タワーオブテラーの隠れトリビア10選!ミステリーホテルをオブジェや裏話で紐解こう
今回は、東京ディズニーシーの人気アトラクション「タワーオブテラー」の隠れトリビアをご紹介!ホテル内にはハイタワー三世の人物像や、彼をとりまく登場人物、ホテルにまつわる不気味なトリビアなどがたくさん隠されています。アトラクションがもっと好きになる10個のトリビアをまとめました♪
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は、東京ディズニーシーの人気アトラクション「タワーオブテラー」の隠れトリビアを解説!
タワーオブテラーは上昇と下降を繰り返す、ディズニー史上最恐のフリーフォール型のアトラクションと言われています。
ホテルの主人である大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー三世は、アフリカの秘境で強奪した呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥの呪いにかかり、壮絶な運命をたどることに…。
そんなタワーオブテラーには、ホラー要素満載のバックグラウンドストーリーや謎めいたトリビアがたくさん隠されているんですよ。
タワーオブテラーがもっと好きになる10個のポイントをまとめてみました♪
・タワーオブテラーのトリビア②:ホテルにまつわる「13」の忌み数
・タワーオブテラーのトリビア③:親子関係を揺るがすホテルハイタワー
・タワーオブテラーのトリビア④:ハイタワー三世は日本にも来ていた?
・タワーオブテラーのトリビア⑤:ハイタワー三世のモデルが引退へ
・タワーオブテラーのトリビア⑥:暖炉の隠れハイタワー
・タワーオブテラーのトリビア⑦:ハイタワーはゲテモノ好きで有名?
・タワーオブテラーのトリビア⑧:不思議な設計の秘密
・タワーオブテラーのトリビア⑨:描きかけの女性の絵画
・タワーオブテラーのトリビア⑩:ハイタワーのプールがショップとしてオープン
タワーオブテラーのトリビア①:シリキ・ウトゥンドゥは最恐の偶像
1899年、アフリカ大陸のコンゴ川に足を運んだハイタワー三世は、ムトゥンドゥ族という部族から呪いの像シリキ・ウトゥンドゥを強奪します。
シリキ・ウトゥンドゥはスワヒリ語で「災いを信じよ」という意味があるそうです。
ハイタワーが手にするまでムトゥンドゥ族の元にあったシリキ・ウトゥンドゥですが、なんと作られてから300年以上も経っている偶像なのだとか。
そして、ハイタワーの手に渡るまで、様々な部族を転々としてきました。
また、シリキ・ウトゥンドゥには、古代の呪術師「シリキ」の遺骨が使われているため、今でもシリキの魂が宿っているのだそうです。
シリキ・ウトゥンドゥは、扱い方を間違えてしまうと部族ごと消滅させる力があると言われており、呪いの力がかなり強いことが分かりますね。
タワーオブテラーのトリビア②:ホテルにまつわる「13」の忌み数
タワーオブテラーのストーリーを辿っていくと、忌み数と言われる不吉な数字「13」がたびたび登場します。
父親からホテルを受け継いだ1886年の13年後、1899年にハイタワー三世はエレベーターで謎の失踪を遂げます。
1899年、ハイタワー三世はアフリカの部族であるムトゥンドゥ族から呪いの像シリキ・ウトゥンドゥを略奪します。
ホテルに帰ったハイタワーは大晦日の夜に記者会見を開き、アフリカで手に入れた美術品やシリキ・ウトゥンドゥを披露するパーティーを開きます。
そこでシリキ・ウトゥンドゥの呪いの力をバカにしたことにより、最上階の自室に戻る途中、エレベーターが落下しそのままハイタワーの姿は消えてしまいました。
ハイタワー三世が失踪して13年後の1912年。
事件の舞台となったホテルハイタワーは、ニューヨーク市保存協会によりタワーオブテラーとして見学ツアーが開始されます。
ここまでストーリー上に登場した人物の数も13人とされています。
「13」という数字がこれほど頻繁に登場するのはただの偶然なのでしょうか…。
タワーオブテラーのトリビア③:親子関係を揺るがすホテルハイタワー
ハイタワー三世の失踪から13年。
ホテルハイタワーはニューヨーク市保存協会の主催により、タワーオブテラーとして見学ツアーをスタートさせます。
ニューヨーク市保存協会とはツアー主催団体であり、代表者はベアトリス・ローズ・エンディコットという女性です。
このベアトリスという女性は、ニューヨークの実業家でありハイタワーと幼い頃から犬猿の仲であるコーネリアス・エンディコット三世の末娘なのです。
コーネリアスはU.S.スチームシップカンパニーという会社を経営しており、ハイタワーの悪事を暴くためニューヨーク・グローブ通信という新聞社を構えています。
しかし、皮肉にも娘のローズはライバルであるハイタワーに憧れを抱いてしまったのです。
ニューヨーク・グローブ通信は、危険すぎるホテルハイタワーのツアー中止を訴え続けているため、コーネリアスとローズ親子の関係にもいつしか亀裂が。
ちなみに、ニューヨーク市保存協会は「ニューヨーク・デリ」の向かい、赤いひさしがあるカールッチビルの3階にオフィスを構えています。
ニューヨーク・グローブ通信は、ビッグバンドビートを公演しているブロードウェイ・ミュージックシアターの隣にオフィスがあるんですよ。
タワーオブテラーのトリビア④:ハイタワー三世は日本にも来ていた?
タワーオブテラーのホテル内には、収集家であるハイタワー三世が訪れた冒険先の絵画がいたる場所に飾られています。
アジア、アフリカ、ヨーロッパなど訪れた国は数知れず。
なんと1886年には日本にも訪れており、将軍のよろいを持ち帰った様子が描かれています。
また、1881年にはイースター島にも訪れており、モアイ像も手に入れているようです。
中でも注目したいのは、1883年に訪れた中央アメリカの冒険。
ハイタワーが巨大なヘビの頭部の像を持ち帰っている様子が描かれています。
この像をよく見ると、ロストリバーデルタのアトラクション「レイジングスピリッツ」のものとよく似ているのです。
そして、レイジングスピリッツのファストパス発券機の側には、「TO THE HIGH TOWER TRUST AVENUE 1 PARK AVENUE NEW YORK」と書かれた木箱が置いてあります。
実はこれ、ホテルハイタワーの住所なんです。
もしかすると、ハイタワーはレイジングスピリッツでもお宝を強奪した可能性があるかもしれません…!
タワーオブテラーのトリビア⑤:ハイタワー三世のモデルが引退へ
ハイタワー三世には実在するモデルがいたことをご存じでしょうか?
その人物はディズニーのイマジニアとして働くジョー・ロードという男性です。
ディズニーにおいて40年のキャリアを持ち、ハワイのアウラニで活躍していた大ベテランの人物ですが、なんと彼の顔がハイタワー三世のモデルになっているのです。
そんなファンの間でも人気のあったジョー・ロードは、2021年1月に引退を発表。
ディズニー社に彼はもういませんが、アトラクションでいつでも彼の顔を見ることができます!
タワーオブテラーのトリビア⑥:暖炉の隠れハイタワー
タワーオブテラー内には、隠れミッキーならぬ隠れハイタワーが存在します。
ホテルのエントランス右側にある暖炉には、「高塔」の文字とハイタワーの肖像画が飾られています。
ここには日本ならではのジョークが隠されており、「高=ハイ」「塔=タワー」 と読むことができます。
また、肖像画を見ると、絵の中ではハイタワーの肖像画が飾られている位置に銅像が立っています。
元々肖像画が飾られている場所には銅像がありましたが、ハイタワーはこの像を壊し、自身の絵を飾っているのです。
その証拠に、肖像画の台には足だけとなった像が残されているんですよ。
タワーオブテラーのトリビア⑦:ハイタワーはゲテモノ好きで有名?
変わり者として有名だったハイタワー三世ですが、食事の好みもかなり変わっていたようです。
ハイタワーの偏食っぷりは、ホテルのレストランメニューを見れば一目瞭然。
ホテルロビーの正面にはハイタワーが消えた壊れたエレベーターがあるのですが、その左脇の扉の上には「オリンピックレストラン」と書かれています。
ここは、通常ファストパス利用者の通路になっているため、あまりじっくり観察できないような場所となっています。
レストランの壁には、目を疑うようなコースメニューが貼り出されているのです。
例えば、
・New Guinea Sago worms al dente「ニューギニア サゴヤシ虫のアルデンテ」
・Scorpion Consomme「サソリのコンソメスープ」
・Cream of Tarantula「タランチュラのクリーム」
など、絶対に口にしたくないメニューがズラリと並んでいるんですよ。
ハイタワーだけでなく宿泊客も味わっていたのかが気になるところ。
タワーオブテラーのトリビア⑧:不思議な設計の秘密
タワーオブテラーの建物を見たことがある方は、上部が出っ張っていてハンマーのような不思議な形をしていることに気づいたことはありませんか?
なぜこのような形になったかと言うと、ホテルの完成間近にハイタワーが自室を拡張したいと言い出したため、建物を横に広く伸ばしたことからハンマーのような形に増築されたそうです。
欲しい物はすべて手に入れるというハイタワーらしい強欲深さが現れたデザインですよね。
タワーオブテラーのトリビア⑨:描きかけの女性の絵画
ホテル敷地内の庭園は、混雑時にスタンバイ列として開放されることがあります。
「瞑想の庭園」、「インドの庭園」と名付けられた2つの庭園にわかれており、屋上には「太陽の庭園」があります。
この庭園には、これまでハイタワー三世が世界中から集めた数々の貴重な美術品が飾られています。
ひときわ目立つのは、「インドの女神の彫像」や「古代ギリシャの愛の女神像」と言った女性の彫像です。
やたらと女神が多い庭園ですが、中でも注目したいのが「瞑想の庭園」で見ることができる女性のスケッチです。
庭園の中で唯一本物の人間を描いたスケッチですが、モデルの女性は一体誰なのでしょうか?
彫刻に負けないくらい美しいこの女性は、ハイタワーに憧れホテル見学ツアーを企画したニューヨーク市保存協会の代表者ベアトリス・ローズ・エンディコットです。
スケッチをした人物はハイタワーの友人であり執事のスメルディング氏なんですよ。
タワーオブテラーのトリビア⑩:ハイタワーのプールがショップとしてオープン
ツアーのお土産ショップとして運営している「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」。
以前はハイタワー三世が「ラジャのプール」と呼んでいたお気に入りの室内プールでした。
現在はタワーオブテラーにちなんだグッズや、ツアーゲストの瞬間的な写真を撮った写真を販売しています。
お店の中には、プールだった頃のポスターも貼ってあるのでぜひ見つけてみてくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、タワーオブテラーに隠されたストーリーやトリビアを紹介しました。
タワーオブテラーは、このほかにもたくさんのバックグラウンドストーリーが眠っています!
隠れたストーリーやトリビアにも注目してみると、さらにタワーオブテラーが楽しめるかもしれませんよ♪
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