【マーベルとディズニーの関係】どんな歴史がある?世界のディズニーランドにもマーベルエリアやショーが多数!

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      だんだん

    ディズニーとマーベルの関係を解説します。マーベルとディズニーの歴史、海外ディズニーパークのマーベルエリアやアトラクション、日本でも展開されているマーベルグッズについてまとめていますよ!マーベルファンの方はもちろん、これからマーベル作品を見ていきたい方にも参考になる情報が詰まっていますよ☆ぜひチェックしてみてください!

    Bonjour tout le monde!! みなさん、こんにちは!
    パークフード大好き♪
    ディズニーグルメ男子のだんだんです☆

    今回はマーベルとディズニーの関係や歴史、その人気ぶりを解説!
    海外ディズニーパークのマーベルエリア・アトラクションや、日本でも買えるマーベルグッズについてもまとめていますよ◎

    マーベルファンの方はもちろん、マーベルをこれから見ようと思っている人にもぜひ見てほしい情報をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください☆

    ディズニーとマーベルの関係

    ディズニーとマーベルの関係をあまり知らない方にとっては、
    「マーベル映画はディズニー映画なの?」
    「ディズニープラスになぜアイアンマンやハルクの単体作品がないの?」

    といった様々な疑問が出てくると思います。

    まずは、マーベルとディズニーの関係について、わかりやすく解説していきます◎

    ディズニーとマーベルの①:そもそもマーベル(MARVEL)って?

    そもそもマーベル(MARVEL)って?
    そもそもマーベル(MARVEL)って?

    今やテレビや街中のいたるところで目にする”MARVEL”というロゴ。

    そもそもマーベルというのは、漫画出版社「マーベル・コミックス」の呼称です。
    マーベルの人気映画のストーリーやキャラクターはみな、かつてマーベル・コミックスが生み出してきた数々のコミック作品!
    例えば、世界中で大ヒットを記録した「アベンジャーズ」シリーズの筋書きも、マーベル・コミックスの出版した”The Avengers”という作品が原作になっています!

    【アベンジャーズのメンバー】マーベル作品に登場する主要+名脇役!悪役からヒーローになったキャラも!

    しかし会社の歴史を振り返ると、マーベルは数々の失敗と低迷を繰り返しています。

    そもそもマーベル・コミックスの前身は、マーティン・グッドマンという人物が1939年に起業したタイムリー・コミックスという出版社がすべての始まりです。
    戦争や英雄といった言葉が飛び交う戦時下の世で、タイムリー・コミックスが生み出した「キャプテン・アメリカ」などのヒーロー作品が人気を博します。

    ちなみに、社長マーティンの甥であったスタン・リーは、10代のころから「キャプテン・アメリカ」の脚本に従事していました。
    スタン・リーは生前数々のヒーローを生み出し、のちにアメリカのコミック界をけん引した功績でマーベルの名誉会長となった人物ですが、彼の人生も順風満帆ではありませんでした。

    戦後になると「ヒーロー」を扱う作品自体の人気が低迷してしまいます。
    ヒーローコミックから離れ、恋愛や犯罪、中世など全くジャンルの異なる作品も手がけることで、会社生命を食いつないでいました。

    その後会社名を2度変更して1957年に「マーベル・コミックス」の名が定着します。
    スーパーマンやバッドマンなどを生み出したライバル出版社「DCコミックス」を横目に、当時すでに会社の中心的人物であったスタン・リーは、アイアンマンやハルク、スパイダーマンといった数々の人気作品の原作を手掛けるようになりました。

    しかし、1990年代にはまたもや経営が悪化。
    1997年にはとうとう倒産し、マーベル・エンターテイメントとして再起を図るもあまり経営状況は改善しませんでした。

    全米に大人気のヒーローを多数輩出していながら、売り上げの伸びない「マーベル」。
    そこに目を付けた巨大な会社がありました。
    そう、ウォルト・ディズニー・カンパニーです。

    ディズニーとマーベル②:MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生!

    マーベル・シネマティック・ユニバース
    出典:公式サイト
    マーベル・シネマティック・ユニバース

    2006年にピクサーを買収するなど、投資志向の強かったウォルト・ディズニー・カンパニーは、低迷していたマーベルのヒーローたちに対しても限りないポテンシャルを感じていたそうです。

    ディズニーは2009年に40億ドルでマーベルを買収すると、傘下となったマーベル作品を活用して次々と映画やドラマ、アニメ作品を量産しました。

    また、マーベルの映画作品やそれに準ずるスピンオフドラマやアニメシリーズを「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」と総称しました。
    このMCUというブランディングは、マーベルが生まれ変わったことを世界中に知らしめ、ヒーロー人気を復興させる起爆剤となりました。

    その結果、2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」では約27.9億ドルという世界第2位の興行収入を記録し、興行収入ランキングとしてもTOP10をアベンジャーズシリーズが独占するという大成功につながったのです。

    ちなみに、MCUは作品の公開時系列によって「フェーズ」が分かれています。
    ・フェーズ1:アベンジャーズが集結するまでの作品群
    ・フェーズ2:その後の新ヒーローの登場や地球情勢の揺らぎを描いた作品群
    ・フェーズ3:サノスとの戦いの終結までを描く物語
    ・フェーズ4:戦いに生き残った者たちによる新たな物語

    今後も新ヒーローの登場などが決定しており、これからさらに熱い戦いを繰り広げてくれるマーベル作品に大いに期待しましょう◎

    【マーベル】どれから見るのが正解!?難解なMCUシリーズ徹底解説!

    ディズニーとマーベル③:「マーベル映画 = ディズニー映画」なの?

    ディズニー動画配信Disney+!新作やピクサー・マーベルも配信
    ディズニー動画配信Disney+!新作やピクサー・マーベルも配信

    ここで整理しておきたいのが、製作会社の立ち位置です。

    マーベルはディズニーに買収されていますが、買収後のマーベル作品はみなMARVELというブランドで制作されているため、あくまで「ディズニー映画」という括りには入らないというのが一般的な考え方になります。

    ただし、映画作品の配給や演出技術などはディズニーに頼っているため、エンドクレジットや作品の最初でディズニーのロゴも使用されます。

    つまり「マーベル映画 = ディズニー映画」という認識は正確には当てはまりません。
    簡潔に言い換えるなら「ディズニーが提供する(製作・配給に関わるサポートを行う)マーベル映画」という位置づけです。

    あくまで「アナと雪の女王」や「トイ・ストーリー」などのディズニー映画やピクサー作品とは並列されないので注意しましょう!

    【MCU】初心者向けマーベル映画ランキングTOP5!入りやすい王道作品の見どころやあらすじを紹介

    ディズニーとマーベル④:ディズニーに買収される以前のマーベル作品の位置づけ

    マーベル・ヒーロー「スパイダーマン」
    マーベル・ヒーロー「スパイダーマン」

    ディズニーに買収される以前に映画化していたマーベル作品を紹介します。
    買収前の作品の版権は、ディズニーの買収範囲にあたらないため、エンドロールや冒頭にディズニーのロゴは入っていません。

    ・X-MEN (配給:20世紀フォックス)
    ・アイアンマン1 (配給:パラマウント・ピクチャーズ)
    ・インクレディブル・ハルク (配給:ユニバーサル・ピクチャーズ)
    ・スパイダーマン1~3/アメイジング・スパイダーマン1~2 (配給:ソニー・ピクチャーズ)
    ・ファンタスティック4(配給:20世紀フォックス)※2005年版
    ・デッドプール(配給:20世紀フォックス)

    ディズニーと肩を並べる有名な配給会社たちが、こぞってマーベル作品を取り合っていた時代があったんですね。

    これらの作品はMCUと関係していながら長い間ディズニープラスでは視聴できなかったのですが、2022年夏、遂にディズニープラスが配信権利を獲得!
    上記の映画に加えて、Netflixで製作されたマーベルヒーローたちのドラマシリーズも一気にディズニープラスで配信が開始されました。
    というわけで、ディズニープラスに入っていればマーベル関連の映像作品がかなりの本数でチェックできるようになっていますよ。

    【ネタバレあり】『スパイダーマン』歴代映画13本!各作品の基本情報、あらすじ、MCU作品も含む時系列

    ディズニーとマーベル⑤:他社のマーベル作品もMCUに合流!

    MCU買収前から制作されていた他者のマーベル作品のキャラクターも、キャラクターの版権などが復活するとともにMCU作品に登場するようになります。

    例えば、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2022年)』では、旧『スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで登場したドクター・オクトパスやグリーンゴブリン、リザードやエレクトロ、サンドマンなどの悪役キャラクターが全員同じ俳優でカムバック!
    さらには、両シリーズで主役を務めたドビー・マクワイアとアンドリュー・ガーフィールドも異なる世界から来たスパイダーマンという設定でカムバックするという豪華演出がありました。
    公開当初は予告編などで3人の別世界のスパイダーマンが同時に戦うことは明かされておらず、ファンとしてはあまりにも驚愕のサプライズだったんですよ!

    また、映画『デッドプール&ウルヴァリン(2024年)』では、映画『デッドプール』、映画『X-MEN』シリーズでそれぞれ登場したアウトローなヒーローコンビ「ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)」と「デッドプール(ライアン・レイノルズ)」も同じ俳優にてMCUに合流!
    同作では、他にも複数のヒーローたちが同じ配役でカムバックするサプライズがありました。

    これまで多数の会社が制作してきたマーベルコミックスの実写化作品は、いまやディズニーのブランディングであるMCUによって束ねられつつあるんです。
    必須ではありませんが、MCU作品を鑑賞するにあたり、他社のマーベル作品も観ることで、1つ1つの作品をより楽しめようになっていますよ!

    ディズニープラスでなら全マーベル作品を視聴可能!

    Disney+(ディズニープラス)
    Disney+(ディズニープラス)

    さて、「他社のマーベル作品も観たい」となってくると、
    「どうやって全作品視聴しようか?」
    という疑問が出てきますよね。

    実は、全マーベル作品を見る最も手軽な方法は、「ディズニープラス」の利用です!

    ディズニー作品を中心にストリーミングしているディズニープラスですが、実は他社のマーベル作品もすべて見ることができます!

    パラマウント・ピクチャーズやユニバーサル・ピクチャーズ出身のマーベル作品はもちろん、Netflixのドラマシリーズ『デアデビル』などのドラマ作品もディズニープラスで一括視聴することができますよ◎

    これからしっかりマーベル作品を見ていきたいという方は、ディズニープラスの契約をおすすめします♪

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    マーベル人気はグッズや海外ディズニーパークにも波及!

    ディズニーがマーベル買収を決定した当初は、多くの関係者から批判の声が殺到しました。
    ところが、ふたを開けてみれば、マーベルのグッズ展開やディズニーランドへのマーベルの導入は世間に大きな賞賛と歓喜をもたらしています。

    日本でもマーベルの人気は大いに高まっており、多数のグッズが展開されているんですよ☆

    ◆東京ディズニーランドで楽しめるマーベル要素

    東京ディズニーランドでは、運営会社側のライセンスなどの関係で、マーベルのディズニー参与以降も、長らくマーベルとのコラボは行われてきませんでした。

    しかし、2023年にディズニーホテルでマーベル関連メニューが販売されたことを皮切りに、マーベル導入の波が到来!

    2024年にスタートしたキャッスルプロジェクションショー「Reach for the Stars」で、マーベルパートが登場したことで、東京ディズニーランド内にマーベルキャラクターが初上陸しました。

    さらに、2025年1月~6月の期間には「イッツ・ア・スモールワールドwithグルート」というアトラクションの期間限定運営により、とうとうアトラクションにもマーベル要素が導入されましたよ!

    今後も新たなマーベル要素が追加されるのが楽しみですね♪

    ◆ディズニーストアのマーベルグッズ

    マーベルポップアップストア
    マーベルポップアップストア

    ディズニーストアでは、ディズニーやピクサーのグッズだけでなく、今やマーベルのグッズも多数ラインナップしています。

    グッズのジャンルやキャラクターの種類も豊富で、中にはMCU関連グッズだけでなく原作コミックをモチーフにしたグッズもたくさん販売されているんですよ◎

    ▼マーベルグッズが買える場所についてはこちら!
    【マーベルグッズ】買える場所ガイド!店舗、通販、品揃え、取り扱いキャラクターを解説

    ◆ディズニーパークのマーベルエリア!

    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!の外観
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!の外観

    海の向こうではマーベル作品をもとにしたアトラクションやエリアが登場しています。
    カリフォルニアのディズニーランドでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」をもとにしたフリーフォールアトラクション、香港のディズニーランドには「アイアンマン」のライドアトラクションがあります。

    さらに、Avengers Campusと呼ばれるアベンジャーズの世界観をもとにしたエリアが海外パークに続々と導入されていますよ!

    ▼海外パークのアベンジャーズエリアについてはこちら!
    【海外ディズニー】マーベルエリアが世界5パークに登場!アトラクション、レストラン、日本上陸は?

    まとめ

    マーベルポップアップストアの商品
    マーベルポップアップストアの商品

    いかがでしたか?

    以上、マーベルとディズニーの歴史やグッズ、アトラクションを解説しました♪
    マーベルファンはもちろん、これから作品を見てみたいという方の参考になれば幸いです◎

    それでは、よい1日を!Bonne Journee!!

    【マーベルとディズニーの関係】どんな歴史がある?世界のディズニーランドにもマーベルエリアやショーが多数!

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    ライタープロフィール

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    Bonjour tout le monde!!
    みなさん、こんにちは!
    CASTELのテーマパークグルメ探求家「だんだん」です!

    大好きな東京はもちろん、上海、香港、アナハイム、パリのディズニーを巡り、
    500種類を超えるディズニーパークフードを堪能してきました。

    USJも月1通いの年パス持ち!
    テーマパークは総合的に網羅しています。

    アトラクションやショー、攻略法や裏技まで。長年の執筆経験と独自の五感で切り取る、刺激的な情報をお届けします♪

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