「ある日、少女が空から降ってきた...」というキャッチコピーの元、制作されました。
2人の子どもがラピュタに向かって旅立つ中で、政府に派遣された諜報員に追いかけられたり、海賊と出会ったり、伝説の島を見つけたりと、老若男女がワクワクできるアドベンチャー映画です。
なおこの記事には『天空の城ラピュタ』の設定や結末のネタバレを含みます。
まだ、本編未見の方はお気をつけくださいね。
・天空の城ラピュタのあらすじ:主要キャラクターと声優
- シータ役:横沢啓子
- パズー役:田中真弓
- ムスカ 役:寺田農
- ドーラ役:初井言榮
- シャルル役:神山卓三
- ルイ役:安原義人
- アンリ役:亀山助清
・天空の城ラピュタのあらすじ
- ①シータとパズーの出会い
- ②飛行石の秘密
- ③パズーの決意
- ④天空の城ラピュタの未来
天空の城ラピュタのあらすじ:作品概要
『天空の城ラピュタ』は、1986年に公開されたスタジオジブリ映画です。
2021年は公開35周年のアニバーサリーイヤーとなります。
作品概要を以下にまとめました。
天空の城ラピュタのあらすじ:主要キャラクターと声優
『天空の城ラピュタ』の主要キャラクターと声優をまとめました。
以下のキャラクター設定を把握しておくとあらすじが理解しやすくなります。
シータ役:横沢啓子
本作のヒロイン、ラピュタ族の末裔で平和を願う13歳ほどの少女。
パズー役:田中真弓
勇敢で心優しい性格をした10代前半の少年。
ムスカ 役:寺田農
政府から派遣された諜報員で、ラピュタ族の末裔でもある傲慢な性格をした男。
ドーラ役:初井言榮
強いリーダーシップで大人数の部下をまとめるやり手の空中海賊の女ボス。
シャルル役:神山卓三
ドーラの長男
ルイ役:安原義人
ドーラの次男
アンリ役:亀山助清
ドーラの三男
天空の城ラピュタのあらすじ
それでは、『天空の城ラピュタ』のあらすじをネタバレありでご紹介します。
物語の結末や重要な設定を含みますので未見の方はご注意くださいね。
①シータとパズーの出会い
物語の主人公・シータは、政府に派遣された国防員・ムスカ大佐に囚われ、飛行船で輸送されていました。
そこに突如現れた、ドーラ率いる空中海賊集団。
ムスカ大佐とドーラたちは、どちらもシータの持つ青い光りを放つ飛行石を狙っています。
国防員と空中海賊が交戦をする中、シータは誤って飛行船から落ちてしまう大惨事に。
一方、鉱山で見習い機械工として働く少年パズーには、ある夢がありました。
それは、今は亡き父が話していた伝説の空に浮かぶ島を目で見ること。
そんなある日、パズーは空からシータが青い光を放ちながらゆっくりと降ってくるところを目撃。
彼女を助け出します。
シータが追われていることを知ったパズーは、シータを助けるために一緒に逃亡することを決意。
早速、追手がパズーとシータに迫ります。
2人は、どうにか逃げ隠れしますが、とうとう攻撃を受けてしまい、そのまま谷底へと落ちていくのでした。
②飛行石の秘密
そのまま死んでしまうと思われた矢先、シータの飛行石が強い光を放ち、2人はふわりと空中に浮かぶことができ、なんとか生き延びます。
そのまま、洞窟への逃げ込み先へ進むと、そこで石について熟知している老人・ぽむ爺と遭遇しました。
ぽむ爺によると、シータの持つ飛行石は、大昔にラピュタ族が作った石の結晶とのこと。
この石の結晶と同様に、ラピュタ族は、自分たちの島を天空に浮かばせたという話があり、パズーの父親が話していた空に浮かぶ島とは、ラピュタのことだったのです。
それを知ったパズーは、ラピュタへの想いが強まります。
石の話を聞いて、ワクワクしているパズーにシータは、自分がラピュタ族の末裔であり「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」という王位継承名を持っていることを打ち明けるのでした。
それから、2人が地上に出るとそこにはムスカたちが待ち構えており、あっけなく捕らえられてしまいます。
ムスカはパズーを監禁し、シータを壊れたロボット兵を見せながらある話をします。
それは、ムスカ自身もラピュタ族の末裔であり、ラピュタはかつて高度な科学技術を駆使して世界を支配していた巨大帝国であったということでした。
そして、いまだどこかにラピュタは存在し、それを見つけるのにシータの持つ飛行石が必要だったのです。
シータが、パズーを解放する代わりにラピュタ探しに協力する条件を飲んだため、パズーはあっけなく元の家へと帰ることができました。
③パズーの決意
家に帰ったパズーは、落ち込みます。
それは、ラピュタを見る希望がなくなった上に、シータに必要とされていなかったと感じたからでした。
そんなパズーの前に空中海賊のドーラが現れます。
ドーラは、シータがパズーの危険を回避するために姿を消したことを明かし、パズーは懇願して空中海賊のラピュタ探しに同行させてもらうことに。
一方、シータは、石に向かって何気なく「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール(意味:我を助けよ、光よ甦れ)」と口ずさみます。
次の瞬間、飛行石が発光し、この言葉がラピュタの封印を解くための呪文であったことが発覚。
そして、動かなくなっていたロボット兵が再起動し、飛行石が空に向かって一本の光を放ったのです。
ロボット兵が暴走をする中、パズーとドーラたちは、ムスカたちの目を盗んでシータを救出。
しかし、飛行石がムスカの手に渡ってしまい、ムスカは飛行石の光が差す方向へと飛行船を走らせます。
シータとパズーは、空中海賊たちの仕事を手伝うことを条件にドーラの飛行船に同乗し、ムスカの目指すラピュタを探すことに。
④天空の城ラピュタの未来
ラピュタを探す道中で、ドーラの飛行船は国防員の飛行船に見つかり、攻撃を受けてしまいます。
飛行船に糸で繋いだ先の凧に乗って見張りをしていたパズーとシータは、攻撃によって飛行船から切り離されてしまい、そのまま嵐の中へと飛ばされます。
どうにか嵐を抜け出した先には、待ちに待ったラピュタの姿が。
ラピュタにたどり着くと、そこには国防員に捕らえられたドーラたちがいました。
パズーはどうにかドーラたちを救出することに成功しますが、その途中でシータがムスカに捕らえられてしまいます。
そこで、ムスカがラピュタを目指した本当の理由が、ラピュタの持つ強力な力を自分だけのものにし、世界征服するためということが発覚します。
次の瞬間、ムスカは飛行石の力を駆使して一緒に仕事をしていた国防員たちの命を奪っていきます。
それを見たシータは、力づくで飛行石を奪い、逃亡。
パズーと合流し、そのまま逃亡を続けますが、とうとうムスカに追い詰められてしまいます。
シータは、昔に聞いたことのあった滅びの言葉”バルス”をパズーと一緒に唱えることに。
すると、飛行石は今まで見せたことのないほど強く光り、ムスカの視力を奪います。
それだけでなく、ラピュタの城が崩壊し始め、瓦礫がムスカを飲み込むと同時に、地盤が緩み始めるのでした。
シータとパズーは、凧を使って脱出し、空でドーラたちと再会。
ドーラは、2人が生きていたことを大喜びします。
その後、街に戻ったシータとパズーは、ドーラと惜しみながら別れます。
残されたラピュタは、高く高く浮かび上がり、人の手の届かない宇宙へと飛び去っていくのでした。
まとめ
この記事では、『天空の城ラピュタ』のネタバレありのあらすじをご紹介しました。
ストーリーを理解した上で観てみると、新たな発見があって面白いですよね。
ぜひ、まだ観たことのない方も、一度観たことがある方も、鑑賞してみてください。
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |