【ディズニー】オーディオアニマトロニクスって?ディズニーの独自技術の歴史とパークで見られる場所
ディズニーが開発した技術「オーディオアニマトロニクス」を解説します。ディズニーパークのアトラクションで、音楽やセリフと連動して生きているような動きを見せる人形=オーディオアニマトロニクス。ウォルト・ディズニーの遺産とも呼べる技術の歴史をたどりながら、パーク使われている場所や見どころ、そして2020年東京にオープンする新エリアに導入されるオーディオアニマトロニクスの最新映像をまとめました!
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は、世界のディズニーパークで活躍する精密な人形「オーディオアニマトロニクス」についてご紹介します☆
「カリブの海賊」などでリアルな動きを見せるオーディオアニマトロニクスは、「本当に生きてる!?」と勘違いしてしまいそうなほど高技術な人形なんですよ。
オーディオアニマトロニクスの存在なくして、現在のディズニーランドの成功はなかったかもしれません。
あのウォルト・ディズニーが遺したオーディオアニマトロニクスの歴史を辿りながら、どのアトラクションで見られるのか、パークにどれだけの数があるのかなどを調査してみました!
・オーディオアニマトロニクス:第1号はアメリカ人俳優のロボット
・オーディオアニマトロニクス:アトラクションの初導入は1963年
・オーディオアニマトロニクス:どのアトラクションで見られる?
・美女と野獣のアトラクションのオーディオアニマトロニクスがリアルすぎる!
・アナ雪のオーディオアニマトロニクスが最新!
・オーディオアニマトロニクス:レストランにもオーディオアニマトロニクス!?
オーディオアニマトロニクスとは?
オーディオアニマトロニクスとは、1961年にウォルト・ディズニー・カンパニーが商標登録した、世界のディズニーパークのアトラクションなどに導入されている人形の名前です。
オーディオ(音)、アニメーション(動き)、エレクトロニクス(電子工学)を組み合わせた言葉で、音と動きに合わせて作動するリアルな人形を指します。
現在、日本のディズニーランド、ディズニーシーのパーク内には約3,500体のオーディオアニマトロニクスが存在しているんですよ!
オーディオアニマトロニクス:第1号はアメリカ人俳優のロボット
ウォルト・ディズニーがオーディオアニマトロニクスを開発するきっかけとなったのは、彼が旅行先のニューオーリンズで偶然見つけた機械仕掛けの鳥のおもちゃでした。
ウォルトはこのおもちゃに興味を持ち、さっそくエンジニアたちに研究させ、オリジナル版の開発を進めました。
そして第1号として完成したのは、アメリカ人俳優バディ・イブセンのタップダンスをモデルにした「ダンシング・マン」というオーディオアニマトロニクスでした。
後に1964年にアメリカで開催された「ニューヨーク万国博覧会」で、ウォルトはパビリオンとして「イッツ・ア・スモールワールド」と「リンカーン大統領との偉大なひと時」というブースを提供しました。
ここで展示されたオーディオアニマトロニクスは、訪れた人々が「まるでリンカーンが生きているようだ!」と歓声をあげるほどリアルなつくりだったそうです。
万国博覧会終了後、各ブースで展示されたオーディオアニマトロニクスはカリフォルニア・ディズニーランドへ移設されました。
このオーディオアニマトロニクスは現在もカリフォルニアのパーク内で楽しむことができますよ♪
オーディオアニマトロニクス:アトラクションの初導入は1963年
初めてアトラクションにオーディオアニマトロニクスが使われたのは、1963年のカリフォルニア・ディズニーランド。
機械仕掛けの鳥たちが喋ったり歌を歌う人気のアトラクション「魅惑のチキルーム」です。
東京ディズニーランドでも開園当初からある「魅惑のチキルーム」ですが、現在はスティッチが登場する「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」として楽しむことができますよ!
オーディオアニマトロニクス:どのアトラクションで見られる?
ウォルトの遺産でもあるオーディオアニマトロニクスですが、日本ではどのアトラクションで見られるのでしょうか?
以下にリストをまとめてみました。
それぞれのアトラクションでは個性あふれるリアルな人形たちと会うことができますよ♪
美女と野獣のアトラクションのオーディオアニマトロニクスがリアルすぎる!
2020年にディズニーランドにオープンした、「美女と野獣”魔法のものがたり”」のオーディオアニマトロニクスがとってもリアルですごいと話題になりましたね。
映画『美女と野獣』の世界をライドにのって巡っていくのですが、ベルや野獣のオーディオアニマトロニクスはまるで本当に生きているかのよう!
まだアトラクションを体験していない方は一見の価値ありです。
本当にそこに存在しているかのような技術を見に行ってみてくださいね。
・【最新】美女と野獣エリア徹底解説!アトラクション体験レポまとめ!ショップ&レストランについても!
アナ雪のオーディオアニマトロニクスが最新!
2024年に登場したディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングスにある最新アトラクション、「アナとエルサのフローズンファンタジー」にもオーディオアニマトロニクスが使われています。
ボートに乗ってアナ雪の世界を巡りますが、登場するキャラクターたちが生き生きとしていて本当にリアルです。
1番衝撃を受けたのは、凍ってしまったアナが溶けていくシーン。
映画の中のシーンが忠実に再現されていましたよ。
歌とセリフに合わせて一切のズレがなく動く様子はオーディオアニマトロニクスの凄さを改めて感じさせられました。
オーディオアニマトロニクス:レストランにもオーディオアニマトロニクス!?
東京ディズニーランドには世界初となるオーディオアニマトロニクスを使ったレストランがあることをご存知ですか?
それはトゥモローランドにあるピザ屋さん「パン・ギャラクティック・ピザ・ポート」です!
パン・ギャラクティック・ピザ・ポートは、カルツォーネなど宇宙一のピザを提供しているお店。
お店の受付には「全自動ピザ製造機:PZ-5000」によって5,000枚ものピザを焼くトニー店長がいるのですが、実はこのトニー店長もオーディオアニマトロニクスなんです!
お店に立ち寄った際はぜひチェックしてみてくださいね☆
まとめ
今回はウォルトが遺した大遺産「オーディオアニマトロニクス」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ディズニーのアトラクションに乗った際は、繊細な動きが楽しめる人形たちにも注目してみてくださいね!
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