【映画】『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』徹底解説!遂に完結!?
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ第5作目となる『最後の海賊』は、現時点でのシリーズ最新作!過去の作品に登場したキャラクターも久しぶりの登場を果たし、話題となりました。本作は過去作も見てこそ楽しめる作品となっていますので、今回は重要となるキャラクターの歴代4作中での活躍もまとめています!この夏、カリブの海でのデンジャラスな旅はいかがですか?
こんにちは!パイカリ大好き大学生、るんにゃんです♪
今回はシリーズ最新作にあたる『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を徹底解説します!
筆者は当時4DX上映版を見ていました!
さすが海の物語、想像よりも水の量が多くてビックリした思い出…。
懐かしのキャラクターも登場する本作。
今回はあらすじだけでなく、重要となるキャラクターについても解説しています♪
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの概要
シリーズが始まったのは2003年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』からでした。
原作となっているのはもちろん、ディズニパークアトラクションの「カリブの海賊」です!
カリブの海賊はウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションで、各国のパークに存在しています。
現在では全世界のカリブの海賊に、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのキャラクターが登場するようになりました!
元々、キャラクターらしいキャラクターは登場せず、カリブ海の海賊たちの冒険を体験するものでした。
しかし、映画シリーズがヒットしたということで2006年〜2017年の間に、全てのパークのカリブの海賊がリニューアルされたという経緯があります。
そして2016年にオープンした上海ディズニーランドに、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズをテーマとした「カリブの海賊 バトル・フォー・サンケン・トレジャー」が完成しました。
上海ディズニーランドのカリブの海賊だけが、映画シリーズをテーマとしたカリブの海賊となっています。
シリーズ5作を通しての主人公はジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。
独特な雰囲気を纏った彼に、心を奪われた方も多いのでは?
また、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのメインテーマ曲とも言える『彼こそが海賊』は一躍有名となりました!
様々な場面で耳にする機会がありますよね♪
2017年からは東京ディズニーシーで夏のイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が開催され、国内での盛り上がりが一気に加速したように思います♡
元々はシリーズ最後の戦いとされていた『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』とのタイアップだったそうですが、ゲストからの好評を受け、翌年度以降の開催に繋がったんだとか!
このように、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズは多方面に広く影響を及ぼしました。
ディズニー実写映画の名作シリーズと言えます♡
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の概要とあらすじ
原題である「Dead Men Tell No Tales」とは「死人に口無し」という意味。
カリブの海賊の冒頭で耳にするフレーズですね!
そしてなんと、今作であのウィル・ターナーが帰ってきます!
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』以来、およそ10年ぶりの出演となりました!
激しいアクションとリアリティ溢れる映像が魅力のシリーズですが、なんと泣けるポイントがあるんです…!
筆者は号泣しながら見ていました。
もちろん、いつも通り笑えるポイントもありますよ♡
今作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の内容までを理解している必要があります。
シリーズの最初に見ることはおすすめできません!
あらすじ
12歳になったヘンリー・ターナーは、ボートに乗って「フライング・ダッチマン号」を目指します。
彼の父親はウィル・ターナー。
フライング・ダッチマン号の船長として生きるウィルは、10年に1度しか陸に上がることができない呪いを受けていました。
ヘンリーはこの呪いを解くため、ポセイドンの槍を探そうとしますが、ウィルは息子を守るため、彼を追い返します。
それから9年後、ヘンリーは英国海軍に勤めていました。
ヘンリーは自身の乗る船「モナーク号」が魔の三角水域、バミューダトライアングルに入ってしまいます。
すると、難破船と化したスペインの軍艦「サイレントメアリー号」を発見。
直後、アルマンド・サラザールが率いるスペイン海兵の亡霊たちが、モナーク号の艦長以下乗組員を虐殺、全滅となります。
サラザールはヘンリーにジャック・スパロウへの伝言を託し、彼を見逃しました。
その頃のジャックはというと、なんと一文無しになっていました!
自身に賭けられていた懸賞金も大暴落、おまけに黒ひげから取り戻した「ブラックパール号」を元に戻すこともできないまま。
銀行から金庫を強奪しようとするも、大失敗に終わり、数少ない船員たちにも見放される始末。
英国軍に追われる中、ジャックは魔女疑惑をかけられた天文学者の女性、カリーナ・スミスに出会います。
なんとか英国軍から逃げ切ろうと画策するジャックでしたが、捕まり、牢屋へと閉じ込められてしまいました。
共に捕らえられているカリーナとジャックは、なんと翌日には処刑されることに…!
しかしジャックは、牢獄で出会ったヘンリーから父親であるウィルのこと、ポセイドンの槍のことを聞きます。
彼や戻ってきた船員たちの協力もあり、ジャックとカリーナは間一髪のところで助かりました。
ポセイドンの槍の所在が書かれた古文書を解読できるカリーナを含め、彼らはポセイドンの槍を探す航海に出ました。
一方でバルボッサは、ジャックを生贄にサラザールと取引をしようと目論みますが、失敗。
部下のほとんどを殺された上、アン女王の復讐号も沈められてしまいます。
僅かに生き残った部下たちと共に、バルボッサはサラザールを倒すことのできるポセイドンの槍を探し始めました。
目的を同じくするジャックたちとも共闘し、宿敵サラザールとの決戦に挑みます。
今まで謎に包まれていた部分も明らかになる”完結編”と呼んでも過言ではないほどの大作です!
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の重要キャラクター
ここからは重要となるキャラクターについて詳しくご紹介します。
重要キャラクター①:ウィル・ターナー
ウィル・ターナーの本名は、ウィリアム・ターナー・ジュニア。
演じるのは大人気俳優のオーランド・ブルーム!
第1作から登場し、準主人公として活躍しました。
ウィルの父は海賊でしたが、彼はそのことを知らないまま幼少期を過ごします。
ジャックと出会った頃は鍛冶屋として働いていました。
とても真面目な性格で、ジャックとは正反対と言っていいほど。
それでも2人は固い絆で結ばれています。
第1作から登場していたエリザベス・スワンと恋に落ち、後に結婚し、子供が1人います。
しかし、第3作の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』でフライング・ダッチマン号の船長となりました。
このフライング・ダッチマン号は元々デイヴィ・ジョーンズが船長の幽霊船。
フライング・ダッチマン号は海で死んだ魂を死後の世界へ運ぶ、という仕事があるんですよ。
デイヴィ・ジョーンズとの戦いの最中、ウィルは生命の危機に瀕してしまいます。
彼を救うためには、フライング・ダッチマン号の船長になるという選択肢しか残されていなかったのです…。
フライング・ダッチマン号の船長になると、10年に1度しか陸に上がることができません。
息子のヘンリーはこれに苛立ちを覚え、自らの危険を顧みずフライング・ダッチマン号を目指しました。
重要キャラクター②:キャプテン・バルボッサ
キャプテン・バルボッサの本名は、ヘクター・バルボッサ。
全部で9人いる伝説の海賊の1人で、カスピ海の王として君臨しています。
ジャック・スパロウの最大の敵、最大のライバルとも呼べる存在で、第1作から登場し続けているキャラクターです。
良い人の時もあれば、悪い人の時もあります。
ジャックと敵対することもあれば、ジャックと共闘する時もある…という何とも不思議な海賊です。
筆者は元々そんなに好きなキャラクターではありませんでしたが、本作を見て考えが変わりました。
本作における第二の主人公と呼んでも過言ではないほど、重要なポイントを握っています!
バルボッサは昔、ジャックが船長を務めるブラックパール号の一員でした。
しかし、伝説の死の島であるイズラ・デ・ムエルタに向かう途中でジャックを騙し、船を乗っ取ってしまいます。
探し求めていたのはアステカの金貨。
それを見つけ、湯水の如く使い続けたバルボッサと船員たちは、その金貨の呪いにかかってしまうのです。
金華の呪いを受けたバルボッサたちは、不死身の体となって海を彷徨い続けました。
第1作ではこの金貨の呪いを巡り、ジャックやウィル、エリザベスたちと争うこととなります。
そして、ジャックの銃撃によって死亡してしまうのです…!
第2作でバルボッサはティア・ダルマというブードゥー教の予言者が持つ秘術の力によって蘇りました。
本作では第4作で黒ひげから奪い取った「アン女王の復讐号」と全能の剣の力を使って大海で勢力を振るっています。
重要キャラクター③:サラザール
サラザールの本名は、アルマンド・サラザール。
スペイン海軍の軍人で、かつてカリブ海の海賊たちを絶滅させる「海の処刑人」として名を轟かせていた男です。
彼は海賊狩り用の戦艦「サイレント・メアリー号」に乗り、全ての海賊を滅ぼすという野望を持っていました。
しかし、若かりし頃のジャックの挑発に乗ってしまい、魔の三角水域に誘い込まれた結果、乗組員以下全滅してしまいます。
ずっと魔の三角水域に幽閉されていましたが、ジャックがコンパスを手放したことで海域の呪縛から解き放たれます。
ジャックのコンパスは、コンパスが持つ人間が最も欲しているものを指し示すという特別なもの。
このコンパスを意図的に手放した時、厄災が訪れるというのです…!
バルボッサ曰く「海賊にとっての最大の恐怖はサラザールだ」とのこと。
呪縛が解かれたサラザールは、海賊の全滅とジャックへの復讐へと動き出します。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』について徹底解説しました!
シリーズ続編となる第6作目の制作が決定していることはご存知でしたか?
おそらくジャックは主人公にならないという話でしたが、最新作前にぜひ歴代パイカリを見てみてください♡
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |