アメリカンウォーターフロントのバックグラウンドストーリー
東京ディズニーシーの7つのテーマポートの1つ「アメリカンウォーターフロント」のバックグラウンドストーリーや背景をご紹介。20世紀初頭のアメリカの街並みを舞台としたエリアは、ニューヨーク、トイビル・トロリーパーク、ケープコッドの3つに大きく分けられます。
こんにちは!ディズニーシーではアメリカンウォーターフロントが一番好きなみーこです。
ディズニーシーは7つのエリアに分かれていますが、その中でもアメリカンウォーターフロントは大人から子供まで楽しめる大人気エリアです。
古き良き時代のアメリカの大都市ニューヨークと、アメリカの田舎町ケープコッドをリアルに再現しています。
そんな20世紀のアメリカにタイムスリップしたかのような、アメリカンウォーターフロントの舞台裏をのぞいてみましょう!
アメリカンウォーターフロントとは
アメリカンウォーターフロントと言えば、「タワー・オブ・テラー」や「トイ・ストーリー・マニア!」など大人気アトラクションがあるエリア。
20世紀初頭ニューヨークの新しい時代のスタートを切り取ったような街並みが魅力的です。
その中でも、大きく分けて3つのエリアが特徴的です。
①古き良き時代の街並みや港をイメージした「ニューヨーク」
②移動式遊園地をイメージした「トイビル・トロリーパーク」
③アメリカの北東部にある漁村をイメージした田舎町「ケープコッド」
レンガ作りの建物や街灯など、1912年のニューヨークの様子をたっぷり味わえますよ☆
それでは、①~③の3つのエリアをもう少し詳しく見ていきましょう。
①100年前のニューヨークの街
街一番のビックなアヒルの百貨店
アメリカンウォーターフロントに入ると、一番最初に目につくのは「マクダックス・デパートメントストア」ではないでしょうか?
「マクダックス・デパートメントストア」は、ドナルドの伯父でお金持ちのスクルージ・マクダックが建設したデパートです。
今でこそ街一番のデパートとなりましたが、最初は小さな質屋からスタートしました。
実際にディズニーシーでしか手に入らないお土産など豊富な商品を取りそろえています。
ひっそりとたたずむ謎の銅像
メディテレーニアンハーバーからアメリカンウォーターフロントへ向かうと、ある人物の銅像が立っているのをご存知ですか?
ちょうど「マクダックス・デパートメントストア」の真向いにあり、気になっていた方もとても多いと思います。
実はこの人物、ヨーロッパ人としてアメリカ海域に初めて足を踏み入れた、大航海時代の探検家「クリストファー・コロンブス」なのです。
アメリカ海域到達の偉業を成したクリストファー・コロンブスへのご褒美に、アメリカンウォーターフロントに銅像が建てられたそうですよ。
コロンブスの故郷であるイタリアとニューヨークの橋渡しとして、メディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントの中間に建てられたという説があります。
◆1912年の交通機関◆
馬車から自動車へ
ヨーロッパからの移民が海を渡って新大陸として作り上げた大都会ニューヨーク。
これまで人々の交通手段であった馬車は徐々に姿を消し、当時の最先端である自動車ヴィークルが走るようになりました。
このヴィークル(ビッグシティ・ヴィークル)は、実際にアメリカンウォーターフロント内で乗ることができますよ♪
ニューヨークの古い鉄道
アメリカンウォーターフロントでは電車が高架を走っている様子が印象的ですよね。
この電車は1912年当時の高架鉄道をリアルに再現しているもの。
アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを結ぶ「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」として実際に乗ることができますよ!
◆色んな荷物が運ばれる港◆
ウォーターフロントパークやホレイショースクエア付近では、様々な荷物が積まれた貨物船が停泊する港があります。
実際に貨物船に乗ることはできませんが、細かい部分まで忠実に再現されているのでチェックしてみてください♪
②トイビル・トロリーパーク
ニューヨークの古き良き遊園地をテーマにした広場で、トイ・ストーリーの世界をモチーフにした「トイ・ストーリー・マニア!」があります。
ブロードウェイ・ミュージックシアターの真横にあり、巨大なウッディの顔が目印ですよ!
トイ・ストーリーに出てくるキャラクターと遊べるちょっとしたミニゲームもあります。
こんなにぎやかな移動式遊園地があったら楽しそうですよね♪
③アメリカの田舎町ケープコッド
ダッフィーのふるさと、アメリカ北東部にあるマサチューセッツ州の同名の漁村ケープコッド。
「ケープコッド」は「タラの岬」と言う意味で、よく見てみると港には魚の缶詰工場やボートショップが。
ナンタケット島がモデルとなっていて、あのケネディ家の別荘がある避暑地としても有名です。
にぎやかなニューヨークとはガラリと変わって、とても静かな雰囲気の町♪
エリアとしてはあまり広くはありませんが、ディズニーシーの中でも人気のあるエリアです。
ダッフィーグッズ専門店があったり、ダッフィーをモチーフにしたフードが楽しめちゃいます☆
◆ケープコッド・クックオフ◆
タンタケット島にある教会がモチーフの白い大きな建物は、ケープコッドのタウンホールと呼ばれるもの。
レストラン「ケープコッド・クックオフ」として知られていますが、村の伝統的な料理大会の会場なのです。
レストランの中では「マイ・フレンド・ダッフィー」というミッキーやダッフィー、シェリーメイが活躍するショーも見れますよ♪
◆赤と白の灯台◆
ケープコッドに入ると赤と白の灯台が見えてきます。
ケープコッドは、たびたびハリケーンなどの悪天候に襲われることが多い港町。
漁に出た船の無事を祈り見守る灯台として、ハリケーンポイント・ライトハウスと名前がつけられています。
アメリカンウォーターフロントのシンボル
◆S.S.コロンビア号◆
アメリカンウォーターフロントに停泊している豪華客船で、あのタイタニック号のモデルとも言われています。
処女航海を控えて、ニューヨークに停泊しているという設定。
実際に中に入ることもでき、アトラクション「タートルトーク」や「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」で食事を楽しむことができます。
◆ホテル・ハイタワー◆
ハリソン・ハイタワー三世が建設したホテルですが、現在ホテル営業は停止しているものの、タワー・オブ・テラーツアーが行われています。
ニューヨーク市保存協会の見学ツアーという設定で、ツアーに参加したゲストたちは恐怖体験が待ち受けています。
◆ブロードウェイ・ミュージックシアター◆
ニューヨークの壮大なブロードウェイのショーを鑑賞できる劇場。
「ビッグバンドビート」という生演奏の本格ジャズを楽しむことができますよ♪
まとめ
いかがでしたか?
100年前のアメリカがテーマのアメリカンウォーターフロント。
まるでその時代に入り込んだかのような錯覚を覚えるのではないでしょうか!?
ディズニーリゾートは細かな部分まで忠実に再現されています。
ちょっとした看板やポスターなど気にして見てみると、おもしろい発見があるかもしれませんよ♪
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