【アニメ版】美女と野獣のあらすじ&ネタバレ!登場キャラクターや歌をまとめて紹介!
1991年公開のディズニー映画『美女と野獣』のあらすじやネタバレを紹介します。不朽の名作として知られるアニメーション版の美女と野獣は、いまもなお世界中で愛されています。2017年には実写版も公開され、再び注目が集まりました。本記事では、アニメ版の映画『美女と野獣』について、あらすじや登場キャラクター、歌についてまとめています。美しい心を持ったベルと、魔法で姿を変えられた野獣の、心温まる愛の物語です。
こんにちは!ちいと申します。
小さいころからディズニーが大好きで、新しい映画が出るたびに観てきました。
特にプリンセスものが大好きで、ディズニープリンセスのDVDボックスは私の宝物!
将来はディズニーランドで結婚式を挙げるのを夢見る23歳です♪
今回は、1991年に公開されたディズニー長編アニメーション『美女と野獣』について紹介します。
美しい心をもったベルが、醜い野獣と出会い、真実の愛を見出していくラブストーリーです。
なお、実写版『美女と野獣』(2017)について知りたい方はこちらへどうぞ!
・美女と野獣:登場人物&キャラクター
- ベル
- モーリス
- 野獣(ビースト)
- ガストン
- ル・フウ
- ルミエール
- コグスワース
- ポット夫人とチップ
・美女と野獣:あらすじ
- 村娘ベル
- 野獣との出会い
- 愛の芽生え
- ガストンの襲撃
- 最後の花びら
・美女と野獣:感想
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
美女と野獣とは
1991年に公開された『美女と野獣』は、フランスの民話を元に制作したディズニーの長編アニメーション作品です。
『美女と野獣』はアニメ史上初となる、アカデミー賞作品賞にノミネート!
「作曲賞」と「歌曲賞」の2つを受賞した、音楽が見どころの作品です。
『リトルマーメイド』でも好評を得た、アシュマンとメンケンのコンビが『美女と野獣』の音楽を担当しました。
「朝の風景」や「美女と野獣」などの名曲を生み出しています。
『美女と野獣』は、美しい心をもったベルが醜い野獣と出会い、真実の愛を見出していくラブストーリーです。
家具や食器に変えられた家来たちがユニークで、キャラクターにも注目の作品です。
2017年にはエマワトソン主演で実写映画化され大ヒット!
その人気に伴い、アニメーション版は不朽の名作として殿堂入りしたと言えます。
美女と野獣:登場人物&キャラクター
映画『美女と野獣』には、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
人気のディズニープリンセス「ベル」に加えて、家具や食器になったキャラクターたちも人気です。
ベル
主人公は、読書が大好きな村娘のベル。
その美しさは村で評判ですが、読書好きのため変わり者だと思われています。
モーリス
ベルの父親。
ベルが幼いときに母親が病死し、以来ベルを大切に育てています。
野獣(ビースト)
お城に住む醜い野獣は、自分勝手な生き方をしていたため魔女に姿を変えられました。
真実の愛を見つけなければ、もとの人間の姿には戻れません。
ガストン
ベルと同じ村に住む、ナルシストのガストン。
ベルに求婚しますが相手にされません。
ル・フウ
ガストンの子分のような存在。
小太りでいつもガストンにこき使われています。
ルミエール
もとは人間で、キャンドルに変えられたルミエール。
野獣に仕え、お世話がかりをしていた家来です。
「Be our guest(ビー・アワー・ゲスト)」という曲が有名。
コグスワース
古い時計に変えられた家来のひとり。
ルミエールらとともに、野獣が真実の愛を見つけられるようベルをもてなします。
ポット夫人とチップ
ポット夫人とチップは母と息子。
チップは本を読んでもらうのが好きな子供で、ポット夫人は愛情深い母親です。
美女と野獣:あらすじ
森の奥にあるお城に、わがままで傲慢な王子が住んでいました。
ある晩、醜い老女が1輪のバラをあげるかわりに1晩泊めてほしいと訪ねてきます。
しかし、王子は老女の醜さを理由にそれを断ります。
老女は「見かけで人を判断すると心の奥底がみえなくなってしまう」と忠告しますが、王子は聞く耳を持たず追い返そうとします。
すると、老女は美しい魔女に変身!
王子は魔女に許しを請いますが、魔女は人を見た目で判断し優しい心を持たない王子と、王子をそのように育てた召使い、お城全体にも呪いをかけたのです。
王子は醜く恐ろしい野獣の姿に、そして召使いたちは家財道具の姿になってしまいました。
魔女はどんな物も映し出す魔法の鏡と、はじめに持ってきた1輪のバラを置いていきます。
そのバラの花びらが全部散るまでに、王子が真実の愛を見つけなければ、呪いを解くことはできません…。
村娘ベル
ある村に、村で1番の美貌を持つベルという娘がいました。
村の人々は、夢見がちで本ばかり読んでいるベルを変わり者だと思っています。
しかし、発明家の父モーリスを支える、優しく頭の良い娘です。
そんなベルと結婚しようとしているのは、村で1番ハンサムで力持ちのガストンです。
ガストンはベルに求婚を試みますが、乱暴さと下品さでベルからは嫌われています。
ここの冒頭で出てくるのが「朝の風景」という歌です。
ベルが登場してからガストンが出てくるまで、この曲だけで物語が進行していきます。
主人公のベルだけでなく、村の人々もメインを歌ったり、ガストンが歌うシーンも出てきたりと、盛りだくさんな内容の歌詞になっています。
ボンジュール!ボンジュール!と、フランスの活気ある朝の様子が描かれます。
ベルは落ちてくる水を交わしたり縄跳びを途中で跳んだりしながら、ずっと本を読み続けます。
村の人々はそんなベルのことを不思議そうに見ていますが、ベルは一切気にしません。
そこで笑えるのが帽子を買っているお客さん。
そのお客さんがどうなるかは実際に観て確かめてみてくださいね!
ベルは自分が読んでいる本について「気づかないのよ。彼が王子様だってことに」と歌います。
英語版を直訳すると「彼女はここで王子に出会うけど、第3章までそれが彼だって彼女にはわからないの」と歌っているのですが、ここの歌詞が物語にとって後から重要になってきます!
野獣との出会い
ある日、ベルの父親のモーリスは発明品を持って発明大会へ出かけるのですが、モーリスが乗っていた愛馬フィリップが1人で戻ってきてしまいました。
ベルは何かがあったに違いないとモーリスを捜しに行き、森の奥にあるお城にたどり着きます。
お城にいるのではないかと考えたベルはお城の中に入り、牢屋に入れられていたモーリスと再会。
モーリスはフィリップとはぐれた後、たどり着いたお城で1晩泊めてもらおうとしたのですが、お城の主が怒り、捕まえられてしまっていたのです。
ベルはモーリスの身代わりになることを申し出、お城の中で暮らすことになります。
そこで初めて主が姿を現すのですが、ベルは主の顔を見て思わず顔をそむけます。
お城の主は、呪いで変身させられた、醜い野獣だったのです。
モーリスと別れの言葉を交わすこともできず、恐ろしい野獣と暮らさなければならなくなった失意のベル。
しかし、ポットに変えられたメイドのポット夫人とその息子のチップ、ろうそくに変えられた給仕係のルミエール、時計に変えられた執事のコグスワースら召使いが彼女をもてなし慰めます。
召使いたちによるディナーで歌われる「Be our guest(1人ぼっちの晩餐会)」は圧巻で、ベルはお城での生活を楽しもうと思い始めるきっかけになりました。
野ディナーが終わりベルはコグスワースにお城の中の案内をしてもらうのですが、彼女は野獣から決して入ってはいけないと言われていた部屋に入ってしまうのです。
部屋の奥にあるガラスケースに入ったとてもきれいなバラの花にベルは魅了されます。
ガラスをとってバラをよく見ようとしたところに野獣がやってきて、部屋に入ったことを怒り、暴れて怒鳴り散らします。
どの部屋が入っていけないのかもわからず、野獣がそこまで怒る理由もわからないまま、ただ乱暴に怒鳴られたベルは一目散にお城から逃げ出してしまいました。
しかし、逃げ出したのはいいものの、ベルは森でオオカミの群れに囲まれてしまいます。
懸命に戦いますが、ベル1人などオオカミの相手にもなりません。
もはやこれまでかと思ったその時、ベルは何者かに助けられます。
顔を上げると、そこにいたのは野獣だったのです!
野獣はオオカミにかまれてけがを負いながらも戦い、懸命にベルを助けます。
オオカミから逃れられたベルはそのまま村へと1度は帰ろうとしますが、やはり野獣を放っておくことができず、野獣を背負って一緒にお城まで帰ることに…。
お城に帰るとベルは野獣の手当てをし、感謝の気持ちを伝えます。
それは、2人が交わした初めての優しい言葉でした。
愛の芽生え
オオカミに襲われた事件をきっかけに、ベルは野獣の優しさに気付き始めます。
ベルが野獣におびえずに接するようになると、野獣もベルに対して思いやりをもって接するように…。
ある雪の日、2人が庭で遊ぶシーンで歌われるのが「愛の芽生え」。
ベルと野獣がお互い、相手に対する思いに気付き始めたことを歌った歌です。
この曲でベルが歌った歌詞を直訳すると「もちろん彼は王子様なんかじゃないけれど、私にはわからない何かがあるの。」と歌っています。
「愛の芽生え」は「朝の風景」と同じメロディを使っているのですが、「朝の風景」のときに読んでいた本と今の自分の状況を重ね合わせているような歌詞になっています。
同じ歌が使われることによってその歌詞が物語の伏線をたどれるようになっています。
心を通わせ始めたベルと野獣は、2人だけの舞踏会を開きます。
食事をしてダンスをして…とても素敵な時間を過ごすのですが、ベルは父モーリスのことを想い、うかない表情を見せます。
野獣はベルを気遣い、魔女からもらった鏡でモーリスの様子を見せます。
しかし、鏡に写ったのは咳込んで具合の悪そうなモーリスの姿でした。
ベルは余計にモーリスのことが心配になり、いても立ってもいられなくなってしまいます。
ベルに想いを寄せる野獣は、ベルがいなければ呪いを解くことはできないにも関わらず、魔法の鏡を持たせてベルをお城から解放することにするのです。
ガストンの襲撃
ベルがお城にいる間モーリスは、ガストンや村の人々に野獣の存在を知らせ、ベルを助けようとしていたのですが、頭がおかしいと全く相手にされずにいました。
ガストンは、野獣がいると主張するモーリスが狂言を吐いているのだと精神病院に送り込み、モーリスを助けるためには自分とベルの結婚が必要だとベルを脅して結婚しようと企みます。
村に戻ったベルは、モーリスが本当のことを言っていることを証明するために、魔法の鏡に野獣の姿を写して皆に見せます。
おびえる村の人々に見た目は恐ろしいが中身は優しいことを訴えるベルでしたが、ベルの様子を見たガストンはベルの野獣への想いに感づきます。
そして、ベルが想いを寄せる野獣を殺すために、ガストンは「子供を食べる悪い野獣をやっつけよう!」と大勢の村人をたきつけて城を襲撃しに向かうのです。
一方、お城に残った野獣は、ベルを失った悲しみからふさぎこんでいました。
ガストンたちの夜襲にも心ここにあらずの状態で部屋にこもったまま。
このままではお城が危ない!と、主を見かねた召使いたちは村の人々を撃退します。
ガストンは村の人々が召使いたちにやられるのを尻目に1人野獣を捜しに向かいます。
ガストンは野獣を見つけ戦おうとしますが、それでも野獣はうなだれたまま動こうとしません。
一方的に襲われても野獣は動こうとせず、とうとうバルコニーまで追い詰められてしまい…。
ガストンが野獣にとどめをさそうとしたその時、ベルがようやくお城にたどり着き叫びます。
ベルの声で生気を取り戻した野獣は、ようやく反撃し始めたのです。
今度は野獣がガストンをバルコニーまで追い詰め落とそうとしますが、命乞いをされ、命を奪うことまでは…と思いとどまり、お城から出ていくように伝えます。
ベルと再会を果たした直後、背後からガストンに襲われ、その拍子でガストンと野獣はバランスをくずし、ガストンは谷底へ落ちていきます。
野獣はベルにつかまれて落ちることはまぬがれましたが、後ろからさされた傷により瀕死の状態になってしまいました。
息絶え絶えになりながらもベルに愛の言葉を伝え、別れを告げた野獣はついに事切れてしまいます。
ベルは野獣の亡骸にすがり泣きながら野獣に愛の告白をするのでした。
最後の花びら
みなが悲しみに暮れる中、魔女が置いていったバラの最後の1枚がはらりと散ってしまいました。
するとその瞬間、空から光が降り注ぎ、お城が光に包まれ呪いが解け始めたのです!
野獣も元の人間の姿に戻りベルの前に現れます。
ベルと野獣の愛の告白が呪いを解いたのです!
ベルは人間になってしまった野獣を不思議そうに見つめますが、王子の目が野獣と同じものだとわかり、彼が野獣だと気づきます。
愛し合う2人は皆に祝福され、いつまでも幸せに暮らすのでした。
美女と野獣:感想
筆者がディズニー映画で1番好きなのがこの美女と野獣です。
まず、主人公のベルが他のどのプリンセスよりもとても魅力的!
周りから何を言われようとも気にも留めず、大好きな本を読み、発明家のお父さんを信じ応援しています。
ベルの魅力は、「信じる力を持っていること」と「自分で考えて行動できるところ」です。
魅力的なのはベルだけではありません。
自分大好きな悪役ガストンに、ガストンの金魚のしっぽみたいだけどどこか憎めないル・フウ。
給仕係のろうそくルミエールや執事の時計コグスワースなど、挙げればきりがないほど個性豊かなキャラクターがたくさんでてきます。
そして、アカデミー賞で作曲賞、歌曲賞も受賞した素晴らしい音楽の数々。
有名な「美女と野獣」ももちろんですが、私が1番好きなのは「朝の風景」です。
町の人々がただのコーラスではなくて、日常会話だったり登場人物の噂話だったりとそこにもストーリーがあって、ベルの人物像や町の人々との関係が楽しく表現されています。
あっと驚くような展開ではないのですが、ベルと野獣がだんだん心を交わしていくところが丁寧に描かれていて、感動間違いなしの作品です。
まとめ
美女と野獣はミュージカル色の強い作品のため、歌が物語に効果的に関わっています。
サウンドトラックを聞きながら思いを巡らせてみたり、実際に美女と野獣を観ながら同じ曲を探してみたり♪
物語の中に出てくる曲ではなく、曲の中に表現されたストーリーや伏線をたどってみるのも面白いかもしれないですね。
美女と野獣の完全版にしか出てこない「人間になりたい」もおすすめの歌なのでぜひお忘れなく!
ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
Disney+(ディズニープラス)なら、月額990円(税込)でディズニー映画が見放題!
・Disney+(ディズニープラス)年間プランはこちら (15%オフ)
ディズニーの歴代映画はもちろん、「ピクサー作品」や「スターウォーズシリーズ」、「マーベルシリーズ」まで16,000作品以上が見放題!
▼配信作品や利用可能なデバイスなどまとめ!
・【決定版】Disney+(ディズニープラス)まとめ!こんな人におすすめ!配信作品・入会方法も
▼気になる支払い方法は?
・ディズニープラス支払い方法まとめ!支払方法変更についても!
▼ドコモユーザなら更にお得に!?特典まとめ
・【ディズニープラス】ドコモから入会する方法やメリットを徹底解説!お得な無料期間やディズニーDXのキャンペーンも!
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |